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Dream kerokeroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 827
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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1.  バッドガイズ(2022) 《ネタバレ》 
なかなか面白かった。各キャラがしっかりと描かれているのも良い。ウルフとスネークの関係もよく見る感じではあるけれど、狼と蛇というキャラにすることによって、真新しさとアニメならではの面白さが加わってとても楽しめた。  動物を擬人化した作品は数多くあるけれど、モブや主要キャラ以外がまんま人間というのもまた斬新だった。最初は戸惑ったけれど、次第に慣れた。  犯罪者をヒーローのように扱う作品は結構あるけれど、それまで犯した罪をなんとなくチャラにしたまま終わるものが多い中、この作品はキッチリと罪を償っているのがとても好印象。ただあの終わり方ってまたバッドガイズに戻るのか?とはなりましたけどw  「善い行い」ということを押し付けがましくしてないことろとかも、子供に見せて学ばせるにはすっごく良い。特にスネークがシャークにアイスキャンディーをあげるシーンは秀逸。善いことをしようではなく、行った結果が善いことだった。つまり考えるのでなくどうしたいかが大事で、友達が泣いていたら泣くなよて元気づけたくなる。そういう自然な振る舞いがとても心地よく感じられた。  「ゴミでも美しく生まれ変われるのよ」名言ですね。
[インターネット(吹替)] 6点(2023-07-11 07:45:48)
2.  バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ 《ネタバレ》 
正直言って5点か6点かで迷いました。理由は、原作ゲームの雰囲気が非常によく出ているし、つまらなかったわけではない。しかし、2時間以内に収めているにも関わらず長く感じてしまったのと、あくまでも「バイオハザード」を知っているていで作られてしまっているところが、少々マイナスだと思いました。「バイオハザード」を全く知らない人がこれだけを観たとして、はたして納得できるのだろうか。製薬会社が田舎の町を実験場にしてなにやら人体実験をしている。くらいはわかるかもしれないけれど、目的は?何の実験?で結局どうなるの?てなると思う。まあね、世界的に大人気で名の知れ渡った作品ですからね、今さら丁寧に説明する必要性もないと判断されても仕方ないんでしょう。ただミラ・ジョヴォヴィッチ主演のシリーズとは違ってアクションではなくストーリーで見せる感じなのかな~と思っていたので、やっぱり雰囲気だけで押し通さずに、初見さんでもわかる作りにはして欲しかったかな。まあ監督さんが「海底47m」の人だから、恐怖や絶望の雰囲気だけはいいんですよね~...。  PS:クリスが大量の感染者に襲われたのに、どこも噛まれていないのはさすがに無理がある( ̄▽ ̄;)
[インターネット(字幕)] 5点(2022-09-20 14:32:19)
3.  はじまりのうた 《ネタバレ》 
アベンジャーズのハルクで有名なマーク・ラファロと、パイレーツ・オブ・カリビアンでスターダムになったキーラ・ナイトレイ主演による音楽映画。二人とも演技が達者で、さらに劇中曲のどれもがみな良い曲ばかりなので、なんかもうそれだけでこの作品の世界に引き込まれちゃいました。ネットでの鑑賞は途中で何回か休憩を挟むことがあるのですが、この映画は最後まで一気に観ちゃいました。それだけの吸引力のある映画でした。 自分を裏切ってスター街道まっしぐらの元カレを、大成功して最後にアッと言わせる展開かと思いきやそうでなく、いろいろあったけれどお互いにそれぞれの道で頑張っていこう!ていう終わり方は清々しくて気持ちよかったです。あれだけ苦労して作り上げたアルバムをたったの1ドルで販売しちゃうのもなんか素敵でした。この映画から感じられるのは「音楽」は自由だってこと。とても良い映画でした。
