映画『ブラス!』の口コミ・レビュー

ブラス!

[ブラス]
Brassed Off
1996年上映時間:107分
平均点:7.20 / 10(Review 160人) (点数分布表示)
公開開始日(1997-12-20)
ドラマ音楽もの
新規登録(不明)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2022-04-15)【Olias】さん
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監督マーク・ハーマン
キャストピート・ポスルスウェイト(男優)ダニー
ユアン・マクレガー(男優)アンディ
タラ・フィッツジェラルド(女優)グロリア
ケネス・コリー(男優)グレーズリー
アダム・フォーガティ(男優)鉱夫
ジム・カーター[男優1948生](男優)ハリー
池田勝ダニー(日本語吹き替え版)
古澤徹アンディ(日本語吹き替え版)
島田敏(日本語吹き替え版)
田原アルノ(日本語吹き替え版)
脚本マーク・ハーマン
音楽トレヴァー・ジョーンズ
作曲エドワード・エルガー行進曲「威風堂々」第1番
ジョアキーノ・ロッシーニ「ウィリアム・テル」序曲
民謡「ダニー・ボーイ」(アイルランド民謡)
製作スティーヴ・アボット〔製作〕
配給シネカノン
字幕翻訳太田直子
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💬口コミ一覧

160.すごく好き。この映画は人生そのもの。こういう作品に出会いたくて、私は映画を見続けている。なにしろ先の生活が見えない現状で、イギリスだから天気もぱっとしなくて。生活のために誇りを犠牲にしなくてはならなくて。八方ふさがりに見えて、尚ユーモアを失わない彼らに感嘆する。英国人の底力、とも思う。ユーモアを持ってしても、ついに心の折れたフィルとその家族に差し出される隣人や同僚の心遣いが、人としての普遍的な優しさに溢れている。ラストでの音楽一辺倒に見られていたダニーの、共同体を代表した政治批判が心に響く。「彼らは素晴らしい音楽を奏でることができる。だがそれが何になる?」音楽は、必ず結実すると思いたい。人の心と尊敬を勝ち得るものだと思いたい。少なくとも私は、隣人のような彼らを尊敬する。威風堂々、まさしく顔を上げて、人生を生きていってもらいたいと願っている。
tottokoさん [ビデオ(字幕)] 10点(2011-11-26 15:37:43)
👍 1
159.良い映画でした。ブラスの素晴らしい音色を充分に堪能でき、そのうえストーリーも良い! 今の日本の景気のことも重なってしまうことから.....(実は私の今働いている所もこれに近い状況から.....)心底、食い入るように、また人ごととは思えない出来事で、そうだ!そうだ!そうなんだ!と、つい拳をグッと握りしめながら見ていました。リトル・ダンサーも大好きな一作ですが、今回からこの作品もその仲間の一つになりました。告白しますと.....このタイトルから昔ブラス・バンドをしていた私は、どーせ大したことないんじゃと、タカをくくっていつも素通りしていたことを、ここに懺悔します!! この作品は人間の心の機微、苦悩、喜びチームにおける一人一人の存在感・価値観そして....あのピエロの背後にあるものをひしひしと感じるだけでも、なにものにも代え難い感動と見て良かったと感じさせる充実感でいっぱいになりました.....。どなたにもおすすめ出来る秀逸な作品として絶賛したいと思います。音楽好きの方は必ず見るべし! ダニー・ボーイには泣かされます(; ;)。
ぱんたさん 10点(2004-05-23 14:21:29)
158.ラストのピートには、涙が・・・
ボバンさん 10点(2004-03-04 01:20:33)
157.ただ単なる音楽映画だと思ったが、これは違う。深い内容だ。われわれはたらくものにとって共感させられる内容だった。ラストはほんとによかったなあ...
しらいさん 10点(2003-12-16 21:05:49)
156.ネタバレ いや~泣けて笑えますね。これもまたイギリス映画らしく親父がかわいい。女の子(タラ・フィッツジェラルドでしたっけ?)がバンドの音あわせで、いきなり合わした挙句、ソロまで披露して見せたのには「おいっ!!」って突っ込んでしまいましたけど(笑)
またダニー(ピート・ホスルウェイト)が入院した時に、炭鉱のヘッドライトを灯しながら、病院の前で「ダニー・ボーイ」を演奏するところなんて・・。
頑固親父と愛すべき家族。そして町全体で大会に向けて高揚するエナジー、そのすべてが感じられる、映像的にも音響的にも、ほぼ完璧に近い映画でした。
エルガヨさん 10点(2003-12-04 23:41:26)
155.泣けた。しかも良い涙。内容も素晴らしいし、威風堂々なんて何か誇れる。
taronさん 10点(2003-11-10 00:14:13)
154.威風堂々がすばらしかった。厳しい状況の中がんばるドニーに感動!!バンドを辞めたくはないけど、苦しい生活や炭鉱閉鎖の中辞めざるを得なくなるバンドのメンバーの気持ちもバンドが生きがいで絶対にやめたくないダニーの気持ちも良く分かって切なかった。ユアンは普通の役だったけど、やっぱりかっこよかった。
ジョナサン★さん 10点(2003-05-23 14:59:14)
153.全体的に暗めでラストもしっくりこないけどそれが炭坑バンドの実状を良く表していて素晴らしい。病院前のダニーボーイと最後のスピーチが泣ける。
