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441.  エスケープ・フロム・L.A.
考えてみて下さい。地震が起きただけでLAが大陸から切り離され孤島と化すんですよ?しかも、アメリカ政府はそこを自国から放棄し、また犯罪者達を隔離するための監獄としたんですね。冒頭からもの凄い事をあっさり描いている事にまず驚き。しかし、カーペンターの映画は荒唐無稽さこそが命とばかりに全くブレることなくこの映画はB級街道まっしぐらに突っ走るぜ。例えヘリが墜落しようとも、スネークは無傷で生還するぜ。そこに理由などは無いぜ。ワイルドだぜ。 ただ、これだけは言わせて! 前作ラストで「プリスキンと呼べ」と言っていたスネークさん。 今回「プリスキン」と呼ぶと「スネークと呼べ」というスネークさん。 もうどっちやねん! 
[DVD(字幕)] 8点(2014-11-10 16:51:46)(笑:1票)
442.  ニューヨーク1997
たしかに盛り上がりに欠けるけど、続編の『エスケープ・フロム・LA』よりシンプルで好き。 何といってもカート・ラッセル扮するスネークが格好いいし、リー・ヴァンクリーフも渋くて、この2人のやり取りだけでも実に見応えがあった。 "16年後"というちょっと微妙な近未来を描いている所もミソ。終始暗い映像なので、特別に未来的なセットを作らなくても、登場人物の造形にこだわり、SF的なアイテムを出しておけば何となく有りそうな近未来感に仕上がっているので低予算故の工夫が光ります。 ゲームの『メタルギアソリッド』シリーズにも影響を与えたという本作。スネークが釘バットで巨漢の男と対決するシーンなんかは『ファイル・ファイト』を思い出しちゃいました。完全無欠に強いヒーローなわけではなく、何となく意表を突いて勝っちゃうような何処か運任せな所もこのスネークというキャラの魅力なのではないかと思うのです。
[DVD(字幕)] 8点(2014-11-10 16:36:42)
443.  ラブ・アクチュアリー 《ネタバレ》 
イギリス万歳な映画。本国で大ヒットするのは当然です。 首相はヒュー・グラントで、アメリカ大統領にも屈せず強気な発言で拍手喝采を浴びます。さらに、クリスマスパーティーで観衆の前でキスするというド派手なロマンスも。何でもありですね。これはヒュー・グラントだから許される事でしょう。日本だと考えられません。モテない青年がアメリカ行ったらいくらでもモテるぜ!と豪語していましたが、本当に成功するとは思いませんでした。アメリカをナメすぎ(笑) たくさん登場人物が出てきますが、個々のストーリーは大して面白くありません。それでも寄せ集めて一本にまとめたら何か面白く見れちゃう群像劇の不思議。 1位になったら全裸でテレビに出ると言っていた歌手が、まさかあのタイミングで来るとは思わなかった。不意打ち過ぎて吹いた。ビル・ナイ美味しい所持って行きすぎ! あと、急いでる時にレジ係がビーンなのは勘弁ですよ!
