映画『時計じかけのオレンジ』の口コミ・レビュー(24ページ目)

時計じかけのオレンジ

[トケイジカケノオレンジ]
A Clockwork Orange
1971年上映時間:136分
平均点:7.52 / 10(Review 555人) (点数分布表示)
公開開始日(1972-04-29)
ドラマSF犯罪もの音楽もの小説の映画化バイオレンス
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2025-07-08)【イニシャルK】さん
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監督スタンリー・キューブリック
キャストマルコム・マクドウェル(男優)アレックス・デ・ラージ
ウォーレン・クラーク(男優)ディム
ジェームス・マーカス〔1943年生〕(男優)ジョージー
ポール・ファレル(男優)浮浪者
パトリック・マギー(男優)アレクサンダー氏
エイドリアン・コリ(女優)アレクサンダー夫人
ミリアム・カーリン(女優)キャットレディ
ジョン・J・カーニー(男優)巡査部長
スティーヴン・バーコフ(男優)タマを掴まれる警官
マイケル・ベイツ(男優)看守長
ゴッドフリー・クイグリー(男優)牧師
オーブリー・モリス(男優)デルトイド氏
アンソニー・シャープ(男優)内務大臣
カール・ドゥーリング(男優)ブロドスキー博士
フィリップ・ストーン(男優)
シーラ・レイナー(女優)
クライヴ・フランシス(男優)間借人ジョー
デヴィッド・プラウズ(男優)用心棒ジュリアン
キャロル・ドリンクウォーター(女優)フィーリー看護婦
マーガレット・タイザック(女優)
原作アンソニー・バージェス
脚本スタンリー・キューブリック
音楽ウォルター・カーロス(シンセサイザー編曲・演奏)
作曲ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
挿入曲ジーン・ケリー"Singin' in the Rain"
撮影ジョン・オルコット
アーネスト・デイ(カメラ・オペレーター)
製作スタンリー・キューブリック
配給ワーナー・ブラザース
美術ジョン・バリー〔美術〕(プロダクション・デザイン)
クリスティアーヌ・キューブリック(劇中絵画・彫刻)
衣装ミレーナ・カノネロ
編集ビル・バトラー〔編集〕
録音ピーター・グロソップ[録音]
字幕翻訳高瀬鎮夫
原田眞人(ソフト)
あらすじ
共産主義化された近未来のロンドン。本能の赴くままに超暴力(ウルトラ暴力)とセックスを繰り返していた不良青年アレックスは仲間に裏切られ刑務所へ収監される。刑期を短くするため犯罪性の切除を目的とした"ルドヴィコ治療"の被験者となるが……。 宗教・政治・哲学的な主題を描きながらも、ビザールなファッションと演出によりポップカルチャーにも多大な影響を与えたカルトムービー。
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💬口コミ一覧

