映画『ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング』の口コミ・レビュー

ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング

[ミッションインポッシブルファイナルレコニング]
Mission: Impossible - The Final Reckoning
2025年上映時間:169分
平均点:7.29 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2025-05-23) (公開中)
アクションサスペンスアドベンチャーシリーズものスパイものTVの映画化
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タイトル情報更新(2025-06-12)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・マッカリー
キャストトム・クルーズ(男優)イーサン・ハント
ヘイリー・アトウェル(女優)グレース
ヴィング・レイムス(男優)ルーサー・スティッケル
サイモン・ペッグ(男優)ベンジー・ダン
イーサイ・モラレス(男優)ガブリエル
ポム・クレメンティエフ(女優)パリス
ヘンリー・ツェーニー(男優)ユージーン・キトリッジ
ホルト・マッキャラニー(男優)バーンスタイン
ジャネット・マクティア(女優)
ニック・オファーマン(男優)シドニー
アンジェラ・バセット(女優)エリカ・スローン
シェー・ウィガム(男優)ジャスパー・ブリッグス
ヴァネッサ・カービーホワイト・ウィドウ
ショーン・ハリスソロモン・レーン
森川智之イーサン・ハント(日本語吹き替え版)
園崎未恵グレース(日本語吹き替え版)
手塚秀彰ルーサー・スティッケル(日本語吹き替え版)
根本泰彦ベンジー・ダン(日本語吹き替え版)
津田健次郎ガブリエル(日本語吹き替え版)
江原正士ユージーン・キトリッジ(日本語吹き替え版)
石住昭彦ジャスパー・ブリッグス(日本語吹き替え版)
高島雅羅エリカ・スローン(日本語吹き替え版)
牛山茂ウィリアム・ダンロー(日本語吹き替え版)
志村知幸バーンスタイン(日本語吹き替え版)
小形満NSA代表(日本語吹き替え版)
星野充昭シドニー将軍(日本語吹き替え版)
広瀬アリスホワイト・ウィドウ(日本語吹き替え版)
中尾隆聖ソロモン・レーン(日本語吹き替え版)
ボルケーノ太田(日本語吹き替え版)
高橋良輔(俳優)(日本語吹き替え版)
庄司宇芽香(日本語吹き替え版)
原作ブルース・ゲラー(TVシリーズ)
脚本クリストファー・マッカリー
音楽ローン・バルフェ
ラロ・シフリン(テーマ音楽)
製作トム・クルーズ
クリストファー・マッカリー
配給東和ピクチャーズ
特撮ILM/Industrial Light & Magic(視覚効果)
編集エディ・ハミルトン
字幕翻訳戸田奈津子
日本語翻訳岸田恵子
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💬口コミ一覧(6点検索) [全部]

3.私が好きなのは「スパイ大作戦」のような綿密な作戦で不可能を可能にする頭脳戦であって、「ミッション:インポッシブル」のような力技ではないんだなと言う事を再確認させられました。
本作はこれまでのシリーズのファン向けの作品なのでしょう。私のように過去作をろくに観てないのに「トップガン マーヴェリックが大傑作だったから、もしかしたら本作も面白いのでは?」と期待して観ると期待ハズレになるかも知れません。
IMAXレーザーGTで見たので映像の迫力はありましたけどね。
alianさん [映画館(字幕)] 6点(2025-05-27 00:58:07)
2.まず本作全体で表されていたものは、シリーズ全8作品を包括した、イーサン・ハントの“決断”とその“功罪”が織りなす集大成だった。
主人公が、命を賭して果敢に挑み続け、積み上げてきた“ミッション成功”。その結果として存続したこの「世界」は、果たして本来あるべき姿だったのかという、映画世界内における痛烈なアンチテーゼ。
唯一無二の諜報員が突きつけられたものは、世界という「現実」と、それが生み出した新たな「敵」、そして多大な傷みを伴う「決断」だった。
そして、この二部作では、そういった決断とそれに伴う功罪を、主人公イーサン・ハントに限らず、敵味方一人ひとりのキャラクターに課し、ストーリーを紡いだのだと思う。