[インターネット(字幕)] 6点(2022-02-10 23:23:03)(良:2票)
4.  バッドボーイズ(1995) 《ネタバレ》 
●ウィル・スミスは格好良い ●バディの設定は良くも悪くも普通 ●アクションは時代のせいか初監督のせいか、ちょっと雑。  ●悪役に魅力がない ●悪役が盗む時は頭がいいのに、それ以降はバカ。白昼堂々刑事のマンションに銃乱射しに訪問って・・・その後の逃亡劇にしてもそこらじゅうに目撃者つくっちゃうし、街中にあるカメラにバッチリのはずだし、ほんとバカ(笑)  ●犯人グループ全員殺しちゃって、盗まれた麻薬も燃やしちゃって、それで事件解決ってどんだけオメデタイんよ(^_^;)  ●頭を空っぽにして観るには丁度いい、と言いたいところだけど、これはさすが人に勧めるのは悩みます。
[インターネット(字幕)] 4点(2020-03-07 20:01:02)
5.  ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える 《ネタバレ》 
前作と全く同じプロットでまたしてもドラッグが原因。二日酔いやないやん!w でもまぁ~そこがいい。安心して観てられる。これって「男はつらいよ」と同じ。出来れば長く続けて欲しい。3作目で終わってしまっているみたいだけど、復活して、そしていつか日本を舞台に暴れてほしいな。目覚めたら富士山の頂上とかね。でスチュの背中に刺青が・・・。  にしてもダグは全く珍道中に参加しないのね。ドラッグ入りのマシュマロ食べたはずなんだけど。それとも食べなかったのか?まあダグは参加しないキャラでいいのかも。
[インターネット(字幕)] 5点(2019-10-12 10:43:22)
6.  ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い 《ネタバレ》 
バカだな~・・・良い意味で(笑)  それにしても、タイソンの家からかっさらってきたトラ。ホテル入れる時どうやったんだろう~・・・w そして恐らく警戒厳重だと思われるタイソンの家。どうやって侵入したんだろう~・・・・・・・・・w  てなことなんかどーでもいいですね。バカバカしいことに理屈なんていらない!! 最高のエンターテイメントだぜ!  それにしてもストリッパーの彼女。めっちゃタイプ。性格可愛くって好き。指輪返すとこも健気で泣けちゃいました。  それと最後に一言。この監督さん、汚いおケツ好きね~(笑)
[インターネット(字幕)] 6点(2019-10-12 00:42:48)
7.  ハンターキラー 潜航せよ 《ネタバレ》 
これってイギリスが製作してるんですね。なんかおもしろい。  映画の内容は予想以上にスリル満点で、テンポもよく、もっと多くの人、特にアクションやサスペンスもの好きな人に観てほしいって思った。  でもさぁ~、実際もしも現実としてロシアないでああいったクーデーターが起きた場合、外部に情報漏れることなくコトが運べたりするんだろうか?この映画ではたまたまアメリカの特殊部隊を潜入させてたから良かったけど、そうじゃない場合ってどうなっちゃうんだろう? まあこれだけテクノロジーが発達しているんだから、何かしらの対策はあるのかも。  とにかくこの監督さん、見せ方が潔くって好き。へんに戦闘シーンをひっぱらないし、ささっと見せていく。海と陸の同時進行の見せ方も非常に素晴らしい。引きの絵と寄りの絵のバランスも絶妙で、緊迫感をあおりまくり。ほんとうにアクション映画の達人ですね。  ジェラルド・バトラーってけっこう良い映画に出てるのに、なぜかあまり高い評価を得られないんだよな~・・・不思議。
[DVD(字幕)] 7点(2019-09-05 22:44:30)(良:1票)
8.  運び屋 《ネタバレ》 
