621. ラ・ラ・ランド
《ネタバレ》 映像や音楽のセンスが凄く良かったです!!ただお話的には普通かな。 [DVD(字幕)] 6点(2018-01-09 19:50:08) |
622. ムーンライト
《ネタバレ》 厳しい貧困の中に生きる、黒人で同性愛者の青年の半生を淡々と見つめたヒューマン・ドラマ。確かに良くできているとは思うのですが、話がこじんまりと纏まり過ぎていてなんか普通でした。アカデミー作品賞受賞ということで期待が高すぎたのかもしれません。 [DVD(字幕)] 6点(2018-01-09 19:48:17) |
623. ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち
《ネタバレ》 何度も何度も繰り返す、第二次大戦下のとある一日の中に暮らす“奇妙なこどもたち”。重い鋼鉄の靴を脱ぐと大空へと何処までも舞い上がってしまう少女、身体の中に蜂を飼う少年、頭の後ろに化け物の口を持つ女の子、服を脱ぐと誰の目にも触れることなく自由に動き廻れる透明少年、自ら手造りした心臓を埋め込み人形や死体を自由に動かすことが出来る青年、念じるだけで植物をみるみるうちに成長させることが出来る女の子、過去の記憶や未来に起こる出来事をスクリーンに投影できる少年、とある事情によりいつもマスクを被った双子、触れるもの全てを焼き尽くしてしまう若い女性――。保護者であるミス・ペレグリンとともに何者にも干渉されず、永遠の平穏の中に生きる彼らの世界へある日、ジェイクという名の青年が迷い込んでくる。謎の死を遂げた祖父の遺言を手掛かりにここまで辿り着いたといういう彼と、瞬く間に仲良くなる子供たち。だが、まるで狙いすましたかのように、平和だと思われていた彼らの世界にも邪悪な影が忍び寄ってくる……。ティム・バートン監督の最新作は、そんないかにも彼らしい奇妙な奇妙なファンタジー作品でした。舞台設定もキャラクター造形ももう抜群の安定感で、彼の信望者である僕は素直に楽しめました。さまざまな異能力を抱えた子供たちもさることながら、彼らの保護者であるミス・ペレグリンを演じたエヴァ・グリーンもなかなかのハマり具合。サミュエル・L・ジャクソンが集めた子供たちの目玉をパクパク食べるところなんて、毒気が効いてて最高でした(笑)。ただ、いかんせん原作ありきの作品なので、ストーリーが全体的に駆け足気味なのが惜しい。特に最後、主人公が世界を駆け巡って子供たちの元へと駆け付けるシーンはもっとじっくり時間をかけて観たかったです。とはいえ、僕は充分楽しめました。7点! [DVD(字幕)] 7点(2018-01-03 19:23:17) |
624. キングコング: 髑髏島の巨神
《ネタバレ》 でっかい猿とでっかいトカゲ(あとクモやら鳥やらバッタやら笑)がひたすら戦ってるだけなんですけど、単純明快でめっちゃ面白かったっす!! [DVD(字幕)] 8点(2018-01-01 22:06:22) |
625. トランボ/ハリウッドに最も嫌われた男
《ネタバレ》 赤狩りの嵐が吹き荒れた東西冷戦期のハリウッドで、不当な弾圧に遭いながらも自らの信念を突き通した不屈の脚本家の生涯を描いた伝記映画。うーん、僕はなんかいまいち嵌まらなかったですね、これ。現実にあった出来事をただ時系列順に並べたみたいな本作の構成が正直微妙でした。ハリウッド映画らしく、もう少しドラマティックな見せ方があっても良かったのでは?でもまあ、このトランボという人の何処か飄々とした一筋縄ではいかない魅力は充分伝わってきましたけど。 [DVD(字幕)] 5点(2017-12-25 21:27:25) |
626. 高慢と偏見とゾンビ
《ネタバレ》 ジェーン・オースティンのメロドラマの古典的名作にゾンビという全く正反対のものをリミックス!!上流階級の優雅な恋の駆け引きに突如として迷い込むゾンビどもを、英国貴族たちが中国武術と日本刀でぶった切る!!果たして彼らの恋の行方と人類の道末は?とまあやりたいことは分かるけど、いまいち空回っている感が…。もうちょっとはじけてくれても良かったのにね。僕はそこまでのれなかったです。 [DVD(字幕)] 4点(2017-12-15 22:52:10) |
627. トレジャーハンター・クミコ
