映画『スカイライン-征服-』の口コミ・レビュー

スカイライン-征服-

[スカイラインセイフク]
Skyline
2010年上映時間:94分
平均点:4.50 / 10(Review 46人) (点数分布表示)
公開開始日(2011-06-18)
アクションサスペンスSFシリーズものパニックもの
新規登録(2011-04-04)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2020-10-29)【イニシャルK】さん
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監督コリン・ストラウス(ザ・ブラザーズ・ストラウス)
グレッグ・ストラウス(ザ・ブラザーズ・ストラウス)
キャストエリック・バルフォー(男優)ジャロッド
デヴィッド・ザヤス(男優)オリバー
ドナルド・フェイソン(男優)テリー
桐本琢也ジャロッド(日本語吹替)
園崎未恵エレイン(日本語吹替)
寺田はるひキャンディス(日本語吹替)
乃村健次オリヴァー(日本語吹替)
金光宣明テリー(日本語吹替)
千田光男(日本語吹替)
製作コリン・ストラウス
グレッグ・ストラウス
製作総指揮ライアン・カヴァナー
ブレット・ラトナー
タッカー・トゥーリー
配給松竹
特撮コリン・ストラウス(視覚効果スーパーバイザー)
グレッグ・ストラウス(視覚効果スーパーバイザー)
その他ジャレッド・レト(スペシャル・サンクス)
あらすじ
ロスアンゼルスの豪邸に住む親友テリーの誕生パーティに招かれたジャロッドと恋人のエレイン。翌朝、疲れ果てて眠る彼らを強烈な青い光と大地を揺るがす振動が襲う。窓の外には巨大な飛行物体とそこから放たれる無数の奇怪な浮遊物。その光は人間を無力にし、浮遊物は意思を失った人間を次々と連れ去る。ジャロッドたちは脱出することもままならず、高層マンションに立てこもるのだったが…。「エイリアンズvsプレデター」の監督、グレッグ&コリン・ストラウス兄弟が、突如として現れた正体不明の侵略者と人間との戦いを、迫力のVFX映像で描くSFパニック。
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💬口コミ一覧

