映画『踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望』の口コミ・レビュー

踊る大捜査線 THE FINAL 新たなる希望

[オドルダイソウサセンザファイナルアラタナルキボウ]
2012年上映時間:126分
平均点:4.95 / 10(Review 62人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-09-07)
アクションサスペンスコメディシリーズもの犯罪ものミステリー刑事ものTVの映画化
新規登録(2012-07-12)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2024-11-16)【イニシャルK】さん
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監督本広克行
キャスト織田裕二(男優)青島俊作(警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係係長・警部補)
柳葉敏郎(男優)室井慎次(警察庁長官官房審議官・警視監)
深津絵里(女優)恩田すみれ(警視庁湾岸警察署刑事課盗犯係・巡査部長)
ユースケ・サンタマリア(男優)真下正義(警視庁湾岸警察署署長・警視正)
甲本雅裕(男優)緒方薫(警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係・巡査部長)
内田有紀(女優)篠原夏美(警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係・巡査部長)
伊藤淳史(男優)和久伸次郎(警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係・巡査部長)
滝藤賢一(男優)王明才(警視庁湾岸警察署刑事課強行犯係・研修生)
遠山俊也(男優)森下孝治(警視庁湾岸警察署刑事課盗犯係・巡査部長)
小林すすむ(男優)中西修(警視庁湾岸警察署刑事課課長・警部)
佐戸井けん太(男優)魚住二郎(警視庁湾岸警察署警務課課長・警部)
小野武彦(男優)袴田健吾(警視庁湾岸警察署副署長・警視)
北村総一朗(男優)神田総一朗(警視庁湾岸警察署・指導員)
斉藤暁(男優)秋山春海(警視庁湾岸警察署・指導員)
小栗旬(男優)鳥飼誠一(警視庁刑事部捜査一課管理官・警視)
小泉孝太郎(男優)小池茂(警視庁刑事部交渉課課長・警視)
ムロツヨシ(男優)倉橋大輔(警視庁刑事部交渉課交渉人付・警部)
筧利夫(男優)新城賢太郎
真矢みき(女優)沖田仁美
大和田伸也(男優)安住武史(警察庁次官)
津嘉山正種(男優)池神(警察庁長官)
香取慎吾(男優)久瀬智則(警視庁刑事部捜査一課・警部)
大杉漣(男優)横山邦一(警察行政人事院・情報技術執行官)
水野美紀(女優)真下雪乃
武野功雄(男優)日本科学未来館の警備員
笠井信輔(男優)キャスター
北山雅康(男優)坂下始
柊瑠美(女優)婦警
山路和弘(男優)福田徹
三上市朗(男優)三井一郎
小松彩夏(女優)婦警
大和田健介(男優)
坂田聡(男優)
迫田孝也(男優)
岡部たかし(男優)
井上肇(男優)
脚本君塚良一
音楽菅野祐悟
松本晃彦(シリーズ音楽)
作詞織田裕二「Love Somebody (CINEMA Version Ⅳ)」
マキシ・プリースト「Love Somebody (CINEMA Version Ⅳ)」
編曲松本晃彦「Love Somebody (CINEMA Version Ⅳ)」
主題歌織田裕二「Love Somebody (CINEMA Version Ⅳ)」
マキシ・プリースト「Love Somebody (CINEMA Version Ⅳ)」
製作フジテレビ
ROBOT(製作協力)
亀山千広
