映画『悪の教典』の口コミ・レビュー(2ページ目)

悪の教典

[アクノキョウテン]
Lesson of the Evil
2012年上映時間:128分
平均点:5.51 / 10(Review 84人) (点数分布表示)
公開開始日(2012-11-10)
ホラーサスペンス犯罪もの青春もの学園もの小説の映画化バイオレンス
新規登録(2012-10-21)【+】さん
タイトル情報更新(2020-10-01)【イニシャルK】さん
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監督三池崇史
キャスト伊藤英明(男優)蓮実聖司
二階堂ふみ(女優)片桐怜花
染谷将太(男優)早水圭介
林遣都(男優)前島雅彦
浅香航大(男優)夏越雄一郎
水野絵梨奈(女優)安原美彌
山田孝之(男優)柴原徹朗
平岳大(男優)久米剛毅
吹越満(男優)釣井正信
荒井敦史(男優)加藤拓人
西井幸人(男優)高木翔
藤原薫(男優)田尻幸夫
永瀬匡(男優)鳴瀬修平
工藤阿須加(男優)松本弘
小島藤子(女優)阿部美咲
秋月成美(女優)柏原亜里
松岡茉優(女優)白井さとみ
菅野莉央(女優)高橋柚香
山崎紘菜(女優)塚原悠希
藤本七海(女優)林美穂
岸井ゆきの(女優)星田亜衣
山谷花純(女優)三田彩音
伊藤沙莉(女優)永井あゆみ
三浦透子(女優)横田沙織
篠井英介(男優)酒井宏樹
岩松了(男優)灘森正男
小島聖(女優)田浦潤子
滝藤賢一(男優)清田勝史
矢島健一(男優)下鶴
山中崇(男優)真田俊平
山口馬木也(男優)蓮実芳夫
眞野裕子(女優)蓮実佳子
貴志祐介(男優)蓮実の同僚教師(国語)
藤井武美(女優)清田梨奈
原作貴志祐介「悪の教典」
脚本三池崇史
森下佳子(脚本協力)
音楽遠藤浩二
撮影北信康
製作市川南〔製作〕
東宝(「悪の教典」製作委員会)
電通(「悪の教典」製作委員会)
OLM(「悪の教典」製作委員会/製作プロダクション)
東宝映画(製作プロダクション)
プロデューサー坂美佐子
山内章弘(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
美術林田裕至
松井祐一(特殊造形)
編集山下健治
録音柴崎憲治(音響効果)
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💬口コミ一覧

64.ネタバレ 殺人鬼になりきった伊藤英明の怪演と山田孝之のパンティを嗅ぎ分ける特殊能力に注目!!ようはバイオレンス&コメディということです。まともにサスペンスや学園ドラマ、ラブストーリーっていうジャンルで鑑賞すると肩透かしをくらいます。中盤までは非常に退屈ですが、終盤はショットガンでの生徒狩りが開始され、愉快なエンタテイメントがスタート!!神がかった命中率と吹っ飛び具合は突っ込みなし。あれだけの生徒を1人も逃がさずに追いつめるあたりはプロの仕事人であり、ホラー映画のシナリオ。とにかく殺戮シーンにエンタメ性を感じない人は受け付けないでしょう。子供がどうとか言う人は論外です。
マーク・ハントさん [DVD(字幕)] 7点(2013-05-15 14:44:56)
63.ネタバレ なかなか私好みの吉外じみたサイコホラーであはるのだが、三池作品の手癖(特に流血シーン)がイヤでも目に付いてしまい、ちょっと冷めてしまう。

