6.ネタバレ トム・クルーズのイーサン・ハント最終作と言うことで気合を入れてIMAXで鑑賞。 冒頭いきなりトム君のコメントから入る。相変わらずサービス精神旺盛だ。 前作の続編という扱いにせず前作を見なくても話に入っていけるように、いきなり長いテープ再生から入った。 この辺りは苦肉の策だろう。その後もシリーズの集大成とばかりに過去作の引用が多いが、場面の引用であり別に過去作を見てストーリーを頭に入れておく必要はない。 「こんな場面あったなー、もう一度見たいなー」で充分な作り。この辺りはマーベルと違って親切設計だ。 全体を通して充分楽しめる力作であった。トム君、長い間お疲れさまでした。 が、エンディングが若干引き気味だったのがちょっと引っかかる。まだシリーズ継続に未練があるのかな? 本作で完結で良いと思う。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 8点(2025-05-25 11:32:11) ★《新規》★ |
5.ネタバレ トム・クルーズもそろそろいい歳だし、シリーズの大風呂敷をたたむにはちょうど頃合いの今作。但しお目当てはトムではなく前作で最凶の仇役として大暴れしたパリスことポム・クレメンティエフ姐さんがイーサンと組んでどれだけ活躍するか、だったのだけど、なんでもっと大暴れしてくれないかなーと不完全燃焼。 「お前を殺そうとした私をなぜ助ける?」で終わった前作ラストからこっち、優しくされることに慣れていないパリスがいちいち戸惑う様子がも~う初々しいったら!負傷したベンジーに手当の経験を聞かれて殺したことしか無いと答えるごもっともなやりとりもマル。例えるなら「鎌倉殿の13人」で山本千尋演じる女アサシン・トウのキャラに通じるギャップが彼女の魅力であり、だからこそ射撃も格闘も相当な腕前の彼女の活躍をもっと観たかった。いっそスピンオフでパリスを主役にした話をやれば絶対面白いのに。 スリ・グレースの今作の役回りは観客寄りの立ち位置で、たとえスリの特殊技能を持っていてもまともじゃ無いくせ者揃いのミッションチームの中では素人同然、短期間で格闘訓練は受けたのだろうけど、イルサやパリスには遠く及ばないところがご愛敬。ローグ・ネイションを思い出す拷問部屋で、イーサンと手下の格闘を映さずグレースの表情と物音・苦痛の悲鳴だけでどんだけ容赦ないんだと思わせる演出も楽しい。ラスボス・ガブリエル?いいんです、あんなの。 総括すれば以前登場した人物たちのその後がいろいろ判って「そーか、そーいうことだったのか」と答え合わせするのが今回のテーマだった最終作だった。大仕掛けと派手なアクションがあれば映画ってそこそこ観客を呼べるだろうけど、これからのトム・クルーズの挑戦とは優れた脚本とアクションに頼らない演技力でどれだけ客を呼べるか、かも知れない。 【rinzou】さん [映画館(字幕)] 8点(2025-05-24 01:33:49) 《新規》 |
4.宣伝で「集大成」と謳っているだけあって、壮大なストーリーとなっています。他レビューサイトではミッションが壮大すぎるとか、イーサンが超人過ぎるとか、ご都合主義が過ぎるとか、様々なレビューがありますが、こういうエンタテインメント映画では主人公はある種超人だし、多かれ少なかれご都合主義がないと映画は成り立たないものだし、シリーズが長く続くとストーリーが壮大になりがちなのはある意味当たり前なのであまり気にしない方がいいと思います。さて映画のレビューに戻ると、やはりトム・クルーズのアクションには目を見張るものがあります。危険なアクションでは当然命綱は付けていますが(後でCGで消す)、それでもなおノースタントであのアクションができるのは凄いの一言です。トムは62歳だそうですが、この歳でこれだけアクションができるのはトム・クルーズとジャッキー・チェンぐらいではないでしょうか。さらにシリーズでおなじみの「トムが全力疾走するイーサン走り」ですが、集大成だけあって旧作よりも回数が多いです。ファンは堪能できると思います。上映時間は170分と3時間近いですが、途中でダレることは全くありませんでした。 