[DVD(字幕)] 7点(2014-11-08 18:46:52)
444.  ダラス・バイヤーズクラブ 《ネタバレ》 
皆さん仰ってますが、アカデミー賞を獲得した主演と助演の男優2人の演技が凄まじく、思わず見入ってしまった。特にマシューは激痩せにより、あの役をやるのに相応しいリアリティさを体現していたと思う。そのお陰で終始安定してその存在感を画面の中に焼き付ける事に成功しています。 ストーリーは全然予備知識無く観たので驚きましたが、これ実話なんですね。最初はいかにもチョイ悪オヤジ風のチンピラだったのが、HIVと申告されたことにより、なんとか生き延びようともがいて行くストーリーで非常に引き込まれます。普通だったらヤケクソになって酒浸りになったり犯罪を犯す所ですが、そうならないのがこのオッサンの凄い所。人間、死に直面したら変わるもんだなあなどと呑気に観ていたら、必死で勉強して効く薬を買い付けに世界中奔走するわけです。その辺の才能は生死がかかっているとは言え神懸かり的です。あっという間に大量の薬物を仕入れて、しかも自分と同じ境遇の奴らも救ってやろうとする所が素晴らしいです。最初はただ金儲けの為だったと思うのですが、彼らの涙して喜ぶ姿を見るにつけ、段々使命感にとらわれていくようになる。しかしそれらは違法な行為で、やがて政府と対立して行くことになり…。とにかく、彼の必死で生きようとする姿は人間味に溢れ、応援せざるを得ないほど感動的であった。
[DVD(字幕)] 8点(2014-11-07 17:46:05)(良:2票)
445.  セインツ -約束の果て-
う~ん。真面目に作ってるんでしょうがどうも中途半端さが拭えない。 銀行強盗や脱獄といった重要なシーンを全く描写していないんですけど、想像力で補えってことなのかな。にしても、サラっと会話で説明されるだけなので全然入り込めず置いてきぼりを食った感が拭えません。 主人公の行動も理解しがたく、どうやっても明るい未来など有り得ないと思うのだが…。  サスペンスとしてもロマンスとしてもB級な感じ。
[DVD(吹替)] 3点(2014-11-07 16:03:01)
446.  ゾンビランド 《ネタバレ》 
ガチなゾンビ映画ファンには物足りない出来かもしれないですが、怖いのが苦手なゾンビ初心者にはオススメできる映画と言えるでしょう。 冒頭こそゾンビが大量に出てきて飛ばしているが、ゾンビロードムービーと化す中盤以降はややダレ気味だ。でも、キャラクターの魅力も相まってなかなか飽きさせない。いい緊張感を保っていたと思う。アイゼンバーグはいかにも神経質そうな童貞野郎で、用心深さ故に生き残ったという説得力を醸し出していた。ウッディ・ハレルソンはとにかく頼りになる脳筋カウボーイ野郎でカッチョイイですね。トゥインキーの事になるとそれしか頭になくなるが。っていうかトゥインキーって何。あと、忘れちゃならないのがビル・マーレイだろう。あれはおいしい役所でした。 この手の映画でお約束とも言える仲間の死が無いというのもぬるくて良い。遊園地行ってからゾンビに囲まれてこれは絶対死ぬだろうと思ってもしぶとく生き残ります。これは意外や意外。 1人くらい殺した方が感動的になるだろうに、あくまでユルイ路線を貫く所にこの映画の意気込みを感じた。
[DVD(吹替)] 7点(2014-11-07 05:24:24)(良:3票)
447.  バタリアン
いいですか、驚かないで聞いて下さいよ? この映画で描かれていることは全部真実です。 ちなみにゾンビ映画の古典『ナイト・オブ・ザ・リビング・デッド』も実話です。この映画の中で語られています。 ↑のジャンルでコメディとなってますが気にしない方がいいでしょう。いたって真面目なドキュメンタリーですから。誰かが間違えたのでしょう。あとで変更要望出しておきます。  まず、過去に軍が極秘で使用した薬品が漏れて死体にかかったことからゾンビが生まれました。この事件を記録したのが『ナイト~』なんですね。で、その時の死体が手違いでこの映画の舞台となる会社の地下に送り込まれていたんですよ。しかも薬品も一緒にね。それを間違って開けてしまったからさあ大変。『ナイト~』の再現ですよ。パロディに見えるのはそのためですね。  え?甦った死体が黄色くペイントされただけの人間じゃないかって? え?墓場から甦ったゾンビの中に妙に血色がいいのが混ざっていたって?  気のせいでしょう。深く考えないように。