外では人気者で家では厄介者。自由気ままな旅暮らし。あれ?まるで寅さんじゃん。でも唯一違う点は、寅さんは決して悪事に手は染めない。とはいえテキヤ稼業も3割はヤクザみたいなもんだけど。(^_^;)  実話を元にしているし、いくらなんでもこのまま何事もなく終わるわけないっていうのは分かってはいても、それでも感情移入しすぎて、なんとか逃げおおせてくれって、真面目な話何度も何度も祈っちゃいましたよ。いやぁ~恐るべし、イーストウッド様。  ただ、一度黒いトラックがやたら止められている光景を目撃しておいて、そのまんま黒いトラックを使用した点が気になって気になって仕方なかった。そもそもあれだけの組織なんだから逆に警察無線の傍受や、スパイや情報屋がいてもいいと思うんだけど、なんか悪い奴らにエールを送るわけじゃないけど、もうちょっと頭使えよな!て思っちゃいました。  いろいろと良いシーンはあるんだけども、個人的に一番好きなのは、ナチ総統閣下呼ばわりしていたフリオに旨いチキンバーガーを食べさせてあげたところ。年代や人種や多様な弊害があったとしても、旨いものを分かち合うことで生まれる連帯感や信頼感みたいな、もうね言葉なんかいらないんですよ。ああいうのホント好きです。  ただなぁ~なんだろう、めっちゃ良い映画なんだけど、ラストの法廷での家族の対応。特に娘さんは散々嫌っていたんだから今までのお金が実は犯罪で得たお金だって知ったら、もっと嫌いになってもいいはずなんだけどな~。それとも悪いことしてでも家族のために頑張った、とでも脳内変換しちゃったんだろうか。あの園芸農園だって汚いお金で買い戻したんだし、それって世間にバレちゃうんじゃないの?そんな農園のお花を買ってくれる人や評価してくれる人たちが現れるんだろうか。てまあ余計なことまで妄想させられちゃいました。恐るべし、イーストウッド様。
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2019-09-03 13:25:01)(良:1票)
9.  バンブルビー 《ネタバレ》 
ここ最近のトランスフォーマー・シリーズが正直言ってイマイチだったため、この作品もやや敬遠していました。DVD化されレンタル泊数も伸びたので、期待値を下げて借りてみました。  まず最初に一言、ごめんなさい。予想を裏切る面白さでした。オートボット側もバンブルビーしか登場しないから戦闘シーンもそんな大したことないと高雄くくっていましたが、これがアイデアに満ちたバリエーションの豊富さで、とくにラストの巨大タンカーをぶつけるとこなんか、(;`Д´)<お゙お゙!お゙お゙!ってテンションアゲアゲになっちゃいました。  それと時代背景の80年代を実に巧みに作品の中に織り交ぜ、音楽やファッション、生活スタイル等、それらがバンブルビーの変形車種フォルクスワーゲン・ビートルとマッチしていて、世界観が完全に仕上がっていて気持ち良い。  またなんと言っても主人公チャーリーを演じたヘイリー・スタインフェルドちゃん。もうやばいですね、彼女。圧倒的ではないんだけどなんか素朴でどこにでもいそうなんだけど、だけどそれでも一つ抜きん出ているそういった存在感。その存在感が80年代とこれまたナイスなマッチングで、もうこれ以上ないと言っていいほどのベストキャスティングですよ。大好きな父親を亡くして、新しい父と弟に馴染めない思春期という、まあありふれた役柄ではあるんだけれども、それが嫌味なく素直にこちら側に伝わってくるということ自体、それこそが彼女の、ヘイリー・スタインフェルドちゃんの持つ存在感なんでしょう。お見事!アフロの彼と最後まで親密な関係にならなかったとこも、合わせて高評価させてもらいます。  難点を言えば弟の空手がストーリー上役に立たなかったことと、新しいお父さんがマイアミバイスチックなカーチェイスを披露するに至る伏線と、義理の娘に対しての愛情表現をもうちょっと分かりやくすく演出して欲しかった。あれではまるでお邪魔虫的に受け取れちゃいます。また合わせて母親の描き方も宙ぶらりんに感じちゃいました。チャーリーの成長物語でもあるのだから、彼女が向き合い乗り越え受け入れる対象である「家族」がボヤけてしまっていたのが本当にもったいなく感じました。飛び込みの伏線回収は素晴らしかっただけに本当に惜しいです。ただ修理工場のオジさん。一番わかりやすくって格好良かったです。  OPの製作会社の中にチャイナ系の会社があったので一抹の不安を感じましたが、昨今のチャイナ贔屓は見受けられなかったこともまた、この作品に対する価値を高めていると言えるでしょう。
[ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-09-03 07:11:27)
10.  ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー 《ネタバレ》 
ハン・ソロ大好きな身として主演俳優さんに違和感を感じ、劇場に足を運ぼうとしませんでしたが、ちょっと気が変わったので鑑賞してきました。ん~、やっぱり大好きなあの、ハン・ソロじゃないな~。まぁこれから色々な試練を乗り越えて、ふてぶてしさが増して来ると思うんですが、それでもその~なんていうか、スマートさに欠けるっちゅうか、ニヒルじゃないっちゅうか、とにかく男が憧れる漢を感じられなかったです。ですがここ最近のスターウォーズモノが、シリアスで予定調和な似たもの感が強かったのに対して本作は、古き良き冒険活劇を彷彿とさせる作りで、そこそこ楽しめることはできた。なので及第点にプラス1点追加で。あ!このプラス1点はやっぱりあの、帝国軍の兵士募集のCMです。はい!(笑)  ラストにあのお方が登場して頭がパニックになっちゃいました。ネットで調べたらアニメ版とこの作品、リンクしているそうなんですね。知らんかったわ~。
[映画館(字幕)] 6点(2018-07-15 13:50:42)
11.  パシフィック・リム:アップライジング
●日本が舞台だ!て言ってるけど富士山あるだけ。●三匹の怪獣が合体するんだけども、見せ方が下手くそで、(;`Д´)<お゙お゙!お゙お゙!てならなかった。●あの戦いから10年経ってるわりに、巨大ロボイエーガーが何も進歩してない!嘘でしょ!ロケットだけかよ!●襲撃に何も備えていない基地って・・・それもめっちゃ重要な基地なのに・・・。●訓練生たちが急遽イエーガーに搭乗することになったけど、すげぇ扱い巧すぎだろ!それに全然キャラ、個性ゼロだし。(;´д`)トホホ…●とにかく前作に比べて、見せ場!が圧倒的になさすぎ。もっと日本のアニメ観て研究してや!監督変わるとこんなにも違っちゃうですね。
[映画館(字幕)] 5点(2018-04-14 16:48:43)
12.  バリー・シール/アメリカをはめた男 《ネタバレ》 
テンポが良いので飽きずに一気に観れた。観れたけれども、特にだからなんだろう、というのが正直なところ。たしかに凄腕のパイロットではあるのだけれども、なんか流されすぎている気もする。ゆえにこの主人公にあまり魅力を感じない。あれだけ資金があるのなら、どっかの島をまるまる買って、そこに隠せばいいんじゃね?とも思った。家の中や庭に隠すって・・・なんかね~。まあそこは実話なんでね、言ってもしょうがないですが。それにしてもトムは、老けというものと無縁なんでしょうか?すげぇです。はい。
[DVD(字幕)] 5点(2018-03-28 05:14:01)
13.  パトリオット・デイ 《ネタバレ》 
「バーニングオーシャン」と同じ監督同じ俳優同じ実話。だからなのか、全体的な安定感はある。安定感はあるが、結局はそこ止まり。それ以上でも以下でもない。色々な立場の人間をほぼ同時進行で見せていくので、前半は頭の中を整理していくのに疲れる。「バーニング」同様にこの監督さんは、あまり群像劇が上手でないようだ。どうして作り続けるのか不思議でならない。後半の町中での銃撃戦&爆弾はさすがにお手の物なのか、ここだけは本領発揮である。実話やテーマ性の深いものよりも、「バトルシップ」のような徹底した娯楽作品の方が向いてるんじゃないのかな?  あと実話だとどうしても最後にご本人が登場するが、あれをやられると「映画」から急に「報道」に変わってしまい、なんかモヤモヤする。あえて登場させないという”こだわり”は、やはり難しいんだろうか・・・。「映画」を「映画」のまま、観終わりたいものだ。
