Menu
 > レビュワー
 > sayzin さんの口コミ一覧
sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
自己紹介

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順123
投稿日付順123
変更日付順123
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  ギリーは首ったけ
「メリーに首ったけ」のバッタもんかと思ってたら、正真正銘、ファレリー兄弟プロデュースの作品だったんですねぇ。今一ブレイクしないヘザー・グラハムも「オースティン・パワーズ:デラックス」から、続けてキャメロン・ディアス路線に挑戦した様ですが、以降は方向性が定まらず、現在まで余りパッとしてませんね(「ブギー・ナイツ」でブレイクしないんだから、余程のことがない限り難しそう…)。レイチェル・リー・クック同様、可愛すぎるルックスがネックなのかもしれません。本作もそんな彼女のキャリア同様、余りパッとしません。それに、耳をちょん切ってしまうカットをそのまま入れられても、余りにも痛そうでとても笑えませんよ。最初からそんな調子だったので、結局、私は最後まで引いたままになってしまいました、4点献上。
[地上波(字幕)] 4点(2006-06-23 00:01:46)
2.  救命士
正に21世紀の「タクシードライバー」。日々の不満が鬱積し、それが「怒り」となって外へと爆発するのが旧時代型なら、新時代では、日々の不満は内へ内へと侵食し、ひたすら心身を蝕んでいく。コミュニケーションは常にパーソナルなまま広がらず、そこには既に「社会」との接点など存在しない。反応はすれども思考には至らず、悪意という闇の中、ただ車を走らせる…。映画としては「タクシー~」と違ってクライマックスに欠けるので、確かに盛り上がらずに終わってしまう。しかし私はむしろ、少しイカれたトラヴィスよりも、責任感の強いフランクの方に親近感を覚えました、6点献上。
[ビデオ(字幕)] 6点(2006-06-02 00:00:58)
3.  キャンプ
学校という共同生活に於ける“loser”達の駆け込み寺になっている「演劇サマー・キャンプ」を舞台としたミュージカル「風」青春群像劇。チビ・デブ・ブスに加えてゲイが集まってる所へ、一見「イケてる」男子(スポーツ好きの金髪白人=「普通」の象徴。だから誰とでも寝る)がやって来たことで起こる騒動と、登場人物達のほんの少しの成長を描いてます。良くあるパターンの話だし、全体的に相当ライトな仕上がりですけど、要所要所で挿入される発表会のミュージカル・シーンが良いアクセントとなり(選曲が中々素晴らしい)、私は充分楽しむことが出来ました。根本的に何も解決していないラストも好感が持てます。芸術家を気取った“loser”達の青春群像ミュージカル「RENT」より、個人的にはこちらをお薦めします、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-19 00:03:27)
4.  奇蹟の輝き
正にアメリカ版「大霊界/死んだらどうなる」。VFXレベルは本家(?)と比べるまでもなく高度ですけど、話の内容やヴィジュアル・イメージは同様にチープ×3(チープの三乗)。それに良く考えてみれば、これは相当救い様の無い話ですよ。大切にしていた二人の息子を交通事故で一度に亡くし、その数年後、今度は夫が交通事故で帰らぬ人となる。一人取り残された妻は人生に絶望して自殺。何も悪いことをしてない女に、現世でこんな酷い仕打ちをしたにも関わらず、神は死んだ後も地獄へ堕として苦しめ続ける。この世には神も仏もいないのか? あの世にもいないじゃん! 物語は無理矢理ハッピー・エンドっぽくしてますけど、こんなの全然ハッピーじゃない。生ある者は生を謳歌して、初めてハッピーなんです、3点献上。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2006-05-03 00:02:07)
5.  キングコング2
いやいや、こんな映画もあったんですねぇ…。自身は全然記憶に無いんですけど、当時はちゃんと宣伝とかしてたのかな? それにしても、劇中では何の為にコングを生き返らせる必要があったんでしょう? 生き返ったら生き返ったで、まんま前作と同じことを繰り返すだけ。もう少しまともな脚本は書けなかったのか? ただ単に続編を作りたいが為だけに作られた続編ってのがミエミエで悲しすぎるぞ。ディノ・デ・ラウレンティスとしては「クイーン・コング」じゃなくて、こっちを葬った方が良かったんじゃないの? てゆーか、これって逆に「クイーン~」をパクってないか…? 3点献上。
