映画『打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>』の口コミ・レビュー(4ページ目)

打ち上げ花火、下から見るか? 横から見るか?(1993)<TVM>

[ウチアゲハナビシタカラミルカヨコカラミルカ]
1993年上映時間:45分
平均点:7.33 / 10(Review 140人) (点数分布表示)
公開開始日(1995-08-12)
ドラマラブストーリーTV映画青春もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2018-11-07)【イニシャルK】さん
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監督岩井俊二
助監督行定勲
キャスト山崎裕太(男優)ノリミチ
奥菜恵(女優)ナズナ
反田孝幸(男優)ユウスケ
小橋賢児(男優)ジュンイチ
石井苗子(女優)ナズナの母
深浦加奈子(女優)ノリミチの母
山崎一(男優)ノリミチの父
田口トモロヲ(男優)ユウスケの父
麻木久仁子(女優)三浦先生
光石研(男優)同僚の教師
酒井敏也(男優)ヤスさん
蛭子能収(男優)おでん屋の客
脚本岩井俊二
音楽REMEDIOS
作詞REMEDIOS「Forever Friends」
作曲REMEDIOS「Forever Friends」
挿入曲REMEDIOS「Forever Friends」
撮影金谷宏二
製作フジテレビ
企画石原隆〔製作〕
配給日本ヘラルド
照明隅田浩行
あらすじ
夏休み登校日…その日は花火大会がある。典道は友達と一緒に小学校へ登校した。気になるのは同級生の女の子・なずな。しかし、そんな彼女に想いを寄せるのは親友の祐介も同じだった。放課後、プール掃除をサボッて遊んでいた祐介は典道に、50mで水泳対決をしようともちかける。その場にいたなずなは勝った方に花火大会を「二人で見に行こう」と誘うのだが―…。※1つの話でもしも2つの結末を観る事が出来たなら…の仮定ドラマ「if…もしも(1993年)」で初放送された作品。下から見るか?・横から見るか?の2つの結末が観れる。
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💬口コミ一覧

80.時間的にも内容的にもほどよい佳作です。主人公の及川なずな(奥菜恵)が一番演技が下手だというのもご愛嬌です。しばしばなずなを指して「あんな小学生おるかいっ?!」って言われますが、いますよ。実際。わたしは知っています。もうオバサンになってしまいましたが。。。 (かろうじて面影は残っているようです)
バッテリさん 8点(2004-01-16 22:48:11)
79.さすが、上手いなぁと、唸る一作です。あの時代の子供を、変に美化することもなく、やたらやんちゃに描くでもなく、もう本当にその辺にいそうな男の子っぷりに描くのは、監督の観察眼と繊細さのなせる技なのではないでしょうか。奥菜恵の、可愛いのにどこか陰気で、まともそうでいて、突拍子もない不思議少女ぶりが、なずな役にぴったりハマっていて好印象でした(なんだかウィノナ・ライダーを彷佛させられました)。私は何歳まで、花火は平べったいって思っていたかなぁ~ 
ともともさん 8点(2003-12-18 12:05:25)
78.この作品の奥菜恵は神がかり的に美しかったです。思春期特有の脆さを抱えた精神を成長期で女らしくなりかけた肉体が包んでいるという感じが良くでています。こういう役は、すごく線の細い神経質そうな女の子が適役に思われがちですが、奥菜恵のような普通の(ちょっとぽっちゃりという意味で)女の子を持ってきて成功してます。山崎裕太より一回り大きく見えるのも思春期ぽくて良いですね。
USS_Barcelonaさん 8点(2003-12-09 02:52:19)
77.ネタバレ 郷愁を感じますよね。僕はこんな甘酸っぱい思い出なんかありませんが、それでも何故か懐かしく感じてしまいます。岩井俊二監督には心をくすぐられてばっかりです。ただ、奥菜恵は少女と大人の中間の魅力をかもし出していたかもしれませんが、大人すぎかと。
もっち~(←にょろ)さん 8点(2003-11-27 17:27:10)
76.9月1日のレイトショーで、最新作のアニメリメイク版を観た。
映画づくり自体に対する志の低さと価値観の相容れなさが際立ち、全く受け入れることが出来なかった。
帰路、夏が終わった翌日の冷ややかな空気が、体と心にしみた。
あの二十数年前の、奥菜恵が忍び込んだプールの消えた水平線の光が、遠く懐かしくて仕方なかった。

そして、その足でTSUTAYAに直行したのだけれど、残念ながら訪れた店舗にはこのオリジナル版の在庫すらなく、渋々帰宅。
ただ今の時代は便利なもの。サクッと調べたら某動画配信サービスで配信されていることを確認。ユーザー登録はしていなかったが、取り急ぎ試用期間の申込みをして無事に再鑑賞に至った。

