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The Grey Heronさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 2691
性別 女性
年齢 61歳
自己紹介 映画は生きる糧のひとつであり、心の拠り所のひとつ。

さらに、
笑わされ、叱咤され、癒され、
映画は掛け替えのない友でもあります。

当サイトに於いて21年目を迎えさせていただきました。
管理人様のご尽力、作品とレビュー多くの出会いに只々感謝です。

今後ともお付き合いの程、宜しくお願い致します。



                                    

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21.  踊る結婚式
軍服姿であるだけで陸軍であることをまるで感じない舞台での起承転結は通常運転ですが、アステアのタップはジェームズ・キャグニーに負けず劣らずのキレッキレ具合、リタ・ヘイワースとのデュエット(リプレイタイム)は溜息が漏れる優雅さで、まさに「ダンスの神様」な姿でした。他の作品同様に「笑顔でいこうや!」力づけられるのに加えて爆笑シーンも盛り込まれたご機嫌な逸品です。
[DVD(字幕)] 9点(2020-12-21 02:15:04)(良:1票)
22.  オズの魔法使
原作未読、初見。17歳ジュディ・ガーランドの演技力・歌唱力に天才ぶりを見ました。ブリキ、案山子、ライオン、全員味わい深いキャラであり、それぞれが欲しがっているものが既に持っているのに気づいていないという事が胸に染み入るものでしたので、気づかせられかたの強引さが少し残念です。特筆すべきは西の悪い魔女で楽し気な憎ったらしさが緑色の顔と共に実に強烈で魅力的でした。(撮影中の事故で顔と腕に全治六週間の重度火傷を負ったというのがお気の毒)更に特筆すべきが犬のトトで俳優たちを客観的に眺めているような落ち着きぶりでの絶妙な立ち位置が素晴らしい。紛れもない力作傑作であるだけにMGMがジュディ・ガーランドを薬漬けにしていた事が残念でなりません。
[インターネット(字幕)] 9点(2020-12-13 02:19:43)
23.  オーソン・ウェルズINストレンジャー 《ネタバレ》 
お目当てエドワード・G・ロビンソンのどっしりと構えた立ち居振る舞いが作品に重厚感をもたらしています。ただ、無欠過ぎて、キレッキレ(映像・音楽・演出に気鋭を見る)オーソン・ウェルズの魔の手にかかる心配を感じられなかったのが残念(贅沢)。併せて彼女の生死や如何に!が見どころの一つであるロレッタ・ヤングが今一つ物語に機能していないのも歯痒いところ。時計塔での決着は「カリオストロの城」が影響を受けたと思われるもので、ウェルズはこのシーンありきで本作を作り上げたのでしょうか? どストレートなサスペンスに満足の逸品です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-12-02 16:34:37)
24.  大いなる罪びと 《ネタバレ》 
ドストエフスキー「賭博者」(未読)を脚色したという本作。作家フェージャが列車内でポーリーヌと出会った事がきっかけで、カジノに触れ、小説の取材からのめり込み堕ちてゆく姿が描かれています。グレゴリー・ペックが見せる小説家の内面が実に生々しく依存症の恐ろしさを見せつけられる絶品演技でありました。神に救いを求める姿は「意志弱き私にお力添えを賜りますように・・・」度々願う私には身につまされました。脇を固めるキャストが贅沢でウォルター・ヒューストン、エセル・バリモア親子、カジノオーナー メルヴィン・ダグラス、死神の如き質屋 アグネス・ムーアヘッド それぞれ重厚で、中でもエセル・バリモアの立ち往生ならぬ座り往生は迫力満点。惜しむらくはエヴァ・ガードナー。華のある美しさなのですが、台詞回しに感じる薄さがキャストの中で浮いていました。賭博依存症を描いた傑作です。
