181. ダウンサイズ
《ネタバレ》 見る前の予想→○ダウンサイズした事によって物価やコストもダウンし、豪邸に住んで優雅な暮らし○新しい世界で繰り広げられる大冒険○何か危機が巻き起こっても基本は「ジェイソン・ボーン」だから余裕 実際は→●豪邸に住めるが、実は戸建てではなく、上の階の住人と騒音トラブル。やっぱり格差はある●大冒険も何もパートナーの裏切りにより出鼻をくじかれており、初っ端から後悔しかないテンションの低い主人公●ボーンの見る影も無い、腹の出たただのオッサンになっていた為、出来ることは少ない と、まあ予想は裏切られたけど、そこそこは楽しめたかな。後半、小人達だけの世界で展開される為、せっかく小さいという利点を活かせていないように思う。やはり普通のサイズの世界と対比させてこそ面白くなると思うので。 [DVD(字幕)] 6点(2018-09-10 17:41:24) |
182. タリーと私の秘密の時間
《ネタバレ》 シャーリーズ・セロンが素晴らしい演技!そこが一番の見所。さて、ネタバレ厳禁と聞いてできるだけ予備知識を入れずに見ましたが、う~ん、これは期待したほどじゃあ無かったかな。ストーリー的にも真新しさを感じず、よくありそうな話だなというのが率直な感想。とにかく子育ての大変さが伝わってきたのと、タリーというベビーシッターの存在。彼女がとても謎めいた魅力を放っていて、この先どう展開していくんだろうという興味から目が離せなかった。 [映画館(字幕)] 7点(2018-08-29 20:50:37) |
183. バトル・オブ・ザ・セクシーズ
実に分かりやすい物語だ。 男と女が居て、それぞれに主張や守りたいものがあって、そして互いに闘う理由があって、後はもうひたすら勝負の世界。我々に付け入る隙は与えない。二人だけの世界だ。我々観客はとにかくその勝負の行方を固唾を飲んで見守るしかない。どんな結果になろうとも、そこには大いなる感動が待ち受けているだろう。これが実話というのだから凄い。 [映画館(字幕)] 8点(2018-08-29 20:49:25) |
184. マンマ・ミーア!/ヒア・ウィー・ゴー
お母さん(メリル・ストリープ)が居なくなって、今回は娘が主役…と、思いきややっぱりお母さん(若かりし頃)が主役だった! いや、娘の方もお母さんの跡を継いで家をホテルにしたりとか色々やってるんですけど、やっぱりお母さんの過去の出来事の方が刺激的で面白くて。 このヤングお母さんを演じたリリー・ジェームズがとにかく凄い存在感。 娘の父親が誰かわからなくなるのも頷ける程の凄まじい恋愛遍歴を見事に体現しており、その太陽の如く輝く美しさと相まってこれは説得力があった。 歌とダンスも見事で、メリル・ストリープが居ないという不安を完全に吹き飛ばしてしまっていた。 例の如くピアース・ブロスナンも歌っちゃうのだが、そのシーンは最小限に留められていたので良しとしよう。 過去と現在を行きつ戻りつする構成が見事で飽きないし、脚本的に1作目よりも良くなっていると感じた。 あと、やっぱりダンシングクイーンは盛り上がるなぁ。これは絶対大画面で見るべき。 [映画館(字幕)] 8点(2018-08-24 22:57:38)(良:3票) |
185. マンマ・ミーア!
《ネタバレ》 花嫁が結婚式に父親を呼びたいというのは当然の事。 しかし、父親候補が3人も居て、会えばわかるだろうと思って3人とも招待してしまったからさあ大変! そこから巻き起こる大騒動と、無事に結婚式は成功するのかという物語。 父親候補の3人が皆自分が父親と思っているし、母親は参加者全員の前で不貞を暴かれるという公開処刑。まさに泥沼のグダグダ展開。もうね、DNA鑑定しかないわこれ! しかし、あくまでこの映画は能天気なので、そんな重要な問題でも歌と踊りで乗り切ってしまう。もう父親なんて誰でも良し!むしろ、母親も3人のうちの1人と勢いで結婚してしまうという無茶苦茶っぷり! とにかくABBAの名曲に乗せて歌って踊れる楽しい映画だ。 メリル・ストリープの歌唱力はさすが。 ピアース・ブロスナンは……2度と歌わないで下さい(笑) [ブルーレイ(字幕)] 7点(2018-08-22 21:02:49) |
186. ラプチャー 破裂
いきなり拉致される恐怖と、謎の人体実験を受ける恐怖はあるものの、結局誰が何の為に行っているのか曖昧なまま突き進むのでよくわからないし、"破裂"って何なの?っていうのが一番の疑問だった。もうちょっと設定が分かりやすければ取っつき易いかなと思う。 [DVD(字幕)] 4点(2018-08-22 19:14:55) |
187. ミッドナイトクロス
