221. 鳥(1963)
鳥の襲撃シーンはリアリティがあって良かった。 多分、いつ観たのかによってこの映画の評価は変わってくると思うが、 私にはさほど面白いなとは感じられなかった。 時折入る、女優へのぼかしが妙に気になって、恐怖映画独特の緊迫感が削がれた。 あのぼかしは何だったのか・・・。 鳥の襲撃理由より気になった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-05-02 13:50:01) |
222. イエスマン "YES"は人生のパスワード
内容は良くあるものだけど、観た後の後味が良いのは心地よかった。 安定したジム・キャリークオリティーが味わえると思います。 特質すべきは、ヒロインのデシャネルの歌と可憐さ。 欧米人らしく、劣化は若干進んでいるが、それでもあの可愛さは反則。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-27 13:17:09) |
223. 第9地区
《ネタバレ》 冒頭のインタビューから胡散臭くて嫌だった。 そして、グロテスクなシーンがとても多く、特に人間は簡単に吹っ飛ぶので、製作者の体制側への悪意をかなり感じた。 笑えるところも所々あったのだが、鑑賞後、素直に面白かったとは思えなかった。 考えさせれられる映画と面白い映画は別だと、私は思ってる。 両者が並存する素晴しい映画も多々あるが、この映画は私にはそう思えなかった。 [映画館(字幕)] 6点(2010-04-26 12:11:05) |
224. レオン(1994)
ジャン・レノいい味出してるなと特に感じました。 ゲイリー・オールドマンは妙に怖いし、ナタリー・ポートマン可愛かったんだなと。 リュック・ベッソン後期を特に観ている私には、こんなクオリティーの作品を作れる時期もあったんだなあと妙に感動してしまいました。 俺も錠剤飲む時ああしようかな。 [DVD(字幕)] 8点(2010-04-22 12:26:59) |
225. 007/リビング・デイライツ
なかなかハードな噛みごたえで楽しませてくれるボンドです。 ティモシー・ダルトンの男前ぶりと、アクションの良さに惚れ惚れ。 エロスと男前の両方をバランス良く体現してくれるボンドです。 [DVD(字幕)] 7点(2010-04-20 18:45:31) |
226. 007/ゴールデンアイ
《ネタバレ》 シリーズの中でも、一番いやらしい表現のボンドが登場。 昔の友との戦いという熱くなるストーリーに加え、中盤のカーチェイスシーンは一見の価値あり。 ピアーズ・ブロスナン主演ボンドでは唯一観る価値のある映画だと思う。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-19 02:19:23) |
227. 007/消されたライセンス
《ネタバレ》 衝撃的な幕開けと共に、かなり人間臭いボンドが楽しめます。 ティモシー・ダルトンはかなり男前ですね。 ボンドのスパイ映画というよりは、シュワルツネッガーの出てるアクション映画みたいだなという気がしないではない。 まあ、政府の任務じゃないから当たり前ですが。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-19 02:14:55) |
228. ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女
大人の私にはつまらない。 二歳くらいの子供だったら喜ぶかもしれない。 もう、どこが面白くないか挙げるのがめんどくさい。 そういったレベル。 ほぼ全編、色々なキャラクターの自己紹介で終わってるのではないだろうか。 ストーリーはあってないようなものだし、ちょっと映画を観始めたような年齢の子供にはひどく退屈に思えるだろう。 [映画館(字幕)] 3点(2010-04-19 02:03:05)(良:1票) |
229. アリス・イン・ワンダーランド
《ネタバレ》 3D版を鑑賞しました。 つくづく思ってしまうのは、奇想天外なキャラクター達が登場する“だけ”な映画には退屈してしまうようになってしまったこと。 ライラの冒険然り、ナルニアの一作目然り。 奇想天外なキャラクターと言うのが、あまりにも世の中に氾濫している。 重要なのは、そのキャラクター達がいかにストーリー上生きてくるかだと思うのだが。 残念ながら、今作のストーリーは稚拙に感じてしまったし、高揚感を覚えるような場面も見受けられなかった。 子供向けの善悪ストーリーに魅力的なキャラクターを置いただけに思えた。 主人公の少女は美しいのだが魅力に欠けるし、アン・ハサウェイの演技力には疑問符が付くし、 ジョニー・デップはジョニー・デップのままで、 とてもじゃないが楽しめなかった。 もし通常版で観たと考えると、ぞっとしてしまう。 それくらい見所が無かった。 [映画館(字幕)] 4点(2010-04-19 01:58:55)(良:1票) |
230. 俺たちフィギュアスケーター
ウィル・フェレルは存在が反則でしょ。 B級コメディー映画の王道といった感じですが、お腹一杯で満足のいく映画だと思います。 敵のキャラの作りこみをもうちょっとしてくれれば、もっと楽しめたと思いますが。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-04-14 17:36:59) |
231. シャーロック・ホームズ(2009)
