映画『私の中のあなた』の口コミ・レビュー

私の中のあなた

[ワタシノナカノアナタ]
MY SISTER'S KEEPER
2009年上映時間:109分
平均点:7.09 / 10(Review 93人) (点数分布表示)
公開開始日(2009-10-09)
ドラマ法廷もの小説の映画化
新規登録(2009-08-31)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2021-02-12)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督ニック・カサヴェテス
キャストキャメロン・ディアス(女優)サラ・フィッツジェラルド
アビゲイル・ブレスリン(女優)アナ・フィッツジェラルド
ソフィア・ヴァジリーヴァ(女優)ケイト・フィッツジェラルド
アレック・ボールドウィン(男優)キャンベル・アレクサンダー
ジェイソン・パトリック(男優)ブライアン・フィッツジェラルド
ジョーン・キューザック(女優)デ・サルボ判事
トーマス・デッカー(男優)テイラー・アンブローズ
エミリー・デシャネル(女優)ファーカッド医師
デイヴィッド・ソーントン〔男優・1953年生〕(男優)チャンス医師
エリザベス・デイリー(女優)スーザン看護士
リン・シェイ(女優)アデル看護士
マーク・ジョンソン(男優)パーヴィス叔父
ヘザー・ウォールクィスト(女優)ケリーおばさん
ブレナン・ベイリー(男優)
朴璐美サラ・フィッツジェラルド(日本語吹き替え版)
宇山玲加アナ・フィッツジェラルド(日本語吹き替え版)
浅野真澄ケイト・フィッツジェラルド(日本語吹き替え版)
てらそままさきブライアン・フィッツジェラルド(日本語吹き替え版)
唐沢潤デ・サルボ判事(日本語吹き替え版)
脚本ジェレミー・レヴェン
ニック・カサヴェテス
音楽アーロン・ジグマン
撮影キャレブ・デシャネル
製作マーク・ジョンソン
スティーヴン・ファースト
製作総指揮トビー・エメリッヒ
美術ジョン・ハットマン(プロダクション・デザイン)
衣装シェイ・カンリフ
編集アラン・ヘイム
スタントコンラッド・E・パルミサーノ
パット・ロマノ(スタント装着)
あらすじ
白血病である姉のケイトのために自分の体がこれ以上傷つけられることを拒否したいと、アナは弁護士のもとを訪れる。彼女は、自分の両親を訴える訴訟を起こすことになるのだが・・。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

93.犬が可愛かった。
くまさんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 10点(2010-09-11 21:27:14)
92.ネタバレ 最初から負け戦でした。それでもキャメロンママは戦いをやめない。それに対して父親は静かに娘を見守っている。非常に対照的な両親でしたが、娘に対する愛情はお互い不変でした。父の言い分が正しいのか、母の考えは間違っているのか、裁判は娘が勝つのか、母が負けるのか、誰が悪いのか、そんな単純なことを考える余地がないほどに、奥深い作品に仕上がっている。娘がお母さんにむかって、「もういいかげんに私を死なせてほしい!」と心の底で叫んでいることが1つのポイントになっている。それに気がつかないキャメロンママは、娘の気持ちに鈍感な愚かな母親なのかもしれない。こんなに痛々しい母親、見た事がない。娘を愛し、家族を愛しているのに、かえって娘を残酷な目にあわせ、家族をバラバラにして、それでも戦わずにはいられない─。そんな罪深い母親を、最後に娘は「愛している」といって抱きしめる─。不覚にも涙でスクリーンが見えなくなった。私はこんな母親、大好きだ。「希望を持つ」ということは、じつは失望と紙一重なんです。希望を持たなければ失望などしなくてもすむからです。キャメロンママの行動は、多くの愛する人を傷つけた─。しかし誰よりも苦しんでいたのは彼女でした。なぜなら彼女1人だけが希望を持ち続けていた、だから数え切れない失望を味わってきた。それに対して「あきらめる」ってすごく心がラクになるんです。娘の死を「受け入れる」ことと、「あきらめる」ことの違いについて分かりますか?私にはまだ分かりません。おそらくキャメロンママも分からなかったに違いない。しかし1つ分かったことがある。家族とは喜びよりもむしろ悲しみを共有しあって生きていくことなんだと。介助犬と勝率91パーセントの弁護士にも拍手。この映画は100パーセントでした。
花守湖さん [映画館(字幕)] 10点(2009-10-17 01:37:32)
👍 6
91.わざわざ映画館で観てよかった。独りだったから、周りを気にせず泣けました。
チェックメイト・キングIIさん [映画館(字幕)] 10点(2009-10-11 01:02:36)
90.ネタバレ こんなに涙がこぼれたのは、いつ以来だろう。
白血病の姉、彼女を支えた一人テイラー。この二人を作り上げた全ての人に感謝の意を。
そして、一日退院を実現させた主治医にも。
 