46.ネタバレ (かなりのネタバレ)
もっとボロクソにけなされてるかと思いきや、わりと高評価レビューもあって腰砕け。
なにやら真面目にSF大作みたいな雰囲気出してるんで、私も途中までは「ひどいな、こりゃ」と思ってたんですが、後半のアホアホな展開でだんだん頬が弛んできた。エイリアン相手にまさかのフルボッコ!彼女の妊娠発覚で亀裂の入りかけたカップルが、エイリアン侵略という危機的状況に遭遇したことで絆を取り戻すという、ばっかじゃないの?なお話なのでした。犬も喰わない痴話ゲンカを繰り返す2人。そんな2人を喰おうとするエイリアン。説教たれる管理人、ときどき金髪美女。(なんだ、そりゃ)スケールでかいんだか小さいんだか良く分かりません。
ヘタレな主人公が家族愛に目覚めて「生まれ変わって」、最後はクローネンバーグみたいな悲哀も出しちゃって、もう好きにやってちょうだい、という感じでした(笑)。
ポッシュさん [DVD(字幕)] 7点(2017-07-26 18:27:11)
45.評判があまり良くないと聞いており、この兄弟監督の前作「エイリアンVSプレデター2」のトラウマもあり、鑑賞するのをしばらく躊躇しておりましたが、なかなかどうしたものかディープなSF映画じゃないですか~!!
SFX出身の監督だけあってストーリーよりも映像に固執しちゃうあたりはしょうがいないとして、フルCGの世界をよもや日中シーンで堂々と見せるあたり、低予算にも関わらず非常に挑戦的でいいじゃないですか!青白い光が天から降り注ぐシーンは、幻想的でとても綺麗でしたし、パニックムービーかと思いきや、街の人々が逃げ惑うシーンもテレビ中継等もなく、街全体が静まり返った最中、淡々と宇宙人の侵略が進んでいく様は怖いと思いますし、極力過剰な説明を排し、映像のみで伝えようとする演出手腕、努力は買います。人間の脳みそを集めているシーンが最初に出たときは、侵略の手始めに、地球人の知識を吸収しているのかと思っていましたが、結局謎のままでししたし、続編意欲満々の監督さんを見てると、其の辺の謎は解明されたりするのでしょうかね?
それにしても最後の笑劇のオチ・・・至極単純な発想からだと思いますが、このオタク監督なら正真正銘、真剣に考えた末のオチかもしれませんね。。
シネマブルクさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2013-01-30 23:25:00)
44.ネタバレ 内容は一般市民数名が宇宙人から逃げるだけという薄っぺらさ。ドラマもありません。とはいえ低予算の割にはVFXがなかなか見事で、引き画など見せ方も良かったです。衝撃的なラストでかなりド肝を抜かれましたが、終わり方がかっこ良かったので○
nyarameroさん [DVD(字幕)] 7点(2012-05-09 12:13:27)
43.ネタバレ 主人公に降り懸かるピンチの連続は良かったな~。出て来て即効でヤラれちゃうアメリカ空軍はLOVEですな。ドックファイトはもっと見たかった。異星人母艦の脆さもツボった。こんな防御力でよく喧嘩売ってきたもんだと感心した。完全に尻切れなラストはゴミ以下でしたね~。
真尋さん [DVD(吹替)] 7点(2011-10-07 00:59:14)
42.ネタバレ この映画の作者はきっと、永井豪の「魔王ダンテ」を見ているに違いない。そう思った。何を描きたくてやったのかを考えて見ると、ただ単純に圧倒的に強いエイリアンにやられたらという設定で見せたかったのだろう。気持ちは解る。征服される側はこのように圧倒的な力にやられるからだ。肯定も否定もしていない。ただそういう物だということだ。きっと、金も地位も全然役に立たない事や愛だけはとても強い事を描きたかったのだろうと思うが、ちょっと下手だと思った。本当は最後の場面を最初にもってきて、彼が魔王ダンテのように戦っていたら、面白かったと思う。エイリアンが何を食べているのかがよくわからなかったが、最初人間を食べていると思っていた。しかし違うようだ。脳みそだけを拝借しているようだった。人間を改造して将棋のように相手の駒を新戦力として使ったら、それは強い。あっという間に大群を作れるからだ。「第9地区」も占領するところで自分のクローンを作っていた。ただ、逃げる時に海に逃げようと考えているのは納得出来ない。あんな敵を前にしたら、ゴキブリのように逃げることを普通は考えるはずだ。つまり、地下に向かうはずだ。相手は明るさを武器にしているのだから、ますます地下の方が良いと考えていた。
matanさん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-04 11:32:25)
41.トレーラーを観て興味はそそられていたのだが、インターネット上にはことごとく酷評が並んでいたので、レンタルまで待とうかと思い始めていた。
しかし、昨夜、フォローしている某クリエイターのTwitterで、「面白いB級SF映画だ」と賛辞するコメントを初めて見つけ、やっぱり観に行くことにした。
B級SFであれば、酷評が賑わうことは、必ずしもマイナスポイントではないかもしれないと思ったからだ。

その映画ファンとしての思惑は幸運にも的中したと言える。

ウィル・スミスが出てくるような娯楽大作を観にきたつもりだったならば、確かに酷評は避けられないだろう。「糞映画」と言い捨てられても仕方が無い。
というか、「糞映画」であることは間違いないことかもしれない。
ただ同時に、これこそが「SF映画」であると高らかに宣言したい衝動にも襲われる。

それは、この映画が常に“規定路線”からの脱線を狙い続けているからだ。
いつ、観客が期待し想像している展開を裏切ってやろうか。と、この映画は終始“企んでいる”。
観客のイメージを超えることこそが、SFの醍醐味であり、最近はそういった気概に溢れた作品が少ない。

登場人物は極めて少なく、キャストは無名俳優ばかり。映像のクオリティーは極めて高いが、場面展開は最低限に抑えられ、製作費の根本的な少なさは嫌が上にも感じる。
しかし、その低予算の中で、“どんな形であれ”観客を驚かしてやろうという意志と「悪ふざけ」は評価に値すると思う。