が、それらを払拭したと言っていい伊藤英明の(まさかの)怪演!補って余りある仕事っぷりでした。

そして、エンディングロールに「THINK 'BOUT IT!THINK 'BOUT IT!THINK 'BOUT IT!」というリフが鬱陶しい歌謡曲を持ってくるあたりも、イイ感じである。そのカタカナ英語の発音といい、歌詞の世界観といい、まさしく「エクセレント!」であると、カタカナで言ってみた。
aksweetさん [DVD(邦画)] 7点(2013-05-14 05:31:36)
62.ネタバレ 単純にエンターテイメントとして面白かったです。リアルに考えると、銃ぶっ放してるのになんで周りに住んでる人気づかないのとか水を灯油に変えて殺すとか無理すぎだろとか思うんですけど、まぁそういうツッコミはナンセンスなんでしょう。それよりも、猟銃での殺戮シーンをご堪能ください、と。実際、銃をぶっ放したときの人の吹っ飛びようとか血の飛び散りようなんかはまさに爽快とも言えるほど。実際の目で見たら恐ろしい限りですけど、映画だと凄く楽しい。それから、地下鉄のシーンなんかは固定カメラで撮って電車の揺れの動きを見せて不気味さを出すとか、なかなか印象深かったです。そんでまた三池監督らしいユーモアのある台詞もそれなりに笑える。逆に、聖司の心の中を描くようなシーン、夢の映像とかはなんだか微妙な出来で、彼の深層部分がどういうものでなんでああいう風になったのか、いまいちよくわからなかった。まぁ、娯楽なんでそんな深く考えずに見ればいいのかもしれませんが。楽しめたので7点差し上げます。
あろえりーなさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2013-05-12 23:38:57)
61.ネタバレ これは面白かった。演出も音楽も見どころたっぷりの良質なエンタメに仕上がっており、最後まで飽きずに見れる。監督と主演によるハスミンというキャラクターへの愛情がビンビン伝わってくる。電車内での澱み無さすぎる絞殺シーンからラストの大暴れまで見どころたっぷり。バイオレンスに抵抗の無い方は見て損はない、むしろ必見モノであろう。ショットガンという武器のチョイスもセンスを感じる。ナイフや拳銃ではこの荒々しさは出せない。
bolodyさん [映画館(邦画)] 7点(2013-01-09 20:52:30)
60.ネタバレ 映画化されると知って原作を読んでから鑑賞。原作からの詰め方はmkz811さんと同意見です。原作のエキスを残すために短いカットでつなぐ場面があり、町田リス園とか看板だけ出てきても原作読んでいないと?になるのでは。後半は原作も一方的に打っちゃうところは同じだから違和感は感じませんでしたね。「原作者出演」「ゲイ~ジュツカ」「To die?」は事前に知っていたので、ついにやついてしまいましたが、「To die?」はブラック過ぎるかな?。あとショットガン打った後の耳が痛くなる仕草がGood !でした。(原作ではこれも事件解明の伏線になるのですが。)
Banjojoさん [映画館(邦画)] 7点(2012-12-11 22:48:59)
59.ネタバレ 一般生徒のケンカで効果音がドゴォッ!!ってとこでまず笑うよね。クローズじゃないんだから。
猟銃で撃たれて吹っ飛ぶさまがコントのよう。
そして、ホークアイばりの神がかった百発百中っぷり。猟銃ってあんなに離れた相手に正確に撃ちこめるものなの?
ともかく、無茶が多いんですが、まあその辺はニコニコと楽しく見れます。
グロテスクな表現もありますし、いっぱい人が死にます。殺人鬼が観る夢のシーンは、マジで意味不明。
とにかく人がいっぱい死にます。
人をいっぱい死なせるためだけにこの映画はあるので、ストーリーは人がいっぱい死ぬためだけにあるようなものです。
それはいいんだけど、ちょっとテンポ悪くて、かったるい。この内容で129分はないでしょ!
つまらない伏線を効かせての解決と、ラストの過剰な説明セリフには萎え萎え。
すべからさん [映画館(邦画)] 7点(2012-12-08 17:08:14)
58.ネタバレ まず伊藤英明をこの映画の主人公に据えることが、皮肉だよなあ、と思います。いままで伊藤英明が演じて来たキャラクター自体を(そして映画作品自体を)、表面的に綺麗なだけの偽善だと言ってしまっているような感じです。そういう点が個人的には見応えがありました(イヤラシイ見方でしょうか)。映画前半では延々とオドロオドロシイ極端な演出が続き、若干食傷気味にはなりました。「おう、怖えーよ。」なんて、上から目線で思ったりしてw。  が、後半は打って変わって、意味深な演出など皆無。アッケラカンと言っていいほどサクサク殺していきます。主人公からすれば、普通の学園生活をおくるほうがよっぽど異常で、大殺戮を繰り広げるほうが普通でいられるのかな。ツッコミどころもありますが、そんな乱暴な展開さえ 自分に都合のいいようにまとめちゃう主人公には思わず引きつり笑いを起こしてしまいました。