アルバムを母親にプレゼントするシーンは、それまでにあったアルバムのシーンともあいまって、素晴らしシーンになったと思います。
 
この作品を伝えきることのできない語彙の少なさをお詫び申し上げます。
 
テイラーを演じたトーマス・デッカー、ターミネーター・サラ・コナー・クロニクルの彼でした。彼の視線を使った演じ方、いぃなぁ。
エミリー・デシャネル、ボーンズで好きになりましたが、知的女性を演じるのが似合ってるなぁ。
蛇足でしたが。
hyamさん [映画館(字幕)] 10点(2009-10-09 16:37:56)
89.試写会で見ました。試写会が当たったのは私が母親世代だからだと思いますし、実際妹アナ程の子がいますので、主催者の思うつぼだったわけですが。それでも不覚ながら鑑賞中涙が止まらない状況に陥ってしまったのは久しぶりでした。ちょっと冷血な原題とは裏腹に、邦題の「私」と「あなた」は姉のケイトだったり妹のアナだったり、父母兄だったり…、誰が主役でも良いくらい、群像劇のようなバランス、素晴らしいです。特にビーチのシーン、そして最期のアルバムのシーンはヤバイです。号泣、です。
ちゃかさん [試写会(字幕)] 10点(2009-09-30 22:14:22)
88.これだけ多くのテーマを詰め込んで、キチンとまとめあげた作品は少ないと
思います。アメリカ文化の大傑作と言いたいと思います。重たくなりそうな
内容を明るく仕上げた所も上手いです。度々観返していきたいです。
glxynt2さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2015-08-22 00:47:25)
87.ネタバレ 全員善人の話は好みじゃないのだけど、近年、泣ける映画は少ないので、許せます。ケイトが幸せそうにしている場面になると、涙がドバーっとあふれてかないませんでした。すごい眼精疲労だったのですが、この映画を観て涙が大量に出たことで目の疲れがとれました。
たぬき野郎さん [ブルーレイ(吹替)] 9点(2014-09-27 22:08:21)
😂 1
86.とても感動しました。最初、見たときは憎み憎まれるような愛憎ドラマ化と思ったけど、
実際見ると大変思いやりを感じた。家族に突然の不幸が訪れたとき自分ならと考えさせられる内容。登場人物には悪人はいません。とてもよかったと思います。
さん [地上波(吹替)] 9点(2012-07-04 16:50:40)
85.ネタバレ それぞれの家族が家族思いで皆が皆を思いやる。誰が悪いとかでなくそんな思いがとても痛くて泣けてきました。
とまさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-11-13 17:54:40)
84.難病を扱った作品は近年の邦画でもよくみられますが、どれも難病というテーマをただの泣かせる要素として使っているのがほとんど。
ですがこの作品は違いました。
難病を通して家族をしっかりと描いています。
とても重いテーマではありますが、家族のあり方について考えさせられました。