[DVD(字幕)] 7点(2014-11-06 10:32:02)
448.  デス・プルーフ in グラインドハウス 《ネタバレ》 
ロドリゲスの『プラネット・テラー』は終始アクションとグロ満載で全く気の抜けないB級ホラーだったが、こちらも気の抜けないという点においては前者を上回っている。 しかし、ガールズトークが無駄に長く、少々退屈な事も確かである。タランティーノマニアにはそれがいいんじゃない!とか言われそうだが。 『プラネット・テラー』は70年代風B級テイスト満載で、およそ現実ではありえない恐怖を味わうものだったが、本作はもしかしたらこんな奴居るかもという恐怖があるので、現実的なホラーと言えるだろう。舞台も現代だし。 わざとフィルムに傷を付けたり、リール消失したりと遊びも徹底しており、チープな画作りに成功しているのが確信犯であり、後半の怒涛のごときカーチェイスのシーンに生きてくる。恐らく命綱をCGで消しているのだろうが、ここまでの徹底したアナログっぽさが逆に本当にガチのスタントを行っているのではないかと観客に信じ込ませているのである。予算もCGも豊富に使えるのにあえて安っぽく"見せかけて"いる所がこの映画の憎い所だろう。 
[映画館(字幕)] 7点(2014-11-05 16:36:40)(良:1票)
449.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART2
3部作全部で一つなのだから分けて評価するのはナンセンス派と、続きと言っても所詮1作目は超えられないというオリジナル崇拝派に別れると思うのですが、私は後者に近いかな。だって、最初は1作だけの予定だったわけだし、それに続きと言ったってやはりそれぞれ特色があってテーマも違うと思うのよね。だからそれぞれ評価も違います。 このpart2は3部作の真ん中故、1番目まぐるしい物語になっていると思います。過去に未来に大忙し。少々暗いテーマを含んではいるが、これぞタイムトラベル物という醍醐味を存分に味わえる作品だと思います。  また、この映画が斬新だったのは完全に一見さんお断り、前作を観ていないと楽しめない所だろう。前回までのあらすじ紹介とか一切無し。前作のラストから始まる構成なので初めて見たら絶対訳ワカメ。1作目観たの前提で観に来いという潔さが素晴らしい。
[ブルーレイ(吹替)] 9点(2014-11-04 17:11:52)
450.  バック・トゥ・ザ・フューチャーPART3 《ネタバレ》 
今回はドクが主役ですねェ。1作目であれだけ過去を変えちゃいかんと言っておきながら、あんたが1番変えとるがな!とツッコミを入れてしまったのは言わずもがな。恋すると人は変わるのですね。愛って素晴らしい!  そうそう、話が変わりますが、『荒野の用心棒』でいつも疑問に思うのは、イーストウッドが不死身のネタばれをするシーンで、彼がどや顔で鉄板を投げ捨てるシーン。おいおい、その後撃たれたらどうすんだ? 相手に腹を殴らせるまでネタばれをしなかったマーティは実に正しいと思った。
[ブルーレイ(吹替)] 8点(2014-11-04 16:57:01)
451.  クロニクル 《ネタバレ》 