《ネタバレ》 デパルマ的凝った演出の数々は素晴らしいと思ったが、脚本がかなり雑(いつものこと!) 他の方が素晴らしいレビューで語ってくれているので省くが、ストーリー的にはかなりツッコミ所満載であった。 とにかく主人公が途中まで事件の解決に前向きなジャーナリズム溢れるナイスガイだったのに、恋に溺れてから途端に盲目的暴走を始め、何もかも失うと途端に全部投げ出し腑抜けになってしまうというやる気の無さ。 ジョン・リスゴー演じる悪役も失態の連続でなんだかなぁと思った。 音響効果係が音で捜査して行くというアイデアは良かったんだけど。 それでもデパルマ作品の中では結構上位に入る位好きなので7点。 [DVD(字幕)] 7点(2018-08-16 04:47:44) |
188. 悪魔のいけにえ2
オープニングからいきなり車ごと頭真っ二つ、血がプシャー!ここで大笑いできない人はすぐに見るのをやめましょう。このように面白ければ何でもありという、とことんリアリティを無視したとんでもシーンの連続で成り立っている映画だからだ。中毒性では1作目を上回っていると思う。 とにかくハイテンションで繰り広げられる狂気の世界に圧倒される。ここまで来ると、もはや恐怖とギャグの境界線がわからなくなり、もう怖いんだか可笑しいんだか、気付けば何が楽しくて見ているのかさえわからなくなってしまっていた。恐ろしい映画だ。 [DVD(字幕)] 8点(2018-08-16 00:57:52) |
189. ウインド・リバー
アメリカの原住民族が住む街で、鹿児島と同じ位の広さなのに、警官は6人しか居ないという……。 何もない土地。 雪と静寂だけが支配する土地。 そこでは悲惨な事件が後を絶たない。 そんな犯罪を取り締まる警官達の戦いを描いた物語。 脚色されているとは言え、実際にこういう事件が頻発しているというのだから恐ろしい。 乾いた空気をつんざく銃撃の音が非常に迫力があり、凄い臨場感を生んでいた。 [映画館(字幕)] 8点(2018-08-07 16:10:10) |
190. ミッション:インポッシブル/フォールアウト
予告編でいい所ばかり流すものだから、次あれ来るぞとか、展開が読めてしまって純粋に驚きを感じられなかったのが残念ではある。まあ、自分が危険なスタントに挑戦したから見てくれと紹介したいのはわかるが。 でも、ヘリでのアクションは確かにすごいし、 2作目を彷彿とさせるロッククライミングやバイクアクションもあったりして、大味なアクション満載で楽しめたかな。 相変わらずトムのジャッキー・チェン化は止まらないが、今回はさらに予知能力(予知夢?)まで加わっており隙がない。前作で感じた衰えは無く、むしろスペックが上がっているように感じた。まだまだ続けて欲しい。 [映画館(字幕)] 7点(2018-08-03 20:49:32) |
191. ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
《ネタバレ》 さすがに年なのかイーサンが劣化しているように感じた。 危険なミッションで、溺れて気を失った所をヒロインに助けられたり、車が横転して見動き取れなくて敵に殺されそうになるが偶然仲間に助けられたり、バイクで疾走するも大コケしたり(「MI:Ⅱ」の時のカッコ良さは何処へ?) なので、何をやらせても、ほんとに大丈夫なのか? と、心配してしまい終始ハラハラドキドキ…。 今作はイーサンの老いがテーマなのかも(ヒロインとのベッドシーンとか一切無いしね!) [インターネット(字幕)] 6点(2018-08-01 21:37:28) |
192. アバウト・レイ 16歳の決断
トランスジェンダーであり、体も男になりたいと願うレイは手術の同意書にサインするよう母親に迫る。そこから重大な決断を迫られた母親が葛藤し、レズビアンである母親や離婚した父親なども巻き込んでドラマを展開して行くという物語。 とにかく自分の主張にブレる事なく、自分の信じる道を突き進むレイの力強さが素晴らしく見る者の心を打つ。 また、そんなレイの主張に耳を傾けながらも苦しみ、もがく母親の物語でもある。この母親の行動はちょっと疑問に思う所もあるが、当事者でないとその難しさは理解できないだろうし、仕方ないのかなと思った。 とにかくレイを演じたエル・ファニングがカッコよかったと思う。 [DVD(字幕)] 7点(2018-07-31 18:51:45) |
193. ジェーン・ドウの解剖
科学では説明できない話。まさにアンビリーバボー! これはヤバいですね。怖がらせ方が上手すぎるんです。ホラー映画の基本を抑えまくってる。それでいて謎の遺体の秘密を解き明かして行くという大筋があり、興味を引きつけまくるもんだから飽きさせない。 遺体を解剖するというだけで怖いのに、あの遺体の不気味さは反則!顔面のクローズアップをサブリミナル的に連打してくるのもズルい!いつ動き出すかわからないし、頼むから目を閉じてくれ〜と思った。 [DVD(字幕)] 8点(2018-07-30 20:24:48)(良:1票) |
