1. アン・ハサウェイ/裸の天使
《ネタバレ》 薬物の売人なんてこの世から消えて欲しいと思ってるが、さすがにあれでレイプでつかまるのは可哀想すぎる。 しかし、最初見た時はかなりショッキングに思えたが、少し距離をおいてみると案外ぬるい。 女から誘いをかけておいて、直前に、あるいは最中にやめて家に帰すってなんて紳士的な売人なんだろ。 これだったら、同級生を集団レイプして動画をSNSに流すと脅して口を封じる今の日本の高校生の方がよほど上手。 すべてに中途半端なハサウェイの裸しか価値がない映画。でも捨てない(なぜか手元にセルDVDが、昔買ったんだろうなああ。つくづく馬鹿だ、自分w) [DVD(字幕)] 3点(2019-10-29 11:23:20) |
2. アナと雪の女王
《ネタバレ》 もともとディズニーの絵柄はあまり好きじゃないし、ミュージカルは性が合わない、おまけに見に行った映画館が吹き替え版しかやってないということで、見る前は期待薄だったんだが(ぶっちゃけ親に相当せがまれたのと昼飯(しかも昼からしゃぶしゃぶw)あちら持ちに心うごかされて)、これがすっごく面白かった。封切り映画を見に行って途中で全く時計を見ないというのは最近では稀有な経験。 一目会った時から恋に落ちてその日のうちにプロ―ポーズとか、真実の愛のキスによって命が助かるとか、いかにもディズニー映画にありそうなネタを振っておきながら、ものすごく上手にこちらの予想、期待を裏切ってくれるストーリー展開が楽しかった。 ただ、さすがにミュージカル映画なんだからやはり字幕で見るべきだと思うのでDVD発売が楽しみ。 まあ敢えて難を言うならエンディングのクレジットが長すぎたことかな、securityって警備担当者ってことでしょ。そんな人の名前まで誰も知りたくないってw 点数のみ8→7に変更 [映画館(吹替)] 7点(2014-06-24 15:26:06) |
3. アスファルト・ジャングル
《ネタバレ》 古い映画なので全然期待してなかったが、皆さんがおっしゃるように人物描写がしっかりしているので楽しめた。塚、女性の趣味に関して自分と同様な人物が二人ほどいたので少し感情移入してw(特にドクの逮捕シーン、まあ普通に見れば間抜けとしか思えないんですけど、別に下心とか何もなくても、若い女性の躍動的な姿に魅かれるの、わかるなああw《でももう少し街離れてからくつろげよw》) ただ、金庫をニトログリセリンで爆破して、警報がなりひびいて完璧な計画ってのは、ちょっとどこかな。 あと、主人公の悪人たちが、今の悪人たちと違って、薬をやったり口汚くののしり合ったりせず、おかしな言い方だけど悪人のくせにすごく上品だったのも好感度アップ。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-12-19 14:31:36) |
4. アベンジャーズ(2012)
《ネタバレ》 あきらかに門外漢お断りの映画ですね。アイアンマンくらいしかわからない人間には、 この物語の背景にある種々のお約束が全く理解できなくて。 一番理解しがたかったのが、ほとんど一般人に毛が生えたくらいの能力しかない、ブラックウイドウやキャプテンアメリカが全く同等に扱われ、あまつさえキャプテンアメリカが仕切るところです。 これもなにか約束を知っていればりかいできるんでしょうかw [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-14 15:12:07) |
5. アルゴ
宗教的な狂信者には反感を持つ方なので、十分以上に主人公たちに気持ちを込めてみることができましたし、実はならではのリアルな面白さはあった思います。 ただ、脚本があまりに面白さを狙って暴走しすぎ。離陸寸前の旅客機をパトカーや民兵を乗せたトラックが追いかけて、もう少しというところで離陸って、007じゃあるまいし(苦笑)それまで積み上げてきたリアリティが台無しです。 あんなの主人公たちの正体がばれた段階で管制塔に電話1本かければ、離陸止められるわけで。あまりにイラン人を原始的な、無知な民族に描くのでは、かえって主人公たちの逃亡の素晴らしさの価値を減じるのでは [CS・衛星(字幕)] 6点(2013-10-14 15:04:20)(良:1票) |
6. アメリカン・グラフィティ
イマドキの草食系ではない昔ながらの肉食系男子ならだれでも、発情期の犬みたいな時期はあっただろうし、確かに懐かしく振り返ることもあるかもしれないけど、他人のしかも異文化のそういう姿を見せられても、見苦しいだけでシンパシーまではいかないのでは。 あと、アメリカ文化大好きだし、決してその影響を受けたことは悪いことだとは思わないんだけれど、数十キロ~100キロ超のスピードで走る数百キログラムの機械・凶器(自動車)を、ふざけ半分の玩具に使う文化に染まるのだけは、避けたかったな。この映画に出てくるような若者たちの馬鹿な無謀運転で今も多くの犠牲者を出していることを考えれば。 まあ、大学のESSの合宿のダンスパーティでたった一人完全無視された苦い記憶がある人間としては、この映画に好意の持てるわけがありませんw [CS・衛星(字幕)] 3点(2013-01-09 10:45:47) |
7. アイアンマン2