配給東宝
特撮石井教雄(VFXスーパーバイザー)
美術梅田正則(美術監督)
編集田口拓也
照明加瀬弘行
その他小林すすむ(献辞)
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💬口コミ一覧

62.ネタバレ スカラ座の初日舞台あいさつに行き、さらにその日の最終回も観てきました。つまり二回wwwとてもよかったです。個人的には3より好きかも。もうこれでファイナルって言ってますが、ファイナルなんて言わずに何作でも作って欲しいです。それが本音ですね。今回は一つの事件だけに焦点を絞ってるので、わかりやすくてよかったです。毎度、踊るは何件もの事件を同時進行で走らせてましたからね。そして青島君とすみれさん。いや~~~良かった良かった。もう最初の夫婦のシーンからもう嬉しくて嬉しくて。この二人には幸せになって欲しかったですからね。当然、あの抱っこシーンはツボでした。女子的には、胸キュンですよ。和久君の「え~?」には笑ったけど。このまま付き合っちゃえ~~結婚しちゃえ~~って思いました。真下と雪乃ばっかりずるいよね。青島君と室井さんのコンビ復活も萌えましたねぇ。所轄と本店の刑事が一緒に捜査。個人の判断に任せる。責任は俺が取る。俺はあんたを信じる。あんたも俺を信じてくれ。いや~~ん。思い出しても泣けます。さ、明日も観に行きますよ~(たぶん5回は見るなこりゃ)
ゆみっきぃ♪さん [映画館(邦画)] 10点(2012-09-08 03:00:36)
👍 2
61.ネタバレ このシリーズ、大好きなのです、自分。リアルタイムでテレビシリーズ観てて、どれほど生活に張りがあったか・・。ファイナルなんて言わないでさぁ。「男はつらいよ」シリーズみたく長寿シリーズになってほしかった。普通、映画って主人公がどういう人か描写するのに手間取るじゃない。でもこのシリーズは、人のいいみんなの掛け合いがいきなり始まり、心が温かくなる。あまり映画雑誌では言わないが、この監督、僕は只者ではないと思ってます。見せ場のために、無茶あり、ありえん展開あり、それはしっちゃかめっちゃか。映画としての品すら壊れそうになってしまう時も。それでも、声を大にして言う!「躍る大捜査線」だいすきだ~~~~!!もう一声!みんな愛してるぞ~~~~!!!
トントさん [DVD(邦画)] 9点(2013-05-17 03:28:31)
60.ネタバレ 正直、前作のことがあったので心配でしたが、これは4本ある映画作品でベストです。少し失われ欠けていたテレビ時代の軽妙さと間、盛り込みすぎていた事件、そしてなにより警察組織、青島と室井の課題に決着を付けてくれています。最後の犯人のひとりとの結着部分は強引でしたが。前作でのわだかまりが、スカッと解消しました。おもしろかった。
プライベートTTさん [映画館(邦画)] 9点(2012-09-09 19:26:43)
59.最終作なのか、これから新シリーズを始めようというのか、よくわからんタイトルですが、前者だとして(多少、疑心暗鬼)、まあ、有終の美と言ってよいのではないでしょうか。
ビール騒動を始め、細かいギャグがふんだんに盛り込まれて、ちょっと悪乗りし過ぎかとも思うのですが、それでも物語の中心となる事件の魅力で、グイグイ引っ張ります。今回の事件においては、いわばこのシリーズを特徴づける「本庁vs所轄」「会議室vs現場」といったテーマがズバリ、軸となっていて、そういう意味でも、シリーズ総決算、という趣きがあります。ゴタゴタした署内の描写とか、大規模な展示会の描写とか、スケール感には事欠かないし、物語における伏線の数々にも唸らされたり。
しかし最終作の最終作らしさというと、青島クン、ここでも颯爽と走って見せる、のかと思いきや、コケちゃうのよね、腰痛だから。長年の現場生活で、彼もボロボロなら、すみれさんもボロボロ。いや私もボロボロなんですけどね、ははは。