194. はじまりへの旅
《ネタバレ》 ヴィゴ・モーテンセン主演。 単なるヒッピー風のオヤジと侮ってはならない。 世間ズレした変人ではあるが、しっかりとした教育理念があり、子供を学校に行かせなくても、ちゃんと男手一つで育てている。とにかく頼りになる親父だ。 バスを家代わりにし、自給自足の生活。子供全員にナイフを装備させ、食べ物は鹿などを弓やナイフで仕留めてゲットするという、これなんてRPG? たまにスーパーへ行ったかと思えば全員で協力して強奪を行う。まさにアメリカ版「万引き家族」。 最後は何も解決されてないのに何か上手くまとめちゃった感じがした。 [DVD(字幕)] 6点(2018-07-25 20:37:07) |
195. 30年後の同窓会
何の為の戦争だったのかという疑問や、政府に対する不満なども盛り込まれてはいるが、映画はそういう事を訴えたいわけではなく、もっと人間の本質的な部分、あの時ああしておけば良かったとか、運命だとか、時に真実を知らない方が良いという事や、そんな誰でも共感し得るテーマだったので大変引き込まれた。 それにしても、ラリー、サル、リチャードの3人の関係がとても良いね。 誰がこんなに長い旅になると予想しただろうか。 こういう旅に不可欠なムードメーカー的なサルが、口は悪いんだけど、誰よりも皆の事を思っていて、いい奴だなと感じた。 長く険しい旅を共にする内に彼らと同行しているような不思議な気持ちにさせられた。 [映画館(字幕)] 8点(2018-07-19 20:19:52)(良:1票) |
196. アウェイク(2007)
手術中に意識が覚醒? 怖い! でも、声も上げられないし医者に伝える事もできない。もし、自分がなったらと思うと恐怖だった。 でも、それだけ。覚醒してしまった主人公の痛みなどよそに手術は淡々と進んで行く。我慢していればいずれ終わる。 それだけで、どうやって物語を進行させて行くのかと思いきや、それは予想もしない展開を見せるのだった。 凄いサスペンスと愛の物語だった。 予備知識無しで観た方が楽しめます。 [インターネット(字幕)] 7点(2018-07-18 21:47:10)(良:1票) |
197. ピラニア 3D
3Dでは見てないけどなかなか面白かった。 ビーチに集まりバカ騒ぎしている若者達の所へ乱入してくるピラニアの群れ! 阿鼻叫喚の地獄絵図! まさにリア充爆発しろ! あんだけ大量にいるピラニアに銃で対抗する保安官とか、皆バカばっかりなのも笑える。 夏に見るのにぴったりなB級ホラー。 [インターネット(字幕)] 7点(2018-07-18 20:10:01) |
198. ジュラシック・ワールド/炎の王国
《ネタバレ》 まあ、退屈せず楽しめはしたけどさぁ‥‥。 前作がヒットしたから無理矢理作った感が半端なかった。 恐竜を助けようとする良い人達VS恐竜を使って金儲けしようと企む悪い奴ら という、毎度お馴染みの単純明解ストーリー。 あとはひたすら恐竜と追いかけっこ。 今回はラプトルのハイブリッド的な恐竜が登場しますが、如何せんプロトタイプなのでまだ頭脳が間抜けのようだ。これなら前作のインドミナスレックスの方が怖かった。しかも、完成形を見せてくれなくてガッカリ‥‥。 主人公とブルーの信頼関係がテーマなのかと思いきやそれも中途半端だった。もうちょっと互いに心通わすシーンがあっても良かったんじゃない?ただピンチになるとブルーが一方的に助けてくれるだけだし。せっかく過去に調教している映像があるんだから、そこで伏線を絡めないと。 [映画館(吹替)] 4点(2018-07-13 19:14:05) |
199. ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー
ハンソロがチューバッカと出会ういきさつと、どのようにしてミレニアムファルコン号を手に入れたのかがわかって良かった。 スピンオフなのでいつもの冒険活劇を期待しちゃうと駄目でしたね。裏切りに次ぐ裏切りのドラマ。まあこれはこれで楽しめたが‥。皆言ってるようにハンソロ役の俳優が全然似てなくて駄目。 [映画館(吹替)] 6点(2018-07-10 20:45:54) |
200. アメリカン・アサシン
『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』のイメージそのままのマイケル・キートンだったが(私の中では)CIAの鬼軍曹役という事で渋くて頼れるオヤジだった。拷問にも屈しない精神力が凄い。 ストーリーはかなり大味だし、ご都合主義なところも多いが、そこはかとなく重厚な雰囲気を保っている為安っぽさは感じない。アクション好きにはおすすめできると思う。 [映画館(字幕)] 6点(2018-07-04 23:52:38) |