[地上波(吹替)] 3点(2006-02-11 00:02:01)
6.  キング・コング(2005)
まず、とにかく長い。ピーター・ジャクソン本人や熱狂的映画ファンがどんなに神格化しようとも、たかがB級モンスター・ムービーに3時間超というのは、いくら何でも長すぎる。また、本作の完成度とはもちろん比べ物になりませんけど、1976年のリメイクには、例えば濡れたジェシカ・ラングを乾かそうとしてコングが息を吹きかけるシーン等、「おおっ」と思わせるシーンがありました。しかし、どんな映像表現も可能となった現在に於いては、最早ヴィジュアルへの驚きは無い。オリジナルへの並々ならぬリスペクトや、所々に散りばめられた映画ファン向けの小ネタ、そしてこだわり抜いた映像で飽きさせはしませんが、このリメイクには決定的に欠けてるものがある。それこそ最も大事なもの、「B級魂」ではないでしょうか、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2006-01-02 00:04:59)
7.  キング・ソロモン(1950)
映画の冒頭(最後だったかな?)、撮影に協力したアフリカ各国への謝辞が出るんですけど、正に「国」を挙げての協力体制がこのロケを可能にしたんだなぁと納得。雄大なアフリカの風景を捉えた総天然色が美しく、撮影の安全性と動物保護の観点から、現在では到底撮影不可能だと思われる危険なシーンが満載。この迫力は「ジュマンジ」なんかの比じゃありません。CG映画では味わえないスリルを存分に満喫できます。この作品では、大して活躍しないアラン・クォーターメインもデボラ・カーの美貌も脇役。「本物」を捉えた映像こそが主役です。冒険映画かくあるべし、7点献上。
[地上波(字幕)] 7点(2005-12-17 00:01:15)
8.  CAPA in Love & War
伝説的報道写真家ロバート・キャパの生涯を、関係者の証言、彼が母親に宛てた手紙、そして命を賭して撮影した作品で綴っていくドキュメンタリー。名前と戦場カメラマンということだけは私も良く聞いてましたけど、どういう人物だったのかは全く知らなかったので、これは勉強になりました。特にノルマンディー上陸作戦の際、オマハ・ビーチに向けた揚陸部隊第一陣に同行していたとは驚きです。また、偉大なカメラマンであっただけでなく、フリーランスの地位向上に尽力した人の草分けでもある。知れば知るほど畏敬の念を持たない訳にはいきません。唯、本作は単なる教科書的な記録映画でしかなく、映画作品として見た場合、製作者独自の視点や面白味は完全に欠如してます。従って高い評価は出来ません、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-11-11 00:05:23)
9.  奇跡の人(1962)
誰でも知ってる物語をここまで完成度の高い作品にしてあるのが凄い。確かに主演二人の奇跡的演技が観る者を最後まで引っ張っていきますが、それを徹底した長回しで撮りきったアーサー・ペンの自信に溢れた演出が、本作を俳優を見るだけの映画に留めていない。なるほど、監督も含めた主要メンバーは舞台からそのままシフトしてきたんですか。この映画の「自信」の源はそこだったんですね。私的な一番の見所は、アン・バンクロフトが自分の入っていた孤児院(身障者収容施設?)の実情を話す長台詞。彼女の迫力に、私はこの時点で既に泣いてしまいました、8点献上。
[映画館(字幕)] 8点(2005-11-11 00:02:00)
10.  季節の中で
ベトナムの都会に於ける人間模様を三組の男女と一人の少年の物語で紡いでいく、ほとんどオムニバスに近い群像劇。これがどの程度、現代のベトナムを正確に描いているのかは判りませんが、話も映像もかなりファンタジックで寓話的な感じです(ラスト・シーンは「HERO」に影響を与えたかもしれません)。唯一知ってる俳優ということもあり、ハーヴェイ・カイテルに注目してましたけど、彼の物語に限らず、特に劇的な展開はありません。また、別々の物語がいつか一つになるもんだとばかり思ってた私は、本筋とは全然関係ない所で肩透かしを食らってしまいました、5点献上。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2005-10-26 00:00:57)
11.  キルスティン・ダンストの大統領に気をつけろ!