[DVD(字幕)] 8点(2020-11-19 00:54:33)(良:1票)
25.  鬼軍曹ザック
朝鮮戦争時に於いて戦況・作戦の説明は皆無でひたすら生死紙一重の戦闘模様が描かれています。米軍の多様な人種のごった煮部隊の各エピソードは戦闘で勲章を得たというサミュエル・フラー監督が実際に見聞きしたものなのかと思わされるものです。無骨なザックが無骨に見せる情の厚さに胸熱に。戦災孤児ショートラウンドはどこかで聞いたことある名前・・・・・「インディジョーンズ魔宮の伝説」で活躍する中国人少年でした。
[DVD(字幕)] 6点(2020-10-31 01:58:13)
26.  女相続人 《ネタバレ》 
父親はキャサリンを愛おしく思っていないのではないか? モリスはキャサリンを愛していないのではないか? 曖昧で確信が持てずモヤモヤが募ってゆく。顕になった二人の本心に居たたまれない思いが。なので再び訪れたモリスの言い草に「どのツラさげて会いにきた!」「ペラペラ喋るんじゃない! 嘘つき男が!」怒りでクラクラする。なのでキャサリンの「・・・・・三度目はこの家に入れない」には溜飲が下がった。傷ついた心を憎悪で癒やしてゆくかのような静かな面持ちが印象深い。オリヴィア・デ・ハヴィランドのオスカー受賞納得の名演。ミリアム・ホプキンスの立ち位置がよく分からなかったのが少し残念。
[DVD(字幕)] 7点(2020-09-13 04:40:04)
27.  おとなのワケあり恋愛講座
本作の衣装さんは「プリシラ」でのオスカー受賞者だそうで。ピアース・ブロスナンの見栄えが5割増しとなる衣装(特に鮮やかな青)に魅入ります。ロスの邸宅のスタイリッシュな事と言ったらもう、ため息ものであります。「狂乱の怪優」と呼ぶべきマルコム・マクダウェルに久々に接し、その目力は往年の迫力があり、ブロスナンとの共演は見応えあるものでした。脚本がいけません。登場人物全ての無分別でチャラい言動に「ありえへん」の一言です。目くじら立てる程でもない水臭い作品。
[DVD(字幕)] 5点(2020-05-15 14:47:46)(良:1票)
28.  OK牧場の決斗 《ネタバレ》 
初見。悪方が東映任侠作品ほどに悪辣でないので決闘も盛り上がりません。カーク・ダグラスとバート・ランカスターのドライな友情物語として印象深い異色の西部劇でした。本サイトにあったリー・ヴァン・クリーフ、デニス・ホッパーに即再見。「この役で出てたとは気づかなんだなぁ」とりわけ哀しい最期を遂げた憂いを帯びた美青年デニス・ホッパーに100へぇで+3点であります。
[DVD(字幕)] 7点(2020-04-20 00:53:28)
29.  おかしなおかしな大追跡 《ネタバレ》 
演技だとしてもド厚かましく小狡く卑しいジュディへの胸糞悪さに、「赤ちゃん教育」臭がするなぁと思ったら監督がオマージュを捧げたそうで、なるほどね。知っていたら絶対観なかったのに。同じカバンが4つという設定も過ぎたるは及ばざるがごとしであって「滑ってるで」と叫びたい。気楽に笑わせて貰うつもりがクスリとも出来なかった。鑑賞とは決して後悔しない事と言い聞かせて胃の痛みを鎮めるハメに(泣)「ブリット」ばりのカーチェイスで、ガラスを持った二人並びに車と共に宙を舞って海にダイブした人に1点ずつ。
[DVD(字幕)] 2点(2020-01-16 16:12:20)
30.  オーヴァーロード
ナチスもの戦争映画として任務完遂出来るのか息を詰めて観ていたのが、人体実験SFゾンビもの要素が出始めて「はぁ? ヘンなの借りてしもたなぁ」戸惑うものの、グロシーンのグッチャグチャ模様も延々と続くとマヒしてしまうのか、劇場鑑賞だったらもっと迫力あったかなぁと思ってしまう。ワフナー、伍長(カート・ラッセルの息子ワイアット・ラッセル)、クロエそれぞれの熱演が印象深い。荒唐無稽ながらキチンとした起承転結でお金をかけているなぁと思われる映像(スタッフの皆さんに拍手)に引きずり込まれた作品。
