映画『奇人たちの晩餐会』の口コミ・レビュー

奇人たちの晩餐会

[キジンタチノバンサンカイ]
Le Diner De Cons
((米) The Dinner Game)
1998年上映時間:80分
平均点:7.17 / 10(Review 100人) (点数分布表示)
コメディ戯曲(舞台劇)の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-11-18)【ESPERANZA】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督フランシス・ヴェベール
キャストティエリー・レルミット(男優)ピエール・ブロシャン
ジャック・ヴィルレ(男優)フランソワ・ピニョン
フランシス・ユステール(男優)ジュスト・ルブラン
カトリーヌ・フロ(女優)マルレーヌ
アレクサンドラ・ヴァンダヌート(女優)クリスティーヌ
緒方賢一フランソワ・ピニョン(日本語吹替)
納谷六朗ピエール・ブロシャン(日本語吹替)
水野龍司ジュスト・ルブラン(日本語吹替)
青野武ルシアン・シュヴァル(日本語吹替)
山崎美貴クリスティーヌ・ブロシャン(日本語吹替)
塚田正昭ソルビエ(日本語吹替)
楠見尚己パスカル・ムノー(日本語吹替)
脚本フランシス・ヴェベール
音楽ウラディミール・コスマ
撮影ルチアーノ・トヴォリ
製作総指揮アラン・ポワレ
配給アルバトロス・フィルム
あらすじ
ある大手出版社の社長が、定期的に外部の注目すべき人間を招いた、ごくごく内輪の晩餐会を友人の家で主宰している。次の会への招待者をさがすのに苦労していたある日、彼の晩餐会仲間が、出張時に特急電車の中でたまたま知り合った大蔵省の役人がその会にぴったりの男であるとの推薦を受け、早速招待する。晩餐会当日、どういうわけかその晩餐会を快く思っていない社長の妻は社長を自宅に残し、一人で外出する。入れ違いに、招待された注目の男がやってきて、事態は思わぬことになっていく。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

100.ネタバレ 映画を見て久々に腹の底から笑わせてもらいました。フランシス・ヴェベールの監督作を見るのはこれが3本目。どれも90分足らずの短い尺の中にしっかり笑いのツボがあり、どれも本当に面白い。

本作は超がつくほどの「バカ」な善人の主人公の行動で笑わせながらも、それをバカにする男のバカさも一緒に描く。爆笑の中にも皮肉が効いています。この人はどの作品も自らが脚本も手がけていますが、本作の脚本は見事だと思います。最初から最後まで、至る所にちょっとした行動のズレがもたらす笑いドコロが見事なまでにテンポ良く配置されています。

ラストの主人公の「バカ」の思わぬ行動に、“奇人たちの晩餐会”の仕掛け人が発する「次の晩餐会では僕が客になるよ。僕こそバカだった。」という台詞がいい。バカをバカにしていた男が、本当のバカとは一体誰だったのかに気付く。

しかし、もっといいのはそのすぐ後。本作の最後の最後にかかってきた電話に・・・!やっぱりバカはこっちだったか!一瞬持ち上げておいて、でもやっぱり落して、最後もしっかり爆笑を誘います。