ゆうろうさん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-22 02:39:11)
57.ネタバレ 原作未読。どう見ても善人でソッチ系のキャラしか演じてきていない伊藤英明。そんな彼を単純な快楽殺人者とは違う複雑なサイコパスを演じさせたのはキャスティングの妙ですね。ほとんどの人間に好かれ信頼されるほどの人格者であり、頭脳明晰、人心掌握に長け人の心に取り入るのが巧い蓮実。しかし、己の目的のためには躊躇することなく冷酷に他人を処理するコトも辞さない。目障りかつ自分の身に降りかかりそうな火の粉は即座に処理。殺すコトを悪とは思わず、瞬時に状況判断しシナリオを作りサラッとこなす辺り何を考えているか分からず不気味ではある。自己抑制、自己コントロールのできるサイコパスってとこか。繰り返しますが、演じているのが良い人で売れているナイスガイ伊藤英明というのが効果てきめん(私は海猿とか見てないんですけどね)。でも、理想の学園でも作りたかったのかな?というくらい行動理念がわからないですね。私と同じでピンと来たらヤルのだろうか(私の場合はピンときた映画を観る程度ですけどね)。原作読もうかなぁ。2冊もあると疲れるからどうしよう。 『ミッキー・メッサーの殺人物語大道歌(モリタート)』『マック・ザ・ナイフ』ってのは初めて聞きましたが、作品内容とマッチしていて蓮見の異常性と相まって怖かった。作品内容は無差別殺人みたいなもんですが、先生役も生徒役も上手い若手が揃っていて、コレ系が得意な三池監督ってものあって見応えありましたね。最後はとっ捕まりましたし、生きながらえた者も数名。書き上げたシナリオも穴だらけでしたが、蓮実なら心神喪失を勝ち取って死刑や実刑も突破できるのかな。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-18 23:14:02)
56.ネタバレ 中盤、オーディンにつきそうワタリガラスのフギンとムニンの物語が紹介されます。
フギンとムニンは、神・オーディンへ様々な情報を伝える存在です。
本作のフギンとムニンが示すものとは、以下だと思います。
①蓮実
蓮実が「裏掲示板」「盗聴器」などにより情報を集める様は、さながらフギンとムニンのようです。
②序盤に登場するカラス
蓮実が家の外にいるカラスに異様なまでの敵意を燃やし、電流により殺していたのも、自分の行動を「神に告げ口される」のを恐れていたからなのかもしれません。
③怜花
蓮実は最後に、怜花に向かって「オーディンによろしく」と言っています。
これは「蓮実は本当に狂ったふりをしているか?それとも、神を信じているか?」という観客への疑問の投げかけなのでしょう。
さらに・・・このとき、怜花の片目はカラスのように真っ白になっています。
なぜ怜花の目がカラスのようになったのか・・・これは怜花が新たにフギンとムニンの役目を担うものになったからだと思います。
続編があるとしたら、怜花は蓮実(もしくは蓮実の意思を受け継ぐ者)の凶行を止めるのかもしれません。
その行為こそが「神に告げ口をする」フギンとムニンなのでしょう。
ヒナタカさん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-18 20:25:44)
55.ややストーリーが単純にまとめられていたのとハスミンが強すぎるのですが悪くない。演技も良かった。
東京ロッキーさん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-16 14:50:52)
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54.てっきりサイコ野郎VS生徒達という構図の話だと、思ったので前置き長いなぁ~~、とか思いながら見ていましたが、蓮見が自分に都合の悪い人間を裏で淡々と殺して行ったり、弱みを握って行ったりしていく様は、なかなかのホラーな出来で、
逆にクライマックスの大量殺戮の方が間延びしてしまった。
原作未読なので、この辺のバランスが映画と小説は違うのだろうけど、
もう少し生徒役にも抵抗するシーンがあった方が見応えはあったと思う。
といってもショットガンに対し丸腰では、どうにもしようがないが。
それだけにあのアーチェリー少年がやけに印象に個人的に残ってしまった。
それにしても「to be continue」は強引だろ。あれをどう続けるつもりなんだろうか?
バニーボーイさん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-12 23:22:39)
👍 1
53.ネタバレ 屋上でキスをする伊藤英明と女生徒の前景と、後景の校舎。
人影は映らないものの、間違いなく誰かに見られている、という感覚で
シネスコ画面が効果的に活かされているが、
どちらかといえば広がりよりも、奥行きや深さを強調した画面が印象的だ。
(吹越満の乗る電車車両の揺れる悪夢的感覚。
廊下奥や教室奥の外光で薄暗く浮かび上がる伊藤の姿など)

