映画『雨あがる』の口コミ・レビュー(4ページ目)

雨あがる

[アメアガル]
After The Rain
2000年上映時間:91分
平均点:6.13 / 10(Review 108人) (点数分布表示)
公開開始日(2000-01-22)
ドラマ時代劇小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-09-07)【イニシャルK】さん
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監督小泉堯史
助監督野上照代(監督補)
キャスト寺尾聰(男優)三沢伊兵衛
宮崎美子(女優)たよ
三船史郎(男優)永井和泉守重明
仲代達矢(男優)辻月丹
吉岡秀隆(男優)榊原権之丞
加藤隆之(男優)内藤隼人
檀ふみ(女優)奥方
井川比佐志(男優)家老
原田美枝子(女優)おきん
松村達雄(男優)説教節爺
大寶智子(女優)おとし
奥村公延(男優)遍路の老人
頭師孝雄(男優)鋳掛け屋
山口馬木也(男優)野田又四朗
隆大介(男優)犬山半太夫
鈴木美恵(女優)宿屋の女中
児玉謙次(男優)野呂惣左衛門
森山祐子(女優)腰元
下川辰平(男優)宿屋の亭主
おかやまはじめ(男優)
森塚敏(男優)
出演黒澤明(スチール写真)(ノンクレジット)
原作山本周五郎「雨あがる」
脚本黒澤明
音楽佐藤勝
撮影上田正治
斎藤孝雄(撮影協力)
相馬大輔(撮影助手)
製作椎名保(製作委員会)
宮川鑛一(製作委員会)
アスミック・エース(製作プロダクション/「雨あがる」製作委員会)
角川書店(「雨あがる」製作委員会)
テレビ東京(「雨あがる」製作委員会)
IMAGICA(「雨あがる」製作委員会)
博報堂(「雨あがる」製作委員会)
プロデューサー黒澤久雄
原正人
配給アスミック・エース
東宝
美術村木与四郎
黒澤明(題字)
衣装黒澤和子(衣装デザイン)
編集伊藤伸行(編集助手)
録音紅谷愃一
照明佐野武治
その他黒澤明(献辞)
IMAGICA(現像)
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💬口コミ一覧

