41. プリティ・ウーマン
質素で心美しい女の子のシンデレラストーリーはありがちだけど、ただお金のない娼婦が歩むシンデレラストーリーって新しいかも。素敵だとか全然思わないけど(男だからか?)、素直に面白い話だった。 8点(2003-11-28 23:32:04) |
42. 知りすぎていた男
ヒッチコックお得意な「一般市民がひょんなことから事件に巻き込まれていく」的なサスペンスで、見応え十分。事件発生から子供誘拐までスムーズで物語にも入りやすい。教会シーンやコンサートシーンは印象深い。コンサート会場で何も出来ない事にもどかしさを感じているジョーも良かった。ラストはあっけなかったような気もするけど、全体的に面白かった。「ケ・セラ・セラ」もいいね。なるようになるさ。 8点(2003-11-13 18:02:18) |
43. キューティ・ブロンド
テンポ良すぎってくらいテンポいいね。傷ついたり恥をかいたりすることもあるけど、そこからただ逃げるんじゃなくて立ち向かう。そんなところに元気がもらえる。彼を振り向かせるためだったり悔しくて見返すために頑張ったからって、まあ現実的にはそうそう巧くいくものじゃないけど、コメディだから深くは考えない!そう行動して、巧くいくのが凄く気持ちいい。法廷のシーンは大爆笑だった。 8点(2003-11-13 17:41:54) |
44. ジュラシック・パーク
恐竜が走り回るだけでも満足な作品。画期的だったね。リアルだし。娯楽映画として十分に楽しめる。 8点(2003-11-02 12:20:49) |
45. アラジン(1992)
ディズニーのアドベンチャーアニメの傑作と言ってふさわしい。有名な「アラジンと魔法のランプ」を元に、よくアレンジされていて、かなり楽しめる。魔法の絨毯で夜空を飛ぶシーンが印象深いかな。「A Whole New World」も素晴らしい。 8点(2003-11-02 11:08:47) |
46. アダムス・ファミリー2
ほとんど前作と変わらなかったけど、こっちの方がちょっと好き。吹き替え版の「バービー人形」のくだりがツボでした。 8点(2003-11-02 11:01:37) |
47. トッツィー
ダスティン・ホフマンの女装はかなり良く出来てた。見た目、仕草、そこまでは完璧。ただ裏声はちょっと無理かな。確かに裏声で女の人のように聴こえる。ただの女の人をやるならそれでもいい。でも裏声のせいで(映画内で演じてる)女優としてのパワーが無い。あれではドラマに抜擢される演技力があるとは思えなかった。裏声使ってるとどうしても迫力のある声は出せないし。問題はそこだけ。あとはかなり笑えたし、良かった。 8点(2003-10-29 00:30:06) |
48. ポセイドン・アドベンチャー(1972)
30年前にこれだけのものが作られたと言うだけでも驚き。パニック映画の先駆け的な作品と言ってふさわしい。船が逆さまになったことで、船内を抜けられるかどうかにより緊迫感が出た感じ。ひとりひとりの個性もよく描かれているので、それぞれの生き様もより表現されている。あのおばあちゃんには何度も泣かされてしまった・・・ところで「タイタニック」と比較されるむきがあるみたいだけど、沈没船という以外は性質の違う映画だと思う。 パニックの描き方もそうだし、メインテーマもあちらは恋愛でこちらは脱出だし。 8点(2003-10-27 22:39:26) |
49. プリティ・プリンセス
プリンセスの心情があっちこっち行き過ぎて掴みにくいけど、成長の過程は見て取れる。マイケルに惹かれるのも唐突過ぎたな。もうちょっと描き様があったと思うけど。あと、日本をやたら意識したシーンが前半を中心に描かれてたけど、日本総領事役はあまりにも・・・そこらへんのオジさんじゃあるまいし、女王と食事するのにあんなに憮然としてるなんてありえない。英語が出来ないのもありえない。なんか好意的に描いてるのか、その逆か良く分からなかった。そこを除けば、面白くて話は好きなんだけど。近年のジュリー・アンドリュースを見たのは初めてだったけど、今でも素敵な感じですね。 8点(2003-10-23 23:04:19) |
50. スリーピー・ホロウ
斬首シーンが凄い。走りながらスパッといってしまったり、壁際まで追い詰められてゴロッといってしまったり・・・多少残酷過ぎるような気もしたくらい。ただホラーとしての怖さはそれほどでもない。リアリズムとの調和を考えたホラーを期待するとガッカリするかもしれない。でも個人的には洋画ホラーはそんなもんじゃなく、ファンタジーかスプラッターを基調としたホラーだと思ってるので、まあいいかな(精神的に怖がらせるのではなく、あくまでも視覚的に恐怖を煽るのが多い感じかな)。ストーリー展開も雰囲気も、それなりに良かったので楽しめた。 8点(2003-10-20 15:06:03) |
51. ホーム・アローン2
中途半端にやるよりはとことんやった方が笑えるわけで、そう言う意味じゃありなんじゃないかなと思う。ただちょっと悲惨だけど・・・というか、あそこまでやられて諦めない根性も凄い。1よりもいろんな意味で劣るけど、基本は変わらないし、面白いと思う。 8点(2003-10-20 09:29:56) |
52. トゥルーライズ