深刻な事件を荒唐無稽な展開でぶった切って見せた後、このラストにはいささかコソバユイものがありますけれど、また新しい一日が始まるんだなあ、という訳で、気持ちよくシリーズを締めくくってくれました。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2020-01-23 21:40:17)
👍 1
58.ネタバレ やっぱり、このキャラクターたちに会えるということ、それだけで嬉しいのです。
アニメだと平然と同じことを続けられるのでしょうが、キャラクターの性格や役割を極力維持しながら、リアルに歳をとっていかなければならない脚本家の苦労は並大抵ではなかったでしょう。
前作では新しいキャスト、新しい役職にやや違和感を持ちながら時代が変わったような印象を受けましたが、その続きになると、新しい布陣もこの世界に馴染んでしっくりとしています。テレビの良い所でもあるし、悪い所でもあるのですが、続けることって大事なことだと思います。自分は初めて「踊る」に接した時、批判的だったのに、映画もテレビのDVDも、ずっと見ているといつのまにかキャラクターたちが大好きになっている自分に気づいていました。
初めて映画第1作で「踊る」に接した自分は、ギャグのセリフのの変な「間」に耐えられなかったことを思い出します。
今では悠々とこの変な「間」を受け入れて笑える余裕が出来ていますし、「踊る」でしかこのベタな演出は笑えません。
今回も青島がラスト近くで決め台詞的な言葉をチラッと吐くのですが、その言葉、権力批判をスパイスとして効かせながら、「和」を軸に描いてきたこのシリーズの作り方の考えともオーバーラップします。
自分はかつて映画として高度であることが最も正しいと思っていましたが、キャラクターが愛されているか、その生活空間が楽しいか、ハッピーエンドであるか、そこに重きを置いてきたからこそ、このベタベタな演出の作品が続けられたのだと思います。「正しい」だけでは成り立たない世の中の事情をこのシリーズが体現しています。
今やミーハーなファンの自分としては、多くの人が思っているであろう決着してほしい部分はネタバレであえて語りませんが、欲を言えばキリがないのでこれで終わりです。
観た後、もっと一緒にいたい、次も観たいし次も同じシチュエーションを楽しみたいと寂しい思いをさせるということは、「男はつらいよ」に匹敵する偉業のように思います。
どっぐすさん [映画館(邦画)] 8点(2012-09-11 02:24:50)
57.ネタバレ 犯行の動機や、設定に困難感をひしひしと感じます。ジャニーズは、取扱い注意が多いので、犯人役には不適当だと思います。それ以外は、楽しめました。バスジャックは、圧巻でしたが、どうやって撮影したのでしょうか。
クゥイックさん [映画館(邦画)] 8点(2012-09-09 20:47:37)
56.ネタバレ 「新たなる希望」っていうのはスターウォーズのエピソード4になぞらえているんですかね。「踊る大捜査線」の場合、何が新たなる希望だったんでしょうか? 鳥飼の告発により、警察組織の浄化が進むことを期待という意味だったんでしょうか。警察組織はドロドロというテーマはFINALまで一貫していましたね。でも最後の記者会見で並んだ沖田、室井、新城の顔ぶれを見たら、この人たちなら大丈夫かなという気もしました。
今回の事件を仕組んだのは現役の刑事たちだったわけですが、その理由が悲しすぎますね。真下がヘラヘラしているのも余計に反感を買ったんだと思います。真下は悪い奴じゃないんだけど、上に立つと、自分で深く考えずに上から言われたままに動く信念のなさは、特に意識の高い部下に強い反感を買います。ましてやそのせいで人質の子どもがなくなり、その子どもが身内だった場合はなおさらに。でも、真下は今回の事件で、自分の子どもが無事だったことして見えていず、自分が元凶であり、そのせいで優秀な刑事たちを犯罪に追い詰めたことがわかっていないように見えます。
