映画『マイレージ、マイライフ』の口コミ・レビュー

マイレージ、マイライフ

[マイレージマイライフ]
Up in the Air
2009年上映時間:109分
平均点:6.70 / 10(Review 89人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-03-20)
ドラマコメディ小説の映画化
新規登録(2009-12-01)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【イニシャルK】さん
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監督ジェイソン・ライトマン
キャストジョージ・クルーニー(男優)ライアン・ビンガム
ヴェラ・ファーミガ(女優)アレックス・ゴーラン
アナ・ケンドリック(女優)ナタリー・キーナー
ジェイソン・ベイトマン(男優)解雇通告会社経営 クレイグ・グレゴリー
メラニー・リンスキー(女優)ライアンの妹 ジュリー・ビンガム
J・K・シモンズ(男優)ボブ
サム・エリオット(男優)フィンチ機長
ダニー・マクブライド〔男優〕(男優)ジュリーの結婚相手 ジム・ミラー
ザック・ガリフィナーキス(男優)スティーヴ
小山力也ライアン・ビンガム(日本語吹き替え版)
深見梨加アレックス・ゴーラン(日本語吹き替え版)
嶋村侑ナタリー・キーナー(日本語吹き替え版)
土師孝也ボブ(日本語吹き替え版)
佐々木勝彦フィンチ機長(日本語吹き替え版)
根本泰彦解雇通告会社経営 クレイグ・グレゴリー(日本語吹き替え版)
脚本ジェイソン・ライトマン
シェルドン・ターナー
音楽ロルフ・ケント
ランドール・ポスター(音楽スーパーバイザー)
撮影エリック・スティールバーグ
製作アイヴァン・ライトマン
ジェイソン・ライトマン
ジェフリー・クリフォード〔製作〕
パラマウント・ピクチャーズ
ドリームワークス
製作総指揮ジョー・メジャック
テッド・グリフィン
配給パラマウント・ジャパン
美術アンドリュー・マックス・カーン
衣装ダニー・グリッカー
編集デイナ・E・グローバーマン
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💬口コミ一覧

89.ネタバレ よくできた中高年自分探しロードムービーである。自由には孤独があり、安定には束縛がある。どちらが良いかに答えはない。この作品も答えの提示はしていない。これは年を取り物事に分別がつくほど考えさせられる問題であり、今の生活に満足しているのか?と己の生き方を肯定したり、否定したりする。好対照な女性2人+自分の姉妹を通じて揺れ動く中高年の姿をジョージ・クルーニーが好演。打算的に男を追いかけて田舎街で就職する妥協を許さない青臭いナタリー、他方家庭に不満を持ち(旦那の稼ぎが悪いか無職?で、高齢で体力なし?)出張先で不倫する中年女のアレックス。この諦めたワリキリ中年女には迷いはなく、逃避してるだけ。そして姉は別居中という中年女は不幸という扱いになっている。妹の相手の男はマイホームがアメリカンドリームであり、旅にも行けないこれまたジョージ・クルーニーとは対照的な男。男が安定と引き換えに自由を失うことを恐れてマリッジブルーに陥るのは中々リアルだが、結構簡単に説得されてしまう。この辺で「やはり家族が大事!」みたいな展開になる事を懸念し、ジョージ・クルーニーが仕事投げ出してアレックスに走った時にはオイオイお前はナタリーかよ?と思ったが、アレックスの現実で結婚の負の部分をしっかりと見せつける。女優2人も好演しており、中盤以降ナタリーの出番がなくなり、人物の掘り下げが弱かった(こっちの自分探しも見たかった)のが残念であるが、若さ溢れる演技は印象に残る(ちなみに失業で自殺するのは圧倒的に男が多く、作中では女性が自殺したという設定になっているのは何故だろう。ここでも中年女を不幸扱いしたかったのだろうか?また、ジョージ・クルーニーも保身の為に自殺の兆候はなかったとウソを付くというサラリーマン的狡さもある。推薦文はその贖罪なのかもしれない。)。
失業の危機や家族の崩壊のリスクを考えると、この世に安定などあるはずもなく、失業の不安は家族が支えになるというのも幻想なのかもしれない。だからと言って自由を求めて孤独を貫くのも寂しくて、シンドイ部分もある。人生の永遠の課題である。両者のバランスの取り方はどうするのか?仕事・結婚・子供・家等々、無数の選択肢がある。それでも人生の行き先を選択していかなければならない。空港の巨大な行き先案内板を前にして呆然と立ちつくすジョージ・クルーニーのラストの姿がそれを表している。(結局サラリーマン続けるのかな?それも自由じゃないと思うが、奴隷の気楽さもあるだろうし?)
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2015-07-14 11:29:54)
88.ネタバレ これは面白かった。主人公に共感できるところが多くあり、身につまされるというか。。。映画の評価って、そういうところが大きいよね。

