521. ハイ・フィデリティ
《ネタバレ》 とにかくジョンキューザックには疑惑をもっているので、素直に楽しめない。「かっこいいのか?」「なぜ主役ばかり張るのか?」それでもって、何も世の中の役に立つことをやってるわけでもない男の役、もんもんと悩まれても、「まともに働けば」としかいいようがない。ジョンキューザックはストライクゾーンじゃないの。 [DVD(字幕)] 5点(2005-11-20 20:58:17) |
522. 永遠に美しく・・・
《ネタバレ》 なかなか面白い。イザベラロッセリーニはあんなくずれた体型でなんであんなにタカビーになれるのか。ナンセンスの快。ラストがシュールでよし。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-20 20:52:20) |
523. ストーリー・オブ・ラブ
《ネタバレ》 一時所有していました。これはロブライナーの絶頂期といえるのでは。もう最高のコメディです。笑いっぱなしで、最後の「チャオファン」のところで必ず泣いてしまう。憎いねえロブライナー。超リアルなのに品があり、ジョーク全開。脚本よし。男3人、女3人のお食事会、面白いですね。「ベッドに6人いる」っていうのも斬新だ。そうだったのか。ロブライナー本人もいつもながら味のある役どころ。とにかく悪い人が出てこないのがいいね。これを見ると、ブルースってうまいなあ、と思いますね。こういう男の人、困るけど、いいよね。ピュアだ。ぜひ「チャオファン」の場面も撮っていただきたかったものだ。ロブライナーがんばってまたこんなの作ってください。 [ビデオ(字幕)] 10点(2005-11-20 20:43:44) |
524. プレデター
《ネタバレ》 セリフがあんまり無いという点が、シュワちゃんには幸いした。ひたすらがんばって動きで勝負するシュワちゃん。プレデターをなかなか見せない、ひとりずつ死なせる、いつもながら絶妙のマクティアナンの采配。「さじ加減王」を進呈いたします。とにかく楽しめるので、セリフの多い映画に疲れた時にはこれがいいのではないでしょうか。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-20 20:30:19) |
525. ダイ・ハード
《ネタバレ》 シュワちゃんやスタローンのような肉体自慢というほどでもなく、コネもなく、有名でもなくしかもハゲているのに主役もありだ、という点で記念碑的な出世作。ハゲているが、実はブルースは美形なのであった。ハゲなので気がつかないだけなのであった。欧米では、美形でハゲている場合は「美形」の方をちゃんと評価してくれるのであろう。ハゲハゲといってすいません。かなり頼りないヒーローが必死にがんばってしまう、そのさじ加減が絶妙であった。これ以上もこれ以下もNGであろう。その意味で「2」は×。マクティアナンは好きだなあ。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-20 20:23:12)(笑:1票) |
526. セレンディピティ
《ネタバレ》 以前よりジョンキューザックに疑惑の目を向けていた。「本当にかっこいいのか?」顔も体も間延びした感じするし。なぜ主役ばかり張るのか?誰にウケているというのか?ターゲット層は?疑問はつきないセレンディピティ。ケイトベッキンセールはすごくキレイ。「イギリス人は、髪や歯が汚いの」といっていたのがすごくリアルだった。しかしジョンキューザック。これっぽっちもフェロモンを感じないが。フェロモンなしの主役もありなのか? [DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 20:12:04) |
527. 薔薇の眠り
《ネタバレ》 デミムーア出演作の中では個人的1位。女性の観客なら、見てる間ずっと「どっちにしようかな」とデミになった気分で悩むよね。やっぱりフランス男はロマンティックだー。アイディアよし。デミもエッチでよし。フランスの彼やっぱりよいな。 [ビデオ(字幕)] 9点(2005-11-20 20:04:09) |
528. ブラック・レイン
《ネタバレ》 ああ、優作は外人にまじっても全然負けておらんのう、とそれだけで涙ぐんでしまうこの作品。なんだか優作の母親か親戚のような気分で見てしまう日本人。このあと洋画に何本か出られたらほんとによかったのにねー。命を縮めても、出演した価値は充分あった。リドリーもダグラスもぶっとんだであろう、優作の演技。高倉健を忘れてたけど、今回は忘れてもよいくらいに、優作よし。ところで「指つめ」はリドリーのSごころにぴったりのネタだったんですね。ともあれ優作以上にハリウッドで大暴れできる俳優さんはもういないであろう。合掌。 [DVD(字幕)] 9点(2005-11-20 18:15:14) |
529. トータル・リコール(1990)
《ネタバレ》 ストーリーよし。もちろんシャロンよし。女優さんは、容貌ですな。(ダイアンキートンは別) 面白く作ってあるし、空港の特殊効果もはずしてないし、とにかくよいです。このころシャロンはまだ売り出し中で、これの次が「微笑」でブレイク。この作品のためにフィジカルなトレーニングももちろん積んだという。ブレイク直前のシャロンの良さが光る作品。シャロンのことばかりですが。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-20 17:53:35) |
530. 将軍の娘/エリザベス・キャンベル
《ネタバレ》 身も蓋もない話だなあ。「すごくひどい目にあった女の子がいました」って言われてもなあ。 だからなんなの。そういう場面を映像化しなくてもいいじゃん。品がないじゃん。もはやレイプはステレオタイプの悲劇でありますから、こうも繰り返し映画の題材にしなくてもいいんじゃないでしょうか。食傷気味。 [ビデオ(字幕)] 4点(2005-11-20 17:37:28) |
531. タイガーランド
