映画『裏切りのサーカス』の口コミ・レビュー(2ページ目)

裏切りのサーカス

[ウラギリノサーカス]
Tinker Tailor Soldier Spy
2011年上映時間:128分
平均点:6.21 / 10(Review 56人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-04-21)
ドラマサスペンスミステリー小説の映画化スパイもの
新規登録(2012-04-03)【+】さん
タイトル情報更新(2023-03-28)【TOSHI】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督トーマス・アルフレッドソン
キャストゲイリー・オールドマン(男優)ジョージ・スマイリー
コリン・ファース(男優)ビル・ヘイドン(テイラー)
トム・ハーディ〔男優〕(男優)リッキー・ター
トビー・ジョーンズ(男優)パーシー・アレリン(ティンカー)
マーク・ストロング〔男優・1963年生〕(男優)ジム・プリドー
ベネディクト・カンバーバッチ(男優)ピーター・ギラム
キアラン・ハインズ(男優)ロイ・ブランド(ソルジャー)
キャシー・バーク(女優)コニー・サックス
スティーヴン・グレアム(男優)ジェリー・ウェスタービー
ジョン・ハート(男優)コントロール
サイモン・マクバーニー(男優)オリヴァー・レイコン次官
スヴェトラーナ・コドチェンコワ(女優)イリーナ
ジョン・ル・カレ(男優)クリスマス・パーティの客
デヴィッド・デンシック(男優)トビー・エスタヘイス
辻親八ジョージ・スマイリー(日本語吹き替え版)
森田順平ビル・ヘイドン(テイラー)(日本語吹き替え版)
鶴岡聡リッキー・ター(日本語吹き替え版)
佐々木睦パーシー・アレリン(ティンカー)(日本語吹き替え版)
加藤亮夫ジム・プリドー(日本語吹き替え版)
水野龍司ロイ・ブランド(ソルジャー)(日本語吹き替え版)
大塚周夫コントロール(日本語吹き替え版)
原作ジョン・ル・カレ「ティンカー、テイラー、ソルジャー、スパイ」(日本語翻訳版・ハヤカワ文庫)
脚本ピーター・ストローハン
ブリジット・オコナー
音楽アルベルト・イグレシアス
撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ
製作ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
製作総指揮リザ・チェイシン
デブラ・ヘイワード
ジョン・ル・カレ
ピーター・モーガン〔脚本〕
配給ギャガ
特撮フレームストアCFC(視覚効果)
美術マリア・ジャーコヴィク(プロダクション・デザイン)
衣装ジャクリーン・デュラン
字幕翻訳松浦美奈
その他ブリジット・オコナー(献辞)
あらすじ
東西冷戦下、MI6(通称サーカス)とKGBは情報戦を繰り広げていた。サーカスのリーダー・コントロールはKGBの二重スパイ「もぐら」の存在を確信、ジム・プリドーをハンガリーに送り込むも作戦は失敗する。一方、実働部隊のリッキー・ターはKGBのイリーナと出会い、恋仲になる。彼は彼女を亡命させようとするが、翌日KGBが彼女を連れ去る。「もぐら」の存在を思い知ったターは帰国し、政府の情報機関監視役であるオリバー・レイコン次官に連絡、コントロール失脚で引退していたジョージ・スマイリーが「もぐら」探しを命じられる。
スポンサーリンク

💬口コミ一覧

36.この映画鑑賞には予備知識と「よし!見るぞ!」という気合が必要です。一時停止して「今の名前って誰のことだ?」なんてパソコンでいちいち確認しながら見ました。一瞬たりとも気を抜いて鑑賞できませんが、見応えは確実にあります!激シブで、雰囲気だけでも好きな人にはたまらないと思われます。ゲイリーオールドマン渋すぎる!トム・ハーディはイケメン枠だったのか!と、キャストも文句なしです!歴史をもっと知って鑑賞すれば、もっとおもしろくなるかも。
はちまろさん [DVD(字幕)] 7点(2013-06-17 17:03:14)
35.あらすじ読んで相関図見ながら視聴。でも意味がわからず解説サイト読んで2回目視聴でようやく話が分かりました。よく練られたシナリオで演出もすばらしい。で緊張感がすごい。名作だと思います。ただこういう映画があってもいいとは思うけどやっぱり一回の視聴だけで楽しめたら8点出してた。一回目だけの点数だと3点くらい。
Dry-manさん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-04 01:20:12)
34.ネタバレ 正直な感想「分からなかった」。これまでもSAWやインセプション等の映画は見て一応は理解できるのだが、時間軸が三本存在して、しかも特徴付けも抑揚も特に付けてくれないので、ものすごい複雑で、かなり辛かった。リンチ映画やフェニーニ映画のように「分からせないタイプの映画」でもないストーリーが明確にある映画なだけに、ある程度ポイントは定めて描写して欲しかった。

