映画『メメント』の口コミ・レビュー(23ページ目)

メメント

[メメント]
Memento
2000年上映時間:113分
平均点:7.05 / 10(Review 485人) (点数分布表示)
公開開始日(2001-11-03)
ドラマサスペンス犯罪ものミステリー小説の映画化
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2023-04-26)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・ノーラン
キャストガイ・ピアース(男優)レナード
キャリー=アン・モス(女優)ナタリー
ジョー・パントリアーノ(男優)テディ
マーク・ブーン・Jr(男優)バート
スティーヴン・トボロウスキー(男優)サミー
ジョージャ・フォックス(女優)レナードの妻
トーマス・レノン[男優](男優)医師
カラム・キース・レニー(男優)ドッド
小山力也レナード(日本語吹き替え版)
塩田朋子ナタリー(日本語吹き替え版)
後藤哲夫テディ(日本語吹き替え版)
星野充昭バート(日本語吹き替え版)
安藤麻吹レナードの妻(日本語吹き替え版)
田中正彦(日本語吹き替え版)
中博史(日本語吹き替え版)
沢海陽子(日本語吹き替え版)
原作ジョナサン・ノーラン「メメント(Memento Mori)」
脚本クリストファー・ノーラン
音楽デヴィッド・ジュリアン
挿入曲デヴィッド・ボウイ"Something in the Air"
撮影ウォーリー・フィスター
製作ジェニファー・トッド[製作]
スザンヌ・トッド[製作]
エマ・トーマス(製作補)
製作総指揮アーロン・ライダー
クリストファー・ボール〔製作〕(共同製作総指揮)
ウィリアム・タイラー(共同製作総指揮)
編集ドディ・ドーン
スタントJ・アーミン・ガルザ二世(カメラカー・ドライバー)(ノンクレジット)
その他ジョナサン・ノーラン(プロダクション・アシスタント)
東芝エンタテインメント(提供)
あらすじ
妻を目の前で殺され、そのショックで10分しか記憶が持たなくなった男レナード。彼はメモやタトゥーに重要な事柄を記録し、妻を殺した犯人への復讐をしようとするが・・・時間軸を逆向きにするという奇抜な見せ方も話題となった傑作ミステリ。頭の準備をしてからどうぞ。
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💬口コミ一覧

45.ネタバレ どうでもいいけど、「444」番目のレビューとはちょっと不気味。

最初出て来た1枚の写真。
何が起きているのか解らないと思っている内に、ポラロイドカメラ、男の死体、それを殺す瞬間と次々に逆再生で状況を伝えていく。

冒頭が語るように、「メメント」は逆再生の映画だ。
デビュー作の「フォロウィング」の形式に似ている。

主人公が何故その男を殺す事になったのか、そのキッカケは何だったのかを観客の視点で遡って行く。
電話の主が最後まで明かされないのも、観客がその正体を追っているためだろう。

一通り見た後、チャプターで最後からもう一度見返すのもまたこの映画の楽しみ方。
冒頭部分を「逆再生」して本当の順序を把握するのも一興だろう。

夥しいメモ、写真、肉体に刻まれたメッセージ、頭に残る記憶、記憶、記憶。
ある事件がキッカケで10分しか記憶が持たない状態になってしまった主人公。
彼のその“後遺症”に目を付け、複数の人間が彼を自分の私利私欲のために利用し、身を破滅させていく。
主人公が語るように、記憶は記録ほど正確じゃない。
かといって、記録もまた他者が手を加える事でどんどん正確じゃなくなる。