また一方で、この映画の監督(兄弟)は日本の漫画に精通しているのではないかとも思えた。
エイリアンたちのグロテスクな触手や、主人公が異形のものと“混じりあっていく”描写は、岩明均の「寄生獣」を思い起こさせた。
そして、人間が光でおびき寄せた小魚を貪る様に捕獲するかの如きエイリアンによる「侵略」の様と、そこに見え隠れする“皮肉”は、藤子・F・不二雄の短編「絶滅の島」を彷彿とさせた。

そういう部分は、日本の漫画ファンだからこそ余計に無視出来ない面白味だと思う。

とにかく、大多数が蔑む映画であることは間違いないが、その大衆からの否定感が、殊更にこの映画のSF性を証明している様な気がしてならない。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 7点(2011-07-02 15:43:41)
👍 2
40.ネタバレ シュワちゃんもウィル・スミスもスーパーヒーローもいないこんな世界に宇宙人がやってきたら人類はなすすべもない!
…「宇宙戦争」も同じようなプロットだったな。
本作では主人公達がとっても平凡で、何の魅力もない人達。
そんな人たちが内輪モメしたり、ギャーギャーいいながら逃げ惑うだけのお話。
登場人物も少ないし、なんでこんなチマチマしてんのさ。
しかも、一番可愛い子を真っ先に死なせるとか正気か!?
もう、この時点で観る気が更に失われるのである。
それを差し引いても脚本に全然魅力がない。映像とか、音楽とかの使い方もダサい感じだし。
しかし、実は結構満足している。空からUFOもどきが大量に降りてくるシーンとか、米軍とUFOもどきの空戦とか、人がまるでゴミのように吸い上げられたりするシーンとか、引き画がいい感じなのだ。
たぶんこの監督、人間やストーリーにあんまし興味なくて、こういう引き画を撮りたかっただけなんじゃないかな。捕食シーンもいい感じだし(数が少ないのが残念すぎるが)。
こちとらそういう画が観たくて観に行ってるところもあるし、そういう意味ではそれなりに満足できるわけなのだ。
ただ、それだけじゃあない。
注目すべきは、3日目だ!おぞましき、3日目!
3日目からラストまでの流れが最高!なんて愛らしい映画なんだ!バカっ!
一気に好感度が上がった。
俺は好きだよ!こういうの。
すべからさん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-19 14:58:01)
👍 2 😂 1
39.監督は「AVP2 エイリアンズVS. プレデター」で大酷評をほしいままにしたストラウス兄弟。
「画面が暗くて観にくい」というこの映画の反省点を思いっきり生かし、「エイリアン自体を光らせる」という離れ業を使いました。それだけで好きです。ストーリーはどうでもいいです。
ヒナタカさん [映画館(字幕)] 7点(2011-06-18 18:14:16)
38.ネタバレ へー、こんな作品あったのね。
何気に放送されてるのに出くわして、最後まで観ちゃった。
侵略されるの嫌いじゃないのよね、フィクションなら。
まあわりと完敗コースのエイリアン侵略モノ、結構わかりづらいところに隠れてる人間を補食します。
まーおぞましい。
ま、人間も同じ星の他の生き物に、同じような事してるからね。下手したら同族でも。
でもまあそんな説教臭いことはこの映画にはなくって、ただただエンターテイメントでしたわ。
ヌルヌル、臭そうな、ちぎれて、爆発して、自爆テロとか、一通りやりおおせて、ハイブリットになってエンディング。
それなりに突っ走ってくれました。
いわゆる主役級の人がいなかったので、誰がいつイカれてもおかしくなかったので、そこは良かった。
ろにまささん [CS・衛星(吹替)] 6点(2022-05-30 08:54:15)
37.ネタバレ 出だしやら中盤やら、ちょいちょいスピード感の無さが気になる映画。
マンションからの脱出を試みたフェラーリがいきなり踏み潰されるシーンなんてちょっと度肝を抜かれてみたけど。
あくまで全く情報のない市民目線で物語が進んでいくので、軍の登場に胸踊ってみたりもしたが。
LAのど真ん中で核を使っておいて、ビルや住民があんなに無傷なわけないだろ。
アメリカ人、核を舐めてやがる、という殺伐とした怒りというか虚しさが残って、それ以降まともに鑑賞できず。
プロットは宇宙戦争で宇宙人はオール・ユー・ニード・イズ・キルで、おまけにエンドロールはパシフィック・リムというオマージュ?だらけの映画。
そう言えば、あのでかいヤツ、アッガイみたいだったな。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-01-10 18:13:27)
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36.ネタバレ 全てのレビューを読ませていただき、ほぼ語り尽くされていることを確認してしまいました。最早、書き足すことは殆どないですね。
冒頭のエピソード振り返りの無意味さ、そもそもの人物設定の無意味さ、常に身を危険に晒しながら、逃げ惑い、籠城し、ついには力尽きて捕獲されるという一連の行動に対しての感情移入の困難さ。更には、いろいろな作品との酷似感、ベタベタ&ヌルヌルを含むエイリアンの造形の既視感などなど。細かく語ろうとすればするほどに酷評し尽くしたくなる。
おそらくは、制作者は上記のような批判、反感を呼び込みたくて作ってはいないでしょう。是非はともかくとして、映画作りが楽しくて楽しくて仕方ない中で、ある程度ノリで積み上げていった結果の作品であると思いました。この作品がどこまでも真剣にサイエンスフィクションしているのか、大作映画としての要素を身に纏えているのか、制作者自身見失ってしまったのかも知れません。
ただ、それでも作り手、送り手の満足感や達成感が伝わって来て、観終わってみれば結構楽しんでいる自分に気付きました。なので、限りなく5点に近い6点献上です。