一方で、AEDレコーダーや救助袋の伏線シークエンスなどは
あたかも取ってつけたようで、
回収地点でかえって作り手の逆算が露呈し、大いに興ざめである。

これなら、余計な伏線など無いほうがよほど気が利いているし、
インパクトもあるだろうに。

回収のための伏線張り。それは単に観客に辻褄合わせの納得を促すだけで
何ら驚きをもたらさない。

ついでに、盗聴器を仄めかすコンセント口等のショットのくどい反復や、
伊藤の来歴のフラッシュバック。
これらの無駄を省いただけでも、
110分程度には引き締まったはずだろう。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-11 23:49:08)
52.ネタバレ 彼の名は、蓮実聖司。地方の公立高校に勤務する英語教師だ。人を惹き付ける明るい性格と誰もがうらやむルックスの良さで生徒からの人気も高い。また、常に生徒のこと第一に考える熱血教師ぶりと保護者からのどんな要望にも真摯に対応する人当たりの良さから同僚教師からの信頼も絶大。授業も丁寧で分かりやすく、体育教師も真っ青の身体能力の高さ、それでいて毎日軽トラックで通勤するような飾らない人柄から、皆に〝ハスミン〟と呼ばれ、親しまれている。まさに人格者を絵に描いたような完璧な教師だった。自分の欲望にとことん忠実で、そのためには平気で人を殺すことを厭わないサイコパスであることを除けば――。人気者の顔の裏で、盗聴や謀略を駆使し、自分の理想のクラスを作り上げようとするハスミン。なんでも言うことを聞いてくれる親衛隊、弱みをちらつかせたら簡単に高級車やタワーマンションを提供してくれる同僚のお坊ちゃん教師、そしてクラス一の美少女とのとろけるような甘美な時間……。だが、そんなハスミンの完璧な生活は、ちょっとした綻びから急速に崩れ始める。その明晰な頭脳で何とか立て直そうとするハスミンだったが、様々な偶然が重なり、事態は取り返しがつかないことに。果たして彼が最後に選んだ「手段」とは?原作は、数々の賞に輝くベストセラー作家、貴志祐介。遅ればせながら、最近原作本を読んだのだけど、これが思いのほか面白くて、これほど夢中になって読んだのは何年振りだろうというくらいの傑作でした。で、その流れで映画化された本作も鑑賞。いやー、蓮実聖司を演じた伊藤英明はまさに嵌まり役でしたね。原作のイメージ通りの笑っちゃうくらい男前だけど、何処か胡散臭い感じがサイコーでした。そんなサイコーパスな彼が、自分の理想のクラスを作るために邪魔な生徒を学校裏サイトで炎上させたり、モンスターペアレントを火事で焼き殺したりする前半はその不穏な空気感も相俟って、なかなか楽しい。普段、世間体や人とのしがらみから色んなことを我慢している自分の鬱屈した暗い部分をビシバシ刺激してくれて、ここら辺は原作通りの面白さでした。ただ、後半からこの監督の良くも悪くも持ち味である「大味」な部分が目立ってきて、次第にテンションが下がってゆく自分がいました。うーん、後半からが雑すぎますかね。最大の見所であるクライマックスの生徒大量殺戮シーンも、原作ではもっと葛藤して悩んだ挙句「こうなったら皆殺しにするしかない。あいつらには悪いが早めに〝卒業〟してもらおう」と冷静に結論付けるところが、この蓮実聖司と言う強烈なキャラクターの魅力だったのに。これでは単なる頭のおかしい殺人鬼ってだけじゃん。まぁ画としては強烈で、あの傑作をここまで映像化してくれただけでも自分は満足度高めでしたけど。原作が大好きだった分、いろいろと不満点も残る作品でした。惜しい!
かたゆきさん [DVD(邦画)] 6点(2025-07-04 12:45:36)
51.ネタバレ 小説も、マンガも、何度も既読です。原作の貴志祐介さんは好きな作家であるし、そしてこの『悪の教典』も何度読んでも面白いストーリーです。今となっては有名なストーリーなのでサプライズも何もありませんが、これが世に出た当初のセンセーショナルさと言ったらすごかった。人当たりも何もかも完璧な英語教師の裏の顔。。。生徒を把握するための手段や優しさ、器を持っていて、それでいて欲望に対しては突き抜けていて欲しいものは必ず手にしようとする貪欲さ・狡猾さ。どの方面にも突出しているが故に通常の枠には収まらない、そんなクレイジー教師をまざまざと見せつけられました。クレイジーですが魅力的。蓮見聖司というキャラクターが刻まれて瞬間です。