全く予備知識無く観たので最初はただの学園ドラマかなと思っていたら、少年達が地面の穴に入りだして…いきなりの超展開にびっくり。  なんか皆でワイワイ超能力を試してる所が1番面白かった。こんな事も出来るようになったぜ!うわー空飛んでる!スゲー!っていう場面がバカバカしくって最高。純粋に能力について感動してるこの辺りがハイライトでした私的に。  頂点補食者になった主人公がダークサイドに堕ちてからは全然ついていけなかった。 もし、彼の家庭環境が幸福だったなら?彼がもっと社交的な性格だったら?童貞じゃなかったら?結果は全然違った物語になっていたでしょう。彼に対して同情もできるが全く擁護はできない。頂点補食者となった彼の行動は反社会的だからだ。 この映画に足りないもの、それはずばり”悪役”だ。力をぶつける相手が居ないから、社会に対して暴走する形でしか力を示せなかったわけで。ここで宇宙からエイリアンなり物体Xなりが飛来していれば、仲間とやっつけてヒーローになれて彼女も出来たりしてめでたしめでたしってなるわけで…。これは、敵が居ないが為に自分が悪役になってしまった悲劇のアメコミヒーローものである。
[ブルーレイ(吹替)] 7点(2014-11-03 22:18:34)(良:1票)
452.  愛の神、エロス
裸体が出て来ないのに1番エロスを感じたウォン・カーウァイのやつが素晴らしかった。原題は『THE HAND』。若き仕立屋(チャン・チェン)がある女性(コン・リー)の元へ行くと、いきなりズボンを脱げと命じられ、まず手を見せろと言う。この場面のコン・リーのサディスティックなエロさは半端じゃない。言われるがまま従うチャン・チェン。「女を知らない手ね」「そんな手じゃ良い服を作れない」と言う。そんな馬鹿な?だが、男はすでに女の虜。抗う術もなく女の手の動きに身を任せ悶えていく…。冒頭からなんというエロさ全開!もうやられてしまいました。男が女の体のサイズを計る時も手の動きがクローズアップされ、そこはかとないエロスを感じさせてくれました。というわけで安定の王家衛を堪能出来てもう満足でした。  他の2本については軽く述べるに留めます。 ソダーバーグのやつ・・・殆ど密室で繰り広げられるおっさん2人の押し問答。全くエロスを感じられず、何が言いたいのかさっぱり不明。コメディーなのか? アントニオーニのやつ・・・前2作とは打って変わって裸体がバンバン出てくる。視覚的なエロスは感じるがキャラクターに全く魅力を感じられず、入っていけなかった。他が室内劇だったのに比べ、外へ向かって行く物語だったのは変化があって良かった。  個別に点数を付けるとしたら順番に8点、2点、3点という感じ。
[DVD(字幕)] 7点(2014-10-24 02:03:21)
453.  ミリオンダラー・ベイビー 《ネタバレ》 
う~ん、いかにもいい映画でございって感じの映画ですね。 アカデミー賞受賞作だし、イーストウッドだし、きっと傑作なんだろうけども、私にはちょっと受け入れ難い映画でした。 やはり、賛否両論のラストがその原因です。まず、こんなイーストウッド見たくなかったですよ。悩んで、悩んで、悩み抜いて、メソメソ泣いて、結局一人では決められないから教会へ行ったり、モーガン・フリーマンに相談したり……。 最初の頃の頑固で強気なじじいは何処へ行ったのか。 この映画の語りがモーガン・フリーマンなのはそういうわけだったのね。結局、イーストウッド扮するこの男は主人公然としながらも、結局主人公にはなれなかった男なのだろう。  尊厳死を肯定するわけじゃあないけど、これが彼の強い意思で一点の曇りもなく成された行為だったなら、私は納得したかもしれない。観客にその行為について解釈を委ねてしまっているあたり逃げたなと感じてしまった。無責任にもほどがある。もっと有無を言わせぬ説得力で描ききって欲しかった。おもむろにマグナムを取り出したイーストウッドは、ホットドックを頬張りながら、何の躊躇もなく、笑顔でヒラリーの眉間を撃ち抜くのだった。そして、無言で去って行くイーストウッド。こんなラストだったら大傑作と褒めちぎっていたかもしれない。アカデミー賞は無かったことになるでしょうけど。
[映画館(字幕)] 1点(2014-10-21 17:29:12)
454.  死霊の盆踊り
