映画『アモーレス・ペロス』の口コミ・レビュー(2ページ目)

アモーレス・ペロス

[アモーレスペロス]
Love's a Bitch
(Amores Perros)
1999年メキシコ上映時間:153分
平均点:7.01 / 10(Review 78人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-02-02)
ドラマサスペンス犯罪ものオムニバスバイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-01)【イニシャルK】さん
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監督アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
演出鍛治谷功(日本語吹き替え版)
キャストガエル・ガルシア・ベルナル(男優)オクタビオ
エミリオ・エチェバリア(男優)エル・チーボ
アドリアナ・バラザ(女優)オクタビオの母
大木民夫(日本語吹き替え版)
神奈延年(日本語吹き替え版)
日野由利加(日本語吹き替え版)
仲野裕(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子(日本語吹き替え版)
平田広明(日本語吹き替え版)
三宅健太(日本語吹き替え版)
後藤敦(日本語吹き替え版)
広瀬正志(日本語吹き替え版)
脚本ギジェルモ・アリアガ
音楽グスターボ・サンタオラヤ
挿入曲グスターボ・サンタオラヤ"Atacama"
撮影ロドリゴ・プリエト
製作アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
ギジェルモ・アリアガ(製作補)
配給東京テアトル
美術ブリジット・ブロシュ
編集アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
ギレルモ・デル・トロ(編集アドバイザー)
字幕翻訳岡田壮平
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💬口コミ一覧

58.ネタバレ 何の予備知識もなしに観たので、3本立ての映画だと知らずに面食らった。思うに1つ目のエピソードが長すぎた感じがする、そのまま展開していくものだと思っていた。しかし突然、事故の被害者である美人モデルの不倫生活の話に切り替わる。正直、この2つ目のエピソードには興味が沸かず、すぐに入っていけなかった。「被害者の話はいいから、少年のほうはどうなった?」が観覧中ずっと気かがりとなる。3つ目のエピソードは最初から登場していた老人が主人公なので「待ってました!」と観ることができた。3つとも「犬と愛とお金と家族」の話で、それが映画中央の交通事故で一瞬だけ交錯しているという構造。こういう仕組みは大好きなんだけど、主人公3人に何の関係性もないのは好き嫌いの分かれる所だろう。黒い犬が殺し屋に飼われるようになる点はシナリオの面白い積み重ねだった。美人モデルのエピソードも何らかの形を残して結末を迎えていれば、私も心置きなくこの映画を名作と呼んだだろう。
337さん 8点(2005-02-19 19:04:37)
57.3つのストーリーと人間相関図がうまく出来てるなあと思った。テーマは「許されない愛」らしいしやっぱ悲しいね。犬がかわいかった。でもほんまに死んだりしてるみたいに見えたのでなんて残酷と思ったけど、麻酔で眠らせてるのかなぁ?オクタビオ役の人かっこいい。あたしならオクタビオと逃げます。(笑)
mamikさん 8点(2005-01-16 22:51:42)
56.まさに犬畜生並みの愛を描いてますね。哀れで惨めな愛、暴力的で独りよがりな愛。
NINさん 8点(2004-12-15 15:49:24)
55.「犬好き」としては辛かったが、「犬型」としては共鳴せざるを得ない捨て犬の気持ち。一方的に愛を求めて、それがうまく行っているときは幸せだが、捨てられたときの寂しさは尋常じゃない。野良犬のような自分が悲しくなった。痛いところを突かれた。
ぷりんぐるしゅさん 8点(2004-03-21 14:01:01)
54.ところどころ微妙に絡み合いながら話が展開していくオムニバス。このテのものは誰が誰だがわからなくなりがちだが、この作品にはそれがない。脚本が良く練られており、キャラ立ちがしっかりしているからだろう。手持ちカメラによる撮影はメキシコの街の息遣いが聞こえてきそう。女優のエピソードがつまらなかったが、その他のストーリーはどれも秀逸。ガエル・ガルシア・ベルナルの表現力は将来有望。長いため頻繁とはいかないが、年に1回か2回は見たくなる映画だ。
ダブルエイチさん 8点(2003-12-06 22:11:06)
53.とりあえず家で飼っているレトリバーを、思い切り抱きしめてやった。
紅蓮天国さん 8点(2003-10-12 23:35:53)
😂 1
52.3つのストーリーが一点で交差するという構成がおもしろい。それぞれのストーリーも、辛く悲しい人生の中にあっても生きる希望を見い出そうとする人間の勇気とか強さみたいなものを感じる。個人的には、ガエル・ガルシア・ベルナルに惚れました!きっと世界で活躍するいい俳優さんになると思います。
れいぴんさん 8点(2003-10-12 05:35:30)
51.とても辛く、息苦しかった。もう1度観るにはエネルギーを補充しないと。すごくパワーを吸い取られました。それにしてもガエル・ガルシア・ベルナル、ホレた。
Bridgetさん 8点(2003-08-18 23:41:07)
50.カーチェイスや闘犬、監禁などのリアルな描写のインパクトが強烈でした。いい。いろいろ考え出すとたくさん意味が拾えそうな映画。あのじいさんはあれからどうなるのだろう。私はもう一度観ないと考えても物語やシーンの意味が拾えそうもない。色んな話が同時に進行して完結しているように見えるけどどれ一つとして完結しておらず、何となくフラストレーションの溜まる映画。やっぱりもう一度観ないと自分の心に深く入ってこないのか。。
てっつんさん 8点(2003-06-01 03:06:58)
49.ぶっちゃけ男優めあてで観たのですが、ストーリーの作りに感動しました。すごいなー、と。メキシコののことをちょっと知ったかも。
さみーさん 8点(2003-04-21 22:16:37)
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48.一つの事件で変わる3人の人生。上手く描けてるとおもいます。かなり好きな映画です。愛について、深く考えさせられました。
tryさん 8点(2003-02-26 07:12:18)
47.タランティーノよりいいかも?ちゃんと?人間も描いてるし。血生臭い悲哀に満ちた3つの愛。殺し屋の「愛してる」という言葉だけが留守電に入らない・・・全てはここに集約されている。
クロマスさん 8点(2003-01-26 14:17:48)
👍 1
46.すごくよくできた映画だと思います。冒頭の疾走感あふれる映像に一気に引き込まれ、そのまま最後まで・・ちなみにDVDの特典映像に、削除シーンがたくさん収録されています。第2部の二人が喧嘩をはじめるシーンが少し唐突になってしまった理由や、本当のラストシーンが紹介されていて、ファンには必見かと。
マイクさん 8点(2003-01-20 21:05:59)
45.なかなかストーリーがうまくまとまっていておもしろい映画だと思いました。アモーレス・ペロスとは『犬のような愛』という意味らしいのですが、3つの物語に必ず犬がいて重要なキーを握っている。許されぬ愛を求める彼らの姿が生々しい。153分と長い映画なのだが、ずるずると引き込まれてしまった。
ダナエさん 8点(2002-11-08 23:41:20)
44.ネタバレ イニャリトゥ監督は、見せ方が上手い。
どのエピソードも飽きさせない展開で見せる。