シャギーさん 10点(2003-03-14 22:45:05)
152.音楽っていい!と胸を張って言えるようになる映画。出てくる男達がまた、むさくて、むさくて。おっさんたちが、どうしようもなく微笑ましい。すごく苦しい状態の中でも、希望を捨てず光を持たせてくれた。大作を意識せず、伝えたいことをストレートに出してくれたのも良かった。9点。
take4さん 10点(2003-02-13 16:50:45)
151.イギリスの映画を観たのはこの作品がはじめてでしたがハリウッドにはないもやもや~とした穏やかな感じで良かった。最後のピートのセリフは本当何度みても感動するし、考えさせられました。バンドの奏でる音楽も最高でした。
まあちゃんさん 10点(2002-12-30 17:25:11)
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150.イギリス映画でありながら日本人の心を描きます。失業にあふれる日本人に生きる意味を考えさせます。リストラにめげずブラスバンドで再び人間としての誇りを歌い上げます。最後イギリス国会議事堂前を胸張って演奏する「威風堂々」、それは彼らの崇高さと共に私の琴線に共鳴し、涙が止まりませんでした。いい映画です。
おんたけさん 10点(2002-02-03 22:11:47)
👍 1
149.とっても素晴らしい映画だと思う。病院の前で演奏したのにはビックリだけど、感動しました。
さちさん 10点(2001-05-19 14:34:49)
148.最高・・・ブリティッシュ映画大好き!
T・Yさん 10点(2000-12-15 23:55:25)
147.クライマックスの「威風堂々」にはただただ泣くしかなかった。様々な人間描写がとても上手で感動と共に生きることの大切さまで教えられたような気がした最高の1本。
びでおやさん 10点(2000-08-07 04:58:51)
146.最後のダニーの演説、胸を打たれました。最後が威風堂々で終わるのも、これからの彼らの未来は暗いだけではない、希望が持てると感じられました。ユアンマクレガーが、若くてかわいいです。やっぱり音楽っていいなと素直に感じられる作品です。
はちまろさん [DVD(吹替)] 9点(2013-02-27 22:56:25)
145.ネタバレ イギリス映画らしい、上質でていねいに作られた素晴らしい作品でした。病院でのダニーボーイの演奏、最後のダニーの演説に感動。タラ・フィッツジェラルドの魅力が充分に引き出されて、「ウェールズの山」よりも素敵でした。
ramoさん [CS・衛星(字幕)] 9点(2011-07-02 20:37:51)
144.ネタバレ 日本公開時、吹奏楽部の高校生を引率して見に行った映画で、当の高校生らよりも私の方が大感激でした。
映画はイギリスの炭坑町、不況と炭坑閉山の嵐の中、ストライキという手段で生活を守ろうとする抗夫やその家族たちを実によく描いている。
その抗夫たちの唯一の生き甲斐である金管バンド、その運営もままならない。家財道具を差し押さえられ、楽器をも手放さなければないような生活苦。そうした中で、ピート・ポスルスウェイト演ずるダニーは、ブラス一筋の熱意と愛情でバンドをコンクール優勝へと導いていく・・・。
病室の下で「ダニー・ボーイ」を演奏するシーンもさることながら、病室から抜け出し優勝カップを拒否した名演説、ラストの「威風堂々」の名演奏、涙が出て止まらなかった。
紳士の国英国では何よりも「名誉と誇り」を重んじる。行進曲「威風堂々」は勇気と希望を与え、英国国民に最も愛されている曲だという。その曲を堂々と胸を張って演奏し、映画を締めくくることは大変感慨深い。
ESPERANZAさん [映画館(字幕)] 9点(2011-03-05 11:53:33)
👍 1
143.ネタバレ エルガーの「威風堂々」。
この手垢の付いたセレモニー音楽にこんなにも胸が揺すぶられる日が来るとは思ってもみませんでした。
「確かにコンクールに優勝した。でも炭鉱は閉山。結局何も解決はしていない」というお先真っ暗な状態にありながら、なぜここまで感動を我々観客にもたらすのでしょうか。それは「バンドこそ全てである」と言い切るピート・ポスルスウェイト、彼の言葉にその答えがあるような気がします。
人はパンが無くては生きてはいけないけどパンだけでも生きてはゆけないもの。
どんな人間であっても生きていくにはパンと同時に「人として生きてゆく誇り」が必要なのです。
だが今やパンである「炭鉱」は失われ、それと同時に仲間とともに炭鉱を守るという「誇り」すら失いかけた彼らに残された最後の「誇り」が音楽でありこのバンドだった。その最後の「誇り」を彼らが取り戻しかけた瞬間が、ラストのあの演奏だったのでしょう。
彼らの前途は正直暗いです。パンだけでは生きられないように「誇り」だけでも生きられないことも彼等も観客である私たちも十分知っている。そして、悲しいことにそれが現実というもの……
しかし、いやだからこそ、一層その「誇り」はパン以上に「生きていくには必要不可欠」なのだ、と、そう信じたい、信じ込ませて欲しいと思う心が私たちにはある。
その心に直接響く、夜風に吹かれながら彼らが奏でる「威風堂々」は、映画から現実に戻った私たちをも励ましてくれる素晴らしい応援歌となってくれたはずです。この曲がもはや単なるセレモニーを盛り上げる楽曲以上のものとして響くのは当然のことなのではないでしょうか?