《ネタバレ》 ベトナム戦争関連作の中ではいまいちメジャー感に欠けるようですが、なかなかおもしろい仕上がりと思います。「タバコに火をつけたら死ぬぞ」というのもリアリティあったし。訓練風景だけで話が終わってしまうのも、試みとしてはありかなと。コリンファレルは猿顔なので×。 [DVD(字幕)] 7点(2005-11-20 17:28:54) |
532. バッド・ボーイズ(1983)
《ネタバレ》 もう22年前かあ。これを見たら、夢に出てくるほどショーンペンに惚れてしまったあのころ。それからほどなくマドンナの結婚相手として登場したときには、驚愕しました。「私のショーンが」と。今はノーマルなおっさんと化したショーンですが、いやー、このころは、危険だった。フェロモン全開だったし。美しかった。現在のショーンを見るたびに、「なんで惚れていたかなあ」と思うこのごろですが、このころは、美しかったのよう、信じて。全体的に「痛み」を感じるようにできている作品でしたね。質は悪くないと思います。レイプシーンが痛すぎる。 [映画館(字幕)] 8点(2005-11-20 17:20:09) |
533. ヴェロニカ・ゲリン
《ネタバレ》 シャロンストーンが「演技ではかなわない」とライバル視するケイトブランシェットだ。 これ見ましたけど、うーん、実物のスピーチ見るとなあ、違うんじゃないか、と思う。 はっきりいって、ケイトが演じるヴェロニカは、「強迫神経症」で「ADHD」の女性にしか見えない。まともなんだけど防衛本能より信念が勝ってる、という女性に見えないのじゃ。実物を見て「あ、病気じゃなくてわりと普通じゃん。」と思ってしまった。どうしてそういうキャラづくりになってしまったのかなあ。何を狙ったのかな。本人が見たら、「あたしはこんなビョーキの女じゃない」って怒るんじゃないの。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-20 16:48:27) |
534. ストーム・オブ・ザ・センチュリー
《ネタバレ》 キングのプロデュース作品の中では良い出来だと思います。ストーリーもよいし。けっこう好きです。TVだけど。キングは「村」もの好きだよね。ハッピーエンドでないところもよい。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-20 16:38:53) |
535. ドリームキャッチャー
《ネタバレ》 カスダンだったのか。カスダンて。映像に比重をおきすぎて失敗。確かにあの物体には驚くがなあ。「どーだい、うまくできてるだろう」と言われているだけのような。それなら、あの「図書館に閉じこもってる」シーンは違和感がありすぎるのでやめたほうがよかったな。どっちかにしないと。「IT」感を急に出されると、「何の映画」だったか混乱してくる。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-20 16:33:04) |
536. シークレット ウインドウ
《ネタバレ》 ジョニーデップがどうしても「ものを書く人」に見えないところが敗因か。 いろいろと工夫のあとはうかがえるが、この手の作品としては「翻弄感」低く、読めてしまうところが痛い。分身役の俳優さんは、なかなか良かったが、宝の持ち腐れとなってしまった感あり。顎を鳴らすのは、不快なだけなので、やめたほうがよかった。 [DVD(字幕)] 6点(2005-11-20 16:25:42) |
537. グリーンマイル
《ネタバレ》 大好きです。ダラボンよくやってくれた。この作品のトム最高です。「よき職業人、よき家庭人」て、ある意味本人のキャラに近かったのでは。離婚してるけど。この看守役、ほどよいリーダーシップが最高ですね、「アメリカの良き男性」の象徴ですな。キングは本当はこういう男性になりたかったのであろう。うん、こういう男の人がいっぱいいたら、世の中良くなると思うよ。モースもよし。テーマは「罪と罰」「正義を行うことの困難」「神の業の不思議」あたりでしょうか、キングだからね。老人ホームもほのぼのしてよし。これを見ると、アメリカはまだまだ大丈夫なんだろうなあ、と思いますね。こういうヒーローをまだ描けるところが。 [DVD(字幕)] 9点(2005-11-20 16:15:20)(良:1票) |
538. フォレスト・ガンプ/一期一会
《ネタバレ》 思わずゼメキスを見なおす気持ちになった一作。それぞれのエピソードが、印象的。ベトナム戦争のところが特に好きですね。ゲイリーシニーズの大尉よかったー、戦争中が特に。「俺を助けるな」ってね。ところでこれは複雑な作品ですが、一人の被虐待児女性の不幸な一生の物語として見ることもできる。ロビンライト演じるヒロインの足跡だけを追っていくと、ああなってこうなって、どうしても自分を肯定することができなかった上に、エイズで死ぬか、という超のつく不幸ぶり。ここにもなぜかアメリカの性的虐待が重要なテーマとして描かれているんですなあ。 一番泣けるポイント、私の場合は、フォレストが「僕は、いい夫になると思うよ」とプロポーズするところです。泣けます。ここまで言われたら、素直に嫁に行け、ジェニー。ここのセリフを考えただけでも、ゼメキスは天才。 [ビデオ(字幕)] 8点(2005-11-20 16:03:16) |
539. プレッジ
《ネタバレ》 ショーンペン入魂の作品。見飽きた感のあるホプキンスで、サスペンスを撮った。 「白いカラス」以外でも、ジジ好み女性登場。しかしロビンライトはどうしても薄幸の役がはまりますね。ラストまで読めない展開でなかなか見せます。もうひとひねり欲しかった。 [DVD(字幕)] 8点(2005-11-20 15:50:01) |
540. 舞台よりすてきな生活
《ネタバレ》 見てる人少ないみたいだけど、良いですよ。何一つかっこよく見えないケネスブラナー。これでラストまでどうやってもたせる、と思いますが、ロビンライトよし、女の子のキャラよし、ほのぼのに仕上がっています。主人公からすると「嫌いなにんじんを食べてみたらとても好きになった話」て感じかな。しかし「もの書きが主人公」ものは、芸がないのでここらへんでなんとかしてほしいものですな。 [DVD(字幕)] 9点(2005-11-20 15:43:09) |