追記。主人公について思ったこと。
どうしようもなく情けないぐらい思考力がなく危機管理が出来ない人物という感じですが、もし本当にこんな危機に直面したら、6・7割の人はこんな風に行動してしまうかも。この状況で正常な精神状態を保つことは、一般人には恐らく出来ません。そういう意味で、決して肯定できないながらも、ある種の感情移入が出来ます。
もう一つ。最後、エイリアンに生まれ変わっても彼の記憶と感情が健在なのは、恐らく特異な体質だからでしょう。青い光に魂を吸い込まれそうになり、以来、そのパワーの残存感を感じている。感覚だけではなく右わき腹には、エイリアンに通じる何かが生まれ、彼の体内で成長している。エイリアンと同化しつつある肉体。その脳の移植によって生み出された新たな生命体は、生まれながらにしてハイブリット。この存在が、地球の、そして人間の未来を暗示している。
加えて彼女の存在。お腹に命を宿した人間とくれば、そのお腹の子が生まれた時にはエイリアンとの特殊な関係が成立していることでしょう。思えば、彼女もまた彼と同様に、青い光によるパワーの残存感を感じている。偶然にも恋人同士、2人揃ってエイリアンとの奇妙な繋がりを有しているのでしょう。しかもお腹の子は彼の子である訳ですし。

という訳で、まだ観ぬ続編に良くも悪くも期待します。
タコ太(ぺいぺい)さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-12 00:12:47)
35.ネタバレ 最近とみに増えた主人公視点で状況に翻弄されるタイプの侵略物SF映画。

相当な低予算で造られたらしいんですが、VFXは一級品でそこだけ観てるととても低予算映画とは思えない出来で、結構おもしろく観る事ができます。

状況もわからないまま主人公たちが翻弄されるため、まったくどうなるかわからない展開が続くわけですが(というか状況がわからないので主人公たちはおろおろしてるだけなんですけど)、その「どうなるかわからない展開」が大爆発するラスト10分。
それがこの映画の肝。

観た方はご存じのとおり、あれがああなってああなって観客はまさにど肝を抜かれるわけですが、つまりこの映画は謎のヒーロー物の序章だったって事でしょうか?