復讐を生きがいにしてしまった主人公。
それを利用する者も、彼に利用されていた事に気付く。誰かが気付いても、肝心の主人公はすぐに忘却。

嫌な事を忘れてしまうべきか、覚えておくべきか。
忘れたくても忘れられない人もいるってのに・・・便利なんだか不便なんだか解りゃしない。

だが、それでも体は反射的に“何か”を覚えている。
温もり、痛み・・・主人公が持つ“注射針”もそれを物語る。

彼の肉体に刻まれた記憶が彼自信の脳味噌を、魂を解放しない限り殺人は永遠に続いていくのだ。怖い映画だよ。

襲ってきた男をぶん殴って監禁した話も「誰だっけ」なんだぜ?
怖すぎて笑えねえ。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-10-07 17:56:05)
👍 1
44.ネタバレ お笑い用語で有名な「オカルトとお笑いは紙一重」。
初見の時はレナードの境遇に同情したが、今回見たら何回か笑ってしまった。
カップリさん [DVD(字幕)] 7点(2014-11-12 18:58:18)
43.初見、二回目までの点数
Mementoさん [DVD(字幕)] 9点(2014-12-02 11:45:50)
42.10年位前に観たはずなんだけど、見直すと殆ど覚えていない事に驚き。
こんなにインパクトのある映画なのに、ひょっとして私もメメント状態?
忘れない為にここにメモを残しておこう。

"映像に騙されるな!なんて事はないただの復讐劇だ""一度見れば充分だ"
ヴレアさん [DVD(字幕)] 6点(2014-12-11 10:28:46)
41.時系列で逆向きって斬新だけど冒頭から「あ~めんどくさそう」って思いました。
ようするにパズルを頭の中で組み立てれば面白いのは分かるのだが理解に必要な集中力とテンションが全くついて行かなかった。評価は両極端の映画かなとは思うけど自分には不向きでした。
mighty guardさん [ビデオ(字幕)] 3点(2015-02-01 00:49:37)
40.ネタバレ 【2021/3】 4点
三度目の鑑賞です。「売人との追っかけっこ」「犯行現場の外でのやり取り」「鏡でタトゥーを確認するシーン」それ以外はほぼ完全に忘れていました。まあ、、落ち着いて鑑賞すれば確かに面白くないことはないです。ストーリーもよく練られているし、主人公と一緒に前向性健忘症を味わえる感覚は興味深いです。ノーラン映画には大きな穴が存在しているものの、それを華麗にスルーすべきというのが私の持論ですが、いくつかの点がどうしても納得いきませんでした。

まず、そもそも「なぜレナードはジミーの服に着替えたのか?」ということです。普通、殺害した相手の服に着替えたいとは絶対に思いません。思うとしたらその人はかなりのサイコパスだし、金に執着も無いようなのに車(金)も奪ったことが理解できません。。コレってどこかに説明がありましたっけ?

次に「ナタリーの行動原理が理解できない」という点です。レナードを利用したいという気持ちは理解できますが、ファーストコンタクトでは恋人の車で恋人の服を着た別人が店にやってきたのです。普通はまず恐怖でひっくり返るハズです。この重要な点を数分で克服して後の難しい計画を考えたとすれば、かなりご都合主義で無理がある流れと言わざるを得ません。

あと何気に、、レストランで受け取った免許証の情報をテーブルに置き忘れてトイレに行くのもかなり無理があります。主人公にとっては協力者から得た情報は最も大切なハズで、自分が前向性健忘症であることを自覚している主人公が最もやらない行動をしている点は激しく違和感を感じるシーンです。

最後に「サミーを忘れるな」という話。主人公はサミーの話を事細かに語りますが、本編で語られる通り「前向性健忘症以前の話」であれば何ら問題ありません。しかしラストで実は事件後の自分のことを重ね合わせてあることが判明します。ナタリーとあれだけの大喧嘩をしても10分で忘れる主人公がサミーの話=事件後の自分の話を延々と語ること自体が大きな矛盾だと感じてしまいます。