「死霊の盆踊り」を探して3千里。長かった…。 思えばこのサイトに出会って9年、燦然とワーストランキング1位に輝く本作にある種の憧れを抱いていた私。なかなかレンタル屋で見つける事が出来ず、このたびネット宅配レンタルにてレンタルする事に成功!便利な世の中になったなあと喜びつつ、いざ鑑賞!  ・・・・・。  最初は半信半疑。実はちょっと位は面白いんでしょ?的な私の甘い考えは一瞬で吹き飛ぶこととなる。 一人目の踊り子が出て来た瞬間、あ…これはマジのやつや…。そう思った。 もはや死霊でも何でもないただのBBAの踊りが延々と続いて行く。不毛な時間。 ドヤ顔で変な踊りを繰り広げる女を真顔で見続ける主人公の男女という絵図のなんとシュールなこと。 死んだらこんな世界が待ってるなんて嫌すぎる!絶対に死後の世界に行きたくないと思った。 自殺を考えている人にはこれを見せればいいと思った。絶対思い留まるはず。 これに比べれば「シベ超」なんて全然普通の映画だと思った。 しかも、私が借りたのはデラックス版だったらしく、監督のインタビューが40分も収録されていた。得意顔で製作秘話を語る監督を見て、慌てて3分位で止める私。洗脳されたらヤバいので。
[DVD(字幕)] 0点(2014-10-20 22:27:26)
455.  ミミズバーガー
『死霊の盆踊り』『ミミズバーガー』を2本立てで鑑賞するというアホな事をやってのけた私はもう無敵かもしれない。だって、これ以上最悪な映画はそうそうないでしょう。今後どんな駄作に出会っても、この2本よりはマシだと思えば我慢できるに違いない。  一応ストーリーがある分『死霊の盆踊り』よりはマシに見える。だが、ミミズを食べるシーンの強烈さは実害を伴う。見なきゃよかった感では『死霊の盆踊り』を遥かに凌ぐレベルだ。なのでやはり0点を付けざるを得ない。 ミミズの鳴き声なんて初めて聞きましたよ。ミミズ食べてミミズ人間になるというトンデモシーンがあるが、ただ茶色の毛布みたいのを体に巻いただけというね。アホ過ぎて笑えてきます。   このまま目指せワーストランキング1位!あと、21人も必要なのか。 ここのレビューを読んで興味の出たそこのあなた。ミミズ教に入会しませんか?今なら無料でミミズ1匹お付けしますよ?
[DVD(字幕)] 0点(2014-10-20 18:31:44)
456.  ジェリー
ファッションセンスのダサい男2人によるロードムービー。この映画の要旨を説明するとしたらこれ以上に言いようがないでしょう。映画が始まり、なんとなく車から降りた2人が砂漠に入っていく。きっと次第に2人の関係や旅の目的などがあきらかにされるぞ、と期待しつつ見るも、全く明かされないばかりかカメラはたんたんと歩いていく2人の姿を追うのみ。しかも、ほとんど無言なので退屈なことこの上ない。眠気をこらえつつなんとか最後まで見たが、もうほんとうにどうしようもなくジェリった映画であった(意味不明)
[DVD(字幕)] 1点(2014-10-20 06:00:46)
457.  トゥルー・ロマンス
千葉真一のカンフー映画3本立に女の子を誘うクリスチャン・スレーター。あっさり断れ、玉砕!この時見せる寂しそうな表情が切なくて泣ける。 それでも一人で観に行って目を輝かせながら観るスレーター。その姿はタランティーノそのものなんだろう。家に帰ってからも「男たちの挽歌2」を観てるし(笑)  ストーリーは映画オタクの青春暴走ラブストーリーという感じか。はっきり言ってリアリティはない。映画オタクのファンタジーとして楽しむのが筋だろう。だが、豪華な俳優陣の演技など見所は多い。まず、ゲイリー・オールドマンの不気味で狂った演技が凄い。インテリアの電球をブンブン振り回して威嚇してきます。この小道具は素晴らしいですね。しかし、ただの映画オタクが拳銃一つで全員葬り去るのは荒唐無稽も甚だしい。「タクシードライバー」みたいに入念に準備をしてから乗り込んだのならまだしもねえ。あと、普通麻薬まで盗むか?確かにその方が映画としては盛り上がるけどさぁ。 それからこの映画屈指の名場面。クリストファー・ウォーケン対デニス・ホッパーの対決は見逃せない。ためてためてドッカーンなタランティーノ節炸裂! あと、家でごろごろしてテレビ見てるだけのブラピがもったいなさ過ぎる!