48. すがすがしさのある映画だとは思います。が、殿様やうらなりびょうたんの演技はあんなもんでいいのかなぁ。ちょっと演出に疑問を持ちました。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2007-01-27 22:58:04)
47.悪くはないんだけども物足りない。爽やかさみたいなのはあるけどね。気になったのは伊兵衛、たよそれぞれに1箇所ずつあったモノローグの場面。あれいらないだろう。あそこで言っていることは言わずとも十分伝わってきていた。二人とも多弁ではないのですごく違和感があった蛇足でしかなかった。
思込百遍さん [DVD(邦画)] 6点(2006-11-26 10:06:39)
46.こういう単純な構成の場合、核となるべき主人公がピリッとしてないと締まらないものだが、ちょっとさらっとしすぎかな。寺尾さんは。悪い役者ではないがアクが少ないのでグイグイと見るものを引っ張り込む力は不足している。今ひとつ締まらないまま終板でやや間延びしてしまうのが残念。
後味は良いのだが次の日には忘れてるっていうお刺身のような味わい。
三船史郎はちょっとひどすぎか。黒澤監督へのオマージュとしての本作では登用する必要があったのかもしれないが大根役者というかまるで素人。
kazu-chinさん [DVD(字幕)] 6点(2005-02-24 03:07:47)
45.良き時代の日本の原風景と、人としての生き方の融合が根底のモチーフだと思うが、黒澤監督と共に映画を作って来たスタッフが総出で手掛けただけに、落ち着いた印象の美しい映像を味わえる。寺尾は不器用ながら心優しい凄腕の武士を、宮崎美子は聡明で凛とした強さを持つ妻をそれぞれ奥深く好演している。ろくでもない役者をしゃあしゃあと使うぶざまな作品が横行している昨今、この二人のキャスティングはけだし正解であり、応えた二人は非常に良かったと思う。ストーリーはいかにも単純であるが、随所において静寂と躍動感を巧く対比させて描き出し、それが淡々とした話の進行の中においてほど良い厚みを持たせており、興醒めすることがなかった。惜しむらくは終盤に、やや間延びした感を受けてしまったことである。殿様が馬で駆けるシーンなど入れずに、早めに切り上げてしまったほうが良かったのではないだろうか?その後をいろいろ想像できて、むしろ雨上がりの綺麗な風景もいっそう楽しめたと思うのだが・・・。本作品をどのようなオマージュとして捉えるかは人さまざまだろうが、敬意は充分汲み取れる佳作だと思う。
44.屋外の大自然の場面だと、すごくいい絵になってるんだけど、屋内の場面(特に、宿屋)になると、なんか軽い感じがしたのが気になった。宮崎美子はすごく良かった。
夏目さん 6点(2004-12-08 09:02:25)
43.最後に無事殿様に召し抱えられてハッピーエンド!じゃなくて本当によかったわ。 ドキドキしちゃったわよ、安っぽい終わり方になりそうで。 アタシがこの映画で最も強く感じたのは「優しさは難しい」ってこと。 殿様が「勝った者の優しい言葉は、負けた者の心を傷つける」って言ってるけど、まさにそうよねー。 憐れみとか同情ととられることなく人に優しくするのってホントに難しいし、それができないと変に恨みをかったり妬まれたりして…この映画の主人公も結局そこが下手なのよね、きっと。 優れた人は優れた人なりに悩みがあるのねえ。 難しいわね、人と人との関係って。
梅桃さん [地上波(字幕)] 6点(2004-09-07 13:10:55)
👍 2
42.寺尾聰の静かなたたずまいの中に一瞬背筋の冷たくなる殺気を感じました。でも、むやみに人を斬らないのがいいですね。命の重みのあるチャンバラは、たとえへっぴり腰でも緊張感があって好きです。ラストの5~6分のもたもた感はもっと何とかならなかったのかなと思った。あそこをもっとすっきりと描けばもっと評価が高くなってたはず。宮崎美子の良妻ぶりが光っていた。まさに天然記念妻。トキより貴重。しかし仲代達也はいいですね、ほんのチョィ役でもみんな持って行っちゃう。大きな役者です。
Berettaさん 6点(2004-06-20 02:12:53)
41.全体的に淡々とこざっぱりし過ぎて物足りなさが残った作品。主人公が人を斬っちゃったところも違和感ありましたし。けど日本の風景描写はとても綺麗。最初の宿場のシーンも当時の雰囲気が伝わってくるようでした。そこそこ。
流月さん 6点(2004-03-17 03:29:26)
40.ネタバレ 日本の風景(空と山と川、緑と青の対比)の美しさ、日本ならではの夫婦像等、「日本」が美しく撮れている作品です。キャストでは、宮崎美子が今は絶滅してしまった(?)大和撫子という人種を好演していて、こんな嫁さんが欲しいぞー、と真剣に思ってしまいました。あとは、寺尾聡も人の良い浪人を好演しています。しかし、幾つかけちを付けたくなるところがありました。まず、黒沢明監督に捧げる、はいただけないです。最初から逃げ道を作っているみたいで、げんなりしました。で、マイナス1点。次は、皆さん書かれてますが、主人公夫婦以外のキャスティング(原田美枝子は除く)、特に城内の侍は、もう全てが失敗だったと思います。いくら黒沢明の遺作だからって、スタッフはともかくとして、キャストまでそこに拘る必要があったのでしょうか。吉岡秀隆もなんだかなぁ、と思いましたが、特にひどいのは三船史郎。二十数年ぶりの映画主演だったらしいけど、自分から言わせたら、引き受けるんじゃないよ、と言いたかったです。安宿の酒宴のシーンも、時間を割いている割りには味が無かったなぁ。ここは、マイナス2点。最後に、殺陣のシーンで血飛沫が首から吹き出るところがありますが、これは余計だった気がしてますし、入れるにしてももう少しマシな血飛沫にして欲しかった。マイナス1点して、計4点引きます。
なおてぃーさん 6点(2004-02-01 21:41:55)
39.見終わった後ちょっとキレイな心持になった気分になれて、嫌いな作品ではなかったと感じましたが、いかんせん短い作品時間のくせに物語の進み方がスロー過ぎますね。「淡々」とう言葉がありますが、「淡々」じゃなくて「遅い」と感じました。私もまだこういう作品がゆっくり堪能出来るほど年をとっていないという事か(笑)。一つ思ったのは、私もあの山の「自然」の中に入って癒されたい。。。
はむじんさん 6点(2003-10-10 01:56:05)