上記のような違和感は多いですが、雰囲気的には素敵な映画なので少し点数をUPしておきます。

【2015/3】 3点
二度目の鑑賞です。ほぼ完全に忘れていましたが見終わった後は疲労感が。ストーリーの順序を逆にするだけでこれほどややこしくなるとは・・

記憶障害の主人公と同じ感覚を味わうという意味では斬新で素晴らしい取り組みだったと思いますが、、映画を観ている側としてはほとんど面白いと思えませんでした。もし本当にこのような病気があるとすれば、もっと世に認知されて補助を受けるべきですね。あまりにも生活が不便すぎます。
アラジン2014さん [インターネット(吹替)] 4点(2015-03-20 18:26:15)
39.話の筋を追うことに真剣になるので、映画自体が面白いかと言うとちょっと違う。
結果的、ああそういう感じか、と多少の納得感はあるが感動するわけではない。もう一度観たらいろいろと新たな発見とか楽しさとかあるかも知れないけど、この作品にその時間を使うきにはならないかな。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-09-06 23:19:58)
38.公開当時、気になりつつも結局見る機会を作ることが出来なかったのだが、映画に全く興味ない知り合いが偶々見に行ったというので感想を聞いたら「何か新しい事やろうとして失敗しちゃったみたいなカンジかな?気持ちはわかるんだけどねー」とか言っていた。しかし彼女はホントに映画とか見ない人だったので内心「わかって言ってるのかな?」とか思ったものだ。時は流れ今回ようやく鑑賞したところ・・・あぁ、あの人わかって言ってたんだ・・・
J.J.フォーラムさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2015-09-13 00:30:22)
37.時系列をいじるのは効果として面白い。
加えて白黒の別時系列シーンも混ぜてより難解にしている。
ここまで複雑にする必要は無かったんじゃないかとも思うが、尋常ではない雰囲気を作り出している。

はっきり言って、一回見ただけでは注意深く見ても半分くらいしか理解できないと思う。
一回普通に見て、なるべく間を置かずDVD特典の正しい時系列でもう一度見るってのがベストだろう。
かなり凝ったストーリーで主人公の深層心理まで考えられてるのが解る。
たんたかたんさん [DVD(字幕)] 9点(2015-09-26 10:48:35)
36.ネタバレ カラーのエピソードが逆の順番に描かれるのは分かるが、交互に差し込まれるモノクロのエピソードが順番に描かれているとは気付かなかった。そういう意味で記憶障害の追体験は出来たかと思う。あの編集がなければ平凡なノワール映画だろうが、アイディアの勝利。復讐を果たせてもすぐに忘れてしまうから、永遠に仇を追っていくかと思うと切ない。無間地獄だ。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2016-05-16 20:41:55)
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35.頭フル回転させないと、よく解らない作品。こんな観ててしんどい作品は嫌いです。面白いとか以前の問題。
SUPISUTAさん [DVD(字幕)] 3点(2016-12-18 21:41:41)
34.観賞後、すかさずリバース再生。逆から見るとホントの面白さが実感できる気がします。なんかリバースで見るとコミカルな作品にも見えなくもない。
tonaoさん [DVD(字幕)] 7点(2017-05-09 18:36:21)
33.ネタバレ 発想の勝利ですね、多くの映画を観てきましたが、中でもベスト5に入る大好きな作品です。
たまに見返したくなります。
この作品のように誰も考えつかないような手法の映画がこれからも多く世に出てほしいと思います。
ローグさん [DVD(吹替)] 10点(2017-07-09 21:02:10)
32.時系列を追ってくのに初見では頭が付いていかず
映画感想サイトを梯子して納得したいい思い出があります。
TAKIさん [DVD(字幕)] 7点(2017-08-29 23:04:50)
31.見始めて1時間までは何ともなかった。しかし、徐々に体調が悪くなってきた。胸がむかむかし、画面を見続けるのが辛くなってきた。見始めて1時間半ごろ、ついにディスクを一時停止して、トイレに駆け込む。強い吐き気があったが、しばらくすると治まったため、恐る恐る再び視聴。見終わると、倒れ込むようにして就寝、吐き気をまぎらわせるために、ラジオをつけて眠りについた。