これ、映画館で見たかったなあ・・・。上映中は爆笑の渦だったんだろうな。僕もそこで一緒に笑いたかったな。
とらやさん [DVD(字幕)] 10点(2013-11-19 22:42:16)
👍 1
99.素晴らしい
◆◇◆◇◆ raindrops ◆◇◆◇◆さん 10点(2004-07-10 01:12:03)
98.ネタバレ 辞去するタイミングは、どこの国でも難しいんだということがよくわかった。ちゃんと晩餐のシーンがあるところに好感が持てる。ギックリ腰の痛みがどこかにいってしまうくらい強烈。(以下2004/5/26追記、完全にネタバレですので未見の方はご注意ください)あまりの展開で忘れがちだが、冷静に振り返ると、この脚本は脇役一人一人についてまで恐ろしく因果応報のバランスがよいので驚く。昔のことは忘れて終始正直で善意で行動した男には何の天罰も下されない。どころか、彼は高級ワインのさらにおいしくなる飲み方というプラスの情報を得ている。電話で呼び出された客は機密漏洩、職権濫用をしたため、知らなくても良いことを知ってしまう。そのかわりといってはなんだが、とんでもない飲み物を飲まされたのと引き換えに、興味深い仕事上の情報が得られる。また、帰らないと留守番電話にいれたにもかかわらず帰ってきた女も、知らなくても良い情報を聞かされる。そして、去り際に「いわれなくてもわかるわ」という悪魔の瞬間があったのを天は見逃さず、事故という形で罰が下ってしまう。もうひとりの女は、身内だと嘘をついたために、彼が本当は「色情女」と思っていることを知ってしまうし、もう一度狂言芝居をうったがために、彼の気持ちが決定的に離れてしまう結果を招く。こう見てくると、作り手は嘘はいけないことだ、ということもこの作品で伝えたいらしいことがおぼろげながらわかってくる。さて、最後に嘘をついたのはどちらの主人公だったか。そう考えると実に奇跡のように素晴らしい脚本だと賞賛するのを禁じ得ないのである。
南浦和で笑う三波さん 10点(2004-05-18 15:44:19)
👍 3
97.最強の馬鹿!ピニョンの顔はある意味10点を超える☆
ピニョンさん 10点(2003-11-18 05:34:09)
😂 1
96.こういう優しい映画がすきです。
tiranoliliteriaさん 10点(2003-07-14 23:54:10)
95.最近観た中では最高傑作に思えるコメディー。子供も動物も使わず、大がかりなセットも使わなくて笑わせる良く出来たシナリオです。もう一度観ても笑えるなぁ。スピルバーグがハリウッドでリメイクする噂がありますが、ダニー・デビートがはまり役に思えてしまう。でもやっぱりオリジナルは越えられないでしょう。
kazooさん 10点(2002-02-05 18:27:13)
94.いやあ、これは最高でしょう!!あの表情、あの行動、思い出しただけでめちゃ笑えるよ~。見逃せないね。
リココさん 10点(2001-08-14 19:05:44)
93.いやー面白かった!フランスの笑いの感覚がとても日本的なことに驚きました。友人のルブランが登場してから、ブロシャンの滑稽さが際立ってきましたね。いい引き立て役になっていたと思います。ブロシャンが単なる悪趣味な嫌な奴になっていたらここまでの良作にはなっていなかったと思います。
スノーモンキーさん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-01 22:37:04)
92.テンポが良く最高におもしろいコメディ、よくできている。これを舞台で見たら笑い出してしまうと思う。10点満点をあげたいけど、軽々しくバカバカと言ってほしくないので-1点。字幕と吹き替えと繰り返し160分続けて見てしまった。
ESPERANZAさん [DVD(字幕)] 9点(2013-11-16 23:04:07)
91.フランスのコメディがこんなにも面白いのかと驚いた映画。正統派のコメディ。ダレるところがなくてどんどん話が進んでいく。自分がバカの晩餐会の客だと知ったあとのピニョン、知られたあとのプロション。2人の演技に思わずほろりとさせられました。あと、わたしの大好きなカトリーヌ・フロが愛人役ででているのだけれど、まだ若くてすごくみずみずしい。この映画では出番は少ないけれども、やっぱりいいなあと再認識しました。
はちかつぎひめさん [DVD(字幕)] 9点(2012-11-08 11:40:41)
スポンサーリンク
90.ネタバレ おかしくて馬鹿笑いしてしまったくらい。フランス映画で初めてこんなに笑った。