意外にも、母親役のキャメロンがはまり役で、キャメロンの新しい一面を観れたのも良かった。
抹茶御膳さん [DVD(字幕)] 9点(2010-12-02 20:16:24)
スポンサーリンク
83.ネタバレ 近年で一番泣ける映画。後で考えると、導入部分も素晴らしい。
コショリンさん [DVD(字幕)] 9点(2010-11-27 16:51:27)
82.この物語に登場する生と死はとても特殊なケースで、世の中の多くの人には関係のない話かも知れないけど、この物語に登場する生と死に関するいくつかの名言は、世の中の多くの人に投げ掛けられたメッセージだったように感じる。
悪人らしき人は一切登場しないのにここまで対立してしまうのは、この問題がとても難しくて答えの出ない問題だからなんだろうけど、自分がどうしてこの世に生まれてきたのかという素朴な疑問には答えが出たようで良かったと思う。
その答えに関しては僕も納得したようで、本編中はどうしても止められなかった涙がいつの間にか止まっていました。
ただ悲しいだけの物語じゃなくて、少し救われたような気のするラストシーンに安らぎを感じました。
もとやさん [DVD(吹替)] 9点(2010-05-25 13:00:18)
👍 1
81.ネタバレ キャメロンの「インハーシューズ」での、イメージ脱却にはびっくりしましたが、今回のこの作品でも、母親役、ピッタリはまってました。
  病気がらみのストーリーは苦手ではありますが、観てしまいました。結果、とっても良かった。姉を助けるために生を受けた妹。彼女はそれを拒むことなく、純粋に自分の役目をとらえ、なおかつ大好きな姉のためを想い、なんどもその小さな体に針を入れられてきたのだ。しかし、姉がそれに耐えられなかった。なおかつ、自分のために人生を棒に振り、戦ってくれている母に対しても申し訳なく思っていた。治る見込みもないのは自分でもわかるのに、辛い治療を強いられる。しかし、それは母親の愛情表現だったから直接拒むことができなかった。娘を思うがゆえに、助けてあげようと必死になり、娘自身の感情をも感じられていなかった母親。妻も娘も大事で、冷静に見守ろうとする父親。助けになりたいのに、自分は直接かかわってあげられない兄。それぞれの登場人物の気持ちをゆったりと、しっかりと表現してくれていたと思う。時系列がバラバラなのに、しっかりまとめられていた映画だった気がする。
リノさん [DVD(字幕)] 9点(2010-05-02 17:54:53)
👍 1
80.ネタバレ よく見かける難病ものだが、その中では群を抜いたストーリーで引きつけてくる。

