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sayzinさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 2394
性別 男性
ホームページ http://sayzin.tumblr.com/
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341.  ロスト・イン・ラ・マンチャ
本作からは「芸術家が妥協を許さなかったので製作断念に追い込まれた」という印象は受けない。それなりに順調だった部分もあったんでしょうが、徹底してトラブルばかりを編集してあるので、「元々、全く準備不足で無謀な企画だったものが、案の定、度重なる不運に見舞われて頓挫した」という印象(ヴァネッサ・パラディの名前が大きく出てるのに、本人は一度たりとも現場に顔を見せてない!)。たぶん通常のメイキング・フィルムとして撮り始めたものが、こうもアイロニカルに世に出ることになろうとは、誰も予想しなかったことでしょう(「モンティ・パイソン」風に紹介されるテリー・ギリアムのプロフィールが最も辛辣だったと思う)。「ブラザーズ・グリム」を観た限りでは、彼は相当トラウマを引きずってるみたいですね…、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-02 00:03:21)
342.  パトリオット
もちろんアメリカ万歳映画なんですけど、“patriot”等という言葉を堂々と映画のタイトルに出来るアメリカを、「能天気だなぁ」と思うと同時に羨ましくも感じます。日本で「愛国者」なんていうタイトルの映画が今あったら、かなり胡散臭い右翼映画だと思われて、誰一人として見向きもしないでしょう。で、本作は9.11以前の作品ではありますが、観てみると、9.11以前と以後で映画の内容には大差が無いことが良く判ります。話は非常に好戦的。劇中では、大儀の為には神父でさえも武器を取ることが美徳とされてます。しかし、本作、そして「ブレイブハート」「ワンス・アンド・フォーエバー」という、ほとんどストーリーに変わりのない愛国者三部作の中では、個人的に本作が一番素直に面白く鑑賞できました。ということで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-02 00:02:47)
343.  ブレックファースト・オブ・チャンピオンズ
アメリカ消費社会の現状を、かなりシュールに描いたブラック・コメディ。そと面が普通な人々も、内面は全員が心身症か性倒錯者。家庭は既にメディアに侵略され、夫婦の会話もテレビCMのキャッチフレーズで代行する。金持ちでも偉人でもなく、「テレビに露出してる」ということだけがセレブの条件。一歩外に出れば、そこに溢れるのは自分達の生活の副産物・産業廃棄物。異常と正常の規範は無くなり、むやみやたらとカミングアウトして、ひたすら権利を主張することだけを是とする社会。God bless America! カート・ヴォネガットJr.の原作は未読ですし、確かに映画としての出来も余り良くないとは思いましたけど、この辛辣な内容だけで私は充分楽しめました。でもこの状況を、日本も笑って見てはいられませんね、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-04-02 00:01:31)
344.  ウォーク・ザ・ライン/君につづく道
教科書通りの伝記映画。つーか、幼少時に兄弟を亡くしたトラウマを抱え、麻薬中毒を克服したミュージシャンって、ほとんど「Ray」と代わり映えしない題材。これは別にジョニー・キャッシュが悪い訳ではもちろんなく、こうも続けざまに同じ様な脚本に仕上げたハリウッドが悪い。邦題に付けられた副題が、本作のあるべきテーマを示してます。これは絶対にジョニーとジューン・カーターを同等に描くべきでした。「君につづく道」の「君」は、ジューンであると同時にジョニーでもあるのです。二人の長い長いラヴ・ストーリーとして構成すれば、ラストはずっと感動的になったでしょう。ところで、二人揃ってアカデミー賞にノミネートされましたけど、本作のリース・ウィザースプーンの演技と歌は圧倒的。この点は彼女に捧げます、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2006-03-03 00:03:59)
345.  のら猫の日記 《ネタバレ》 