ディープスロートの正体が明かされた今となっては、本作の陳腐な設定が益々陳腐に見えてしまいますけど、当時のヒッピー文化に毒された二人の可愛いノータリンを眺めてるだけでも充分楽しめました(17歳のキルスティン・ダンストはこんなに可愛かったのだ!)。それに、こんなパロディ映画で存命中の実在の人物を実名でコケにしちゃうんだから、アメリカってホントに凄い。政権関係者は後ろめたさがあって文句を言えないにしても、ちゃんとボブ・ウッドワードとカール・バーンスタインもパロディの餌食になってます。アメリカに於けるウォーターゲート事件って、本当に歴史的大事件だったんだなぁと思います。日本でも、そろそろロッキード事件を笑い飛ばす(立花隆含む)様な映画が作られても良いかもしれませんね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-08-03 00:07:10)
12.  9か月
大人になりきれない男が子供を持つことで成熟していくという現代的テーマなのに、クリス・コロンバスがいつもの如く十把一絡げのドタバタ・コントに仕上げてしまった凡作。魅力的なキャスティングが本当に“MOTTAINAI”(ワンガリ・マータイさん風に)。結婚して子供を持つことがまるで正義の様に描かれたり、ヒュー・グラントが胎児の超音波映像を見ただけで心変わりしてしまったりと、陳腐な展開が満載。それをロビン・ウィリアムスの余計なギャグで誤魔化してるだけ。これはテーマとコロンバスの作劇の方向性がマッチしてない為。つまりプロデューサーの責任です、4点献上。
[CS・衛星(字幕)] 4点(2005-08-03 00:06:20)
13.  きみに読む物語 《ネタバレ》 
何故「きみに読む物語」を現在の二人に似てない役者が演じたのか。それは妻が自分達の「物語」を忘れてるからです。妻が思い出した後、二人の若い頃の写真を「わざわざ」提示して、「物語」を「歴史」に変換したのは巧い演出でした。そして、「物語」を書いたのが妻の方だという点が本作最大の感動ポイント。しかしこれ、ストーリーのバランスが少し悪いと思う。主題はあくまでも現在の二人にある筈なのに、過去の話の方がメインになっちゃってます。それに、二人一緒に旅立ってしまうのも、余りにもクサい展開だったので、私は逆に泣けませんでした、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2005-06-12 00:10:29)
14.  キャットウーマン
巷の評判も散々だし、ゴールデン・ラズベリー賞も独占する始末。でも、私も【ポール婆宝勉】さんに同じく、何か気に入りました。まず、保守傾向の強い最近のハリウッド映画には珍しく、あからさまにウーマン・リヴ的なのが良い(多分、ここがアメリカで嫌われた理由だと思う)。一人暮らしの職業婦人には特にお薦めします。そして、ピトフが良い。ジェラール・ドパルデューみたいなおっさんが相手では冴えなかった彼のセンスが、二人のフォトジェニックと化粧品会社という舞台、そしてビートの効いた音楽を得て、ようやく開花したという感じです。特に、露出の多いハル・ベリーの褐色の肌を、輝く黄金色に撮り上げたのは素晴らしい。キャットウーマンの動きを、もう少し実写スタントにこだわれば更に良かったと思います、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-04-19 00:09:51)
15.  キング・アーサー(2004)
これがアーサー王の真実だと言われても、これもまた一つの伝説に過ぎない。神話的な円卓の騎士の物語も夢があっていいと思うし、本作の自由の故郷を手にする人間の戦いも楽しめました。合戦の規模も、私にはこの映画位で充分(何万人規模だと、単なる「画」になってしまって熱くなれない)。唯「トロイ」に反して、こちらは男優に華が無いのが玉に瑕でしょうか(その所為かどうか、語り部であり右腕であるランスロットの扱いが小さ過ぎる気がした)。本作で一番興味深かったのはキリスト教の扱い。自由と平等を信条とする騎士達それぞれの(無神論も含めた)信仰に対し、本作ではキリスト教が残忍な邪教の様に描かれてる。これも歴史の一断面なんでしょうが、本国ではどのように受け止められたんですかね? 6点献上。
6点(2005-01-28 00:06:02)
