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小原一馬さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 181
性別 男性
ホームページ http://ha2.seikyou.ne.jp/home/Kazuma.Kohara/jversion.htm
年齢 54歳
自己紹介 最近は録画した映画を見るだけで目いっぱいになってしまいましたが、学生時代に購入したテレビがとうとう壊れ、やっと買い換えた液晶テレビとHDレコーダーのおかげでそこそこ映画生活も充実しています。ここでみんなの映画評を確認するのも習慣になりました。

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61.  初恋のきた道
今の情景を白黒で描いているのは、たぶん思い出を白黒、今をカラーというよくある描写法の逆をやってみたかった、というのがまずひとつと(変わった事好きのチャン・イーモウらしいよね)、 それから、今の故郷の状況こそを、現実から距離をとってノスタルジックに描きたかった、というのがあったんじゃないでしょうか。少なくとも僕にはそう感じられました。白黒だから、今は悲劇的と言う解釈は僕の印象とだいぶ違いました。大体ラストは明らかなハッピーエンドですし。 あと、僕がこの映画でいちばんすごいとおもったのは、自分自身のではなく、自分の母親の初恋をここまでビビッドに描く、というのは、これもいかにもチャン・イーモウくさい新しさなのではないかと。両親の恋愛って、ある程度の年齢になっても、ちょっと気恥ずかしいものだし、せいぜい古い白黒のアルバムで想像をふくらませるようなものだと思うんですが、それをここまでまっすぐ、ほとんどそれだけをテーマに押し出したというのは、ふつう僕らの生活のなかでありえない経験なだけに興味深かったですね。ただそれを欧米人が「アジア人の感性」とひっくくって僕らの文化を誤解するのは困るなあと思うんですが。あれはチャン・イーモウの個人的な芸術だと僕は感じるので。
7点(2004-11-12 16:05:20)
62.  静かなる男
アイルランド旅行の前のお勉強と思って、まったく期待せずに借りてみたら、もう最高でした。 とにかくお約束的なエピソードと演技の連続でありながら、不思議に斬新で展開が読めず、やたらと盛り上がるのはどうしてなんでしょう。 女優さんの表情の作り方とかは、最近のディズニー映画そのもので、相当この映画を研究したんだろうという感じがしました。ちょっと男まさりだけど、実はけなげでかわいい、みたいなキャラクター設定も、そのまま借りてきちゃっている感じですし。 あと、脇役の動かし方や、殴りあって仲良くなるみたいなところは、宮崎映画の源流だなあと感じました。  ちなみに最初に書いたような事情でアイルランドの近代史などを勉強していると、この映画に描かれるプロテスタントとカトリックの融和が100%おとぎ話の理想郷であることがわかるんですが、そういうところも含めて、良い映画だったと思います。 一緒に「クライング・ゲーム」や「マイケル・コリンズ」などのアイルランド人監督の映画を見ると、この映画のそうした意味での凄さが伝わるような気がします。
10点(2004-07-27 19:46:46)(良:1票)
63.  スパイダーマン2
映像的に前作で不満を感じた点はかなり改善されていた。トビーの表情の作り方には少々ワンパターンかなあという感じも受ける。ストーリー的には前作のひきをよく回収していると感じた。全体的にはよくできているのでは。悪役も今回は子供だましっぽい感じはせず、「エイリアン」程度にはリアルだった。全体的にはとても楽しめた。
9点(2004-07-04 18:01:35)
64.  マッチスティック・メン 《ネタバレ》 
上手な映画やったとは思うけど、脚本で一箇所だけ納得いかないのは、奥さんに主人公が連絡とったらすべてが水の泡になりそうなものなのにってことかな。どんでん返しという意味では「シックススセンス」くらいの域に達している。振り返ると、「ああそういえば!」というのがいいですねー。
8点(2004-05-13 21:06:43)
65.  七年目の浮気
最近マリリンの映画を立て続けに見ていたが、この作品は主人公があまりに気味悪く、吐き気がしそうになって、とてもでないが最後まで見られなかった。こんな映画でわざとらしい色気を強要されたマリリンがかわいそうなくらいだった。「面白くない」という表現は不十分で、できればマイナスをつけたいくらい。
0点(2003-12-11 00:18:19)
66.  ニューヨークの恋人(2001)
妻が見ようって言うんで見たけど、意外に面白かった。「ニューヨークの恋人」などという最低の邦題でメグ・ライアンときたら、またあれかと思ったら、意外に練りこまれたセリフの多い作品だった。「いかにも」という感じをここまで上手に表現できたヒュー・ジャックマンの起用があたっている。メグ・ライアンの演技はこれまでのワンパターンを繰り返すのみで、旬を過ぎたと言わざるをえないだろう。ちなみに僕が一番好きなのは病院での「僕が時間を見た、というのは犬が色を見たというようなものなんだ」というところのセリフ。
6点(2003-12-11 00:09:46)
67.  グリーン・デスティニー