95.更正とは何かを考えさせられる。アレックスは確かに更正したように見えるが、それは洗脳されたに過ぎないのではないか。更正するまでに、いかに罪を犯した自分に向き合うか、そうして自覚した罪悪感にいかに苛まれる立ち直るか、道義的な責任をどう考えるかが重要なのだと思う。洗脳してもそうしたプロセスを経ることはないので、それは真の更正とはいえない。凶悪犯の再犯が問題視され、厳罰化が検討される中でこの映画は重要な示唆を与えるものであると思う。(内容はぶっちゃけ微妙だけどね)
こまごまさん [DVD(字幕)] 5点(2006-12-31 11:20:15)
94.うーん。なんというか、いちいち脳がチクチクするんですが。一言で言えば「強烈」です。ウイリアム・テル協奏曲とか喜びの歌とか、狂気の沙汰を壮大な、軽快な歌で表現するのは反面教師的なものとして一応効果をあげてるようですが、いかんせん精神的に痛すぎる。「芸術ってのはこうなんだよ。分かるか?ほれ、もっと見せてやる!これがハイセンスってやつよ!狂気ってやつよ!」という言葉が聞こえてきそうで。楽しむことは出来ませんでしたが一生忘れないと思います。
次元転移装置さん [DVD(字幕)] 5点(2006-11-21 11:35:36)
93.グロイ。意味がわからなかったこの世界。カタカナの俗語がたくさん出てきますが、真剣に考えたらダメですね。事態と雰囲気でとらえるしかない。もう本当に自己満足の世界。アートな映画は嫌いじゃないです。でも頭の悪い、センスのない私にはまだわからない作品。それにしても本当にグロイ。
未歩さん [DVD(字幕)] 5点(2006-09-04 12:07:41)
92.”Singin' the rain”なんて歌いながらレイプしないでよ!イメージ壊れちゃうでしょう!でも後味悪く感じさせるのがこの映画の目的かもしれないなー。だって暴力の醜さを
ものすごく感じてしまうでしょう?
maemaeさん [ビデオ(吹替)] 5点(2005-10-27 22:39:03)
91.暴力・欲望・狂気・反抗が支配する非日常世界。格別嫌気はしなかったが面白いとは思えなかった。ただ映像を通じて見る人に与えるインパクトはとてつもないと思う。
CPAさん [ビデオ(字幕)] 5点(2005-10-27 06:48:11)
90.ネタバレ 名奇作としてきわめて評価が高く、これを評価しないヤツは見る目がないというムードさえある本作。でも……これって、そんなにいいんだろうか?  いいたいことはわかる気はする。表と裏、一般論と個人の本音のギャップ、権力と反権力と反権力という権力、善と悪と悪が除かれた悪(悪を犯しさえしなければそれでいいのかという問題提起=「時計じかけのオレンジ」でいいのか)、大義名分の影にあるご都合主義、表面的なものでしか成否や幸不幸を測れない社会……さまざまなテーマあるいはサブテーマがシニカルな映像のなかにほの見えはする。また作り方も実験的でその意図と意欲は買う。  しかし、世の中のありとあらゆる欺瞞を告発する本作の主張はわかるが、要するに強い感銘は受けなかったのだ。怖いとも感じなかったし、メッセージに心を揺さぶられることもなかった(「わかる」のと「心揺さぶられる」のは違う)。「ああ、なるほどな、工夫してつくったな」と思いはするが、インスパイアされはしなかった。であれば、したり顔で「これは、傑作だ!」と通ぶることは、私にはできないのである。ということで、5点也です。でも、あのサイケなアートセンスは気に入りました。
delft-Qさん 5点(2004-12-16 00:30:50)
👍 1
89.さりげなーく「いい意味原作クラッシャー」であるキューブリック。その彼が唯一原作に傅いた珍しい映画。そろそろ時代が追いついてきましたねえ。ワクワク。
エスねこさん 5点(2004-12-11 23:57:17)
88.この映画を思い出すたび、何ていうか口の中がプラスチックとかゴムのような味でいっぱいになるんです。要するに画面見てて気持ち悪くなった瞬間のことを思い出すんですね。
オビワンケノンコさん 5点(2004-12-06 18:42:09)
87.ミドルティーンのときから10年たって見直してみましたが、フツーだ。ちっとも感心しないし、ちっとも興奮しない。それって俺が悪いのか、はたまたキューブリックが悪いのか。でも自分が悪いなんて言いたくないから、キューブリックが悪いことにしてみる。
キャプテン・セントルイスさん 5点(2004-10-22 00:48:33)
😂 1
86.好きか好きではないかで点数をつけているので、この点数。この作品は間違いなく「映画」であって、多くの人に衝撃を与えている。決して忘れられない作品だと思うし、語り継がれてゆく名作かも知れない。……でも出来れば目を背けていたい世界。関わりあいたくない世界。なのでとりあえず、この点数で。
もちもちばさん 5点(2004-07-10 21:32:06)
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85.ネタバレ 原作は、アンソニー・バージェス。バージェスは、妊娠中の妻が4人の米軍兵士に乱暴を受け子供を流産した悲劇を経験しています。本作の主人公アレックスは、決して時代のアンチヒーローではありません。しかし本作を誤解した若者たちが事件を起こし、キューブリックはイギリスでの上映を打ち切ることとなりました。本作は、暴力シーンがあまりにも凄惨であることから、近未来という設定をとり、できる限りリアリティが排除されています(原作も同じ)。そうしたアプローチが功となり、同時に無責任な印象も与えています。 ---------------本作、および米国で出版された小説には、原作(英国版)の最終章が欠落しています。この結末では、自我を取り戻したアレックスが、これまでの生き方にむなしさを覚えます。