ぞふぃさん [DVD(字幕)] 9点(2008-11-11 18:16:10)
👍 4
142.サッチャリズム(ネオリベラル)は、コミュニティを破壊するのだ!!、という最後の一言で、映画全体に一本の筋がぎしっと入り、それまでの印象が一変しました。そして思わず目頭が熱く、、、、、、さらに、ウェストミンスター(議事堂)に向けて、「威風堂々」。、、、権力がどんな仕打ちをしようと、俺たちは誇りだけは決して失わないのだという決意に、思わず椅子から立ち上がって、スタンディングオベーションでした。、、、、、、、仕事を失うことは生活の不安をもたらすけど、誇りまでも失ってはいけないのだ、ということなのですね。、、、、あと、ちっちゃい車に、でっかい男が5人、くっついて乗っているのがいいですね。コミュニティを象徴しているのでしょうか。窮屈だけど、居心地がよく、どこかユーモラス。、、、、、ただ、難をいえば、コミュニティといっても、この映画のそれは結局、男だけのコミュニティなんですよね。、、、、、、、(あと、労働者階級から大卒でプロフェッショナルになっているグロリアがワーゲンに一人で乗っているところとか、大会がロイヤルアルバートホールで行われるという設定など、興味深いところが色々にありました。)
王の七つの森さん 9点(2005-02-26 09:49:33)
141.ネタバレ ド真ん中にきました。「遠い空の向こうに」といい「リトルダンサー」といい、炭鉱モノが私の心を直撃するのはなぜなんでしょう。ただ、ハッピーエンドな上記二作とは異なり、本作ではダニーのラストのスピーチが言うように、コンクールに優勝してトロフィーを貰っても町に帰れば炭鉱は閉鎖され、メンバー全員は失業者。明日はどうなるか分からない闇の中という過酷な現実が待っている。この部分がかなり重く心に圧し掛かってきました。それでもエンドロールでの「威風堂々」は不安な未来を吹き飛ばすかのような力強い演奏で、観ているこちらの目頭も何度も熱くなってしまいました。これからの彼らに幸あらんことを願うばかりです。登場人物の中では「聞いてくれる人がいる」と言ってユーフォニアムを手放さない&あまり正確ではなさそうだけど(笑)心のままにパワフルな指揮をとる、ハリーが好きだなぁ。
ライヒマンさん 9点(2005-01-03 00:08:55)
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マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 160人
平均点数 7.20点
010.62%
100.00%
200.00%
310.62%
474.38%
5138.12%
63018.75%
73823.75%
83421.25%
92213.75%
10148.75%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.50点 Review6人
2 ストーリー評価 7.30点 Review10人
3 鑑賞後の後味 7.88点 Review9人
4 音楽評価 8.44点 Review9人
5 感泣評価 8.00点 Review6人

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