最近、アン・リーがハリウッドに魂を売る前の「ウェディング・バンケット」と「飲食男女」を見て、この作品の無意味さと才能の浪費に腹が立った。この人には単なるハリウッドの便利屋に終わってもらいたくないなー。みんなもっと台湾映画みようよー。候孝賢、エドワード・ヤンはほんとに素晴らしいんだから。
0点(2003-11-15 17:37:25)
68.  シカゴ(2002)
この退屈な映画のどこに、他の人が惹かれているのか、よくわからない。ミュージカルやダンス映画って、どんなにつまらない筋書きでも必ずそこそこは見せてくれるものだけれども、これは音楽もダンスも何も胸を打つものがなかった。最近「紳士は金髪がお好き」を見た直後だっただけに、あちらではマリリン・モンローと同様の役をあてられたレニーの歌唱力、演技力、ダンスの貧弱さばかりが目についたからだろうか。照明や音響効果だけで、もとの貧弱な音楽とダンスはカバーできないことを良く教えてくれた作品。 ちなみに僕にとってはムーラン・ルージュもナンセンスでしかなかったが、そちらには少なくとも反発させるだけの力はあった。これには何もない。ゼロ。
0点(2003-11-15 16:46:17)(良:1票)
69.  ハッピー・フューネラル
アン・リーの「恋人たちの食卓」と共に、今年見た映画のベストを分かち合いそうな作品。 あらすじは配給のソニーピクチャーのHPで見ることができる。 http://www.spe.co.jp/movie/worldcinema/happyfuneral/top.html 上記のサイトで監督のフォン・シャオガンは「日本映画で例えて言うならば『男はつらいよ』的な国民的人気を持っている」と紹介されているが、ここから中国映画にありがちな大げさな演技と泥臭い演出、人情芝居を想像すると、それがすでに偏見でしかないことを冒頭の数カットで知ることになるだろう。すきのない完成度という点では、アン・リーに今一歩及ばないかもしれないが、この映画が中国で大ヒットを飛ばしたということに、今後の中国映画全体の可能性を感じさせる。「単なる人情劇でない」と書いたが、この映画の魅力の核となっているのはやはり、主要登場人物であるハリウッド映画監督タイラーと中国人カメラマン、ヨー・ヨーとの、常識的なモラルを超えた相互の敬意の交換だろう。そうした高次のヒューマニズムを、全ての役者の確実な演技力と美しい映像、劇中劇の効果的な使用とで見事に描ききっている。 
9点(2003-11-15 16:32:50)(良:1票)
70.  紳士は金髪がお好き(1953)
たまたまこの前にもう一つ見た「百万長者と結婚する方法」と比べるからかもしれないが、のっけのショーからの見せ方はさすがホークスと思わせる。ラストも同じ曲で締められるが、全体的な構造はとてもすっきりしている。ラッセルとモンローそれぞれの魅力が十分に引き出され、誰にでも薦められる映画だと思う。モンローの映画を実際に見てはじめて、彼女がなぜアメリカのセックス・シンボルと言われつづけているのか理解できた。しゃべりは現在一つの類型になっている気もするが、その仕草、表情はいかにもというものでありながら、他にこれをいやらしさを出さずに自分のものにできた人はいないように思う。もっともそうした演技の傾向はこの映画ではまだこの段階では「未完成」といえるかもしれない。
8点(2003-11-03 01:14:43)
71.  CQ
主演のジェレミー・デイビスは、渡部篤郎を思わせ、知的で抑えた止めの演技が光った。ローマンの起用するメローの音楽、音響のセンスは最高で映像にぴったりはまっていた。グランジ系の好きな方にはぜひおすすめしたい。ヒロインのアンジェラはモデル本業ということもあり、劇中劇の美女役はこれ以上ないほどの配役だったと感じるが、残念ながら演技の固さはぬぐえなかった。 とはいえ、脇を固める俳優は世界のベテランぞろいで、全体的な評価は十分8点に値するだろう。
8点(2003-11-03 00:48:37)
72.  メラニーは行く! 《ネタバレ》 
アメリカ人の恋愛至上主義には、少々あきれはてる。どうでもいいけど、あの結婚式に招待された500人の人々が気の毒でならない。僕だったらかなりむかつくと思う。___しかしそれも恋愛至上主義のアメリカ人たちなら、彼女の選択をよしとして、いい場面に感動して帰宅できるのかもしれないなあ。そしてあの市長さんは、そういうアメリカ的美学を解さない、無粋な女だ、ということになってしまうのだろうか。だとしたら、結婚式の参列者(除く、彼女の友人たち)に同情するのはいらんおせっかいなのかもしれない・・・。それにしても、アメリカの女性って、とりあえずああいったロマンチックなことのためなら仕事とかキャリアは頭の外、ということで観客的にはOKなんだろうか。初めてのファッションショーの直後で、仕事関係の場面がでてこないのはかなり不自然なんだが・・・。きっとマーケティングの結果ああいう結末なんだろうから、ハリウッド商業資本的にはあれでOKなんだろうなあ。日本であたったのかな、これ?
3点(2003-09-21 23:36:28)
73.  ノー・グッド・シングス
あらすじは面白そうなのに、映画としては退屈だったのは、キャラクターに「**に見えて**」というような驚きがないから、というのが大きいか。その結果、誰にも魅力が感じられない。ラフェルソンは、ずいぶん前に見た「郵便配達」が良かった印象があるのだが、あれはジャック・ニコルソン、ジェシカ・ラングが良かっただけだったのかもしれない。
3点(2003-08-18 13:01:44)
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