■あと映画として見ると辛いのは、人物の掘り下げがよくわからない(原作を見ないと正しい解釈に至るのは困難)という点。ストーリーを変に複雑にするぐらいなら、人間像の掘り下げの方にエネルギーを注いだ方がよかったように思う。

■骨格のストーリーそのものはそこそこ面白い(のであろう)し、映像や雰囲気はすごくよく取れているのでもったいない。
θさん [DVD(字幕)] 7点(2012-12-06 01:49:41)
33.ネタバレ ゲイリー・オールドマンの秘めた感情が読めない瞳が、眼鏡の奥で硝子玉のように鈍く光る。
彼が演じるスマイリーという男が、この物語の中で貫き通したものは一体なんだったのだろう。
それは正義だったのか、野心だったのか、それとも暗恨か、嫉妬か。
ラストカットで主人公が携えた微笑には、彼が抑え込んできた様々な感情が一瞬垣間見えたように思えた。

インフォメーションから伝わっていたようなストーリー的な難解さは実はない。
人と思惑が入り交じり、いかにも入り組んでいるように見えるが、最終的に解きほぐされた顛末は、呆気ない程に単純で驚きはなかった。このキャスティングで、“彼”が裏切り者では工夫がなさ過ぎると思った。
正直なところ、その呆気なさに対して満足度が高まり切らなかったことも事実。人物関係の説明描写が明らかに不足したまま固有名詞を並び立てる語り口は、ストーリーをただ無意味に難解じみさせているようで、サスペンスとしてアンフェアに感じた。
そのことが映画として必要な娯楽性の不足に直結していることは否めない。

ただし、“研ぎすまされた”という表現がまさに相応しい俳優の演技と、映像構築も含めた演出は、文句なしに際立っている。
さめざめしくも美しい陰影の濃い映像世界はこの物語に相応しく、そこに息づく俳優たちはそれぞれ最高のパフォーマンスを見せていたと思う。
特筆すべきは、やはり主演したゲイリー・オールドマンの素晴らしい存在感だろう。
一貫して感情を高ぶらせることのないこの映画の主人公は、彼のフィルモグラフィーの中でも最も「静的」なキャラクターだったのではないかと思う。
終始、淡々とした佇まいの中でも、決して平坦ではない、深い人物像を構築してみせたと思う。