《ネタバレ》 前作と比較されてる方が多いようだが、実は前作を見ていない(塚、あまり食欲も無かった。)じゃ、なんでわざわざ「2」を見たかと言うと、当然(何が?w)スカーレット・ヨハンソン目当て。というような人間には十分以上に堪能できました、特に格闘シーンとか。(ッてなにか根本的に間違ってる気もしますがw) 正直、アイアンマンに対する世論の変化の描き方の雑さとか、最後の戦闘シーンであれだけ大勢いる一般人が誰一人死ぬどころか、怪我さえしないご都合主義とか、つくりのいい加減さは目につきますが、所詮はアメコミ原作の馬鹿映画なんだから、これくらい突き抜けてくれた方が気楽に見れて面白い。 あと、主人公の家のガジェットがなかなか凝ってて楽しめましたね、なんかバベル2世のコンピュータみたいって言うと年がもろバレw [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-06-13 12:20:22) |
8. アリス・イン・ワンダーランド
アリスを演じた女優さん、撮影当時18歳ということで。別に成長したアリスと言うことで問題はないんですが、同じ18歳にしてももう少し少女らしさを留めた女優さんを選んだほうが作品の性格にあってたのでは?なんていうのは綺麗事で、正直彼女が登場した瞬間、激しく「萎え」てしまって。(笑) ただ、ハサウェイはどんなメイクだろうが素敵だし、原作をきちんと読みたくなるような丁寧な物語作りには好感を持ちました。 [CS・衛星(吹替)] 7点(2011-05-23 12:47:52) |
9. アラモ(1960)
《ネタバレ》 少し、テキサス独立戦争、それから米墨戦争について調べてみました。先入観では、アメリカの移民が他国に浸透し現地政府(メキシコ)といざこざを起こし、それを口実にアメリカ軍が進軍、そし併合という単純な図式を考えてたんですが、そもそもメキシコ側がアメリカ人移民を招致した経緯があったり、メキシコ政府が非常に混乱していたりという面もあって、それほど単純なものでもないことがわかりました。(塚、根本に遡れば、アングロサクソンにもスペイン人にも無縁のネイティブアメリカンの土地なんだし) ただメキシコ側にしてみれば、固有の領土の3分の1を奪われた戦争である事実だけは、間違いの無いわけで。それをこんな「正義対悪」「自由対圧政」みたいな歴史観がアメリカで伝統的なものになっても、異論を言えないのはかなり気の毒な気がします。 以前聞いたことがあるんですけど、historyというのは、his story つまり誰かにとって都合のいい物語なんだそうです。で、この事件のように二つの国が関係ある場合は、当然勝った方、力の強い方の物語がそのまま歴史として定着するんだなと、非常にわかりやすい映画でした。 なんて理屈を考えなきゃ、最後の迫力ある戦闘シーンや、男3人の微妙な関係とか充分楽しめる映画なんでしょうが、自分には無理でした。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-11-11 17:17:31) |
10. 荒鷲の要塞
《ネタバレ》 今回改めて理解できたのは、「戦争」アクション物は、正当な戦争物とは全く別物だということ。そう割り切れば無理やりな設定も、ベルリンからアルプスまで飛んでくるヘリコプターwも、敵国の軍服を着込む明確な国際法違反に対する拘りの無さも少しも苦にならない。 ドイツとかイギリスとか第二戦線とか一切関係なく、単に敵の要塞、大部隊相手に少人数で乗り込む、007のような架空のスパイ物だと思えば、逆転、また逆転の話は結構楽しめました。 ただ、どなたかが指摘したように、敵側がキャラクター的には面白かったわりには、話のふくらみがなかった。 あと、こういう点に触れると自分でもかなり幼稚だと思うが、映画というのはあくまで映像表現なんだから、昔の撮影技術のために劣っている点は、劣ってると率直に指摘すべきで、「昔の映画なんだから」と言い訳する必要はないと思う。 正直、ロープーウェイの上の格闘シーンとか、あまりにも合成が稚拙で全然スリルを感じられなかった。車の中から外を映すのも、はめ込み画面ミエミエで、昔って本当に撮影っていろいろ制約があったのがわかった。 ちょっとけなしちゃったけど、まあ楽しめた。女性が二人とも美人でセクシーなのも好感度アップ。 平成23年6月20日追記 駄目ですね、2度見ちゃ。もうぬるい、ぬるい。例えば、銃を突きつけられて自動車で連行される主人公二人、靴の紐を直すといって屈みこむやいきなり暴れだし、ドイツ人はみな撃たれるか自動車から飛び出るかして死亡。主人公二人は全くの無傷。って馬鹿な。あるいは、隠れ家をドイツ軍に包囲される、やはり主人公二人。ところがドイツ軍は、真っ正直に表しか見ず、誰一人裏に回りこむことは考えない。(日本の警察だってもうちょっとは用意周到w) だいたい、作戦目的そのものが?戦時中なんだから怪しけりゃ即拘束して尋問するとか、映画中に出てくる自白剤もあることだし。もう、そこをぬるい、不自然と感じたら見続ける元気なく成りますね。 ということで、テレビドラマが普及してない時代だからこそ通用した一回で十分な映画化と [DVD(吹替)] 5点(2010-10-18 10:42:23) |
11. 明日に向って撃て!