アニメリメイク版によってもたらされたフラストレーションは、みるみるうちに霧散していった。
やはり圧倒的だった。

二十数年前のテレビドラマシリーズの一篇が派生して劇場公開された“テレビ映画”である。
決して映画的なクオリティが高いわけではなく、子役たちの演技も不器用で気恥ずかしい。
でも、その不完全さこそが、この作品の本質であり、あまりにも愛おしい。


「こんど会えるの二学期だね 楽しみだね」

一時の冒険を経て、少女は同級生の少年に対して言い残す。
秘密を抱えたまま、彼女は忍び込んだプールの水平線の光の中に消えていく。
答えや結論やその後の顛末なんて必要ない。
少年にとって、あの瞬間こそが永遠なんだ。
鉄腕麗人さん [ビデオ(邦画)] 8点(2003-11-25 15:12:01)
75.当時テレビドラマ関係でバイトをしていて、共同テレビの『if~もしも~』にも顔を出していた。しかし、突然このまったく毛色の違う作品がラインアップに入り驚いたものだが、少年期の甘酸っぱさを思い出させてくれて感動したものだ。茶圓氏の映像処理も素晴らしく、岩井俊二の最高傑作と言える。奥菜はもちろん山崎裕太もいい味を出している。
恭人さん 8点(2003-11-21 19:41:46)
74.ヴェルディとかスーパーマリオとか、世代的にヒット。小学生だったのは5年前。たった5年だけど、哀愁ってものは感じるのであります。
紅蓮天国さん 8点(2003-10-13 20:45:30)
73.邦画はあまり見ないけどWOWOWで初めて見て以来大好きですねぇ。せつない、淡い、感じで。夏になると必ずみたくなる映画。劇中歌も良い。
Andrejさん [映画館(字幕)] 8点(2003-06-05 03:39:28)
72.日本版「スタンドバイミー」といったところでしょうか。
亞戯衛さん 8点(2003-02-12 15:23:29)
71.『スライディング・ドア』『ラン・ローラ・ラン』と同じく、ストーリーが分岐するという珍しい映画(本作は確かTV用作品だったが)。奥菜恵の美少女ぶりに注目。小学生には・・・見えないかなあ・・・。
ひかりごけさん 8点(2002-03-24 02:48:01)
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70.まあ、1993年でこの映像と演出見せられたら驚異だったんだろうなあというのは容易に想像つく。耽美主義的な感じした。おっさんの琴線にふれそうな感じ。奥菜恵が強烈なオーラ放っている。人生ピークだったかも。
タッチッチさん [DVD(邦画)] 7点(2018-06-01 11:58:54)
69.ネタバレ 小学生の頃、男子ならしたことあるであろう妄想だった(笑
負けたら、告白とか、好きな子の名前を言うって小学生の時あったな〜。
懐かしい・・・。
マリオワールド、スラムダンク、セーラームーン、
サッカーでよく聞くオーレ♪オレ♪オレ♪オレ♪とかも懐かしい。
少年達が、好きな子の名前を叫ぶシーンは良かったなと思います。
アニメ鑑賞前に観れてよかった。
へまちさん [インターネット(邦画)] 7点(2018-02-17 21:26:47)
68.いいですね。
想像なのか?現実なのか?よくわかりませんでしたが悪くない。
奥菜恵の可愛らしさが光っていました。
東京ロッキーさん [インターネット(邦画)] 7点(2017-10-26 18:25:21)
67.ネタバレ 典道の夏が終わる。
一晩の夢か現実か、彼の思いが走らせる妄想か。
このミステリアスな女の子と二人っきり、典道のソワソワした感じはたまりませんね。
山崎裕太と奥菜恵が全く同じ学年には見えないが、まぁそういう事は気にしない。
最後の祭りのシーンはどちらに繋がっているのだろうか。彼に花火はどう見えたのだろうか。
彼のどうしようもなく花火を見上げる顔が印象深いです。
ちなみに俺は丸いと思う。
えすえふさん [インターネット(邦画)] 7点(2017-08-22 02:55:32)
66.この夏公開のアニメの予習として鑑賞。
う~ん 惜しいなあ。描こうと目指してたものは分かるんだけど、ちょっと男子が子供っぽ過ぎて。
奥菜と同様、少し実年齢の高い俳優を起用してもよかったかも。
あと、この内容じゃ劇場映画はつらいから大幅に内容変えてくるんでしょうね。変えてもらなわきゃ困る。最低2回は観るんで。
しかし、奥菜恵 可愛いなあ。昔大好きで写真集まで買ってたのを思い出した。
なまじっか今の彼女の状態を知ってるんで、この可愛さがかえって悲しくなる。