イギリスのキタナーイ様子がリアルに表現されてて、良かった。 スタイリッシュ肉体派で、嫌味ったらしい知的なホームズは新鮮で、ワトソンとの絡みは独特で面白い。 が、音楽は少々肌に合わなかった。 音楽がスピーディーな進行を効果的にしていた反面、物語を薄くしていたような気がしないでもない。 主役二人以外の登場人物のキャラが立ってなく、悪役とヒロインは薄すぎる。 PGが付くような内容にすれば、もっと重厚なものに仕上がったかもしれない。 [映画館(字幕)] 6点(2010-04-12 18:07:38) |
232. バーン・アフター・リーディング
《ネタバレ》 この作品で面白い点は、コメディだからと変なやつを出すということじゃなくて、いかにもいそうな人間が普通に行動するだけでコメディとして成り立つ点だと思う。 流れありきでキャラクターを練ったというよりは、キャラクターを置いたら自然と流れができていたというか。 イメージ先行で申し訳ないが、機密情報を拾ったら金欲しさに売ろうとするのもアメリカならありそうだ。 冷戦中でも無いのにロシアに売りに行ったのは笑ってしまった。 「俺たちが、アメリカ人の中のファッキンアスホールの集団を撮ったらこうなったぜ!」という声が聞こえてくる映画だった。 ただ、このメンツでシリアスな映画を観れたらもっと良かったと思ってしまう。 [CS・衛星(字幕)] 5点(2010-04-09 17:08:06) |
233. スラムドッグ$ミリオネア
ダニー・ボイルらしいタッチの描写で、テンポ良く展開される映画でした。 下品ポップとでも言うのか。 失墜しているアカデミー賞云々はともかく、娯楽映画としては上々の出来だと思う。 まあ、濃いかな。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-04-04 15:28:31) |
234. 007/慰めの報酬
今の時代に合ったボンドという感じがして、観ていて心地いい。 進むべき方向に進んだという印象を受ける。 ピアーズブロスナントの後期が前時代の限界という気がしてたから。 マティスが死んだことは非常に残念だった。 そしてもう一つ。 ヒロインがあまり魅力的じゃない。 前作のヴェスパー以上の魅力があっては困るが、あまり魅力に欠けるのも困る。 ダニエル・クレイグボンドを観てから、前の世代のボンドのうちの一人を観ると、あまりのバカ丸出し振りに笑ってしまうこと請け合いだ。 [映画館(字幕)] 7点(2010-03-23 16:44:42) |
235. ミルク(アメリカ映画)
なかなか興味深く観させてもらったし、多くの役者の演技は立派なもんだった。 ただ、何故だろう。 どこまでも極端なことしかしない「自由の国」アメリカの国民を観ていると、少々疲れた。 ほんと日本人と両極端。 ただ、日本でこういう映画を撮ると、どうしようもなく退屈になるのは間違いない。 この発言には悪意が無いが、 やたらとくっついているゲイに埋め尽くされた画面が多かったので、ストレートの私にはいささか濃かった。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-03-14 14:13:50) |
236. パルプ・フィクション
ごく稀にあるのだが、妙に作中のキャラクターを愛してしまう映画がある。 これはまさにそれ。 キャラクターどころか、全てを愛してしまう。 くだらなく、残虐で、ファニーで魅力的。 レンタルDVD屋で借りたい映画が無かったときに、気付いたら掴んでいる映画。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2010-01-30 21:03:18) |
237. ゴッドファーザー PART Ⅲ
《ネタバレ》 ラストのオペラシーン以降は秀逸。 マイケルが罪悪感に苛まれている描写は感慨深かったです。 ファミリーの温かみが前作よりも増してたので、ちょっと嬉しかったかなと。 ただ、ドンの娘には正直驚いた。 娘は父に似るというが、あんな美男子が父親役なのになぜ。 素晴らしい作品群の最後に泥を塗ってしまってるようで残念。 [CS・衛星(字幕)] 7点(2010-01-30 20:45:54) |
238. ゴッドファーザー
現代のシステムに組み込まれてる随分システマティックなマフィア。 それに組み込まれてることを嘆くゴットファーザーを演じるマーロンブランドの哀愁漂う表情は何とも言えません。 作りはとにかく丁寧といった印象を受けました。 アルパチーノのダークに染まってく過程は見物です。 [CS・衛星(字幕)] 8点(2010-01-30 20:38:43) |
239. ゴッドファーザー PART Ⅱ
《ネタバレ》 古き良きと言っては問題があるかもしれなが、昔ながらの人情を持ち合わせたギャングと、現代化された昔より冷徹となったギャングの対比がとても良い。 画の良さは前作と同様、素晴らしい。 とにかく丁寧さ、作り込みの深さ、シナリオの完成度の高さが伺われる。 デニーロの好演も見事であり、初代ゴットファーザーの愛着の湧く人格を見事に醸し出していた。 今作をみたら、またPart1が観たくなった。 [CS・衛星(字幕)] 9点(2010-01-30 17:57:02)(良:1票) |
240. サロゲート
映画の内容は、まさに平均点もの! 観ても観なくてもどっちでも良い。 ブルースウィルスは素のままが一番かっこ良かった。 [映画館(字幕)] 5点(2010-01-25 11:33:16) |