実は諜報部員であることを黙ったままで、普通の夫として働いてる振りをしているシュワちゃんが面白い。でも奥さんはもっと面白い。嘘を知ったら自分まで諜報部員になるとは・・・ところで橋のシーンの前で、シュワちゃんが戦闘機に乗るシーンが合成なのが見え見えだったのが残念。 8点(2003-10-19 23:47:05) |
53. ミザリー
怖~い。いかにもなホラーよりも、人間の内面の怖さを表現した方がよっぽど怖いもんだね。キャシー・ベイツの何かが乗り移ったかのような演技にも恐れ入る。逆上したときの喋り方や表情が凄すぎ。 8点(2003-10-19 22:08:12) |
54. ビューティフル・マインド
《ネタバレ》 全部幻だったなんて・・・じゃあこれは?じゃああれは?と、見ているこっちまで混乱してきそうな・・・物語のほとんどはこの部分に集約されるんだけど、親友もいなかった、今まで苛まれてきた追っ手もなかったとなると、なにを信じればいいのか分からなくなりそう。でも主人公にとってそれが消えることの無い存在なら、その人にとっては現実なのか・・・難しい。敬意を表して渡される、ペンのシーン良かったな。 8点(2003-10-18 10:48:49) |
55. ハリー・ポッターと秘密の部屋
物語としては前作と同じ水準であったと思う。ただ説明的な部分がかなり減ったし、話が盛りだくさんだったので、もうちょっと楽しめたかな。ドビーはうるさすぎてイライラする。そう言うキャラなのは分かるけど、気楽に見るような映画で嫌悪感が出るようなシーンがあるのはいただけない。 8点(2003-10-17 22:51:26) |
56. インデペンデンス・デイ
ホワイトハウス爆破から始まる、宇宙船からの総攻撃が凄い。この映画の見せ場自体は、あそこに集約させてると思う。後半はまあストーリーは面白いんだけど、宇宙人の描き方が甘くなる。あれだけ凄い能力の宇宙船を使ってるのに、ウイルスですべて崩壊・・・宇宙人もあれだけの化学を持っていて知性がありそうなのに、見た目はタコを化け物にしたような感じ。ギャップが凄い。あれなら宇宙人の姿見せない方が良かったな。でもまあ壮大な娯楽大作映画としては全然合格点。最後のシーンでの、パイロットのおっちゃんが切ないね。 8点(2003-10-17 01:19:34) |
57. ガス燈(1944)
サスペンスとしては分かり易過ぎる感じはある。しかしイングリッド・バーグマンが精神的に病んでいく演技が秀逸で引き込まれる。夫によって追い詰められていくのだが、妻は夫を疑うこともなく、上手く騙されていく。客観的に見ていたら、夫が怪しいのはバレバレだし、なんでもっと夫を疑わないのかとも思う。しかし、それもイングリッド・バーグマンがいかにも世間知らずのお嬢様に見えるので、騙されても仕方が無いのかなと思わせる。最後の夫へのしっぺ返しも良かった。 8点(2003-10-16 22:04:15)(良:1票) |
58. クレイマー、クレイマー
気持ちは分かる、気持ちは分かるけど、この奥さんは自分勝手すぎる。夫に非があるというほどの非はないし。我慢できなくなった最大の理由は自分の性格に拠る所。別に我慢して一緒にいなくても良いけど、出て行くのにも子供と共に生きていく方法を見出せなかったんだろうか。すべて捨てて出て行ってしまったんだから、まさしく子供を捨てていったことも当然自らの選択。すべての責任を夫に押し付けてその後、自分が幸せになったから子供ください、なんて虫が良すぎる。夫の立場をどうするんだ。と、物語の視点が夫だったせいもあって、かなり感情移入して見てました。それだけダスティン・ホフマンと子供のやりとりに伝わってくるものがあった。最後の結論、終わり方は良かったと思います。 8点(2003-10-14 22:46:41) |
59. 引き裂かれたカーテン
この映画は大きく分けて2つのテーマで分かれてると思う(DVDの解説では3つだったけど・・・忘れた)。東ドイツに入り込んで情報を盗み出す事、東ドイツから脱出する事。視点も変わるせいだろうけど、この2つのテーマで話のトーンが全く違っている。ポール・ニューマン視点で進む、前半のスパイ活動。限られた時間のなかで情報を盗めるのかにハラハラする。後半部分は二人に焦点を当てて脱出が描かれているが、こちらはよりハラハラ感が増す。何度もピンチに陥りながら、いかに抜けるか。ただでさえ抜け出すのが難しい中、どう二人で東ドイツを脱出するか、画面に見入らせる。バスのおばあちゃんは笑えたな。緊張感のある中だからこそ、小さなハプニングが笑える。そして、保証人を引き受けてあげたオバさんはどうなったんだろうか・・・前半、彼に裏切られた格好になっているジュリー・アンドリュースの表情や立ち振る舞いもさすがだと思った。裏切られた、だけど信じたい、でも・・・というような迷いが目からも読み取れる。ミュージカル女優としての顔しか知らないけど、歌わない、むしろ暗いと言える役も素晴らしかった。 8点(2003-10-13 23:05:12) |
60. 北北西に進路を取れ
話に隙が無い。そして面白い。列車内、とうもろこし畑、オークション会場、ラシュモア山、それぞれが印象深いシーン。次々に襲い掛かる罠。そしてそれをことごとく掻い潜る。そもそも人違いから始まって、ここまでしなければならないと言うのも大変だななんて思ってしまうけど。なにもない日常生活の中にいる一般人が、事件に巻き込まれていくと言うヒッチコックの王道とも言えるかも。 8点(2003-10-13 22:47:33) |