まず、この邦題が素晴らしい。「マニーとロー」では何が何だか判りませんが、「のら猫の日記」は本作の内容をズバリと表してます。里親の元を抜け出して放浪を続ける孤児姉妹、16歳のローと11歳のマニーは正にのら猫。猫が台所から魚を盗み出す様に万引きで食料を手に入れ、猫が空き家に居つく様に、季節外れで家主のいない別荘に住み着く。おまけにローは、臨月近くになっても自分の妊娠にすら気づかない。挙句の果てには河原で出産って、こりゃ本物ののら猫だよ…。これも基本は、孤児が幸せに巡り会うという古典的児童文学の物語。しかし二人はオリバー・ツイストみたいに流されるだけではなく、無理矢理にでも幸せを連れてくる。♪幸せは歩いて来ない、だから歩いて行くんだね~、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-03-03 00:00:55)
346.  アメリカ,家族のいる風景
名作「パリ、テキサス」から20年以上経過してる訳ですが、映画のテーマはほとんど変わってません。本作は続編ではないですけど、「パリ~」の姉妹編といった趣。大人どころか、既に初老に差し掛かってるにも関わらず、いつまでも自分を確立できない男の心の旅が描かれます。全てを放り出した「初老の」主人公が真っ先に向かうのが母親の元(!)という所に、この男の全てが表れてる。ヴィム・ヴェンダースという人はセンチメンタルな人なんだなぁと、つくづく思います。出演者の中では、ジェシカ・ラングが飛び抜けて良かった。サラ・ポーリーも演技が上手いんだか下手なんだか良く判りませんが、存在感だけは凄い女優だということは判りました。ところで、この邦題は本年度のワーストにランキングしたいです、6点献上。
[試写会(字幕)] 6点(2006-02-11 00:05:45)
347.  セイヴィア
テロで妻子を殺されたからといって、何の証拠も無いのにイスラム過激派の犯行と決めつけた上、何の関係も無いムスリム達に無差別報復する巻頭の主人公の姿が、現在の世界情勢を見事に予言してる(ま、こんなことは散々繰り返されてきたことだから、製作サイドは「予言」ではなく「教訓」のつもりだったとは思いますが…)。主人公の行動は報復ですらなく、単なる腹いせ。それでも収まらない主人公は身を隠す為もあり、ボスニア紛争で「わざわざ」セルビア側に付いてイスラム勢力と戦う。ここまで来ると、主人公の行動は怒りや復讐心からではなく、自分に自分の正当性をゴリ押ししてるだけ。これは正にどこかの国の現在の姿。やがて主人公は、正義の存在しない戦場で唯一の正義、「命」を発見するのです。映画としてはラストが少し陳腐でしたけど、セルビア側からボスニア紛争を描いた作品としても珍しく、それなりに見応えのある作品だと思います、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-11 00:03:30)
348.  ブルース・ウィリス/イン・カントリー
ベトナム戦争後遺症モノの一本。本作で特徴的なのは、直接ベトナム帰還兵を描くのではなく、ほとんどベトナムを知らない普通の高校生(正確には高校を卒業したばかり)の女の子を主人公にしている点。彼女の住む小さな町の中年男達は皆、帰還兵。父は戦争で亡くなり、叔父は後遺症で苦しんでる。ベトナムを知らず、18歳らしい青春を当たり前に謳歌してきた彼女の周囲は、しかしベトナムの影に覆われてる。自分とは全く関係の無い昔の出来事の筈なのに、暮らしに大きく影響与えている「ベトナム戦争」を、やがて彼女は探求し始める…。第三者の視点で進むストーリーは、比較的取っつき易いかもしれません。余談ですが、ルックス・声・喋り方で、私はヒロインがブリタニー・マーフィなのかと思っちゃいました、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-02-11 00:02:31)
349.  スタンドアップ
男女雇用機会均等の進んだ末の「セクシャル・ハラスメント」という概念の草創期に、男性社会の「慣習」改善に「立ち上がった」働く女性達の物語。カタルシス満点のサクセス・ストーリーや大袈裟に演出された感動大作ではなく、派手なのは出演者の顔触れだけという、非常に地味な社会派作品になってます。概念や理想がいくら素晴らしくても、無学で粗野な田舎者揃いの男性肉体労働者の巣窟に、何の対策も打たないで「現実に」女を放り込むというのは土台無理な話。この辺は極端なアメリカらしさが表れてます。極端であるが故に問題も極端に表れて、今日の世界的社会合意形成のきっかけになったと思えば、アメリカナイズも悪いことばかりではありません。そんな訳で、中々巧みにまとめられた脚本構成に、6点献上。
[試写会(字幕)] 6点(2006-01-14 00:06:00)
350.  ナショナル・トレジャー