HRM36さん [DVD(字幕)] 9点(2010-03-06 12:33:55)
89.ネタバレ 最高に笑った。しかも全編通して。参りました。気難しいフランス映画かと思ったらここまで楽しませてもらえるとは。これぞエンターテイメント。役者一人一人がうまいし、真顔で魅せる笑いの間は日本の笑いにも通じますね。テレビ放送で観たので、もう一度DVDを借りてきて見たいと思います。この映画に出会わせてくれたテレビ局に感謝
ブラックバッスさん [地上波(字幕)] 9点(2009-08-09 04:44:21)
88.ネタバレ いやー面白かったです。コメディーでここまで笑った映画は初めてでした。ずっと一流のお笑いのコントを見せられているような感じです。最後に少し感動を持ってくるところも王道で好感が持てました。
フランスの映画が苦手な人でも、この作品は大丈夫だと思われます。
民朗さん [地上波(字幕)] 9点(2008-08-09 10:55:53)
87.ネタバレ 職人芸的喜劇の傑作。
彼女が事故って・・・という流れは勝手ですが。
カラバ侯爵さん [DVD(吹替)] 9点(2007-07-17 08:29:15)
86.まず「ピニョン」という名前の響きがずるい!「ピ」と「ニ」の間が少し濁り、続けて上げ気味に「ニョン」と仏語独特の発音で言われたら、それだけでこそばゆくて笑ってしまう。そしてあのルックス、撃沈!…ともかく、とてもシニカルな内容で、作り方によっては下品でうっとうしい物になりそうだけど、実に軽快に仕上がっていてフランス人のエスプリを見直しました。「馬鹿」の定義は国によって人によって様々だと思うけど、ピニョンは「心優しく感情豊かかつ思い込みが激しく暴走気味な天然」といったところでしょうか。ここまで来るともはやキュートで憎めません。やる事なす事ニヤニヤしっぱなしでストーリーが進み、ラストでは「優しき暴走天然馬鹿」が炸裂、参りました。馬鹿=×、利口=○でもなく、嘘=×、正直=○でもない、人間が「大人」としてスマートに生きる難しさや矛盾を、笑いで満たしたハイセンスな馬鹿映画です。
たまねぎ君さん [DVD(字幕)] 9点(2005-05-28 11:49:48)
👍 1
85.なんでも舞台劇から映画化されたとか。面白かったので舞台の方も見てみたい気がするほどです。ああいうディナーゲームに一回ぐらいは参加してみたい気もしますね。参加といっても、話を聞く側としてですけど・・・。面白かったので9点。上映時間もちょうどイイ感じだと思いました。
RTNEE USAさん 9点(2005-03-19 15:28:15)
84.こりゃあ最高に面白かった。バカというか素直というか・・・。とてもピュアな心もすっきりな作品でした。
アンリさん 9点(2004-11-25 01:45:47)
83.ばかのいいところって、嘘をつけないところなんだよね。無駄にはげましたりするんだよね。理由もなく人を嫌いになれないんだよね。
さん 9点(2004-10-03 04:37:36)
82.これ、面白いです。最初は、この晩餐会が定義する"馬鹿"の基準にイマイチ共感できず「失敗したかな?」と思ったんですが、1人の馬鹿(と言うか、確かにこういうキャラの人居ますよ)に振り回される、舞台劇のようなストーリーだったんですね。この男が次に何を仕出かすか、それはもうドキドキハラハラしながら楽しませてもらいました。フランス映画だからって、日本人の笑いの感性とズレてるってことは無いです。
(^o^)y-~~~さん 9点(2003-10-17 01:20:43)
81.おもしろすぎる!!男の間の悪さ、バカさに爆笑しました。フランス映画を見直しました。
ジョナサン★さん 9点(2003-10-11 23:15:44)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 100人
平均点数 7.17点
000.00%
100.00%
200.00%
355.00%
455.00%
577.00%
61414.00%
71818.00%
82929.00%
91515.00%
1077.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.40点 Review5人
2 ストーリー評価 7.14点 Review7人
3 鑑賞後の後味 6.71点 Review7人
4 音楽評価 6.75点 Review4人
5 感泣評価 5.33点 Review3人

■ ヘルプ