[DVD(字幕)] 8点(2014-10-19 14:02:29)
458.  ウォーム・ボディーズ
切ないゾンビ映画。 そう、ゾンビ映画なのに切ないんです!  ゾンビだって思考してるし、ゾンビ同士ちゃんとコミュニケーションもとっているという新解釈。傍から見ればただウウ~とか呻いているだけに見えるが、実はちょっと位なら言葉を発する事が出来るというね。 これまでのゾンビ映画ではただ人間を喰ってるだけでしたが、本作ではゾンビが人間の脳を食べるとその人間の人生を体験できるという設定になっており、ここが最大のキーポイントとなっている。  人間の脳を食べた事で、ひょんな事から人間の女の子を助けるという行動に出る主人公(ゾンビです)が、まさかの恋に落ちるというラブストーリー。 それまで誰かと繋がりたいと思ってもゾンビであるが故にその想いは叶う事はなかった。 しかし、運命の時は遂に訪れた。 ゾンビと人間が手を繋ぐという奇跡。その瞬間終末へと向かっていた世界は再生へと導かれる。 「ウォーム・ボディーズ」というタイトルの意味を知った時、なんて温かい物語なのだろうと思いました。  ただ、ゾンビと人間共通の敵として登場するガイコツが都合良すぎる存在だったのがちょっと残念。意外と弱いし。  
[ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-10-12 20:47:11)(良:2票)
459.  ゼイリブ
この映画をB級たらしめているのは基本的に主人公がおバカだからである。 サングラスをgetしてこの世界の秘密に気が付いた主人公だが、もっとじっくり攻めて行けばいいものをやたらと焦りすぎている為、すぐ敵にばれてしまう。 そして、とにかく何でも力で解決しようとする力馬鹿だ。 仲間を説得するにも話し合いより殴り合い。女性を助けるも説明下手な為怪しまれて2階から派手に突き落とされる。それでもこの主人公はめげない。なんというタフさか。そして、いよいよ敵の基地に乗り込むラストでは勿論何も考えずに銃乱射だ。とにかく撃って撃って撃ちまくる!脳筋最高!
[DVD(吹替)] 8点(2014-10-10 14:33:11)
460.  それでも夜は明ける
様々な音が心に響いてくる映画だった。 奴隷を拘束する鎖の音。奴隷達が乗せられた船のモーター音。暖炉の音。馬車の音。斧で木を切る音。  そして、奴隷を打つ鞭の音・・・  奴隷を木に縛り付けて散々鞭で痛め付けた後、白人は言う。「所有物で遊んでいるんだ、これほど気の晴れる遊びはない」と。 そこに居るのは罪を罪と思っていない人達なのだからどんなに正義を振りかざしても意味がない。 奴隷=所有物としか思っていないのだから。彼らとしては当たり前の行為なのだろう。 それを現代社会に生きる我々観客が目の当たりにした時、「酷すぎる」「可哀相だ」とか思っても、どこか別世界の事のように感じてしまうのは至極当然の事だ。  最後に登場し、奴隷制度に異議を唱え、正義を振りかざしていたブラピもいざ主人公から助けを求められると、助ける事には慎重だ。結局自分がかわいいのだと正直に吐露する。ただ単に救世主として描いていない所がリアルで良かったと思う。  虐げる者、虐げられる者、様々な人間が描かれるが、人間の本質とは結局愚かで、弱くて、何かに寄り掛かって居ないと生きられない生き物なんだと思った。
[DVD(字幕)] 8点(2014-10-07 21:15:14)
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