[DVD(字幕)] 5点(2017-12-05 05:54:57)
14.  はじまりへの旅
ブッシュマンのようなものを想像してたら違った。でもこれはこれで良かった。ただね、あれだけの教育が出来ちゃうおとっつぁん、一体何者なのよ?それが唯一気になってしょうがなっかたぜ。(笑)
[DVD(字幕)] 5点(2017-11-28 20:47:14)
15.  パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊 《ネタバレ》 
ギロチンがグルグル回るとこは面白かった。
[DVD(字幕)] 5点(2017-11-19 19:39:21)
16.  バーニング・オーシャン 《ネタバレ》 
DVDで観てもその映像の迫力は半端ない!映画史上最大のセットも圧巻。ほんとよくまぁ~こんなもん作ったもんだと感心です。ただ往年の名作、「タワーリングインフェルノ」や「ポセイドンアドベンチャー」などと比べると、どうしても人間ドラマの希薄さを感じずにはいられません。実話だから仕方ないのかもしれませんが、だったらもっとしっかりとリサーチをして、実際の彼ら彼女らの魅力を引き出し、多少の味付けぐらいはしても良かったんじゃないかな。特に主人公の奥さん。事故を知ってからの彼女の見せ方がどうも今一つ胸に響いてこない。電話を掛けて真相を知るというシンプルなシーンだからこそ、もっと彼女の心の内側に迫るような演出をしてほしかったな。あとその他の人たちが全くもって、え!?誰だっけ?状態で、そのせいで散漫な印象が残ってしまいました。  ま結局は、凄い映像を観る!ただそれだけの体験アトラクションみたいなもんですね。不謹慎ですが・・・(^_^;)
[DVD(字幕)] 5点(2017-09-30 23:04:31)(良:1票)
17.  パッセンジャー(2016) 《ネタバレ》 
これは壮大な、愛と赦しの物語ですね。ジェニファー・ローレンスは人を惹きつける。てか彼女は窮地に立たされる役がうまい!それに引き換えジム役のクリス・プラットは、ハリウッドが今推したい注目俳優ではあるのだけれど、存在感や演技力に関してはまだまだ中の中といった感じ。特にこの映画にとって一番肝となるオーロラを起こしてしまうシーン。かなり難しいレベルの演技が求められるあのシーンは、やはり普通な、ありきたりな印象だった。  それからSFとしての設定について。それを言っちゃあお終いよ、なツッコミをさせてもらうと、あれだけのテクノロジーのある宇宙船で、冬眠ポット故障時の対処が不十分なのにはやはり疑問を投げかけずにはいられない。まあそれ言ったらこの話、作れないんだけどね(笑)  プールで泳いでいる時に無重力状態になっちゃったシーン。あのシーンは秀逸。日常が非日常に変わる見事な演出でした。過去、宇宙船の中の絶体絶命的なシーンで、こんな演出見たことなかった。斬新で記憶に残る。
[DVD(字幕)] 7点(2017-08-11 08:42:48)
18.  パワーレンジャー(2017) 《ネタバレ》 