時よとまれ 君は美しい

今猛烈に押してる女優さんの容貌に変化が訪れるまでには、自分はおそらくこの世から消えてるのは、かえって幸せかも。
ところで最後にお約束を一つ。

広瀬すず!
rhforeverさん [DVD(邦画)] 7点(2017-05-14 13:14:51)
65.ネタバレ 中盤から、「もし足を怪我しなかったら」という想像の世界。幻想の世界。
幻想を観たのは誰? 主人公の少年のようで、実は全く違う。
じゃあ誰の観た幻想?
書いたのはもちろん脚本家(監督)なわけだが、そうじゃない。
みんなが観たい「もしも」の世界だから、共感を呼ぶ作品なんだろう。

ところで花火は四方八方に破裂する。平べったいというのは馬鹿か。
だけど子供視点の映画だからね。キッカケは何でもいいのだ。
父親「いつも悪いねえ」
娘「それは言わない約束でしょ」

タイトルが有名なので、ずっと観たかったTVM。
1993年の作品だが、昨夜が私には初見。
良い映画だし、観れて良かった。
激辛カレーライスさん [インターネット(字幕)] 7点(2016-08-19 09:15:14)
64.ネタバレ タイトルがタイトルだけに、いつ花火が上がるんだろうと観ていたら、絶妙なタイミングで上がりましたね~。

50分足らずの物語の中に、心の奥底がむず痒かったり、ドキッとするようなシーンが多々ありました。

それこそ主人公の子供等の親世代の私が今観るに、花火も小学生時代も儚く一瞬で終わってしまったようだけど、美しいものだったな・・・と。

久しく生で花火なんか見てないけど、花火っていいわな~。

綾瀬はるか~~~っ!!

ぐうたらパパさん [インターネット(字幕)] 7点(2013-10-07 17:39:11)
😂 1
63.なつかしくもありせつなくもあり胸がキュンとなりました。ただ、奥菜恵以外の選択はなかったのだろうか。
la_spagnaさん [DVD(邦画)] 7点(2013-09-22 01:08:35)
62.ネタバレ いくら女の子が先に大人びるとしても、小学生の男の子と中学生の女の子としか見えない。(実年齢でも2歳上)しかし、映画のほのぼのとした感じはよかった。花火が丸く見えるか平べったく見えるか、どうでもいいようなことだけど、こだわるところがいかにも子どもらしい。もう一つ炎色反応の銅が緑色なのだということを学んだ。これまたどうでもいいことだけど・・・。
とここまでは昔書いたコメント、2通りのエンディングからの改めて別のコメントを(完全なネタバレ)
最初のエンディングは、プールでユウスケが勝ち、ナズナは一緒に花火大会へ行く約束をするが、すっぽかされすぐに連れ戻される。花火も無責任なおっさんに平べったいと言われ、皆が信じてしまって、灯台へも行かずおしまい。いかにも平べったい(薄っぺらい)ストーリーだ。
それに対して、ノリミチが勝った場合は駆け落ち(ただし駅まで)に発展し、花火も真下からと灯台からの両方から見ることになって、ストーリーも広がる(丸く膨らむ?)
この二つのエンディングが花火の形状に似ておもしろい、と思ったのは私だけか?
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 7点(2012-01-07 03:39:22)
👍 1
61.三人の男の子たちが走って学校へ行く姿をカメラが追い、そのままバックに見える海を見下ろすという、そういうことができるロケーションを選んでいるところがまずいい。窓から入る光に照らされる机が並ぶ教室の描写が、かけがえのない一瞬を切り取ったかのようで美しかった。プールサイドに仰向けに寝ながら片足を水に浸けている奥菜恵の手前に揺らめく光のポジションが最適だ。消えたかと思った奥菜恵が突如何かから逃げるように走って戻ってくるシーンのスローモーションや細かなカット割りや揺れるカメラといった急激な技の応酬をここぞというところで出してくるのも巧い。ガキンチョの男たちと妖しさを秘めた女の子という設定に演者が見事に応えている。ガキンチョたちの無駄話の無駄話っぷりはいいのだが、その無駄話が長く感じた。ま、それでも45分の映画なんだけど。
R&Aさん [DVD(邦画)] 7点(2011-11-01 16:40:22)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 140人
平均点数 7.33点
000.00%
121.43%
210.71%
332.14%
453.57%
5107.14%
61812.86%
73122.14%
83021.43%
92215.71%
101812.86%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.57点 Review7人
2 ストーリー評価 8.70点 Review10人
3 鑑賞後の後味 9.41点 Review12人
4 音楽評価 9.00点 Review11人
5 感泣評価 8.00点 Review7人

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