難病の姉、ドナーとして作られた妹、姉を守るべく戦う母、冷静にしかし暖かく見守る父、それぞれの心の葛藤が上手く描かれている。
最初はドナーから逃れるための訴えのように見えながら・・・というのは、ぶっちゃけ姉の描写を見ている限り恐らくこういう展開では、と予想していたのに見事その通りだったのでそこまでの衝撃はなかったが、しかしなかなかいい展開だと思った。
θさん [DVD(字幕)] 9点(2010-04-30 00:27:44)
79.取り扱っているテーマ、役者陣の体当たりの演技、安易に「おもしろい・おもしろくない」といった表現は使いたくない。昨年「おくりびと」を見た時にも感じたが、これは見るべき映画だと思います。
tonaoさん [映画館(字幕)] 9点(2009-10-16 21:42:29)
78.ネタバレ 「姉妹間でのドナー関係」「娘から親に対する訴訟」という設定に寄りかかることなく、各登場人物の内面をきちんと掘り下げた秀作。何よりも優れているのは、主人公をはじめとする各登場人物の「意志」の力に焦点を当て、またそれを讃美していること。ドナー関係を続けるのか、止めるのか、実はそれ自体はどちらでもよいこと(どちらでも正解)であり、大事なことは、それぞれの意志、決断、そして、姉が妹にとって大切で重要な人物であるというこの一事なのである。演技面では、キャメロン・ディアスは、いつものお馬鹿コメディとは正反対の役柄にきちんと向き合っている。彼女はこれからもこういうシリアスな作品に挑んでほしいと思う。アビゲイル・ブレスリンは、役作りと存在感はかなりのものがあるが、表情の柔らかさがもう少し欲しい。あと、ジョーン・キューザック姐御の場面引締力が凄まじい。目の動き一つで全部を表現している。
Oliasさん [映画館(字幕)] 9点(2009-10-12 14:53:21)
👍 1
77.ネタバレ 母親に諦めさせるための妹の芝居。
私だってチアリーダーやったり人生を楽しみたい。
そんな理由、お母さんが信じるかな、うまくいくか心配、という妹のアナに、姉のケイトが優しく語りかける。
大丈夫、本当のことだから。
このシーンのケイトの表情のなんと柔らかいことか。
妹への感謝、だろうか。姉としての優しさだろうか。
心に刻まれるセリフと表情だった。
それがケイトが亡くなった後の家族の在り方につながっていく。
姉を救えなかったのが問題じゃない。
大事なのは、私には素晴らしい姉がいたということ。
生者にできるのは、そう考えることだけなのかもしれない。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 8点(2021-07-24 00:20:17)
76.ネタバレ  『感動』とか、そーゆー端的な単語では表現できないドラマ。
 ばっちばちの法廷劇ではありません。裁判は、この映画の舞台装置の一つにすぎないようです。
 死を受け入れた姉。姉の死を受け入れることができない家族。そんな家族のために、姉は自分との別れを家族が受け入れられるように一計を案じる。それが真相。
 ただ真相を知ってビックリ、とか、そーゆーことでもありません。アナがケイトに電話するシーンで、ごくごく自然に、私達が真実に気付かされるような展開。
 だからこれは、死の病に冒された姉と、その家族の、ありふれた人間ドラマなのだと思います。だから人の心を打つのだと思います。
 『それは間違っている』『それは正しい』ということを論じるような映画ではないのでしょう。
 姉の延命のため、妹を作った母。幼き頃から、姉のため幾度となく注射や手術を受けてきた妹。
 この映画が素晴らしいのは、そんな母をただのモンスターにしなかったこと。妹をただの被害者にしなかったこと。母と妹が、心の一番深い部分で、姉を助けたいという思いを共有しているところが大事なんだと思います。
 母と妹だけでなく、弟も父も、家族みんなが仲良し。そんな家族がいてくれて、テイラーとも出会えたケイトは、そんな自分の人生が凄く幸せだと満足できたからこそ、最後の決断ができたのでしょう。
 ケイトにとって、病の苦しさから解放されること、そして自分のために家族が精神的な苦しさから解放されることは、最高の幸せだったのではないでしょうか。
 ラストで、『私の人生のすべて』と言いながら、母にアルバムを渡すシーン。そこでケイトが話すサマースクールのバスのエピソード。『私はまた同じ席で母を見ている』は、映画史に残る感動の名台詞だと思います。
 キャストは全員パーフェクトだったと思います。キャストがキャストであることを忘れてしまうほど。それぞれの思いや葛藤を静かに、でも雄弁に表現していたと思います。
 そしてこの監督が作るこの映画の空気。深刻で重いテーマを扱いながらも、なぜか温かい気持ちになれるように、生きていることが嬉しいと満足感を得られるように、そうしてくれたことに、監督の優しさを感じます。
たきたてさん [DVD(字幕)] 8点(2018-06-26 13:21:59)
👍 1
75.ネタバレ 姉を救うためのドナーとしてこの世に生を受けた妹が、法や人間の力を信じて必死にがんばる母親に対して問題を突きつけるという映画…。母親はアメリカそのものなのか…。初めは、訴訟社会のアメリカなら在っても不思議ではないストーリーだが…と訝しく思いながら観ていた。けどとんでもない。最後はすべてのことが納得できる。というより何一つ余すところなく、深く大きな結論に、観る者をも巻き込んで到達する。
妹が最後に一人で語る次の言葉。「なぜケイトは死に、私たちは残ったのか。その答えはない。死は死、誰にも理解できない。私は姉を救うために生まれたが救えなかった。だがそのことは重要なことではない。重要なのは私にすばらしい姉がいたということ、いつかきっとまた会えるということ…」。死んでいったケイトに自分たちがいっしょに一つになって繋がっていることに気づく。
世に終末医療の問題といわれるものが、深く解けない問題をわたしたちに突きつけているのだということを、改めて考えさせてくれる好い映画だった。それにしても、この「シネマレヴュー」ってありがたいですよね。あらかじめ高得点の映画だけを録画予約できるから…。

さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-10 20:24:35)
74.ネタバレ シーンシーンが美しく、切なく、哀しい映画。決してお涙頂戴的な感じもない。ある意味尊厳死というとてつもない大きく難しい問題を、白血病の少女にあてはめるて、きっちり作品に仕上げているところは感服する。いい映画だ。ベッドで少女がお母さんに送るために作ったアルバムをめくるシーンは涙で霞んで見えなかったよ。つかの間でも恋が出来て良かった。キャメロン・ディアスも好演だと思う。お父さんの目が優しいのも救われる。
久々にいい映画に出会えたと思う。
カボキさん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-07 02:05:17)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 93人
平均点数 7.09点
000.00%
111.08%
211.08%
300.00%
422.15%
599.68%
61313.98%
73234.41%
81920.43%
91111.83%
1055.38%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 4.42点 Review7人
2 ストーリー評価 7.00点 Review9人
3 鑑賞後の後味 7.25点 Review8人
4 音楽評価 6.16点 Review6人
5 感泣評価 7.72点 Review11人

■ ヘルプ