主人公の生き方。孤独を愛し、同時に人を愛する。矛盾しているように感じるかもしれないけど、生活という拘束、結婚という制度を否定すれば、それは達成可能である。マイレージ(1000万マイル!)を生き甲斐とする考えは、ある意味で意地のようなもの。確かにアメリカの航空会社のマイレージって有効期限もなく、格付けによる利便性が高いので、それを自らのステータス、生活スタイルの象徴としてしまう心情も分からなくはない。但し、彼自身もそのこと、それが意地にすぎないことは分かっていて、だからこそ、最後にそれをあっさり否定してみせる。

アフリカを舞台にした30年前のレッドフォードとメリル・ストリープの映画を思い出した。人は恋愛によって変わる。恋愛はこれまで貫いてきた彼の「自由」な生活、孤独という名の自己愛と自然愛を脅かし、献身は自己の不安を呼び起こすが、それでも彼、彼女は否応なく惹かれ合う。彼らは、「恋愛」を知っている。故に、それに纏わる喜びや哀しみを繰り返し受け入れられる余地を持っている。いつでも、いつまでも。。。それなのに、何故、結婚しようとする? 人の重荷まで一緒に受け入れる必要がある?

結婚を否定する考えは反社会的、反倫理的で間違っている、という意見は正しい。なぜなら、人は老いる。結婚こそは人を老いの恐怖から救う制度、短い生涯を有効に生きる、人類社会の英知でもあるから。レッドフォードは若くして都合よく人生を終えてしまうけど、本作の主人公の人生は、これからもずっと続く。

現代的な現実としても考えさせられるけど、それ以上に胸にぐっとくるものがあった。それがいいのか、悪いのか、境遇が近いと、感想も書きづらいなぁ。人生万歳。。。
onomichiさん [DVD(字幕)] 9点(2012-07-02 22:34:45)
87.熟女好きの私としては、アレックスが どストライクである。
くまさんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 9点(2010-09-05 12:08:27)
😂 1
86.ネタバレ うーん、今年上半期No.1なんですよね…
ジョージクルーニー、良かった。
いつもどうり つかERの頃からあまり変わらないんですが
キャラがバシッと合っており。
あと 共感というか感情移入が半端なく
鑑賞中ほぼ8割程ずっと大粒のこぼれ落ちる涙が止まらなくてですね。
感動して とか 哀しくて 流れる涙とは違う涙が。
表現し難いんですが、自分の居場所、いても良い場所。の 有無。
あと、バシッと言い当てられるシーンは厳しかったです。

ベラファーミガが子供好きな男 って台詞で まあ何となくどっちかだろうと思ったので
本気の恋は勿論悲しい終わりを迎えるだろうことはわかってたんで
そこはまあありがちでサラッとながせたんですが。