ジェリー・ブラッカイマー製作のディズニー・アドヴェンチャー映画第二段。怪我の功名だったのか、ディズニーらしくファミリー向けにアレンジされたショーン・ビーン演じる悪役が、中々良い味を出してました。こういう役って大概、目的の為には手段を選ばず、部下や仲間を簡単に使い捨てる冷血漢に設定されますけど、むしろそっちの方がリアリティに欠ける。本作の悪役は頭が良くて仲間思い、その上、金持ちのナイスガイです。それでこそリーダーになれるってもんですネ。この映画は簡単な米国史の勉強にもなるし、充分及第点のアトラクション・ムービーだったと思います。唯、一点だけツッコミを入れたい。100$紙幣の時刻は何月なんだ? 同じ時間でも季節によって影の指す位置は違ってくると思うんですけど…、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2006-01-14 00:05:30)(良:2票)
351.  ドクター・ドリトル2
続編好きの私から言わせて貰えれば、全然こっちの方が面白い。ドリトル先生の周辺の騒動だけで終わってた前作に対し、こちらは世界がグッと広がって、動物達も家畜主体から野生動物主体になり、先生の家族にもちゃんとエピソードが与えられてます。また、企業vs環境保護という今日的問題をベースにした上で、動物と人間でバディ・ムービーを再現しており、物語の焦点を色恋沙汰にしたお陰もあって、充分大人も楽しめると思います。もちろん、甘々であり得ない展開のファンタジー・コメディに違いありませんが、前作のテーマよりはよっぽど好感が持てました、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2006-01-14 00:02:29)
352.  キング・コング(2005)
まず、とにかく長い。ピーター・ジャクソン本人や熱狂的映画ファンがどんなに神格化しようとも、たかがB級モンスター・ムービーに3時間超というのは、いくら何でも長すぎる。また、本作の完成度とはもちろん比べ物になりませんけど、1976年のリメイクには、例えば濡れたジェシカ・ラングを乾かそうとしてコングが息を吹きかけるシーン等、「おおっ」と思わせるシーンがありました。しかし、どんな映像表現も可能となった現在に於いては、最早ヴィジュアルへの驚きは無い。オリジナルへの並々ならぬリスペクトや、所々に散りばめられた映画ファン向けの小ネタ、そしてこだわり抜いた映像で飽きさせはしませんが、このリメイクには決定的に欠けてるものがある。それこそ最も大事なもの、「B級魂」ではないでしょうか、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2006-01-02 00:04:59)
353.  SAYURI
貧しさから置屋に売られた女の一代記なんて見飽きた題材、日本だったら今更映画化しようと思う人は、まず居ないんじゃないですかね。ベストセラー小説というからどんな内容か気になってましたけど、我々には珍しくもない話です。また、「妾にしかなれない女の悲哀」が欧米人に解ったんでしょうか。この映画では普通にハッピー・エンドみたいな印象でした。【あろえりーな】さんに釘を刺されちゃいましたけど、違和感もアリアリ。一番は言語。フランスを舞台にした英語作品等では所々に「シルブプレ」とか「ムシュー」とか入れたりしますけど、同じことを母国語でやられるとここまで違和感が増すとは思わなんだ。まだ完全英語作品にしてくれた方が良い。それに、少なからぬ日本人が関わってんだから、神社の鈴を鳴らすシーンで寺の鐘の音を入れるこたぁねーだろー。流石にここはずっこけた。でも、作品のクォリティとしては素直に「嫉妬」せざるを得ませんネ、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2006-01-02 00:04:33)
354.  奥様は魔女(1942)
実際のヴェロニカ・レイクの作品は初めて観ましたけど、当時のファム・ファタールを代表する方だったとか。そんなクール・ビューティが演じるのは、自分を封じ込めた男の子孫を復讐の為にたぶらかそうとする、イメージ通りのファム・ファタールな魔女。しかし男に飲ませようとした惚れ薬を自分で飲んでしまい、中盤からは一転、敵の子孫に恋してしまう可愛い魔女に変身。ルネ・クレールの狙いは、イメージとは正反対のヴェロニカの純情演技そのものにあったんだと思う。私は彼女のイメージを知らないので、この映画の真の面白さを理解できなかったかもしれませんが、ヴェロニカ・レイクは充分チャーミング。そして映画自体も、オーソドックスながら現在でも充分通用する特撮コメディだと思います。そういうことで、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-01-02 00:01:02)
355.  ヘラクレス(1997)