と原作を激賞したくなるのですが、映画のほうは、やはり映画あるあると言うか、その枠で収めようとして色々カットしてしまっていたり、奇抜な演出になってしまっていたりと言うところが原作からの目線だとどうしても気になります。なぜか柴原が山田孝之さんでなんだか格好良くなっていたり、修学旅行のくだりがまるっとなくなっていたりしたところも残念でしたね。クラス40人の生徒のそれぞれの特徴やキャラクターも際立つようにしてほしかった。結局最後、誰が誰だかわからんような殺し方で終わったのはやはり『悪の教典』としては致命傷かな。生徒一人ひとりに個性など顔が見えるつくりだったから面白かったのに、あんなふうに「その他大勢」感で大量殺戮してしまったらこの作品の良いところをスポイルしてしまっている、と感じました。残念。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-12-17 00:41:45)
👍 1
50.ネタバレ 細かい伏線をきちんと描いてきっちり回収する。殺戮シーンの緊迫感もなかなか、さすが三池監督。でも、原作の緻密さと完全犯罪へと向かう蓮見の執念はあまり描けてないように思う、伊藤英明の熱演にプラス1点。よくこの役を受けたと思う。
ブッキングパパさん [インターネット(邦画)] 6点(2021-06-07 12:10:55)
49.ネタバレ 伊藤英明を稀代のサイコキラー・ハスミン役に持ってきたのは、とりあえず正解。彼もいつも演じている偽善が鼻につくヒーローよりも、こういう悪役を選択した方が役者生命を延ばせるというもんです。でもこのハスミンは通常の悪役キャラとは大違いで普段は快活で生徒に信頼されるナイスガイ、まあこのキャラについては普段の演技パターンでこなせるわけですが、鬼畜モードに入ったハスミンを演じるにはちょっと演技力が不足しているようです。それは別に凶暴にふるまう演技を要求しているわけではなく、さりげない所作などに普通じゃないところを盛り込んでほしかったんだけどなんか物足りなかったですね。区別せずに論ずる人が多いけど、いわゆるキチ〇イ(あっちの世界に行っちゃった人)とサイコパスは明確な違いがあるんです。ハスミンは原作者の意図からしてもサイコパス分類のはずで、そうなると彼に話しかける幻聴や幻覚は誤解を招く表現で不要だったとおもいます。 大量に射殺されてゆく高校生たちの阿鼻叫喚はすごい絵面ですが、彼女らに感情移入できなかったのが我ながら不思議でした。これはこの子たちの家庭環境などの個人的な背景がまったく描かれていなかったのが原因かと思いますが、原作から大幅にカットされたのはこの部分らしいです。大部の小説を映画化する場合にはどこを切るかは重要な作業で脚本家の腕の見せどころでもありますが、エピソード自体をばっさりカットして再構築するということも時には必要なはずです、でもこれは原作者との関係もあるので難しい問題かと思います。三池崇史のことですから30分以上にわたる大虐殺シーンには力を入れたかったと思いますし、そうなるとそこに至るまでにあと30分は尺が必要だったんじゃないでしょうか。 “To Be Continued ”がエンドマークでしたが、続編はどうなってるんでしょうか、まあ小説の方がまだ発表されていないので無理ですよね。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-06-30 23:16:04)
48.ネタバレ 「あかん。証拠隠滅できん。よし皆殺しにしよう」というやべぇ発想をする奴の話ですが