[DVD(字幕)] 7点(2019-12-21 22:53:16)(良:1票)
31.  オクラホマ・キッド 《ネタバレ》 
1893年ランドラッシュが背景の西部劇。インディアンとの約束を反故にしたアメリカらしいご都合主義の正義を思うとあほらしくて観てられないのでその点は置いといて。西部劇に於いて善玉でもチョイ悪キャラのジェームズ・キャグニーは瑞々しくて華がある存在。対する悪玉ハンフリー・ボガートの計算高いネチ~ッとした厭らしさが絶品。その激しさから吹き替えだろうと思われる二人のファイトシーンはリプレイタイム。ボギーのキャグニーの引き立て役時代は役者としての勉強時間だったのだろうか、後に虚無的な魅力を振り撒く大スターとなった事が感慨深い。現米大統領が好きそうな終始一貫した「力づく>法」の物語は、目くじら立てずに娯楽作品としてなら楽しめる良作。
[DVD(字幕)] 7点(2019-09-11 15:29:10)(良:2票)
32.  狼の死刑宣告 《ネタバレ》 
何も考えずにケヴィン・ベーコン無双の暴れっぷりを堪能出来れば良いのでしょうが。副社長にしてリスクマネジメント専門家が取る行為でなく、瀕死状態からの超回復、首を撃たれても即死でない不死身ぶりにドン引きであり、添え物でしかない警察描写に白けてしまいます。復讐連鎖のやり切れなさが霞んでしまった脚本演出が残念です。「シー・オブ・ラブ」の粋な姿と対極のジョン・グッドマンが印象深い。
[DVD(字幕)] 4点(2019-08-03 13:44:30)
33.  俺は善人だ 《ネタバレ》 
ジョン・フォードによる都会が舞台のスクリューボールコメディ。一人二役(4役の部分有り)のエドワード・G・ロビンソン(エプロン姿!も見られる)希少価値の高い作品。超マジメで超小心者の鉄工会社社員ジョーンズと殺人鬼マニヨンが織りなす起承転結は、ん? と思う所もあるものの無理の無い展開でダレる所もなく一気に見せてくれた。卑怯という概念が無い民衆の敵マニヨンの迫力は見慣れているけれど、誤認逮捕が証明された後も警察に「どうも、お騒がせしました」と超お人好し、悪酔いが過ぎて、課長にため口&密かに思う同僚社員にオフィスチュー、マニヨンを腰抜け野郎呼ばわりと初めて見る姿に笑わせてもらう。直後のご対面シーンは圧巻で、一連の流れの演出と演じ分ける演技力はお見事。ジョーンズが自分の事をマニヨンと間違えている子分達に「殺れ」と言う姿に、他に選択肢は無いのだろうがこれでいいのだろうかと考えさせられた。本作と同じ年製作の「男の敵」「周遊する蒸気船」と遜色無く、ジョン・フォードとエドワード・G・ロビンソンの名人芸を堪能出来た傑作。
[映画館(字幕)] 9点(2019-03-18 15:17:41)
34.  お熱いのがお好き
マリリン・モンロー出演のみ知っている本作。ジョージ・ラフト目当てで鑑賞。ワイルダーの笑いと毅然とした態度の塩梅に何時も酔わされている者としては、ドタバタ喜劇に楽しめたものの酔いは回らなかった。敵役ギャング一味は飾り物の子分とステレオタイプの親分で物足りないものの親分演じるジョージ・ラフトのパリッとしたいでたちには若きジゴロが齢を重ねたらこうなるのかっ!と目が釘付け。30年代ギャング映画へのオマージュを感じる場面の数々、バターミルク(ジェームズ・キャグニー)、コイントス(ジョージ・ラフト)、本人の目の前でコイントスをして粋がる若造がエドワード・G・ロビンソンJr、鳥肌もののワイルダーならではの演出に+1点。「完璧な人間は居ない」は撮影時暴君で手を焼かされたというマリリン・モンローへの思いなのだろうか。
[DVD(字幕)] 8点(2019-03-13 13:19:00)