実力を秘めつつもドジな主人公、お調子者の相棒、主人公の行く手を阻む悪役(とドジな手下)、そして根は善人の悪女が繰り広げる冒険ファンタジー。ディズニー・アニメの王道中の王道を行く、つまりは可もなく不可もない無難な内容になってます。小学生以下の子供なら楽しんで観られると思います。ところで、本作で特筆すべきは吹替版の工藤静香。歌が上手いのはもちろんですけど、メグというキャラクターの妖艶さに、彼女の鼻にかかったハスキー・ボイスがぴったりとハマり、TOKIOの松岡君の頼りなさを補って余りありました。という訳で、キムタクの女房に+1点、6点献上。
[CS・衛星(吹替)] 6点(2005-12-24 00:01:53)
356.  レ・ミゼラブル(1998)
デンマーク人監督ビレ・アウグストの文芸大作第二弾(?)。話が有名な分、「愛と精霊の家」よりは面白く鑑賞できましたけど、物語に特別な新解釈も見当たらず、とにかく駆け足でストーリーを語っていく。3時間とは言いませんが、もう少し長くしても良かったんじゃないでしょうか。ところで、私にはジャベールが余り嫌な奴に映りません。彼は他人に対して非情ながら、清廉潔白の上、自分にも他人同様に厳しい男。正に法の無情さを体現すると共に、執行官として理想的だと思います。また、リーアム・ニーソンが空を見上げて浮かべるラストの笑みは私には良かったです、6点献上。
[DVD(字幕)] 6点(2005-12-02 00:02:15)
357.  リトル・プリンセス
TVアニメも含めて、今まで「小公女」に触れる機会が無かったので、「小公女」というタイトルからイメージしてた話とは随分違いましたね。何でもかんでもカタカナにするのも気が引けますが、確かに現在では「リトル・プリンセス」という言葉の響きの方が内容的にしっくりくる様な気がします(漢字だと本物の王女様、カタカナだと軽い愛称という印象)。主人公のセーラは、明朗で機智に富み、誰にでも優しく、そして勇ましくも健気という、女の子のロール・モデルとしては完璧な子。確かに女児向け文学として長年に亘り読み継がれてきただけのことはあります。本作の美術や色使いも女の子が好みそうな雰囲気をきちんと作り上げてます。98分という長さも丁度良いし、私も優良なファミリー・ムービーとしてお薦めします、6点献上。
[地上波(字幕)] 6点(2005-12-02 00:01:50)
358.  ダーク・ウォーター 《ネタバレ》 
「仄暗い水の底から」は未見、そして原作も未読なのでどこまで脚色が違うのかは判りませんが、主人公が結局取り殺されちゃうストーリーを、よくハリウッドが映画化したなぁという印象。個人的には、追いつめられるジェニファー・コネリーの精神状態にもっと重点を置いても良かったと思いますし、全体的には確かに地味。また、水の中から死体を見つけて、一旦終わったと思わせてから本当の恐怖がやって来るという「リング」と全く同じ構成が気になりました。しかし、後半は少しゾッとさせて貰ったし、これはこれで中々良く出来た怪談話だとも思いました。そういうことで、折角協力したのに、この縁起の悪い映画のお陰で益々不動産価格が下がってしまった(?)というルーズベルト島団地の人達に、6点献上。
[映画館(字幕)] 6点(2005-11-20 00:05:20)
359.  ジョー・ブラックをよろしく
クラシカルでほのぼのとしたフランク・キャプラっぽい雰囲気を、豪華に現代に蘇らせたファンタジック・コメディ。脇役等まで比較的しっかり描いてある所為か、メジャー作品としては異例の3時間超となってますが、不思議と私も冗長には感じませんでしたし、古臭い題材を中々上手に料理してあると思います。死神と言うよりも無垢な天使に近い本作のブラピは、確かに「リバー・ランズ・スルー・イット」(←しっかし、いつ見ても凄い邦題だなぁ…)の次に美しいかもしれません。あと私的には、「馬鹿な子ほど可愛い」を体現してたマーシャ・ゲイ・ハーデンもお気に入りです、6点献上。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2005-11-20 00:03:05)
360.  インサイド・ディープ・スロート
伝説的ポルノ映画「ディープ・スロート」を切り口に、その時代と、関わった人達と、歪なアメリカ政治を描いていくドキュメンタリー。関係者の盛衰は人間ドラマとして大変興味深く、特に主演女優の生涯はそれだけで凄く面白い伝記映画が作れそうな程。また、「ディープ~」公開当時の論争(?)は「アトミック・カフェ」並にナンセンスで、いつまで経っても成熟しないアメリカという国を良く表してると思う。全体的に面白く鑑賞できる力作だとは思いましたが、テーマが盛り沢山の割りに時間が短すぎたのが残念です。私的にはアンダーグラウンド・アメリカン・カルチャーの歴史みたいな部分と、この「ディープ・スロート」という「性技」が如何に画期的で、以後のポルノにどれだけ影響を与えたのかを考察して貰いたかったです、6点献上。
[試写会(字幕)] 6点(2005-11-11 00:05:44)
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