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38.クロサワの遺稿を”黒澤組”とも言うべき縁のスタッフが映画化。ただ、いくら彼の傍で仕事をしたからと言っても演出家としての力量まで受け継いだ訳ではないので、出来は飽くまでそれなり…ってトコかな。それと、黒澤のネーム・バリューに「おんぶにだっこ」っていうか、スタッフが黒澤シナリオの再現に傾注し(過ぎ)て、本来黒澤作品に満ちていたダイナミズムが却って削ぎ落とされていた気がする。あとは…黒澤作品に限ったコトじゃないんだが、かつての邦画は渋い脇役や大部屋俳優たちに支えられていた事実を痛感させられた。本作に決定的に欠落しているのも正にココなのだ。特に長雨で足留めを食らった安宿での酒宴シーンは脇役が只のモブシーンのパーツでしかなく味わいに程遠い。あと、ラストを原作から改変したのが黒澤自身なのか本作スタッフなのか知らないが、山本周五郎の味わいが薄められたみたいで個人的には非常に遺憾である。役者では寺尾聰はそう悪くない(でも宇野重吉みたいな味はナイ)が、宮崎美子の奥方は生活感が無さ過ぎて余り頂けなかった。リアリズムに拘るならお歯黒メイクくらいしろ!と言いたい。三船史郎の殿様は若き日の父親を彷彿とさせる大根ぶりだが、逆にそれが味につながっていたのでまぁ良し。オマージュも程々にして、もっとスタッフ自身の個性を打ち出し黒澤を超えるぞ!!くらいの高い志を見せて欲しかった…!!でも、そりゃ酷過ぎるかな。取り敢えず6点どうぞ。
へちょちょさん 6点(2003-08-10 23:32:49)
👍 1
37.非常にロケーションがいい。それだけでいい気分になりました。主人公は大した人物ではないんですね。人斬りもしたし。全体的に大根役者が多かったけど雰囲気はよかった。
Asannさん 6点(2003-06-28 17:19:24)
36.仏教国ならではの、人の徳についての物語。何の疑問も持たず間違ったデモクラシーに半世紀以上も毒され続けた揚げ句、グローバリゼーションの名の下に人情紙風船へ更にヘリウムを詰めるほど情を軽んじ、中小企業の副部長職レベルの小さな目標に向かって秒刻みで時間と自然を浪費している、現代日本人への無駄な抵抗って感じでしょうか。確かに心洗われる良い話ですけど、無我の境地に達している様なこの夫婦は浮世離れし過ぎていて、ファンタジーとして観るしかありません。あと、折角台詞が絞り込まれているのだから、唐突な夫婦のモノローグはそれぞれカットすべきだと思う。それにしても絶対いないだろうけど、この宮崎美子は理想の大和撫子だよなぁ…、6点献上。
sayzinさん 6点(2002-11-01 03:11:30)
35.ネタバレ 黒澤監督脚本映画。
人のいい浪人が御前試合に出て勝利するも逆恨みされてしまうといった話。
こういうシンプルでいい話はたまに観ると面白いけどテレビで十分かなー。
Dry-manさん [DVD(邦画)] 5点(2015-02-14 02:28:19)
34.あまり共感できるシーンがなかったです。印象の薄い映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2014-09-07 20:03:33)
33.ネタバレ ○短い上映時間の中にもそれなりに展開があってそれなりに楽しめるのだが、主人公以外のキャラがなぁ。○宮崎美子のキャラもいまいちだし、三船史郎と吉岡秀隆に関しては演技力に疑問を感じる。○ロケーションを生かした撮影は素晴らしかった。
TOSHIさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-07-01 05:43:28)
32.脚本は黒澤明だし、キャストからスタッフまで黒沢劇場という感が強い。さすがに主役は三船俊郎ではなく寺尾聰だが、三船の息子史郎まで出ている。これでは監督もさぞやりにくかっただろう。
映画は黒沢映画らしいコミカル調で、おもしろいと言えばおもしろい。しかしどうしても作りすぎ、作為的感が強い。その中で剣の達人ながら人情家の主人公を演じる寺尾聰が光る。ミュージシャンに転向かと思っていたら、さすが宇野重吉の息子である。
宮崎美子はさておき、原田美枝子にはもう少し活躍してほしかった。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 5点(2011-05-20 19:21:11)
31.妻の終盤の「デクノボウ」は言い過ぎ。規律を重んじる所では当然と言えば当然であり、事情を知らない相手に向かってイキナリ言うべき台詞ではなく、かなり違和感がある。また目的のためには手段を選ばず的なものを擁護するのもちょっと違うような。
ラストの「不器用なアナタが好きよ」は、まあお決まりではあるが、
悪くは無いんだが、どうもこの2人が夫婦とは思えんというか、しっくりこないんだよね。現実社会で不器用で野心も無く出世できないというか行く先々でクビになる旦那に向かって、そう思える妻ってのも中々居ないだろうし、生き方も変えられず、そんな事の繰り返しで、旦那も本当に妻を大事に思ってるのか?っていう疑問もわくが。ちょっと不可解な夫婦ではあるな。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2009-09-21 02:14:35)
30.まあ結局何も起こらなかったなという感じ。全く盛り上がらない。よくわからなかった。
デフォルトモードさん [地上波(邦画)] 5点(2009-01-23 20:33:39)
29.ビデオが出てすぐに観た。
風景は綺麗だし爽やかさを出したいのはわかるんだけど、黒澤明が納得する出来ではないだろうなと思った。
宮崎美子はかわいいけど、他に役柄や演技がしっくりきてない人が多い。

『黒澤監督に捧げる』なんてしちゃったのが間違いなんじゃないかと思った。
山本周五郎の原作はよかったんだけどなぁ。
祥子さん [ビデオ(字幕)] 5点(2007-09-13 13:14:26)
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 108人
平均点数 6.13点
000.00%
121.85%
210.93%
354.63%
476.48%
52018.52%
62523.15%
72624.07%
81614.81%
954.63%
1010.93%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review4人
2 ストーリー評価 5.85点 Review7人
3 鑑賞後の後味 6.42点 Review7人
4 音楽評価 7.00点 Review6人
5 感泣評価 5.75点 Review4人

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