なんか評価低いようですが、あのラストを観るためだけでも一見の価値がある映画だと思います。
おもしろいと思うんだけどなぁ、これ。
あばれて万歳さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-05 00:25:47)
34.ネタバレ 途中から、「あ~、人類は全滅なんだな・・」的な空気に包まれて、ラストはどうまとまるのか気が気じゃなかった。エイリアンの体液、きっと強烈に臭いんだろうなあ。観てるだけで、お風呂入りたくなった。少しだけ人間の感情が残るエイリアンになってしまった主人公が、内部からエイリアンをやっつけて、生き残りの人間を助けるというお話でパート2があったりして。ないな・・・。
おおるいこるいさん [DVD(字幕)] 6点(2012-02-10 17:32:25)
33.ネタバレ 低予算の割にはCGは凄く頑張っていたと思うし、造形自体は目新しくはないものの、青い光を放って人をさらうエイリアンというコンセプトは個人的には魅力的に感じました。下の方も書かれている通り、要所要所ある引きの画がなかなか良い。ビルの屋上で、空から次々と光が落ちてくるのを目の当たりにする二人の画や、巨大なエイリアンに追いかけられる画など、実に印象的。そんなわけでビジュアル的にはなかなか評価出来るのですが、それに反して中身のほうはと言うと、まさしく無いに等しいわけですね。たとえば序盤で、セレブの黒人が主人公に仕事を与えようかという話をするけど、それが後でなにかに繋がってくるのかと言ったらなにもないし、浮気がバレるエピソードだってやっぱりなにも活かされてない。じゃあ何の為のエピソードなのっていう感じがしてきちゃう。一番驚きなのはラストですよ。「それで終わりなんかい!」って思わずずっこけちゃいました(笑)。あんだけ大風呂敷広げて無敵の宇宙人相手になかなか収拾つかないのはわかるし、予算的な問題もあるのかもしれないけど、にしても放り投げちゃったみたいな終わり方はやはり残念。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-10-07 21:03:20)
32.1級品の映画だと思って観たら酷評間違いなしですが、
漫画を映画にしたようなB級映画だと思って観ると、なかなか楽しめると思います。
CGもがんばってるし、「宇宙戦争」と被ってる部分もあり、
エイリアンも頭は悪そうですが、クリーチャーとしてのクオリティは充分だと思いました。
ゲーム化したら おもしろい作品 になるような映画でした。
tokimaroさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2011-07-15 00:01:19)
31.ネタバレ 超B級映画…間違いないと思います。
ストーリーは無いに等しく、ひたすらパニック描写が続くだけですが、実際にいきなりこんなことが起こったらこうなるんだろうなぁ~、という共感はもてました。

各設定のアイデアは見事だったと思います。「光で注意を集め、動きを止めた後一気に回収する」というのは実に巧妙で効率的だったと思いました。また、今までの侵略者のパターンだと「宇宙船に攻撃!→バリアが張ってあってきかない!→なんとかしてバリア解除!→攻撃が効くぞ、反撃だ!」というのが多いのですが、今回は「攻撃は効くけど倒せない」というまさに絶望的シュチエーション!この圧倒的強さがたまりません!