《ネタバレ》 見る回数を重ねるごとに評価が下がっていく映画というのも珍しいんですが、今回その原因を探りながらじっくりと鑑賞。 一言で言えば、緊迫感の無さ、緩さ。銀行強盗にしろ列車強盗にしろ、あまりに淡々と、あまりに気負いなく、そしてあまりに簡単に行われるので見ていて気持ちが入りません。 逆にピンチにしても、延々と続く追跡シーンもちょっと、緊迫感、恐ろしさがわかりづらい点があるし、有名な崖からのシーンも一度見れば、二回目以降は「はい、ここで……」とわかってるわけで。 ラストだけは、それなりの緊迫感、余韻があったことは確かですが。 [DVD(字幕)] 6点(2010-10-11 10:13:37)(良:1票) |
12. アンタッチャブル
《ネタバレ》 本当にアメリカ人の「正義」の恐ろしさを感じる映画でした。 殺し屋を屋上から突き落として殺すエリオット・ネス、それは明らかに復讐のための発作的な私刑に他ならないのに、そのことを他から追及されることも無ければ、自ら省みることもない。あるのは「爽やかな」達成感のみ。 正義の復讐のためなら、全てが認められるというアメリカ人の正義を、これほどあからさまに表現したシーンを今まで見たことがありません。 もちろんアメリカ人がこういう映画を見て喜ぶのは自由なんですが、「卑劣な」パールハーバー不意打ちを行ったために、「無差別爆撃」「原爆投下」という「正義」の復讐を受けた国民が喜んで観る映画ではないと思われ 昔の西部劇の保安官達は、たとえ復讐のためであっても相手に先に拳銃を抜かせてから、殺したのにな…… 再見して、確かに突き落としのシーンの主人公の心情に、多少同情できるものは感じた。 しかし、あの乳母車のシーンは酷いねえ。ある意味映画史上最悪の「名シーン」かもしれない。 ①設定の不自然さ。何あの階段と乳母車。あれだけ大きな駅で、乳母車が通るたびにあんなに苦労しなければならないのか?しかもあれだけあからさまに困ってるのに主人公以外誰も手を貸そうとしない更なる不自然さ。 ②主人公の軽薄さ、冷酷さ すぐに銃撃戦が起こる可能性があるのに、平気で銃を携えたまま母親を助けに行く、あまりに軽薄な「親切さ」(塚、銃器に対する鈍感さ、無神経さか。日本の警察官が同様なケースで同様な行動を取る可能性は100%ないと断言できる) そして、それでいざ銃撃戦が始まると完全に意識から乳母車のことがぶっ飛ぶどころか、無意識とはいえ、自分で階段から落とす冷酷な「軽率さ」(乳母車が銃弾で蜂の巣にならなかったのは、全くの結果論。これも日本の警察官なら、乳母車を押えたまま撃たれるほうを選ぶのではないか? こんな「あえて言おう、滓である」シーンが名シーンとしてもてはやされるのが理解できません。 あと、実は史実のアンタッチャブルは地道な証拠集めと、カポネの資金源を徐々に狭めていくことによって勝利を得たわけだが、こんな短絡的、暴力的な手段の描写が喝采を浴びる今のアメリカと、そのアメリカに支配されている世界が嫌です。 [DVD(字幕)] 5点(2010-07-28 11:11:38) |
13. アンダー・サスピション
《ネタバレ》 最初は何気に録画しておいて見てみたら、モニカ・ベルッチが出てて、ラッキーって感じだったんですけど、見始めたらちょっとどうかと思い始めました。 確かにハックマンは相当怪しい人wですけど、状況証拠だけでここまで詰めるのは邪道です。あげくが夫婦関係まで完全に崩壊させて。 とにかく署長に一言「謝れよ」 後日談はないけど、本部長が予言したとおり弁護士が全精力を使って、署長、刑事等にしかるべき報復をすることを期待します。 と、冷静になって見ればここまで没頭させて見せてくれるのは相当優れたシナリオなんでしょうね。 点数は、ストーリーへの熱中度で満点さらにモニカ・ベルッチでそれを超えてるんだけれど、それからストーリーと分かっててなおかつ残る警察の強引な手法をマイナスして [地上波(字幕)] 6点(2010-06-14 18:22:26) |