《ネタバレ》 東京の片隅で、お堅い金融機関のOLとして働くクミコ。もうすぐ三十歳になろうとしている彼女は、彼氏や仲のいい友達が一人もおらず同僚からも少し浮いた存在だ。唯一の同居人はうさぎのブンゾー。誰にも心を閉ざしひたすら孤独に生きてきた彼女のただ一つの心の慰め、それは90年代に公開されたコーエン兄弟監督の映画『ファーゴ』のビデオを何度も何度も繰り返し観ることだった――。そう、実話を基にしたというその犯罪ドラマの中で登場人物が埋めたという大金が、まだ実際に埋められていると彼女は本気で信じ込んでいるのだ。テープが擦り切れるほど何度も見返すうちに、いつしかクミコはその大金を手に入れるのは自分しかいないと本気で信じるようになる。やがて日常の様々なストレスに耐え切れなくなったクミコは、ある日、ついに行動にうつす。図書館で舞台となったノースダコタ州の地図を盗み出すと会社のカードを無断で使い、彼女は誰にも知られることなくノースダコタの凍てつく大地へとやってくるのだったが…。アメリカで実際にあったという日本人女性凍死事件を基に、神経を病んでしまったそんな一人の女性の孤独な旅路を淡々と描いたロード・ムービー。という設定だけ聞けば変なキワモノ系映画だと思われそうだけど(実際僕もそうでした)、これがどうしてなかなかの掘り出し物でした。主人公であるクミコは何らかの精神疾患(恐らく妄想型の統合失調症)を患っていると思われるのですが、この作品が優れているのは、そんな病んだ主人公目線で世界が描かれているところでしょう。他人から見ればどんなに荒唐無稽でイタい行動だとしても本人にとってはとても切実なのです。その切実さがちゃんと観客にも共感できるように撮られている。なかなかいいセンスだと思います。印象的なシーンも多く、前半の日本パートで描かれるクミコの鬱屈した日常生活、例えば剥き出しの黒いビデオテープをトイレに流したり電車の中にうさぎを置き去りにするシーンなど、異常としか言いようのない行動なのにどれも暗鬱な美しさに満ちています。一転してノースダコタ州に辿り着いてからの一面に拡がる奇麗な銀世界の映像も、クミコの心情の変化を的確に表していて感動的ですらありました。そんな今にも壊れてしまいそうなクミコという難しい役を静かに演じきった菊地凛子も良かったですね。客観的に見れば悲劇としか言いようのないお話なのだけど、人とは違う感性を持ったこのクミコという女性の切実さに僕は深く胸打たれました。人にとって希望とはなんなのか?終わった後もいろいろと考えさせられるなかなかの佳品と言っていいでしょう。 [DVD(字幕)] 8点(2017-12-11 22:14:20)(良:1票) |
628. ジャック・リーチャー NEVER GO BACK
《ネタバレ》 トム・クルーズ主演「ジャック・リーチャー」シリーズ第二弾。監督は社会性の強いアクション作品には定評のあるエドワード・ズウィック。あの『ラストサムライ』コンビが再びタッグを組んだということで今回鑑賞してみたのですが、「え、ちょっとどーしたん?」ってくらいいまいちでしたね、これ。なんかストーリーがすんなり流れてなくて全体的にテンポが悪い。クライマックスもいまいち盛り上がりに欠けました。うーん、一作目がそこそこ良かっただけに残念! [DVD(字幕)] 4点(2017-12-10 20:55:24) |
629. ガール・オン・ザ・トレイン
《ネタバレ》 物語は、三人の女性の視点によって語られる。一人は、レイチェル。過去の夫婦生活の破綻によって現在は重度のアルコール依存症に悩まされている。離婚によって家を失い友達の家に居候をしている彼女は、酒が原因で現在は無職の身だ。毎日することと言えば酒を飲みながら一日電車に揺られ、かつての夫と彼の新しい妻との幸せそうな生活を車窓越しに盗み見ること。ますます酒の量が増えいつも記憶をなくすほどひどい状態なのに、それでもまた電車に乗り込んでしまうどん底の毎日だ。一人は、アナ。レイチェルの元夫と結婚し、生まれたばかりの赤ん坊と満ち足りた幸せな生活を謳歌している。でも、一抹の不安も感じている。原因は夫の元妻からひっきりなしにメールや無言電話がかかってくること。そんな現実から逃げたいと漠然と思うものの夫に経済的に依存してる彼女は何も行動できない。一人は、メガン。かつてレイチェルが夫と過ごし、今はアナが新たに暮らしている家の隣に住む平凡な女性だ。束縛の強い夫に嫌気を感じながら、今はアナの娘のベビーシッターとして働いている。過去に経験した辛い出来事が原因で誰にも心を閉ざし、唯一カウンセラーの精神科医に心の慰めを得ている――。同じ電車で同じ場所をぐるぐると廻り続けるような閉塞感に満ちた日常を送っていた、そんな三人の女性たち。だがある日、過度の飲酒で酩酊状態となったレイチェルがアナの暮らす家へと不法侵入したことから運命は大きくうねり始める……。