ゲイリー・オールドマンは、今作でアカデミー主演男優賞も有力候補だったので是非穫ってほしかった。
そして、ナタリー・ポートマンもとい“マチルダ”から“スタンフィールド”へのオスカー授与シーンが見たかった!
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2012-11-24 10:36:58)
👍 1
32.ネタバレ 非常にややこしいという評判は聞いていたので事前に粗筋を確認、さらには人物相関図を手元に置いてこれを眺めながら鑑賞を進めていくという重装備で臨んだのですが、ここまでの準備をしていればさすがに映画の理解はスムーズに運ぶもので、この苦み走った大人のサスペンスを存分に楽しむことができました。銃撃戦もカーチェイスも熱い舌戦もなし、ひたすらに淡々としたドラマが続くだけなのですが、これが異常なまでに面白いのです。役所から文書一枚持ち出すだけでひとつの見せ場を作ってしまうのですから、この監督の演出力の高さには驚かされます。また、国際的なスパイ戦争を舞台としながらも、非常にパーソナルな着地点を設けてみせた意外性ある構成も面白いと感じました。硬派な官僚ドラマとドロドロの愛憎劇をうまくブレンドしてみせた脚本家のバランス感覚は非常に優れています。。。
以上、大変に満足のいく鑑賞ではあったのですが、やはり気になったのが本作の不親切さ。各キャラクターの紹介場面は一切なしのままいきなり本筋が始まり、キャラクター達はコードネーム、ファーストネーム、ファミリーネームの3通りの名前で呼ばれます。現在、ちょっと前の過去、随分前の過去の3つの時系列を舞台としながらも、服装やメイク等で視覚的な変化を付けるようなことはしていません。おまけに、死んだとされていた人物が実は生きていたという展開がサラっと流されたりするので、予備知識なしでの鑑賞はほぼ不可能という壮絶な状態となっています。巻き戻しのできる自宅での鑑賞ならともかく、一度でも遅れをとった時点で即終了という映画館での鑑賞は、もはや自殺行為。映画館での鑑賞を想定していない映画を評価していいものかと悩んでしまいます。。。
考えてみれば、本作の主要キャラクターは10名程度。実は007やミッション:インポッシブルよりも少ない人数しか動いていないのです。いくらでもわかりやすく作れたであろう話なのに、それをわざわざ複雑に撮った理由が理解できません。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2012-11-15 01:45:39)
31.英国の曇天の下、跋扈するオッサン英国諜報員たちの渋さを、ひたすら堪能できる作品。一煮立ちさせた激渋エスプレッソ・コーヒー(砂糖抜き・茶請けなし)を、何杯もマグカップで飲まされたような気分でした。
aksweetさん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-12 07:36:42)
👍 1
30.東西冷戦下のスパイの哀しき人間模様を描いた重厚感のあるドラマ。

どちらかというと謎解きに軸足が置かれており、サーカスの上層部に紛れ込んだ“モグラ”の正体を捜査していく老スパイ、スマイリーを演じたゲイリー・オールドマンの渋くも威圧感のある演技を堪能しました。更に登場しない重要登場人物である、謎のソ連の大物スパイであるカーラ。姿は見せずに見事にその意志や作品の中での存在感を出させていたと思います。