今回はパワーレンジャー誕生までのプロローグであるため、どうしてもその誕生までがキモになってくる。思春期の情緒不安定さと、大きなものを守らなければいけないという使命の狭間で揺れ動く、少年少女たち。これって我が国日本の、アニメや特撮モノのお得意な題材。なんで戦うのか?なんで僕や私なのか?逃げ出したい!逃げ出したい!逃げ出したい!でもやっぱり戦わなきゃいけない。そんな心情をこの作品の中で見ることが出来たら良かったのですが、どうも今一つ、いや二つ三つありすぎて、先にも言ったキモが、タンパクこの上なくなってしまった。各登場人物たちの人物背景も、取ってつけた感が強すぎだし、レンジャーになること、戦うことへの関連性がまったくない。めっちゃ大事なはずのなんちゃらクリスタルも、ただ掘っただけで、それもさして深くもなく何の防御もされていないってなに!?敵側のリタに関しては、定置網程度に簡単に引っかかっちゃうって、開いた口が塞がりません。まるでつい最近海に沈んだみたいじゃん。何千年も大昔なのにね。なかなか変身できないのもいい。自分以上に相手を思いやり信頼し合ってこそ変身できるのもいい。それはいい。ただ訓練にしても何のひねりもない格闘術だし、各レンジャー特有の戦闘スタイルもないし、一番の見せ場であるはずの合体シーンは、うまいことはぐらかされてるみたいでガッカリ。それからせっかく時間かけて変身できたっていうのに、すぐにメカに乗っちゃうから、単体としての変身姿のありがたみが希薄に。もうちょっと人間サイズの各レンジャーの活躍を見たかったな。とにかくプロローグな立ち位置なので、こんなもんなのかなと。なので点数も甘めに。もし続編が出来るなら、そっちに大いに期待するしかないですね。
[映画館(字幕)] 5点(2017-07-16 13:20:01)(良:1票)
19.  ハクソー・リッジ 《ネタバレ》 
戦闘シーンは圧巻!でもなんだろう、主人公が銃を握れなくなった理由がどうも胸に響かない。だってあんな場面なんてたま~に見ることもあるし、あれくらいで銃を握れないなんてどう考えてもピンとこない。誰かを撃ってしまったとかならまだ説得力あった気も・・・。まあ実話なんでね、そこは置いときますか。 ただな~、殺さないことが偉いみたいな主張は、宗教観を前面に押し出してるみたいでむず痒い。出来るだけ殺したくないとか、銃は持っても弾が入ってないとか、あまりにも聖人君子すぎてリアルにとらえにくいんです。で、敵である日本兵の、まるで鬼畜生のような行動がより一層主人公を聖人君子として際立たせちゃううんだよな~。同じ日本人としてとっても複雑でした。あと切腹シーン、あれいる?  戦争って、善悪の倫理を持ち込んではいけない領域のような気がするんですよ。どっちが良いとか悪いとか。主人公が助かったのも仲間による援護射撃なわけでしょ。銃によって救われた命でしょ。だから主人公だけがまるで特別みたいなのもやっぱ納得できない。衛生兵なんて他にもいっぱいいるし、たまたま主人公が大勢の命を救える状況下にいただけであって、彼一人が特別であることがやっぱしっくりこなかった。  この映画って自分の中にある宗教概念や倫理観みたいのを、ものすごく試されてる気がする。そこが狙いなのかもしれないけど、だったら平等でなければいけないとおもうんです、描き方が。日本兵は助けてもらったのに、白旗上げて相手を油断させておいての手榴弾って、なんかね・・・これじゃあどう転んだって、絶対的正義=主人公・絶対的悪=日本兵、ってなっちゃうじゃないですか。メル・ギブソンが、いやそうじゃないと言ったとしても、社交辞令のようにしか受け止められんですよ。私は頭でっかちなんですかね。  とはいえ、長時間飽きなかったし決して悪い映画だとは思わないです。はい。悪い映画ではないというのはつまり、多くの人に考えさせる、不変的テーマについて語り合わせる、そんなことができるパワーを持っているからです。それにテリーサ・パーマーちゃんは可愛かった。ただ主人公のアンドリュー・ガーフィールドは、うまく言えないけど、感情移入しづらかった。うまく言えないけど。(^_^;)
[映画館(字幕)] 6点(2017-07-01 21:39:25)
20.  ハドソン川の奇跡 《ネタバレ》 
救われない映画を作ってきたイーストウッドが救われる映画を作った。  ありがとうイーストウッド。そして、人の力って素晴らしい!
[映画館(字幕)] 7点(2016-09-24 12:18:18)(良:1票)
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