ほとんど予備知識もないまま、印象的なタイトルとアルコール依存症に苦しむ主人公をエミリー・ブラントが演じているということで今回鑑賞してみました。前半、語り手が交互に入れ替わり時間軸も行ったり来たりするため一見とっつきにくいお話なのかと思いきや、すぐに物語の骨格が力強く表れ始める。泥酔したレイチェルが本当に子供をさらおうとしたのか。この日を境に失踪してしまったメガンはどこに消えてしまったのか。そして3人がそれぞれに抱え込んだ心の闇とは?いやー、なかなか考えられた脚本ではないでしょうか。そしてストーリーの進行とともに次第に明らかとなってくるどろどろの愛憎劇もまた見応え充分。誰もが決定的に悪いわけでもないのに些細なボタンの掛け違いから、誰もが負の連鎖に嵌まってゆく。この不安感の煽り方、すごくうまい。なんともいやーな感じのお話なのだけど、微かな希望が感じられるこの終わり方はけっこう好きですね。うん、なかなか面白かった。7点! [DVD(字幕)] 7点(2017-12-01 00:53:01) |
630. マグニフィセント・セブン
《ネタバレ》 『荒野の七人』を豪華キャストでリメイクしたエンタメ西部劇。監督はこの分野の御大アントワン・フークワ。まあぼちぼち面白かったってところかな。やぱ主要登場人物が七人もいると大変ですね。各々のドラマが薄くなりがちで、誰に対しても感情移入しにくいのが本作の弱点。とはいえラストのアクションシーンは抜群の安定感。まあ暇つぶしで観る分には普通に楽しめると思います。若干長いけど。 [DVD(字幕)] 6点(2017-11-29 13:37:26) |
631. ドクター・ストレンジ
《ネタバレ》 ストーリーが荒唐無稽すぎてついていけませんでした。肝心の映像の方もごちゃごちゃしててかなり見辛く、とてもセンスがいいとは思えません。 [DVD(字幕)] 4点(2017-11-26 18:53:21) |
632. ジェーン
《ネタバレ》 元彼と今彼を使って、悪徳売春男に立ち向かう女ガンマンのお話。ガンアクションを多用したエンタメ西部劇にしたいのか、戦争に運命を翻弄された恋人たちの人間ドラマを見せたいのか、かなり中途半端な出来。つーか、画面もお話もどっちも暗いよ!ナタリー・ポートマンが出ているのでおまけの5点。 [DVD(字幕)] 5点(2017-11-22 21:46:31) |
633. インフェルノ(2016)
《ネタバレ》 お馴染みラングドン教授シリーズ第三作目。このシリーズは原作の分厚い小説ありきなので、毎回ネタや謎解きやアクションがパンパンにてんこ盛りなのが良いのか悪いのか…。まあなんも知らんと観る分にはぼちぼち楽しめるかな。 [DVD(字幕)] 6点(2017-11-17 22:28:01) |
634. セルフレス/覚醒した記憶
《ネタバレ》 癌と診断され、余命幾ばくもない大富豪ダミアン。生への未練が断ち切れない彼は、謎の組織からある提案を受ける。大金を払えば、DNA操作で造られた若い肉体に生まれ変わることが出来るというのだ。自らの死を偽装し、誰も知らない地で無名の若者として生まれ変わった彼は、歳とともに出来なくなったことをそれこそ貪るように謳歌する。激しいスポーツに挑戦し、夜の街で浴びるほど酒を飲み、そして無数の女たちとの情熱的なセックス…。だが、しばらくすると彼の脳裏に見たこともないような幻覚が見え始めるのだった――。そう、彼が新たに手に入れたこの若い身体は実は秘密裡に調達されたもので、ダミアンとして生まれ変わる前は家族とともに平凡に生きていた普通の男だったのだ。次第に甦ってくる記憶を頼りに若者の家族を捜しはじめるダミアン、するとなんとしても秘密を守りたい謎の組織の魔の手が迫ってくるのだった…。若い身体に生まれ変わった男が真実を求めて奔走するエンタメ・アクション。監督は、独自の映像表現に定評のあるターセム・シン。余命幾ばくもない大富豪役にベテランのベン・キングズレー、そして主役として身体を張ったアクションを見せるのは今最も勢いのある若手俳優ライアン・レイノルズ。まあぼちぼち面白かったかな。純粋にエンタメとして制作されたので、この監督らしい癖のある映像表現もいい意味で薄められていて最後まで気軽に楽しめました。アクションシーンもスタイリッシュで格好良いし、じじいが若者に生まれ変わるというテーマもいい感じで活かされていたし(ベン・キングズレー、そりゃセックスしまくるよね。いかにも性欲強そうな濃い顔だもの笑)。ただ難点を言えば、途中でオチが読めてしまうところと後半の展開が若干ごちゃごちゃしているところですかね。まあでも普通に面白かったと思います。6点! [DVD(字幕)] 6点(2017-11-15 14:30:02) |