結構引きずりましたが観て良かったです。
Peccoさん [映画館(字幕)] 9点(2010-07-12 00:59:48)
85.ネタバレ 会社はリストラ宣告で荒稼ぎ。全米を飛び回り、モチベーションのプロとして講演までこなす一流のビジネス・パーソンが主人公という、まさしくサメがうようよするような弱肉強食の世界と、誰もが羨むような、スマートな勝ち組の人々(ちょっと汚れ仕事というのがまたいい)を描いているわけだが、どちらかと言うと静謐で、ヒューマニズム溢れるハートウォーミング・ムービーに仕上がっていると思いきや、ありがちなハッピーエンドを軽くくつがえし、あのラスト。なかなか一筋縄ではいかない監督らしい。「JUNO」は未見だが。主人公は元の黙阿弥か?いやいや。人間というのは、様々な経験をして少しずつ変わっていくわけで、いきなり180度変われるなんてのは、まさに映画くらいなものなのである。それに人生というのは、人間関係も仕事もそんなに自由に選べるわけではない。そう、やっぱり自分についても、いろいろと考えさせられる、というか身につまされるものがあるわけだ。クルーニー様とは、大分レベルが違うが。彼のようにカッコ良くて金があれば、別に家庭とかいらないんじゃないの、とも思うのだが。ナタリーちゃんの顎の肉が少し気になる。あれも監督の趣味か。
わいえすさん [映画館(字幕)] 9点(2010-05-16 22:57:42)
84.ネタバレ 着地と引き換えに、以前欲しかったものを手にする、人生の皮肉。すぐまた別のトランジットで離陸する、機長の、人生のホロ苦さがじんわり沁みました。キチンとパッキングされたコンパクトなスーツケースで各地を飛び回る主人公と、ポートレイトの写真が旅する妹夫婦の対比が、非常に効果的でした。また飛行場の歴史を述べ、いかにここが凄いかを述べるジョージに対し、でも背景的につまんないと言うアナが、何というか男性と女性の違いが出てて面白かったです。リストラについてコメントしていた人達は、本当にリストラされた人なのかな、と思ったり。しかしジョージ・クルーニーもさることながら、女優2人もすごく佳かったし、ギターに彩られた音楽も素晴らしかったです。Elliott Smithは反則でしょう。
泳ぐたい焼きさん [映画館(字幕)] 9点(2010-04-29 15:17:02)
83.本作はコメディ扱いされているようですが、コメディではなく主人公の成長のヒューマンドラマですね。ジョージ・クルーニーはいつも同様安定した演技をしていますし、共演の二人の女性、ヴェラ・ファーミガとアナ・ケンドリックも良い味を出していました。性格もルックスも完璧に思われるクルーニーが演じる主人公が人生に悩む姿が良かったです。
みるちゃんさん [DVD(字幕なし「原語」)] 8点(2022-11-09 04:28:05)
82.ネタバレ スーツケースに見事に荷造りしていく几帳面さが美しい。
老人は身につける物が多くて余生を無駄にする、とはライアンのセリフだけど、アレックスとの関係を通して、その「荷物」をバックパックに詰めることを決断する。ステータスとは無縁の人生の荷物。
ライアンが飛行機に飛び乗るシーンで、アレックスが既婚者だったら悲劇だよなあと思ったら、予想通りの展開。
50近くなると、恋愛は簡単にはできない。
あんな男前なのに、相手が既婚者かもって思わないなんて、いったいどんな恋愛してきたんだよって話。
結局女性にとっても都合のいい相手としか思われてなかった。
人生で幸せだと思う瞬間は、一人ではなく、誰かと一緒にいる時に訪れる。
そんなセリフも胸に刺さる映画だった。
ハッピーエンドじゃなかったのは残念だけど、それが現実かも。
roadster316さん [DVD(字幕)] 8点(2018-12-28 10:32:18)
👍 1
81.ネタバレ アメリカ中を飛び回り解雇通告をする仕事のジョージ・クルーニー。一見独身貴族を謳歌しているように見えますが、ところがどっこい…。後半足を踏み入れてはいけないところへ踏み入れてしまって。人生って、結婚って何かを考えされられます。
ゆっきーさん [DVD(字幕)] 8点(2018-05-06 09:19:15)
80.マイレージに限らず人はステータスを求めたがるものだと思います。共感かつ色々考えさせる場面満載のとても面白い映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-09-30 20:34:46)