16.  記憶の旅人
ヒトゲノムの解明が進み、病気の原因は「脳の記憶」ではなく「遺伝子の記憶」によるものであるということが既に常識となっていた、西暦2000年製作の映画とはとても思えないぶっ飛んだ設定。30年前なら「まごころを君に」風のSFファンタジーとして許せますけど、いくら何でも現代ではこんなの通用しません。学説論文じゃないんだから「遺伝子治療は記憶にも影響する」等の適当な理由はいくらでも付けられるのに、どうしてこういう所で手を抜くかなぁ。いっそレイチェル・リー・クックを主役にして、独り立ちする双子の物語にした方が良かったんじゃないの? という訳で、3点献上。
3点(2004-09-12 00:06:28)
17.  ギルバート・グレイプ
(ちょっと長文) グロテスクで悲惨、そして死に魅入られた獄中の様な日常から人間の生きる意味を浮かび上がらせる、爽やかな人生賛歌。原作・脚本のピーター・ホッジスは、まるでジョン・アーヴィングの小説並の完成度でこの物語を紡いでいる。この映画には不要な人物がどこにもいない(写真だけしか出てこないグレイプ家の長兄にさえ重要な役割が与えられている)。不要なエピソードが一つも無い。だからもちろん不要なカットも無い。ラッセ・ハルストレムも撮るべくして「サイダーハウス・ルール」を撮ったんだなぁ、と納得。アーヴィングが忙しいんならホッジスに脚本を任せ、ハルストレムと共に既存のアーヴィング映画を全部リメイクして欲しい。その後、新作にもトライして欲しい。そう思った程、ずば抜けた出来の映画でした。それにしても、きっとジョニー・デップやレオナルド・ディカプリオが出てなかったら、この地味な作品がこれだけの人にレヴューされることも無かったでしょう。そう考えると、スターってホント重要ですよネ、8点献上。
8点(2004-09-12 00:04:55)(良:1票)
18.  キル・ビル Vol.2
「vol.1」が「修羅雪姫」のリメイクなら、「vol.2」は「修羅雪姫/怨み恋歌」のリメイク…ではなく、セルジオ・レオーネにオマージュを捧げつつ、香港功夫映画の「演出手法だけ」のパロディを挟んだ、タランティーノのプライベート・ムービー完結編(これで彼も思い残すことは無いでしょう)。良く考えてみると、今回は「vol.1」からは何も続いてないんですよね。前作の伏線は前作で完結し(子供は除く)、本作は本作だけで完結してます。そーゆー意味で「vol.1」は、当初一本の映画として企画されたものから巧く切り出されていたと思いますけど、見せ場を全部切り出しちゃった様な気もします。従って本作はだいぶ大人しい印象。一番笑ったのは「怨み節」にまで出た字幕。まさかこんなオチがあるとは思ってもいませんでした、5点献上。
5点(2004-09-03 00:05:40)
19.  記憶のはばたき
少年時代の不幸な出来事を引きずる男が過去と対面し、それを受け入れていくまでを描く癒しの物語。ガイ・ピアース演じる主人公は最後に癒されたようですけど、こう中途半端に放り出されてしまっては、観てる方はとても癒されません。一体ヘレナ・ボナム・カーターは何者なのか? 人間だとすれば死霊に取り憑かれた悲劇の被害者だし、ホラー映画になってしまう。幽霊だとすると、子供の頃の面影がまるで無い(そもそも幽霊が歳を取るのか?)。となると、男の作り出した幻影ってこと? しかし、そこに至る伏線が何にもないぞ。これは演出に問題ありです。ということで、3点献上。
3点(2004-07-29 11:17:59)
20.  キリング・ミー・ソフトリー
優れた作品が極端に少ないジャンルでありながら、不思議と廃れることの無いエロティック・サスペンス物の一本。ヘザー・グラハムのボリューム満点のオッパイがたっぷり楽しめるにも関わらず、「さらば、わが愛/覇王別姫」に遠く及ばない官能度。きっと陳凱歌には愛の表現方法には異常も正常も無く、様々な手法があるということが解ってなかったのでしょう。ま、それ以前に物語自体が非常に安っぽく、ちっとも面白くない(原作未読はいつもの通り)。従って、これは誰が作ってもこの程度の映画にしかならなかったでしょう(エイドリアン・ラインなら少しは違ったかな?)、4点献上。
4点(2004-07-15 23:34:29)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS