映画『害虫』の口コミ・レビュー

害虫

[ガイチュウ]
Harmful Insect
2002年上映時間:92分
平均点:4.93 / 10(Review 55人) (点数分布表示)
公開開始日(2002-03-16)
ドラマ
新規登録(2003-05-19)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2013-05-14)【8bit】さん
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監督塩田明彦
キャスト宮﨑あおい(女優)北サチ子
田辺誠一(男優)緒方智
沢木哲(男優)タカオ
石川浩司(男優)キュウゾウ
蒼井優(女優)山岡夏子
伊勢谷友介(男優)コーヒーショップの見知らぬ男
りょう(女優)北稔子
すずき雄作(男優)花坂薫平
芳賀優里亜(女優)ルミ
三村恭代(女優)和美
寺島進(男優)ジャージ姿の男性教師
石丸謙二郎(男優)コンビニの中年男
光石研(男優)携帯電話の男
大森南朋(男優)ラブホテルの男
木下ほうか(男優)トラックの運転手
頭師佳孝(男優)佐藤
音楽ナンバーガール
北原京子(音楽プロデューサー)
主題歌ナンバーガール”I don't know”
櫛引彩香”帰り道”
撮影喜久村徳章
製作日活
TBSテレビ
製作総指揮中村雅哉
プロデューサー平野隆
配給日活
美術磯見俊裕
照明豊見山明長
あらすじ
家にも学校にも居場所がない中学1年生のサチ子。 母親の自殺未遂、小学校の時の教師に恋していたことなどがあり、学校にも行かず毎日無気力な生活を送っていた。 そんな日常の中で、様々な経験をするが、サチ子はいまひとつ本当の希望が見出せないでいた。
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💬口コミ一覧

55.不親切だとか説明不足だと言われがちだけど個人的には
わかるひとには分かる作品だと思う。
分かる人っていうのは映画の観る目がある、とかではなくて
この少女の生き方や考え方に共鳴してしまう人。
中学という多感なんだけどその感情をうまく処理できない不安定で不器用な時期を
宮崎あおいが演技をしていてもう、本当に素晴らしかったと思う。
彼女の演技や表情にドキッとすることが何度あったか。
05さん [DVD(字幕)] 10点(2007-08-18 22:37:26)
54.宮崎あおいはいいんだ~@@
keeさん 10点(2003-02-28 02:03:32)
53.映画自体は7点くらい。
しかし、宮崎あおいが信じられないくらいいいので
2点上乗せ。
どこにもいそうで、どこにもいないような少女。
佳作ラブ&ポップも彼女がやっていたら・・・と思ってしまった。
うさぎさん 9点(2003-12-19 05:35:41)
52.ネタバレ ひとつひとつの映像とそのシーンの長さがすごく重く感じる。だが、じっと見ていられる そしてずっと見ていられる 憐れな少女の予測つかない行動。
そして最終的に害虫とは 何の事(誰の事?)を指していたのだろうかという事がやはり気になります。でも答えは分かりません。ただ、サチ子が最後に一緒にいた男 、つまり、最後 サチ子にすり寄ってきたあの男 ヤツは明らかに害虫。駆除が必要とされる危険な人物です。そんな害虫からさなぎを守る大人が身近にいないとこうなる 13歳の少女がこんな危なかしい世界を自分の思う方向に思うがままに舵取りしててよいのだろうか いや、よくない筈だが、致し方ないのでしょうね。。
とかいう感想にて締めくくりたかったのですがね のちに後からこの作品のタイトルの意味を調べてみてビックリ。〝タイトルの意味は監督自身が「サチ子こそが害虫であり、ゴジラである」とコメントしているように、図らずも周囲の人々を破滅させていくサチ子の比喩表現である。〟 なんですと。そうなると、まるで違ってた自分の解釈の仕方に只今呆然。映画同然とても痛く重たい気分になってしまったこと事実です。 
宮崎あおいの素質と女優としての力量なくして成り立たなかったであろう綱渡り的な作品となってましたが、宮崎あおい、そこをちゃんと向こう岸まできちんと渡りきっていたかと思います。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2014-10-12 18:56:27)
51.今さっき、深夜枠でやっていた映画だけど、私の好きな類の映画かも!
無気力だけど、わずかな希望だけを頼って、生きていく宮崎あおいの姿に何となく感情移入。。
確かにラストは中途半端だったけどね汗
 でもあれで中1は大人っぽすぎ!!wwまあ、そこが可愛さを際立たせてるんだと思うけど。。喋り方も、高校生でもいないくらい落ち着いてたし 
あとこのタイトルの意味が今ひとつ解釈できないでいます。。(-_-;)
れみさん [地上波(吹替)] 8点(2005-12-16 03:07:42)
50.宮崎あおいの魅力がよく出されている気がするけど、好き嫌いに別れる作品なのかな?友達は絶賛してたけど、私は好き!!なぜなら、沢木哲くんが出てるから~~~
アンナさん 8点(2003-12-06 17:17:08)
49.久々に「がびーん」と来た映画でした。学校にも家庭にも行き場(逃げ場)を失った主人公が、さらにわずかに残った希望も振り捨ててしまう。そしてあの、まるで「この世の果て」に向かっていくかのような暗い未来を予感させるラスト・・・完全ににヤラレてしまいました。残酷で綺麗で、切なくて哀しくて・・・昔読んだ坂口安吾の「文学のふるさと」という随筆を思い出しました。宮崎あおいは以前「パコダテ人」を観た時は単なる猫顔の可愛らしい女の子にしか見えなかったけど凄い演技してたし、ナンバーガールの曲もこの映画の感触にピッタリだったし、いや、良かった。確かに後味の良い映画ではないし誰にでも薦められるわけではありませんが・・・。この監督の他の作品も観てみたくなりました。
ぐるぐるさん 8点(2003-11-27 19:47:34)
48.火炎瓶を投げる彼女の表情。ずっと無表情だった彼女が見せる唯一の笑顔。とても輝いている哀しさ。こんな社会に誰がした?
紅蓮天国さん 8点(2003-10-12 22:20:19)
👍 1
47.ネタバレ 火炎瓶を仕込み、丘の上から自宅に向かって投げつけて笑い合う下りは印象的です。「鉄風鋭くなって」だろうか。BGMもとても効果的で、このシーンだけでも評価できる。何度も見返してしまいます
ことり式さん [ビデオ(字幕)] 7点(2006-02-21 23:15:12)
46.映画としては特別すばらしいとは感じなかったが、胸に刺さった一作で観た後ずっと心に残ってた。 
ロマン人さん 7点(2004-06-20 10:46:31)
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45.恐ろしい映画ですね、背筋がゾクゾクと寒気がしました。救えない世界に生きる少女は、これからどこへ行くのでしょうか?燃え上がる家の炎で明々と照らされた宮崎あおいの顔は、美しい。そして決して理解できないほどの、奥深い闇を感じさせます。救えない母親、りょうも、その美しさは変わりません。しかし、その美しさの質が違う。よく説明できませんが。不満な点は、ちょっと男性陣が頼りなかったかもしれません。あんまり必要ないんじゃないかなと思ってしまいました。
feroさん 7点(2003-12-03 22:49:49)
44.なんで『害虫』って題名がついてるんだろうね?^^;よく分からんw
最後のすれ違いシーンもなんか中途半端で消化不良ww
ただ単純に宮崎あおいのPR映画でしかないと思った。(´・ω・`)ショボーン
アキトさん 6点(2004-07-03 04:11:57)
43.ネタバレ 社会や家庭環境、そして運によって、多かれ少なかれ人生は左右されてしまう。確かに彼女は、サチ子という名とは裏腹に薄幸の元に生まれてしまったのかもしれません。しかし若干13歳といえども、彼女は選択する自由と選択できる知恵は少なからず持ち合わせていた筈。なのに彼女は不運ばかりを自ら選択し、どこまでも堕ちて行く。これは単なるプロローグでしかなく、彼女は更なる不運を選択して生きていくのでしょう。好みの映画ではありませんでしたが、ラスト、「何でもない…」の一言でスッパリ切った事により、個人的な評価はグッと上がりました。もちろん宮崎あおいの全てを堪能できたのも良かったです。それにしても、蒼井優ちゃんは引き立て役で不思議な魅力を発揮しますね。という訳で、6点献上。
sayzinさん 6点(2004-05-14 22:41:21)
42.ネタバレ 害虫、というタイトルの意味するところがよく分からなかったけど、その存在だけで周りを不幸にし、結果自分をも不幸にしてしまう主人公のことを指しているのかな、と2回観て理解することにしました。いますよね、こういう人。内容的にも、マイナスの要素が満ちている、観ていて何の救いもない作品です。ラストで、僅かに残った最後の光も、自ら断ち切ってしまうし…。主人公らの台詞も必要最低限以外はなくす演出をしているので、暗さ・悲惨さがより深く伝わってきます。そんな中、宮崎あおいと蒼井優のメイン2人は、それぞれの役を見事に演じきっています。個人的には、小さな悪さをしている時のいきいきとした表情と、悪事がエスカレートして火炎瓶を投げている最中に我に返って、後戻りのできない絶望感に襲われる表情のギャップに、宮崎あおいという女優の存在感と才能を強く感じました。評価をすることが、もの凄く難しい作品です。
なおてぃーさん 6点(2004-02-15 06:38:36)
41.ストーリー的に極めて重い後味の悪さが残るので映画的には好きだとは言い難いが、主演の宮崎あおいの存在感はあの年齢で物凄いと思った。青山真治監督作「EUREKA」で鮮烈な映画デビューを飾った彼女であるが、今作の演技で彼女の映画女優としての可能性は明確な確信へと変わった。
鉄腕麗人さん 6点(2004-01-18 03:51:24)
40.塩田明彦パワーはこんなものではないはず、と思った。『どこまでもいこう』『月光の囁き』を観た時の衝撃はどこへやら。何か無駄なものをコテコテ付け足してしまって沈没した印象です。うまく言えてないけど。“たま”のランニングデブの彼(名前は忘れた)がナイスキャスティングで、家を火炎瓶で燃やしハシャいでいるところなど鬼気迫っていて心が動く。宮崎あおいもナイスファイトな感じ。で、6点くらいでしょうか。
クーさん 6点(2003-06-18 02:32:20)
39.宮崎あおいとりょうが出てたから見たけど、もうひとつやね。
スマイル・ペコさん 6点(2003-05-23 22:17:54)
38.ネタバレ 自殺にむかう少女。
母子家庭の、その母親も自殺に向かっている。

最後の彼女の清純が奪われるまでの
唯一の彼女の幸せの時間を描く。
切ない・・
トントさん [ビデオ(邦画)] 5点(2020-02-20 09:11:44)
37.宮崎あおいフリークとして、観忘れていた本作品。
あおいちゃんはあいかわらずいい仕事してる。さすが!
 
問題は監督か脚本か。監督がもう少し宮崎あおいに頼った変態的な撮り方をしていたら。
脚本が、一人よがらず万人に伝わる構成にしていたら。
わかる人にはわかるかもしれんが、わかるか!
 
という感想。
この、いま一つの映画の中で光って見えるあおいちゃんはやっぱりすごい。
ナンバーガールもすごい。
おでんの卵さん [DVD(邦画)] 5点(2013-08-19 01:12:24)
36.途中に意味不明なシーンがいくつもあり、最後のシーンまで意味不明、
最後まで見ても、結局何が見せたい、伝えたいのかわからなくて、参った。
まるで好きなように想像してくれと言っているかのようだ。
一貫したテーマのようなものが感じられない。
タイトルも内容と無関係なようで、意味不明。
ある女子中学生の並ならぬ異性関係をのぞき見する映画?
とはいってもいつ行為に及んだとか、直接的な描写は一切ないんだけど。
きっかけを与えるから想像しろというのか。
金が掛かっている所がまったくなく、低予算の極みみたいな映画。
セリフは最小限、音楽は基本的になしという、静寂感はなかなか悪くないが、
ストーリーをセリフを使わず絵だけで説明しようとしているのが、不親切に思える。
ストーリーがほとんどないようなものなので、結局宮崎あおい観賞用映画としか思えない。
それでいいと思えるかどうかで決まりそうな映画。
しかし宮崎あおいと蒼井優は似過ぎていて、なかなか見分けられなくて参った。
もしこの物語が描きたかったのが、家庭環境に恵まれず、やたらと男を惹き付け、
衝動的に行動する少女、だったのだとしたら、ミスキャストではないかと思う。
スタッフの間の意向の対立がこの物語を骨抜きにしたのではないかと勘繰りたくなる。
さん [地上波(邦画)] 5点(2009-03-01 04:08:39)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 55人
平均点数 4.93点
023.64%
111.82%
223.64%
347.27%
41730.91%
51221.82%
6610.91%
735.45%
859.09%
911.82%
1023.64%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 2.00点 Review3人
2 ストーリー評価 5.40点 Review5人
3 鑑賞後の後味 3.50点 Review4人
4 音楽評価 4.83点 Review6人
5 感泣評価 2.00点 Review2人

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