DONGYAOSさん 5点(2004-06-23 14:53:40)
84.「雨に歌えば」で殴るシーンはインパクトあったけど、それ以外はイヤな空気の映画。ラストも納得行かないし。せめて映画の中ぐらい、あんな奴は懲らしめてくれ。
マックロウさん 5点(2004-06-14 18:48:23)
83.強烈な世界観をもってるのはわかったけど、自分とは合わないなぁ。
面白いと思う映像表現とかはいくつかあったんだけど、なんかなぁ。
気分が悪くなる部分の方が多かったぁ。
夏目さん 5点(2004-06-11 13:52:16)
82.タイトルがかっこいい。パッケージがかっこいい。
太郎さん 5点(2004-06-02 15:38:57)
81.気を取り直し今度はいい投稿を・・・。とはいえ、この映画、低脳なワタクシにはふさわしくないようです。
ノマドさん 5点(2004-03-02 04:17:10)
👍 2
80.いかれてますね。犯罪者を科学的に更正してもしょせんは人間の持つ本能には勝てないということがいいたいのかな。主演の人はこの作品のイメージが強烈過ぎてその後いい役がもらえなかっただけですね。北斗の拳で一瞬で殺されたのには笑った。
hrkzhrさん 5点(2004-02-23 01:28:57)
79.キューブリックの作品を評価するのは難しい。でも彼の作品は嫌いじゃない。この作品には嫌悪感を感じるが、その反面人間の本質を突いているようにも思える。要するに、人間は実に残酷で身勝手な生物である。そして世界は不条理に満ちている。この不条理こそ本作を構築する基本だと感じた。
pony-boyさん 5点(2004-01-11 14:54:02)
78.何とも評価の難しい作品。正直あれのどこがいいのか、全く持って解らなかった。名作と名高いが、暴力も知らない平和で和やかな生活をしている私に、この作品の良さを理解しろと言うのは、不可能に近く、(努力はしたけどね)この映画に陶酔できるほどの若さも無いらしい。とは言え、全くこの作品を評価しない訳ではなく、これほどまでに暴力を描ききったキューブリックの鬼才ぶりは、認めざるを得ない。観る人の精神状態が色濃く評価に現れる作品なのではないだろうか(^^;;
深海さん 5点(2004-01-09 20:55:56)
77.よく分からない。暴力は楽しい、といいたいのか、洗脳はいけない、といいたいのか、こんな悪人は洗脳してしまえ、といいたいのか。ただ映像はとても格好よかったです。女性のストレッチ素材のワンピースを切るところなど。実際やってみたいと思ってしまった自分に少しぎょっとしました。あれは時代劇の帯ほどき以上に面白そうで(ちなみに私は女性です)。ただ、コミカルに、スタイリッシュに描くことで残虐性が薄まっているような感じがし複雑に思いました。やはり暴力はいけない、という結論でないとすっきりしないので、ソドムの市のように、嫌悪感のみ感じさせる映画(そうでない人もいるとは思いますが)という方が私は好感を持ちます。
トマトマートさん 5点(2004-01-05 16:44:44)
76.当時としては新鮮だったし他の作品への影響も大きかったのでしょう。いかんせん、私達はこの映画の手法やコンセプトを進化させた映画を先に多く見過ぎてしまっていたがゆえ「ああ、昔この映画はすごかったんだろうなぁ…」という程度の感想しかなかったです。「ゴジラ」のように後の作品が追い越せない映画ももちろんあるんですけどね。
海野やよいさん 5点(2003-12-14 17:00:26)
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【点数情報】

Review人数 555人
平均点数 7.52点
0152.70%
1111.98%
261.08%
3152.70%
4183.24%
5417.39%
6417.39%
77012.61%
89817.66%
99316.76%
1014726.49%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.30点 Review46人
2 ストーリー評価 7.22点 Review49人
3 鑑賞後の後味 5.96点 Review50人
4 音楽評価 8.27点 Review58人
5 感泣評価 3.81点 Review22人

【アカデミー賞 情報】

1971年 44回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 
脚色賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 
編集賞ビル・バトラー〔編集〕候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1971年 29回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)マルコム・マクドウェル候補(ノミネート) 
監督賞スタンリー・キューブリック候補(ノミネート) 

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