終わってみると、一つの事故現場の3人のエピソードが絡むことなく、
2時間半綴られていくだけだけど、これが面白い。
この監督ならではの、カタルシスといった感じ。

犬がどのエピソードにも重要なのだが・・
闘犬で稼ぐ兄嫁に惚れた男の話、事故で怪我したバツイチと一緒に住むモデルの話、
テロリスト上がりの殺し屋の話。
どの話も面白い。
殺し屋が最後、殺さないのがまた良い塩梅ですな。
トントさん [ビデオ(吹替)] 7点(2022-05-22 22:26:20)
43.ネタバレ 冒頭のカーチェイスから鷲掴みにされる。
荒削りでギラギラした熱情の一方で冷徹な眼差しのコントラスト。
タランティーノの乾いた暴力とポール・トーマス・アンダーソンの濃厚な悲喜劇の融合だ。
しかし、あくまでイニャリトゥ特有の辛苦さがねっとりしたメキシコの空気を支配する。
三度繰り返される交通事故が及ぼした人間模様はあまりにも容赦なく、もう取り返しのつかない喪失感を際立たせる。

「それでも人生は続く」。
これが監督の取り組む一貫したテーマである。

犬と共に何もない荒野を前に一歩一歩踏み締める姿に、生きる強さを感じざるを得ない。
兄嫁に見放された青年も生きていく。片脚を失った元モデルも生きていく。
絶望を超えて達観している。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 7点(2015-04-09 19:47:15)
42.ネタバレ 南米を舞台にした、とても生々しいエピソードで綴られる重厚な群像劇。剥き出しの肌と肌で生きる市井の人々のエネルギーが画面を超えて伝わってきて、なんだかガルシア・マルケスの小説を映像化したような印象を受けた。特に、大きな犬を引き連れたホームレスのおじさんが実は殺し屋だったところなど、マジックリアリズム的。そのぶん、歩けなくなる女優のエピソードが幾分か浮いてしまっているのが残念だった。それでも、この常にうだるような熱気のなかで生きる人々の生命感は見応え十分だった。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-25 22:53:09)
41.ネタバレ 3つの話が事故を交差し進んで行く。どの話も犬が重要な役割を果たしており、本線の話を深いものにしていく。映像はリアルというより生々しい。それぞれの話で強い欲望と絶望があり、役者の演技もすばらしい。見終わった後はスッキリするものではないが、考えさせられる映画でした。軽い映画が好きなのですが、たまには重いのもいいなと感じる映画でした。
たこちゅうさん [DVD(字幕)] 7点(2011-05-04 23:46:15)
40.なんとなく観たら引きずってしまい大変でした。

その後お金が使えるようになってからの作品は
全体のバランスは良くなったものの
少し都合良過ぎだったり無理矢理だったりしたが
これは荒削りだがいちいちザクザク刺されている感覚で
正直、気持ちのよい映画ではないけど好きです。
でも、結構しんどいので観るのにエネルギーいります。
Peccoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-07-20 22:09:57)
39.アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの作品としては、一般的に一番評価の高い気のする本作だが、確かに楽しめた。
この監督の後の作品には批判めいたものを聞いたりするが、私的には後年の作品の方が好きである。
音楽と映像の両面において、『バベル』や『21グラム』の方が優れているからだ。

だが、本作の脚本については、かなりの出来栄えで、様々な人間模様を描きつつも、登場人物たちを交錯させ、関連性を持たせて描いているのが面白い。

アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥは、脚本選びよりも映像と音楽選びに才能が光る監督なので、今後ますますパワーアップしていくに違いない。
少し寡作気味なのが気になるところだが、新作を早く観てみたいものだ。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-27 00:28:01)
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【点数情報】

Review人数 78人
平均点数 7.01点
000.00%
111.28%
211.28%
333.85%
422.56%
578.97%
61215.38%
71823.08%
81721.79%
91215.38%
1056.41%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.50点 Review2人
2 ストーリー評価 8.75点 Review4人
3 鑑賞後の後味 5.25点 Review4人
4 音楽評価 7.75点 Review4人
5 感泣評価 6.66点 Review3人

【アカデミー賞 情報】

2000年 73回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2000年 58回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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