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79.ネタバレ 熟練の首切り職人の主人公の周辺に、対照的な女性二人を配置するという設定の時点で、いかにも観念的で説明的な描写に陥りそうな雰囲気が漂っているのだが、意外にも巧くまとまっていた。随所で徹底して空港シーンを入れ込むこだわりぶりと、首切りの会話を手を抜かずにいろんなパターンで展開する丁寧さが、作品の腰を強めている。最後に「やっぱり家族が大切だよね」に集約していくのは非常に安直という気がしないでもないが、女性二人との関係をあっけなく終わらせる皮肉ぶりが、作品を陳腐に落とす手前で救っている。余談だが、ここぞというところで懐かしのヤングM.C.の"Bust A Move"が、しかも本人登場で(!)炸裂するのは、ちょっと楽しかったりして。●再見して気づいたのですが、この脚本では、主人公の全体を通じての変化が、実に的確に切り取られているのですね。アレックスとの逢瀬、ナタリーへの教育(?)、妹の結婚式(と、義弟との接触)を通じて、徐々に見える世界が変わっていく。だから、悲願を達成した機長との会話シーンの虚しさに説得力がある。そして、それを自然に表現したクルーニー、ファーミガ、ケンドリックの演技も素晴らしい(空港での別れのシーン、すでに破綻を予感しているファーミガの表情!)。●難点は、最後の紹介状が余計なこと(ケンドリックの想像後ろ姿のショットが良かっただけに、関係はそこで終わらせてほしかった)、クルーニーとファーミガが最後に電話で喋るのが余計なこと(留守電メッセージとかで十分だったのでは)。
Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-07-02 01:07:32)
👍 1
78.常に出張続きの主人公の人生には、「背負う」ものが何もない。つまりそれは「何かの為には生きていない」ということの裏付けで、彼には「人生における目的意識や願望」がないというふうに見えました。そんな彼にある唯一の目的は「1000万マイル貯める」という、その件にまったく無関心な人からしてみたらあまりにもどうでもいいし、空しい目的のようにも思えます。が、彼にはそれしかないという寂しい現実です。そんな彼の内面的な部分を覆い隠すかのような爽やかでテンポの良い序盤で、“彼が紛らわしている内心”というのを重複的に表現しており、J・ライトマン監督の演出力を実感せずにはいられませんでした。ライトマン監督は「偽っている本心を無意識的に隠している偏屈な人」演出がとっても上手で、それだけでも映画を観ている実感を得られて気持ちいい。アナ・ケンドリックさんの多くを過信し、理想で心が埋め尽くされている姿はすごく普遍的で在り来たりに見えるけど、あのデフォルメなしにありのままの23歳の姿が映画内では妙に新鮮で親近感と愛しさを覚えずにいられませんでした。また、ヴェラ・ファーミガさんの心境は実に大人で、その心理を十分に理解するのは難しいけど、きっとそういう感情はあり得るんだろうなーっと関心。そして羨ましいと思うぼくの若さ!という具合に主要人物の心理描写がとても豊かで、それだけである意味成り立っている物語だと思いますし、落差を間違いなく産み、対立構造も発生するであろうその丁寧な人物設定が素晴らしい。ただ、落差はあるし、葛藤もあるのだけれど、クライマックスでもう少し彼らの今後を期待させるような情緒的な場面があっても良かったような気もします。
ボビーさん [DVD(吹替)] 8点(2012-07-28 05:26:32)
77.ジョージ・クルーニーが良い味を出している。それぞれのキャラ設定も面白いし、大人の恋と青春の
恋が並行していて、そこに感心した。
lalalaさん [DVD(字幕)] 8点(2011-11-07 16:20:06)
76.ネタバレ 秀作。プラスではなくマイナスの映画。マイナスの余韻をくっきりと残す。そして観る前と後では少し考えが変わるタイプの映画。女優ふたりの競演が素晴らしい。若いアナ・ケンドリックも大人の女ヴェラ・ファーミガも甲乙つけがたい。どちらの生き方にも共感がある。
そのふたりにはさまれて立ち尽くしているジョージ・クルーニーは今までにない味をだしている。彼はどちらにもいけない。
はちかつぎひめさん [地上波(字幕)] 8点(2011-10-10 07:29:23)
75.ネタバレ 意外とコミカルでした。ババアこのやろう!!
ベルガーさん [DVD(字幕)] 8点(2011-05-24 18:10:53)
74.地味だが心に残る作品。