14. アルマゲドン(1998)
《ネタバレ》 故障して発進できないシャトルのエンジンを叩いて直すロシアの宇宙飛行士がつぼです。全く個人的ですが、この人と、「史上最大の作戦」で装甲車を叩いて直すイギリス人将校と、のび太のママを世界三大叩き直し名人に選びたいと思います。(なんじゃそりゃ) ストーリーに関しては、ここまでコテコテにしかも宇宙飛行士とその家族にだけ焦点を絞ってもらえれば満足です。(程度の差はあってもSFなんて壮大な馬鹿っ話なんだから、細かいことをいちいち突っ込んで楽しめないのは気の毒だと思いますが) 泣くつもりは無かったんだけど、主人公の死ぬ間際の回想でちょっと危なくなって、主人公と対立しまくった軍人のパイロットが、彼の娘に父を褒め称えたところでもっと危なくなって、車のかげから小さい影が飛び出たところで号泣でした。 全員が死んでしまって彼らのおかげというよりは、何人かは生き残ってきちんと幸せをつかむエンディングの方が後味いいですね。 ま、馬鹿映画であることは間違いないんであまり高得点をつけたくは無いんですけど、リブ・タイラーの信じられないくらいの美貌にプラス3点でこの点数です。 (実は洋画の楽しみに目覚めたのがほんとに近年なんで、美人女優好きとしては、ほんとに遅かったなと最近残念に思うこと頻りです) 平成14年11月追記 ブルーレイを購入して。カット版の方が完全版より優れてる映画って、これが初めてです。とにかく前半の地球部分のくだらなさ、冗長さ。おそらく真面目な人はあそこで嫌になるのでは。延々とハリーがAJを銃で追いかけまわすシーン。メンバーを呼び集めるシーン、検査での悪ふざけ、酒場での乱闘。皆不要。最低30分は削れる、塚削れるべきかも。しかし、それにも拘わらず後半、ラスト10分間の盛り上がり、密度は素晴らしい。筋がわかっててもハリーの死の間際から号泣したんで、自分でも呆れながら+1。ブルーレイ買ってよかった。 [DVD(字幕)] 9点(2010-02-19 17:49:06) |
15. アポロ13
《ネタバレ》 結果はわかってるんで緊張感を持って観れなかったのは残念ですが、それでもドキュメント的な面白さはありました。 軌道修正の計算するのにみんなが計算尺持ち出すとか、シュミレーション行うのに実際に宇宙船据えて行うとか、今じゃ考えられないんだけれども、かえって当時の技術者のたくましさを感じさせる映画ですね。 あと、キャスト的には妻と娘たちの地味さかげんと婆ちゃんの適度な呆けかげんが好きです。 ただ、あえて難を言うなら、司令船と着陸船の関係。着陸船はどのように格納されてて、最初はどのように使用される予定だったか、それをどういうふうに変更したか。あるいは司令船の着陸カプセルと他の部分。そういった部分をもう少し映像でわかりやすく表現できなかったものかと。 自分は熟知してるから全く気にならなかったけど、全く知識の無い人にはどうでしょうか [DVD(字幕)] 7点(2010-02-15 11:30:11) |
16. 愛と青春の旅だち
《ネタバレ》 脚本にケチをつけ出したらきりがないんだけど、自分的には一人の人間の成長がきちんと描かれた良品だと感じられました。 今回は、何故か女性士官候補生(シーガル?)に感情移入してみてしまってw だから壁上りのところと彼女が軍曹と挨拶を交わすところがぐっときたりしました。 なんで泣くんだろヲレ、こんな作品で。 [DVD(字幕)] 7点(2010-02-13 12:03:38) |
17. 荒馬と女
《ネタバレ》 マリリン・モンローがどんな女性だったかよくわかる映画だった。 ゲイはこれからどうやって生きてくんだろう?自分の生き方を否定されて、あっさり受け入れて。それこそ死ぬしかないんじゃないかな。 たぶん二度と観ることは無い映画だけど、後味はそんなに悪くなかった。 [CS・衛星(吹替)] 6点(2009-10-01 07:31:24) |