今回の犯人たちは、突然出てきた香取慎吾を含め、小栗旬演じる鳥飼、小泉孝太郎演じる小池は、この作品で切り捨てられるのは惜しい気がします。FINALだから、青島と室井さえ残せば、あとはどうにでもという感じだったんでしょうか。鳥飼と小池は前々から不満を持っていた様子が描かれていたのが、今作で回収されたわけですね。
バスでの突入はホントに謎だらけ。なぜバスジャック? すみれは逮捕されないの? ほかの乗客や運転手は? なぜバナナ倉庫にいるってわかった? なぜちょうどいい突入ポイントが外から分かった? なぜすみれが透明になっている? 謎だらけなので、すみれ幽霊説もうなずけます。すみれが死んだのかどうかが気になるところですが、あえてそこはあいまいになっています。FINALだったのに次回作が決まったそうですから、そこで明らかになるかもしれません。
事故の後遺症に悩んでいるすみれのことを思ったら、ましてやバス突入でさらにケガをしたすみれのことを思ったら、「やめないで」とは言えないはずですが、それが不器用な青島にできる最大限の愛情表現なんだろうなと思いました。できれば次回作では、冒頭のからあげ屋みたいに、息の合った夫婦になっていてほしいです。
エンドロールで旧作の名場面を次々に見ていたら、積み上げたものの大きさに感慨ひとしおでした。次回作でかつての和久さんと同年代で還暦間近の青島刑事がどう活躍するのかを楽しみに待ちたいです。
チョコレクターさん [インターネット(邦画)] 7点(2024-12-31 10:05:57)
55.ネタバレ ついに完結した。ドラマ版の大ファン。映画シリーズには多々不満はあったものの、人気ドラマから映画化スピンオフでお金も儲けるというシステムのパイオニアとなったのは偉大ではある。今作は、ネタ的にはさほど見るべきものは少ない。むしろ無理がある、またはトンデモファンタジーネタ構成でもあった。ただ映像的には夜間での適度な照明具合、見やすい映像は素晴らしいと思ったし、湾岸エリアや大都市東京の画は今までの日本映画とは一線を画すほど出来栄えだった気がする。まるでハリウッドのNY映像のようだった(褒め過ぎ)。オープニングの過去の名場面を切り取るニューシネマパラダイス風の映像にはファンとしてしびれた。このシリーズはいかりやさんが亡くなられた時点で終了だったなあ。ユースケは下っ端キャラなんで、ドラマ版以外は全く生きていない。批判はしたものの、この2時間はあっという間だった。面白いということなんだろう。 今後は織田裕二さんが青島俊作の呪縛から脱することができるか。心配ではある。
タッチッチさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-09-09 21:54:01)
54.ネタバレ ファイナルというのでやっぱり全部観ておかなくちゃ、という乗りで。
深津絵里ちゃんはやっぱり抜群にステキ。
室井さんも存在感たっぷりでいいとこ取り。
あの3人組もちゃんと役を与えられて・・と百花繚乱;
総花的最終版になっててそれはそれでいいと思います。
もちろん!最後は勘??というより走るだけで見つけるのかい、というところや
バスジャック!?でも乗客はいい迷惑だと思っていたらなんか誰も
乗ってないみたいだし・・やら・・。
一番は犯行動機が肉親だった以外弱いのは致命的でしょ。
不条理に「誰でもいい、殺してみたかった」というのとも違うしね。
とめちゃんここじつけなところは山盛りだけどたくさん走った織田くんに
お疲れ様7点;
AKOさん [映画館(邦画)] 7点(2012-12-14 00:51:40)
53.ネタバレ 青島が撃たれて殉職を連想させる予告編に驚いてましたが。。途中で中だるみがあったのが残念。最後の青島と室井の連携は感動しました。すみれさんは結局、退職するの??
山椒の実さん [映画館(邦画)] 7点(2012-10-20 09:05:52)
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52.ネタバレ これまでの作品が「CDアルバム」とするならば、本作は「THE FINAL」と銘打つだけあって「ベスト盤」のようなテイスト。とにかく脇役から小ネタからBGMを含め、最後だからもう全部ぶっ込んでやろう、というくらいの製作者の勢いを感じた。このお祭り感も「踊る」らしさのひとつなのだろう。特にタイトルバックの総集編感、疾走感はたまらなく、これを見て胸躍らないファンは皆無なはず。本作をみてから前作「3」を思い出すと、このための前振り的作品のようで、今になって妙に納得した次第。今回起こる犯罪には、他の方と同じくその動機面に違和感を感じないわけではないが、「今の日本の組織は全く機能していない」との鳥飼の言葉に凝縮される一つの「正義」を通して、警察だけではなく、政治をはじめとした日本の既成システムに対する製作者サイドの批判も含みつつ、「そんな正義は胸にしまっておけ」という青島の価値観に「踊る」としての方向性を与えているように感じた。また、FINALとして、青島と室井、そして青島とすみれの関係にも一つの方向性(答えではない)が示されたことには十分納得できた。そして今日も湾岸署では青島やすみれがいつものように事件と対峙している。室井は上層部で警察改革に戦っている。それぞれの「正義」を胸に秘めながら…。そう観客に思わせる終わり方だった。その意味では今回示された「方向性」こそが観客にとっての「新たなる希望」なのだ。私はいい終わらせ方だったと思う。
田吾作さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-18 11:38:15)
51.ネタバレ 面白かったです。
15年前のドラマ放送からリアルタイムで観てきたのでさっぱりと終幕を迎えられて良かったと思います。以下。。。だらだらと感想を書きます。
室井さんが「青島、お前幾つだ」って聞いた時に「あの時は俺学生でバイト中にドラマ観てたんだよなぁ」と歳月が経つのをリアルに感じましたよ。
内容に関しては劇場版中一番の面白さだったと思います。バスの突撃とか「室井さん!俺はあんたを信じる!」のワンパターンさとかパトレイバー2の曲をパクるな!とか突っ込みどころが色々ありますが踊るのキャラに思い入れがあるので許せるレベルでした。
そして今回最終作と言うことでしっかりと物語は終わりを迎えました。
端的に言えば青島さんや室井さんが世の中を変えていく現実性に乏しくも希望に満ちた終わりを迎えたので「俺達の戦いはこれからだ!」的な終わり方よりは「踊る」らしくて良かったんじゃないかなぁと思います。
そして最後に。。。すみれさんは意中の人と幸せになれたぽいので本当に良かったですよ。15年間お疲れ様でした。
AIRSさん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-16 23:23:43)
50.素直に面白かったと思います。この評価は前作を劇場で観てしまったことに対する反動でもあるかもしれません。サスペンスチックな脚本も良かった。前作もこのくらいのレベルだったらなぁ。惜しむらくはふたつ。ひとつは動機。言いたいことはわかるが悪く言えば自分のためでないことにそこまで人生を棒に振れるものかどうか。二つ目は事件を解決する最後の手段。あの方法を取らせるのならそのプロセスをチラっとでもいいから入れておくべき。いきなりあの場面では、ズルいとしか思えない。
MASSさん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-16 22:52:30)
49.ネタバレ ドラマシリーズから見続けてきた身としては何だカンだ言ったってその軌跡には感慨深いものがありますし、タナボタながらも青島と室井について一応のケリを付けてくれていたりもして、なのでファンとしてこの点数。オープニングの各キャラの軌跡を辿る映像のコラージュに、会社の仲良しみんなで見に行ってぎゅうぎゅう詰め状態の日劇のロビーで過ごした時間を懐かしく切なく思い出してジーンとなって。ただし、じゃあ手放しで良かったって喜べるのかと言えば・・・。まず完結編なのだからとばかりにこれまでの細かい遊びネタを画面端まで詰め込んであってウザいです。ファンとネタを共有して楽しみまーす、っていうのはもう古いと思うんですよね。80年代のアニメか?っていう。毎回映画をグダグダにさせる原因になるどうでもいい脇エピソードを今回あまり目立たなくさせて物語の主軸を一本化して簡潔にした点は良かったですが、その過程には疑問いっぱい。事態が進行中の状態で何故幹部連中が幕引きを謀れると思っているのか意味不明ですし、クライマックスの青島と室井の連携は始めにシチュエーションありきで無理矢理な感じ。でも、最大の疑問は『踊る』って結局何だったんだろうなぁ?ってところで。前作は業界の事情やしがらみが脚本に反映されるという、警察機構の体質云々を問える資格の無い、「作品」と呼びたくないレベルのみっともない作品でした。それに比べれば今回は一部不自然ながらもそのハードルを越えて作品として成立させている分マシなのですが、このシリーズが一貫させてきた事、凶悪犯罪者に一切の人間性を与えず絶対悪として切り捨ててきた事が今回、破られているのですね。組織内部の犯罪だから、やむにやまれぬ事情を設定する必要があるから、それは作品を完結させるためには必要だったから? それって結局「身内に甘い脚本」となったんじゃ? 脚本が逃げに走った事でシリーズ全体がボヤける結果になったという。長く親しんできた登場人物の行く末に感動させられつつも、最後の花道を飾りきれなかったちょっと残念な面の残る作品でした。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-09 14:21:45)
48.ネタバレ 15年前にTVの本放送を見ていた頃は、周囲に話しても知らない人が多いドラマだったのが、いつの間にか巨大コンテンツに成長。ただ劇場版1の頃がピークで熱は冷め、2やスピンオフ諸作品そして3は話題先行という面が否めず、中身のストーリーは若干不満でした。前作も何だかんだで「日向真奈美の物語」になっていましたし。そういった意味では、今回FINALのストーリーは久々に見応えがあり、楽しめました。筋も本来の「青島と室井の物語」に回帰していたと思います。もちろん相変わらずのドタバタもあり、クライマックスはかなりご都合主義ですが、「踊る」ってそもそもそういう喜劇ですしね。鬱陶しいほど多発する事件が、実は関連していたというのは「踊る」劇場版で毎度繰り返される展開ですが、今回の事件群は1や3ほど煩わしさは感じず、絞られていた感じ。不満といえば、犯人役の香取慎吾がシーンが少なすぎて、わざわざ香取をキャスティングする意味あったのか?とか、「青島とすみれの物語」としては若干尻切れトンボだったのでもう一歩踏み込んで完結させてほしかったとか。また欲を言えば、犯人を捕まえる終盤シーンには、亡き和久さんの名セリフ「犯人確保の瞬間が一番危険だ」ってのをぜひ青島から和久君へ伝えるシーンがあったらなぁ…。劇場版2や3から登場した「小池の物語」「鳥飼の物語」も今回で完結した感がありますが、全体としては終了ムードは薄く…。フジテレビのことですから、また何らかの形で続いていくような予感もしますが、ひとまずは湾岸署の皆さん、お疲れ様。
蛇蟇斎狐狸窟さん [映画館(邦画)] 7点(2012-09-08 15:00:49)
47.ビールのくだりとか最後まで踊るでした。
すたーちゃいるどさん [地上波(邦画)] 6点(2017-06-12 15:21:41)
46.ネタバレ 「踊る・・」の大ファンなので点数甘めです。
冒頭のシーンだけで終わって欲しかったなぁって感じ。今回の一連の事件の根幹の原因を作り、movie1の時から感じの悪い嫌な命令を出していた無能な「池上警察庁長官」「安住警察庁次長」が横山人事院執行官から「辞職勧告」を受けたシーンはこれまでの悪政が亡くなり”新たなる希望”が生まれたのかなぁと救われた気持ちになった。
エンディングロールの最後にあった「すみれさんとのツーショット」がこの本編の後のことだといいなぁとつくづく思う。
今更なんだが 低予算で 最初のころの「警察官は公務員、普通のサラリーマンと同じ」というコンセプトに戻ってギャグと小ネタをちりばめ
ながらチマチマ所轄の仕事こなしていくTVドラマをずっと続けて欲しかったなぁ 亀P いや社長が恨めしい。
だだくまさん [映画館(邦画)] 6点(2015-09-23 12:48:37)
45.ネタバレ 相変わらず組織上層部は腐り果て、現場最前線だけが正しい。こうした描き方はこのシリーズが流行らせ、警察だけではなく会社やら学校やら何やら、各映画ドラマ小説に於いてよく使われるようになった。それの是非をどうこういうつもりはないが、こういう内容で警察から抗議は来ないのか?と思ってしまった。派手な内部犯行…しかも動機不鮮明なシリアルテロリスト的な人たちが騒いでいて、上層部は抜群の無能ばかりで、私は警察関係者ではないが、そういう方々が見たら怒るかなあと感じた。
それはそうと内容だが、これまでのシリーズ要素を叩き込んで祭りに仕上げたのは悪くない。いつものようにストーリーは無茶苦茶だが(でも前作よりはだいぶマシ)、いちいち突っ込んでいては身が持たない。安心できるキャスト、訴求力のある音楽、上滑り気味のギャグ、大物俳優のチョイ出演などを楽しめればストーリーなんてどうでも…良くはないが、もういいやという気にさせられる。これがシリーズ初見の方は少ないだろうし、これまで支持してくれたファンの皆さんありがとう!あれもこれも出すよ!セットや撮影はお金かけましたよ!最後はバスが突っ込むよ!いいセリフもあるよ!だからストーリーは大目に見てね!というフェスティバル映画ということでもういいんじゃないでしょうか。
しかしファイナルという割りには人間関係を根本から動かすような大ネタはなかったので、興行収入さえ良ければまたやる気満々だったのではないかと思う。良くなかったようなのでどうなるか。
カツルギさん [映画館(邦画)] 6点(2014-09-28 17:49:14)
👍 1
44.ネタバレ ドラマの本放送もそんなに熱心に見ていたワケじゃない俺でも“あの曲”をバックに画面に流れる過去映像のコラージュで、もうすっかり胸熱になっちゃうから不思議(笑)。やっぱりこの作品は“あの時代”を象徴する存在だったンだな~(なぜか過去形)と改めて思うワケです。しかし…“大切な命を奪われた”にしても“組織の腐敗許すまじ”にしても、まぁおっしゃるコトは分かるケドさ、子供は殺したらダメだろ~。過去の殺害時間に合わせて、寝顔の写メを捜査本部に送るだけで意図は伝わるべさ。「おいおい!マジで殺す気だったんかーい!」とビックリしちゃいましたよ(苦笑)。

他にも“突然バス”とか“慎吾の無駄遣い”とか“「バナナだ」って指示なんだよ”とか言いたいコトは色々ありますが、エンドクレジットに織田裕二の歌が流れてくれば、これはもう気分は大団円なワケです(笑)コレってやっぱり、なんだかんだで歴史のある作品の強みなんでしょうね。「らぶ、さんばでとぅ~な~い♪」
幻覚@蛇プニョさん [地上波(邦画)] 6点(2013-11-17 07:57:29)
43.劇場じゃなくテレビで毎週やってくれればいいのに。ドラマ版のおもしろさと劇場版のがっかり度の差が大きすぎる。シナリオに無理があるのは邦画だしこんなもんでしょう。みんな出てたし、最後の祭としてはいいんでは?
Skycrawlerさん [地上波(邦画)] 6点(2013-10-19 01:20:41)
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【点数情報】

Review人数 62人
平均点数 4.95点
034.84%
123.23%
258.06%
369.68%
4711.29%
51016.13%
61422.58%
7914.52%
834.84%
923.23%
1011.61%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.20点 Review5人
2 ストーリー評価 4.54点 Review11人
3 鑑賞後の後味 5.45点 Review11人
4 音楽評価 7.42点 Review7人
5 感泣評価 4.42点 Review7人

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