アレックスが色っぽいです。
まんせるさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2011-05-10 19:54:16)
73.ネタバレ あの女、非常にけしからん奴でしたな!あの横乳(読み仮名:ヨコチチ)はもっとけしからん!!
一番星☆桃太郎さん [ブルーレイ(吹替)] 8点(2011-04-17 00:17:48)
72.ネタバレ 少し前に鑑賞してレビューし忘れていたのを、他の人のレビューを読んで思い出しレビュー。

一言で言って、良い映画でした。リストラ通告人として世界中を飛び回り、自宅には一年に数えるくらいしか帰らないという男。他人との干渉も最小限に、あくまで”身軽”に人生を送っていたのだが、リストラ通告のネット化、それに伴う新人の教育、その研修の過程で出会った女性との関係などを経て、彼の”身軽”だった人生に疑問と変化をもたらしていく・・・、といったストーリー。
主人公がなぜ今回に限って”身軽”な恋が出来なくなったのかというところが少し弱い気がしましたが、リストラ通告のネット化や突然の新人教育など環境の変化のせいで少し気弱になったのか。一人でたくましく生きていた主人公が急に恋に目覚めた中学生のようになったのを見てしまうと、自信満々だった彼の姿が急に未熟な少年のように見えてしまいました。
しかしただの恋愛に未熟な少年に終わらないクルーニーさん。恋愛には早熟だったかも知れませんが、彼の場合は今までの人生観が支柱となって、一度崩壊した恋愛感がしっかりと自分の中で違う形で形成されます。短期間の間に人生の生き方を再構築した彼が、結婚をドタキャンしようとした妹の花婿を諭すシーンは、そんな彼の新しい人生観がどんなものになったのかということを同時に物語っています。

地に足をつけず"Up in the air"な人生を送ってきた彼が、最終的に"Down on the ground"的な結論に落ち着くまでの過程が面白かったです。
TANTOさん [DVD(字幕)] 8点(2011-02-14 14:17:47)
👍 1
71.ネタバレ 近所のシネコンのリバイバルで観賞。最近観た映画の中では、最も親近感を抱く主人公だった。主義や主張を持って結婚しなかった訳ではなくとも、結果的に独身生活を長く続けた男の生活には独自のペースがある。講演できるほどうんちくも溜まる。女性との付き合い方に対しては一種の諦観があって、それを気負うことなく正直に言葉にすると、学生を終えたばかりの女性には酷い男と映るらしい。分かる分かる。独身主義ではないから、相手によっては特別な関係を築きたいとも思う。でも、それは相手のあることだから、映画のようにすんなり行かない。この映画の、すんなり行かないところに大いに共感させてもらいましたよ。彼のように自分のスタイルが昂じると、マイルを貯めるといった副産物に執着したりする。ちょっと状況が変わるだけで、執着がいきなり無意味に変化する虚しさにも覚えがある。結婚の意義も、逆の意味でマイルと同様に扱われていました。そこに絶対的な価値を置かないニュートラルなスタンスが本作の良心です。ちなみに私はこのサイトで1万レビュー貯めることに執着してるけどね(笑)。達成したらプラチナカードとか、貰えないかな。
アンドレ・タカシさん [映画館(字幕)] 8点(2011-02-12 00:50:05)
👍 2 😂 1
70.3か月前に見ましたがまだ印象がくっきりに残っています。グルーニー兄△!
HRM36さん [DVD(字幕)] 8点(2011-01-07 08:15:37)
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マーク説明
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《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 89人
平均点数 6.70点
000.00%
100.00%
200.00%
322.25%
455.62%
577.87%
62224.72%
72730.34%
82022.47%
966.74%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.75点 Review8人
2 ストーリー評価 5.66点 Review9人
3 鑑賞後の後味 5.25点 Review8人
4 音楽評価 5.62点 Review8人
5 感泣評価 3.20点 Review5人

【アカデミー賞 情報】

2009年 82回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演男優賞ジョージ・クルーニー候補(ノミネート) 
助演女優賞ヴェラ・ファーミガ候補(ノミネート) 
助演女優賞アナ・ケンドリック候補(ノミネート) 
監督賞ジェイソン・ライトマン候補(ノミネート) 
脚色賞ジェイソン・ライトマン候補(ノミネート) 
脚色賞シェルドン・ターナー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2009年 67回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)ジョージ・クルーニー候補(ノミネート) 
助演女優賞アナ・ケンドリック候補(ノミネート) 
助演女優賞ヴェラ・ファーミガ候補(ノミネート) 
監督賞ジェイソン・ライトマン候補(ノミネート) 
脚本賞ジェイソン・ライトマン受賞 
脚本賞シェルドン・ターナー受賞 

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