635. SPY/スパイ
《ネタバレ》 長年CIAで事務仕事をしていたおばさん職員がひょんなことから現場デビュー!!最初は尾行だけだったのが、次から次へとトラブルが巻き起こり、最後は世界の命運を握る任務へと駆り出されてしまうというアクション・コメディ。まあぼちぼち面白かったですかね、これ。ジュード・ロウもジェイソン・ステイサムもいい意味で力の抜けた演技で各々の魅力を発揮しており、主役のおばさん二人もなかなかの嵌まり具合。まあ暇つぶしで観る分には充分楽しめると思います。後半、主人公がおばさんという設定をいまいち活かしきれていなかったのがやや残念! [DVD(字幕)] 6点(2017-11-06 23:04:56) |
636. ラブ・アクチュアリー
《ネタバレ》 普段ほとんど恋愛映画は観ないのだけど、なんか色んな所で高評価を聞くので今さらながら今回鑑賞してみました。いやー、ものの見事にやられちゃいました。べたな内容ながら完成度は無茶苦茶高いですわ、これ。魅力的なキャラクターたちが織りなす、物語性豊かなエピソードの数々に最後までハート鷲摑み!音楽も素晴らしいし、構成も見事だし、適度に散りばめられたユーモアもセンス抜群だし、文句なしに面白かったです。クリスマスまでもうすぐのこの時期に特にお薦めの作品ではないでしょうか。うん、確かに恋したくなりますね。年甲斐もなく(笑)。 [DVD(字幕)] 9点(2017-11-03 23:31:51) |
637. サスペクツ・ダイアリー すり替えられた記憶
《ネタバレ》 かつて父親に虐待されたという過去を持つ男がその経験を基に自伝を執筆、それがベストセラーになるものの内容の重要な部分に虚偽が含まれていたことが判明し、一転して追い詰められていくというお話。ジェームズ・フランコやエド・ハリスといったなかなか豪華な役者陣が名を連ね、製作総指揮にはなんとロバート・レッドフォードがクレジットされています。とはいうものの肝心の内容の方は、最後まで何がしたいのかさっぱり意味不明な作品でありました。題名にもなっている主人公の本当の過去を巡るミステリーなのかと思いきや、途中から全く関係のない妻殺しの男のお話が挿入され、それが一つに繋がっていくのか言うと最後までそうでもなかったりで、観ていてとてもイライラさせられます。はっきり言って観るだけ時間の無駄の凡作でした。無駄に豪華な役者陣(エド・ハリス、禿げたなぁ笑)に+1点! [DVD(字幕)] 3点(2017-10-29 23:14:01) |
638. スノーホワイト 氷の王国
《ネタバレ》 前作の内容はほとんど覚えていなかったけれど、シャーリーズ・セロン&エミリー・ブラント目当てで今回鑑賞してみました。正直、ほとんど期待せずに観始めたのですが、その期待を遥かに下回る薄っぺらい内容でしたね、これ。何処かで何度も見たような映像と脇の甘い脚本に終始睡魔が…。「愛は全てに打ち勝つ」みたいなクサい台詞が連発された日にゃ苦笑が止まりませんでした。主演女優お二人の美貌(特に、なかなか出てこなかったシャーリーズ・セロン姉さんが鏡の中からようやく登場したときは、その美しさに思わず溜息が漏れそうになっちゃいました)に+1点。 [DVD(字幕)] 4点(2017-10-20 22:12:40) |
639. BFG:ビッグ・フレンドリー・ジャイアント
《ネタバレ》 孤児院に生きるちょっと変わった女の子と巨人族の老人との交流を美しいファンタジックな映像で描いたスピルバーグ監督作。とにかく映像が素晴らしかったです。特にカラフルな夢が空中に散らばるとこなんて息を呑むほどの美しさ!巨人がマントを自在に操りながら夜の街を疾走するシーンも終始ゾクゾクしちゃいました。原作がロアルト・ダールということでちょっぴり毒の効いたストーリーの方もいいですね。ただ、残念だったのは後半の英国王室が絡んでくる展開。主人公の狙いがイマイチ摑めず、また妙にのほほんとしたユーモアが差し挟まれるのも違和感が拭いきれませんでした。前半が良かっただけに惜しい!! [DVD(字幕)] 6点(2017-10-13 22:46:54) |
640. ハドソン川の奇跡
《ネタバレ》 実際に起きた航空機事故を背景に、ハドソン川の英雄と称されたものの後に責任問題を問われることになった機長の苦悩を描いたヒューマン・ドラマ。イーストウッドらしく手堅く纏められてはいるものの、何処か物足りない印象。もう少しパンチの効いた演出が欲しかったところ。 [DVD(字幕)] 6点(2017-10-11 17:17:42) |