鑑賞に集中力を求められる作品ですが、考えてみればモグラの容疑者はかなり絞られています。最後にモグラの正体を明かしますが、モグラを含めた容疑者の人物描写が終盤まではかなり少なく、ちょっと時間が足らなかったかという気がします。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-07 23:57:08)
29.ネタバレ 登場人物やストーリー展開が分かりづらくて、ウームどうしたものかと思いながら帰宅。
けれど観賞後、wikipediaであらすじを確認してみると、それほど理解できていなかったわけでもない。「確かにそうだった」という感じ(笑 情けない・・・) 思い返してみると、ストーリー上重要な部分はしっかり見せ場として印象に残るように作られていたと思います。主人公の語るタバコとライターのエピソードや、若いスパイと向うの女とのエピソード(裏窓みたい)などは引き込まれました。最初は分かり辛かった登場人物が、ラスト周辺でついにキャラクターが確立された感じがするのも面白かったかな。「あー面白かった!」と揚々映画館を出れるような作品ではないかもしれないけど、後からじわじわ来そうな見応えはある作品だったと思います。もう一度見たいと自分も思いました。
ゆうろうさん [映画館(字幕)] 7点(2012-05-26 21:34:24)
28.ネタバレ 少しずつ二重スパイの顔に迫っていく本格的なスパイ映画だと思います。ただ、ゲイリー・オールドマン演じる冷静かつ聡明な主人公や、ジョン・ハート演じる豪腕な元ボスに比べて、疑いの対象となる4人の幹部がどうも弱い。彼らが英国諜報部で幹部にまで上り詰めた要素が見当たらず、そりゃゲイリー・オールドマンがなんとかするよねと思って安心しちゃいます。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 7点(2012-05-21 09:23:41)
27.難解です。観終わった後、解説などをみて整理してようやく理解できる。とにかく感じ取らないといけないシーンが多い。もう1回観たら印象が変わりそう。
ラグさん [インターネット(字幕)] 6点(2019-09-29 00:09:39)
スポンサーリンク
26.おもしろいんだけど、きっと原作はもっとおもしろいんだろうな。
センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 6点(2018-05-22 21:55:58)
25.登場人物はそこまで多くなく、時系列を必要以上に組み替えるほどではない。わざと難解で複雑そうに作っている(原作そのまま?)ところがウィークポイント。コリン・ファースとトム・ハーディがどこに出ているのか分からないくらいに、入り組んだ物語に集中しようとしても振り落とされる。蒼くくすんだトーンの映像に差し色として金色やピンクの壁紙が映えるクラシカルな美術、冷戦当時を再現した空気が良いだけに残念。過剰演技のゲイリー・オールドマンが本作では打って変わって抑制された演技で、スパイの悲哀と孤独を体現している。仲間だがお互いに誰も信用しない。陽の目を見ない世界で孤独な戦いに身を投じる姿は渋くカッコよく思えた。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 6点(2017-12-11 20:42:04)
24.ネタバレ 名優ずらり。スパイ映画としての雰囲気抜群の作品でしたが、私にはちょっと難しかったかな、、、。
あろえりーなさん [地上波(字幕)] 6点(2017-02-14 21:27:53)
23.2015.12/7 鑑賞。なかなか面白かった。こんな世界が現実にあるとは信じられない。それとは別の幸せな世間で生きてきたのはありがたい。
ご自由さんさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-12-16 18:47:36)
22.面白い映画だったのだが、名前の刷り込みが足りないのか、誰のことを言っているのかよくわからなくなり、ラストのクライマックスで置いてけぼり状態に。そこさえしっかりしていればもっと評価は高かったんだが。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 6点(2015-06-17 15:20:53)
21.あともうちょっと何かがあればいい映画になるのみ、もう一息足りない映画。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 6点(2014-08-22 23:20:11)
20.よく出来ているとは思いますが、やっぱり、2時間足らずでこの原作を映像化するのは無理ですわ。 個人的な意見ですが、ジョン・ル・カレの小説はどれも映像化するのは難しいと思います。 事前に原作を読んでいないと、話についていけないと思います。
ミスプロさん [映画館(字幕)] 6点(2012-05-15 14:25:13)
19.わからん!!映画の雰囲気とかは好きですが、そもそも「裏切り」が何かがいまいちよく分からなかったので、犯人がわかっても「こいつが具体的には何をした・・?」という感じでした。もう一回見ればもう少し分かるのかもしれないけど、また見たいかと言われると、ウーン、どうだろう。。。
珈琲時間さん [映画館(字幕)] 6点(2012-05-03 12:58:50)
18.ネタバレ 宣言通り約半年ぶり2度目観賞を果たしました。もぐらを探せ!複雑な人間関係、所在地関係、時間構成に伏線を張り巡らせた濃厚なサスペンス。主演ゲイリー・オールドマン、影のある重厚な名演。もぐらのコリン・ファース、死に際に赤色の血の涙を流しました。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2012-05-02 03:50:31)
17.冷戦中のヨーロッパが舞台で、いかにもヨーロッパらしい色見のない渋味のある街の景色、IT化前のモダンなオフィスインテリアなどが興味深く、映像的には飽きることがありませんでした。ということで良質な映画だということはわかるので、気力を集中して鑑賞したのですが・・・なかなか頭に入ってこないんですよね。結構早い段階で、初見ですべて理解するのは無理だとあきらめてしまいました。登場人物が多く、でもそれぞれがあまり大きな役を負ってなくて、キャラが立っているわけでもなく、しばしば回想場面が挿入されるので混乱させられるし、リアルタイムでの緊張感があまり感じられない。そして、結局のところ、諜報組織のうちわもめという、とても狭くて閉じた世界の話なので、迫ってくるものがないんですよね。エンターテインメントとしてみると、消化不良です。だからといって、もう一度見たくなるようなミステリアスな謎も感じられない。でも、雰囲気は嫌いじゃないし、ロシア娘はイイ!
camusonさん [DVD(字幕)] 5点(2023-02-17 18:03:07)
スポンサーリンク
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 56人
平均点数 6.21点
011.79%
100.00%
235.36%
323.57%
447.14%
5712.50%
61017.86%
71628.57%
8610.71%
958.93%
1023.57%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人

【アカデミー賞 情報】

2011年 84回
主演男優賞ゲイリー・オールドマン候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)アルベルト・イグレシアス候補(ノミネート) 
脚色賞ブリジット・オコナー候補(ノミネート) 
脚色賞ピーター・ストローハン候補(ノミネート) 

■ ヘルプ