後で考えると、あの症状は画面酔いだったとしか思えない。視覚から入る情報と体感している感覚のずれから起こる「酔い」という症状。各エピソードの推移が前後に激しく揺さぶられたので、話についていこうと躍起になっているうち、吐き気が起こってきたものらしい。体調不良を引き起こす映画なんて、びっくりだ! 本作の話をじっくり見て考えたいのに、再視聴するにはものすごく勇気がいる(涙)。もし『リング』の呪われたビデオが現存して、それを視聴したら、こんなふうに体調不良を引き起こすんだろうかと妙な方向に連想してしまった。
tonyさん [DVD(吹替)] 8点(2017-09-03 14:05:06)
30.ネタバレ 暴漢に襲われて妻を殺された主人公が、その出来事のために10分間しか記憶を維持できず、すぐに忘れてしまう記憶障害にかかる。
この記憶障害にかかった男が、妻の復讐のために手掛かりをすべてメモに残し、少しずつ増えて行くメモを見ながら犯人にたどり着き、復讐を果たす。
こうした発想をそのまま映画にしたら、結構面白い作品に仕上がっていたろう。記憶障害の男をわざとミスリードして利用する人々の狡猾。嘲笑。保身。次第に混乱してゆく記憶障害の主人公。その過程を通じて現れる、記憶そのものの不確実性など、傑作と呼べるものになる要素は多分にあったはず。
ところがこの映画では、そういった深い人間ドラマはほとんどない。その一番の原因が、この映画の見せ方。
この映画では、復讐を果たしたところから話が始まる。少しづつ過去にさかのぼりながら話を見せて行く。ということは結果が分かっているんだから犯人探しの面白さがない。なぜそんなことをするんだろう?という疑問がいつまでも続く。しかも細切れに過去にさかのぼるから、煩雑この上ない。結局最後になって記憶が書き換えられていたというオチで話が終わる。
人間ドラマほとんどなし。ただ話の筋を追うだけで精いっぱいの映画。
映画に出てくるのはしょうもない主人公の裸と何回も繰り返される過去。
そんな筋を追うだけのくどくどしい話に何時間もつきあったのかよ、と腹立たしい気持ちにさえなる。
kinksさん [DVD(字幕)] 3点(2017-11-29 00:03:53)
29.鑑賞後、非常に疲れを感じる映画。

普通に1回見ただけでは消化不良が否めないが、
凝った話でよくできているとは思う。

キャリー=アン・モスは実に美しい。
2年で12キロさん [インターネット(字幕)] 7点(2018-01-20 21:22:59)
28.ネタバレ 2度目の鑑賞。昔公見た時はクリストファーノーランという名前も知らなかった時でそこまで面白かった印象はなかったのですが、今回クリストファーノーラン監督作品ということでじっくりみたらかなり面白かったですね。監督の名前は重要です(笑)サミーが記憶にないハズの人物を知ってるような目で見るエピソードが印象的でしたが、後からそれが主人公自身のエピソードだとわかるのは悲しいですね。今もこの主人公はジョン・Gを探して殺し続けているのでしょうか?なんとなくシャマラン監督のアンブレイカブルシリーズに出てくるリアルヒーローっぽいですね
映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2018-01-31 23:18:24)
27.記憶は主観であり記録は客観である、とはいいながら観てるうちにその記録(メモ)さえも本当に正しいのだろうかと疑心暗鬼になってくる。誰が味方で誰が敵なのか、過去にあった事件は何が真実なのか、サミーの案件は主人公にどう影響を与えているのか、最後まで真実が分からず予断を許さない。見終わったあとでさえ、あいつの言ってたことは本当なのか?と思ってしまう。そういう感想を持ってしまうことがこの映画の目的なんだね。好み40/50、演出11/15、脚本13/15、演技6/10、技術10/10、合計80/100→8/10点
chachaboneさん [DVD(字幕)] 8点(2018-02-22 21:56:57)
26.ネタバレ ん?これってもしかして時系列が逆?
という疑問を持ちつつ、逆の可能性をもって視聴を進めるのが
非常に疲れた。

通常の時系列で流すと、非常にオーソドックスなシナリオと思うが、
逆にすることで思い込みと現実のはざまが曖昧になり味わい深くなるのか。

そんな感想を抱きつつも、2回観れば面白くなる、というものでも無いかなぁ。
忘れた頃、記憶が曖昧になった頃にもう一度見返す。
それを繰り返して、だまされだまされ、人生のENDまで。
元祖さん [インターネット(字幕)] 6点(2018-03-27 22:21:13)
👍 1
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マーク説明
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《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 485人
平均点数 7.05点
051.03%
110.21%
261.24%
3122.47%
4234.74%
5428.66%
66413.20%
712225.15%
810120.82%
96814.02%
10418.45%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.82点 Review17人
2 ストーリー評価 7.78点 Review38人
3 鑑賞後の後味 6.70点 Review37人
4 音楽評価 5.84点 Review19人
5 感泣評価 5.00点 Review14人

【アカデミー賞 情報】

2001年 74回
脚本賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 
脚本賞ジョナサン・ノーラン候補(ノミネート) 
編集賞ドディ・ドーン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2001年 59回
脚本賞クリストファー・ノーラン候補(ノミネート) 

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