ただ、何点か気になる点も…。特にテレビをつけたら誰もいない、というシーン。局内なら光は届かないから誰かいるだろうし、そもそも誰もいないならテレビ(スタジオ)も写っていないはずでは?一斉攻撃を仕掛ける際に、なんの呼びかけもなかったのも不思議。緊急放送くらいやろうぜ、大統領!
そして、オチ。ニューヒーロー誕生!っていうのはあまりにもご都合主義かと。いっそ夢も希望もなく終わってしまっても良かったような気がしました。
HIGEさん [映画館(字幕)] 6点(2011-07-04 14:35:50)
30.ネタバレ 評価が極端に分かれていますが、小生はこんな映画の大部分が気に入りました。その気に入った処を列挙してみます。
▼まずエイリアンのクリーチャーがべとべとぬるぬるで大好きです。LA侵略のCGも大好きな映像でした。音響も迫力があり、一瞬、このたびの大震災の映像とも重なったところがありました。
▼色々な死の場面がありましたが、一押しは、オリバー(マンションンのジャニター?)が日本の特攻隊のポスター前のライター不発から、最後の爆発までの潔さを感じさせる表情でした。「ベナス・ノウチェス!」が格好良かったです!!開き直った時には、あのような顔になるのかと感心しました。胎児については、同じ監督の「AVP2」では、産婦ごとサクリファイしたのに、今回はエイリアン2と同じく確認したのみであつたのは、多分、多くの批判を反省した為であったのだろうと推測しました。
▼米軍の最新鋭戦闘機もかなり出てきていましたが、それにしては兵隊の装備がチャチだったのは気に入らないところでした。エイリアンをコンクリートブロックで殴るなんて、まったくナンセンスで、小生好みです。まあ、そのハチャメチャぶりが徹底しており、ただただ呆れていました。
▼多分中古のDVDは購入するかも知れません?
亜酒藍さん [映画館(字幕)] 6点(2011-06-20 19:15:18)
29.ネタバレ 元々が三部作として制作されたせいか、第一弾となるこの作品、どうにも全体的に話を伸ばそう伸ばそうとしているように見えてしまう。立て篭る・脱出する・立て篭る・脱出するを繰り返し見せられてそう感じてしまった。残りの二作品はまだ視聴してないのでなんとも言えないが、ラストでエイリアン化した主人公がこの先の話でどう活躍するのか!そして生まれてくる赤ちゃんは一体!と気になる要素はあるので、恐らくは期待に応えてくれそうな予感はしています。CGも良いしまさかの親友の早々のご退場と、管理人さんへの選手交代も意外性があって面白いのだけど、とにかくテンポが悪いのと登場人物たちの設定が分かりづらく物語にのめり込めにくいのが難点。
Dream kerokeroさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-06-03 16:47:08)
28.ネタバレ ハリウッドデビューを果たし、乗りに乗っている友人が高層ビルの自室でパーティーを開催するというのでロスへとやって来たジャロット。妊娠している恋人らと酔い潰れてそこで眠っていたら、突然、凶悪な宇宙人が襲来!容赦なく地球を征服しようという宇宙人と人間たちとの、種の存亡を賭けた世界規模の攻防が開始されたのだった!という壮大な設定なのに、何故かずっとその高層ビルの一室のみでお話が展開されるという、「どうだ!これがB級パニックSF映画だ!」と高らかに宣言するかのようなB級パニックSF映画。いやー、なんなんですか、このいったい何がしたいのかよく分からない頭の悪い宇宙人は。人間の脳を集めて何故か泥人形(?)へと移植して、案の定、簡単に反乱されちゃってるし。対する主人公たちもずっと部屋のなかに閉じこもって窓から外を覗いてるだけという薄っぺらさ。そして最後は「すんません!頑張ったんですけど、話を纏めきれませんでしたー!」と言わんばかりのやっつけ感MAXなオチ。は、ははは…。映画を観終わってこんなにも失笑してしまったのは久し振りです。でもまあ、ここまで徹底的にお馬鹿なストーリーをここまで真面目に映像化した、社会の無駄だと言われかねないスタッフたちのお馬鹿な情熱に敬意を表して5点。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2013-11-18 08:24:59)
27.ネタバレ ハリウッドSF大作の定石を外すことに主眼を置いたような作り。なんとなくイマドキの低予算SFぽい感じが漂います。異星人の侵攻が始まった時のワクワク感は十分ですが、主人公が”変異”の予兆を見せたりと単純明快さを求めている身としては若干の不安が。中盤の重苦しい停滞感がカタルシスの予感を感じさせますが、ずっと重苦しいまま絶望的なムードで迎えたラストはアンチハリウッド的バッドエンド。かと思いきや、アメコミ風第二幕を予感させる驚愕の展開。
Robbieさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2012-05-13 16:35:04)
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【点数情報】

Review人数 46人
平均点数 4.50点
012.17%
124.35%
2510.87%
3715.22%
4613.04%
5817.39%
6919.57%
7817.39%
800.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.00点 Review4人
2 ストーリー評価 2.60点 Review5人
3 鑑賞後の後味 2.50点 Review4人
4 音楽評価 6.00点 Review3人
5 感泣評価 0.50点 Review4人

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