35.  男の敵 《ネタバレ》 
金欲しさに旧友を官憲に密告する行為に情状酌量の余地など1㎜も無し。加えて「大男総身に知恵が回りかね」そのままのキャラで、罪悪感に苛まれながらも悪あがきを続けるザマにイライラが治まりません。骨太監督が描くと最低男も骨太でヴィクター・マクラグレンの熱演もあって強烈なインパクトを残します。1922年のダブリンが舞台で、ラストシーンに、残った者は共に全てを水に流し建設的に生きて行こうというアイルランド系監督の紛争への思いを感じました。オスカー受賞4部門(監督、主演男優、脚色、作曲)も納得の傑作。
[DVD(字幕)] 9点(2019-02-18 15:14:52)
36.  踊る海賊
セラフィンは鬱陶しいキャラだけど、演ずるジーン・ケリーのアクロバティックなダンスには魅了されました。凄い! 初体験のジュディ・ガーランド。美しい容姿に歌って踊れる華のある存在感に見惚れます。 本作のリプレイタイムとなった絶品の「道化師になろう」 もっと二人のダンスシーンが観たかったなぁ。
[DVD(字幕)] 7点(2018-12-28 17:21:18)(良:1票)
37.  女はそれを我慢できない
ジェーン・マンスフィールドの神々しいまでのナイスバディ。彼女にストールをかけてあげるトム・イーウェルの眩いほどのダンディさ。エドモンド・オブライエンとヘンリー・ジョーンズのジャイアン・スネ夫のようなお笑いコンビ。存在だけで華やかな4人をノリノリ(死語ですか?)の音楽シーンが盛り立てる。なかなかしっかりしたストーリーが見事にショーアップされた快作を大いに楽しめました。 「それ」=「ときめき」ですかね。
[DVD(字幕)] 7点(2018-11-19 13:38:55)
38.  王子と乞食(1977) 《ネタバレ》 
初見、原作未読。リチャード・フライシャー監督による児童文学の実写化作品。童話としては超一流のスタッフ・キャストを起用した贅沢極まりないもの。 「わが命つきるとも」のエピローグが浮かんだイングランド王室が舞台であり、主人公エドワード6世が父であるヘンリー8世からどのような帝王学を施されたのか描かれておらず、トムと入れ替わった後に「私は王だ」とひたすらに連呼するだけなのに白けてしまう。ジョージ・C・スコットをはじめ名優達は存在感たっぷりなものの誰にも惹かれなく残念。トムの目を通して民の事など頭の隅にもない王室の有り様が印象深い。架空の国の物語であれば素直に楽しめた気がする惜しい一品。
[DVD(字幕)] 6点(2018-09-15 01:38:11)
39.  女と女と女たち
監督は巨匠、脇役陣は一流どころがズラリと居並ぶのに期待が膨れ上がったのですが、シャーリー・マクレーンを愛でるだけの作品で残念。七変化は欲張り過ぎで3話くらいをじっくりと魅せて欲しかったところです。曲者キャラでないピーター・セラーズの瑞々しさが妙に印象に残ります。
[DVD(字幕)] 4点(2018-08-08 15:09:16)
40.  愚かなり我が心
硬派、骨太のマーク・ロブソンの見応えあるメロドラマ。エロイーズは確かに愚かな女性。しかし、ウォルトとの在りし日のロマンスにウットリさせられました。屈折しておらず善良な好青年役のジェームズ・メイソン(そんな役があるのか?)を思い起こさせるダナ・アンドリュースの魅力に尽きます。そしてエロイーズの父親を演じたロバート・キースも彼に劣らず絶品で、この男性二人の一言一句は胸に染み入るものでした。原作者サリンジャーは本作に激怒し、以降自作の映画化を一切認めなかったのだとか。私は満足出来たので原作を読みたいとは思いません。映画よりも主題歌が大ヒットしたそうですが、それほどでもといったところです。
[DVD(字幕)] 7点(2018-06-29 01:24:11)
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