各生徒の掘り下げが完全に完了した
金八先生の卒業でこれやったら
どえらい事になるなぁってなんか妄想しながら見てました。

後半は緊迫感やら痛快さは前半とは
だいぶ違う雰囲気になるのですが

映画というよりFPS的なゲームを見ているような感覚になりました。

良かったのは、
今や色んなドラマでメインクラスの俳優陣が出ているので
生徒の印象がすぐ頭に入る事でした。

微妙なのは
先生のアメリカの話は削ったほうがテンポ的に良かった気がしますね。

ってことで6点で

そういえばバイオハザードではちょっと離れると全然効き目がないショットガンも
実際ではかなり離れても結構な殺傷能力らしいです。
シネマレビュー管理人さん [インターネット(邦画)] 6点(2019-03-12 14:10:25)
😂 1
47.ネタバレ 設定とかストーリー展開は子供だましというか、学生が喜びそうだなーという感じで(エンドロールの主題歌それかよって感じもありつつ)、大島優子が試写会で作品を貶したとかいうのが、観てみたらおそらくただの話題作りだったんだろーなーというぐらいの感じでしたが、1シーン1シーンはエンターテイメントとして楽しめたし、伊藤英明もどころどころ魅力的だったように思えます。ただ、見せ場もたくさんあったので、もう一段階、狂気じみたキャラクターを演じることもできた気がするなーと個人的には思いました。
なこちんさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2014-02-16 23:30:53)
46.中盤までは良い意味でイカれていて、邦画でもこんな映画を期待して良いのだなと思ったが、以降終盤はただイカれているだけで、グロいだけの印象。TO BE CONTINUEDと言われても「んなこたぁない」と思ってしまった。
元祖さん [DVD(邦画)] 6点(2014-01-08 17:44:05)
45.3ヶ月ぶりに映画を見るのに、この映画をチョイスしてしまう自分が大好き。
センブリーヌさん [DVD(邦画)] 6点(2014-01-06 18:57:00)
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【点数情報】

Review人数 84人
平均点数 5.51点
022.38%
100.00%
267.14%
367.14%
455.95%
51821.43%
61517.86%
72630.95%
844.76%
911.19%
1011.19%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.25点 Review4人
2 ストーリー評価 3.55点 Review9人
3 鑑賞後の後味 3.75点 Review8人
4 音楽評価 6.00点 Review5人
5 感泣評価 1.50点 Review4人

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