繰り返しになりますが、今作は「今までのシリーズの集大成」と言ってるようにもうこれ以上ストーリーは進められないような感じも受けますが、「これで終わり」とは言っていないのでジュラシック・バークシリーズのように新しいストーリーが復活する可能性もあります。そのときは原点に立ち返って、もう少しこじんまりしたミッションでもいいのではないでしょうか。その際はハイテクばりばりの秘密道具てんこ盛りなんてのも面白いんじゃないかと思いますね。 あと今回先行上映を見たわけですが、先行上映でもパンフレット販売してほしいなあ。5/23に日米同時公開ですが日本で先行上映できた条件がパンフレットは先行発売しないということだったりして。
[追記]エンドロールで○○Gripという職種が出ます。撮影や照明などの機材を担当したりする助手のことですが、昔は"Best Boy Grip"と言っていました。この映画ではBest Boyという表現は見ませんでした(見落としている可能性はありますが)。これもスチュワーデスをキャビンアテンダントと言い換えたりするようなジェンダーに留意した結果なんでしょうかね。 【MASS】さん [映画館(字幕)] 8点(2025-05-21 17:27:18) 《新規》 |
3.ネタバレ 今作はファイナルということで、伝統?のメッセージが5秒後に消えたり、変装があったり、ウィリアム・ダンローとの再会があったり。 トム・クルーズは62歳なんですね。驚きです。 CGでなく実写アクションというのがすごい。 飛行機のシーンなんてサーカスというか出初め式というか…。 そして、トムも忙しいスケジュールをぬって来日してファンに神対応。これぞスターです。 【ぶん☆】さん [映画館(字幕)] 8点(2025-05-17 23:33:41) |
2.ネタバレ ちょっぴりプレミア感がありそうな先行上映を見てきました トムさんのご挨拶から始まって、「やっぱりこの人は映画を作って人を楽しませるのが好きなんだなぁ」と 感慨ひとしおになったのですが、これだけでその心意気が嬉しく感じました
さて、トム・クルーズはまたまた世界を救っちゃったのですが
シリーズの今までの総決算とか言われている割に 車でのスタントが少なく、バイクでのチェイスシーンは皆無で 「ああ、レベッカ・ファーガソンが居てくれたらあんなシーンやこんなシーンで魅せてくれただろうな」 なんて、その点は残念でした
でも、陸海空のアクションてんこ盛りで、お腹いっぱいです (陸のアクションはビックベンのシーンということで、ひとつ)
全体的に緊迫感が連続するシーンが多く 息詰まる展開に窒息して救急搬送される観客がいないかどうか心配で、気が気じゃなかった、 ・・・というのは言い過ぎですが、 今回のイーサンは今までになくシリアスで、いっぱいいっぱいな一面を見せる事がありました (ボクのイーサン・ハント像は「ヨユーかまして難局を乗り切る軽妙さを持ち合わせるキャラ」でしたので特にそう思ったのかもしれません)
「エンティティの作り出した世界」というのは看過し得ない! それにメンバーを失って余裕どころじゃないのだ! ということだったのでしょう
ネタバレしたくないので明言しませんが ボクの好きな◯ー◯ー・◯◯◯◯◯がファイナルだったとは心外でした ギャラの問題だったのかな? 【ぐりこ】さん [映画館(吹替)] 8点(2025-05-17 22:51:54) |
1.ネタバレ 先行上映に駆けつけました。 トム・クルーズは本作でも当然の如く体を張っております。 陸海空。走って、潜水して、小型機にしがみついて。間延び感はありましたがこんな63歳は居ないと言うことで見入りました。 チームの面々もそれぞれ活躍の場があって飽きさせません。 チラッと映るジョン・ヴォイト等30年の時の流れにしんみりするところもあり。 米国大統領アンジェラ・バセットを始め男女多様な人種のキャスティングは今時の心配りなのでしょう。 現大統領はおそらく観ないと思われ(どうでも良いですが) 〆のルーサーの台詞はもう一回聞きたいところ。 トム・クルーズなので次回作あるかもしれませんが、最終作として観る分に相応しい力作でした。 |