そこに内包されていたものは、現実の世界情勢に対する、“映画人”トム・クルーズの苦慮と憂鬱だったようにも思える。
前作「デッド・レコニング」の製作開始以降、現実の国際世界は混迷を極め続ける。コロナ禍と戦争、紛争が立て続けに巻き起こり、本国アメリカそのものが混沌の中心に突き進んでいる。
そんな世界、社会環境の中で、「娯楽」としての映画を製作し続けるトム・クルーズの心中は、決して安閑としていないだろう。
現実の「戦争」を目の当たりにしながら、世界の滅亡を防ごうとするスーパー諜報員の活躍を描くというジレンマ。それはそのまま、イーサン・ハントの憂鬱にも直結していたようにも見えた。




本作のイーサン・ハントは常に悲壮感を携え、ギリギリの精神状態で、“不可能なミッション”に挑み、闘い続ける。
それはシリーズ全作のプロットに通じるもののはずだけれど、まったく「異質」なものに感じられた。

ストーリー序盤では、前作から引き続き圧倒的脅威であるAI“エンティティ”に翻弄され、その暴走をなんとか食い止めようと奔走し、画策し、各方面への説得に終始する。そんな冒頭のストーリーテリングには、痛快な娯楽性などはほぼ皆無で、観客側としてもひたすらに“我慢”を強いられる。
後半、ようやく展開される大アクションシーンにおいても、決して安直なカタルシスは得られない。
極限状態の潜水艦潜入シーンも、複葉機に捕まり続ける前人未到のスタントシーンも、アクションシーンとしては当然ながら物凄いし、息を呑み続ける。
ただそれが、映し出される映像と、ストーリー上の緊張感そのままに、“息が詰まる”シーンとして突きつけられていると感じた。




それはトム・クルーズやクリストファー・マッカリー監督の意図通りのシーンであり演出だったのだと思う。
ただそれが、本当にこの映画を鑑賞に来た観客が求めるものだったのかというと、疑問符が生まれる。
個人的な価値観であることを前提として敢えて言うと、「ミッション:インポッシブル」というスパイアクション映画に求めるものは、無論主演俳優が自ら体を張ったアクションシーンもその筆頭だけれど、それ以上に、騙し合いの驚きや痛快さ、そしてイーサン・ハントもといトム・クルーズの会心の“スマイル”だと思うのだ。

もちろん、本作のイーサン・ハントも笑顔は見せるけれど、本作全体が纏う重々しい空気感、それがもたらす、文字通りの“酸欠状態”が、その魅力を半減させてしまっていると感じた。
多くのものを失い、傷つき、満身創痍になりながらも、当然イーサン・ハントは勝利する。ただそこには、過去作のような爽快感や、カタルシスは薄く、一方で大きな疲労感を感じてしまった。




前述の通り、そこにはトム・クルーズの映画製作者としての真摯すぎる姿勢が作品全体に色濃く影響を与えたのだと思う。
現実問題として、実際に傷つき、明確に命を失っていく“未知なる人々”の存在を目の当たりにして、この世界の危機を安直なエンターテイメントに仕上げなかった、仕上げられなかった彼の苦悩はとても理解できる。

それでも、僕は、トム・クルーズには「映画」で「世界」を救ってほしいと思う。
たとえ映画世界の中で、“ギャンブラー”だと揶揄され批判されようとも、イーサン・ハントには、諜報員らしい手段とアイデアで、混沌とする世界を出し抜いてでも、痛快に勝利して、最高の“スマイル”を見せてほしかった。
それは、悲痛な現実に対して、「映画」に許された“マジック”だと思うのだ。


「ファイナル・レコニング」というタイトルが示すものが、本当に“最終作”という意図なのか、真意は分からないけれど、個人的には信じない。
常軌を逸した「映画娯楽」を生み出し続けてきたトム・クルーズであれば、この“憂鬱”の先にこそ真のエンターテイメントを創出してくれると信じて、待ちたい。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 6点(2025-05-25 21:48:27)
1.期待し過ぎたのかも。
説明導入が長すぎるのと、中弛みは否めない。

この方法しかないとか、説明しながらとか、せっかくのメンバーがもったいない。
HRM36さん [映画館(字幕)] 6点(2025-05-25 00:19:16)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 7.29点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5411.76%
6514.71%
71029.41%
81029.41%
925.88%
1038.82%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.20点 Review5人
2 ストーリー評価 7.75点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.55点 Review9人
4 音楽評価 7.50点 Review6人
5 感泣評価 6.50点 Review6人

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