61. アメリカン・サイコ
《ネタバレ》 ベイトマン。また愛すべきキャラが一人増えてしまった。自覚の無い変態を描く作品って好きです。衣装にしろセットにしろ華やかで観ていて楽しいし、中毒性のある作品でした。クロエ・セヴィニーをどんな風に殺してくれるのか楽しみにしていたので残念。頭を斧でかち割るシーンと名刺バトルのシーン最高。 [DVD(字幕)] 8点(2010-12-26 16:53:26) |
62. トロン:レガシー
《ネタバレ》 ここ数年ではもっとも大きな期待を寄せての鑑賞であっただけに、この見せ場の少なさは残念。少なさというかバランスというか、めちゃイカすシーン「動」のシーンがあるなかで、何も無い「静」のシーンも長い。はっきり言ってストーリーなんぞどうでもよく、世界観と映像を見せつけてくれるだけで良いのだ。惜しい。コンピュータの世界に入り込んだ後のハイテンション過ぎる展開が良かっただけに、見せ場の散りばめ方の下手さが大変残念な作品でした。とっても惜しい。 [映画館(字幕)] 6点(2010-12-26 16:45:51)(良:2票) |
63. ア・フュー・グッドメン
《ネタバレ》 BGMの古臭さにびっくり(笑)見所といえばラストのトムVSニコルソン。残念なのは二人が同じ枠に入るシーンがほぼ無かった点。あのド迫力の口喧嘩は一見の価値あり。特にニコルソンのアップでの証言は迫力満点。作品の印象としては、基本的に浅い印象。それがドロドロさに繋がらず、逆に印象にも残らなそうな感アリ。 [DVD(字幕)] 6点(2010-10-24 14:07:35) |
64. ライアー ライアー
《ネタバレ》 ジム・キャリーって凄すぎる。もう爆笑。映画全体がほぼ彼におんぶにだっこの様な状態。それを立派に成立させてヒットさせる。そのあたりの中途半端な演技派より賞賛与えるべき。とはいっても、設定も面白く、全体の時間が短いのも良し。再婚相手がちとかわいそうではある。 [DVD(字幕)] 7点(2010-10-17 23:37:45) |
65. ナイト&デイ
《ネタバレ》 THE7点!何もかもが期待通り。そして観終わった後には何も残らない。ニヤリときておしまい。そんな作品をこの二人の主演で観れる事が幸せ。アメリカでコケた要因は、世間全体が最早こういったノリのテイストを時代遅れと捉えているのか、はたまた主演二人のスターパワーが低下しているのか(確かにアップはキツい…)。もっと柔軟な頭で受け止めたいものだ。どちらにせよ、この類いの作品はこの先も断固支持していきたい。 [映画館(字幕)] 7点(2010-10-17 21:46:44)(良:4票) |
66. ファンボーイズ
《ネタバレ》 ドタバタ青春ものにちょっぴり切ない要素が混ざるってのはやはり良いもんだな~。主人公の境遇が自分と被ってしまった。本当に大切なものや熱中したものってのは、振り返って恥ずかしく感じるものでも簡単に消えてしまうわけないんだよね。久々に旧友達に会いたくなりましたとさ。トレッキーとのバトルは必見ですよ。笑 [DVD(吹替)] 8点(2010-06-08 00:43:14) |
67. イングロリアス・バスターズ
《ネタバレ》 クセの無さが新鮮だった。他の監督が撮ったと言われても別に驚く事はないくらい。その代わり、今回は純粋に面白かったと感じた。タランティーノ節を楽しみにして観た人にはもしかしたら物足りないのかもしれないが、これはこれでまともに楽しめる作品で良いと思う。「キル・ビル2」では退屈でしかなかったが、今回は緊張感を保ったまま2時間半鑑賞できた。結果的にユダヤハンターの迫力が全てだったと言っても過言ではないかも。良い悪役だった。それに比べてビックリするくらい良くないのがブラピ。ブラピってスナッチの時も感じたけど、ふざけた役やると大体すべる気が。 [DVD(字幕)] 7点(2010-06-06 20:40:51) |
68. 第9地区
《ネタバレ》 怒涛の展開と、情報量!いかにも21世紀の映画というオーラがあり、個人的には久々大ヒット。設定の巧さを土台に、どう展開するのか予測の出来ないストーリーにワクワクしました。結局エビに感情移入させられてしまい、この辺はアバターと同様。ツボだったのはやっぱりパワードスーツの大暴れ。対人間でのリアルな戦闘は、トランスフォーマーなんぞより数十倍も迫力があった。この監督の次回作は期待できるなー。バーホーベンの様に反骨魂を忘れない監督になる事を祈ってます。 [映画館(字幕)] 9点(2010-06-06 19:44:41) |
69. (500)日のサマー
《ネタバレ》 アメリカ人でもこんな想いで恋愛するんだーと、参考になりました。僕だけじゃなかった(笑)サマーの一挙一動に翻弄され、悩むトム。その想いも虚しく、結局はあっさりと別の男と結婚してしまうサマー。期待は全て裏切られる。新しいラブストーリーです。まぁ一番グッと来たのは結局ラストなんだけども、500が1に変わったり、理想と現実の二画面構成だったり、小粋な演出がお気に入りです。オータムとはうまくいくといいなー!新スパイダーマンも期待できそうです。 [映画館(字幕)] 8点(2010-06-06 19:02:36) |
70. トランスフォーマー/リベンジ
《ネタバレ》 どうでもよい危機。どうでもよいロマンス。どうでもよい友情。どうでもよいギャグ。どうでもよいアクション。どうでもよい歴史。その全てがここにある。そして、その全てが無駄に長い。これが2時間弱ならまた随分と違う。 [DVD(吹替)] 1点(2010-05-02 07:54:53)(良:2票) |
71. メジャーリーグ
《ネタバレ》 なんだこりゃー(泣)スタンドを指差してからのあの展開。べレンジャーのあの顔見たら泣くしかないでしょ。文句無し満点!!! [地上波(吹替)] 10点(2010-04-11 16:52:26) |
72. ハート・ロッカー
《ネタバレ》 爆弾を前にしての臨場感はある。けれども狂気じみた何かは感じなかった。「戦争は麻薬」のフレーズを主人公がラストシーンで体現してるんだろうけど、元々こいつ普通の人間じゃない。おかしい奴なモンだから、「普通の人もハマる程戦争が危険な魅力を放っている」という仕組みに当てはまっていない。じゃなきゃ伝わってこない。単に記録映画的なものだとしても中途半端な印象。冒頭のシーンが一番良かった。ガイ・ピアースだったのねー。 [映画館(字幕)] 6点(2010-04-08 03:02:06) |
73. 2012(2009)
《ネタバレ》 これだけのCG技術を見せ付けられても数日経つとほとんど記憶に残っていない。というのも、この手の作品ってストーリーが完全に形式化してるからだと思う。重要なのはその枠の中で「どれだけ斬新な地球破壊ができるか」。その意味ではまぁまぁなのかなー。中でもイエローストーンの大爆発は圧巻だった。あ、再婚相手の扱いが酷すぎるので1点マイナスという事で。 [DVD(字幕)] 4点(2010-04-08 00:35:28) |
74. ストリート・オブ・ファイヤー
《ネタバレ》 さらさらっと流して観る事が出来ました。オープニングも良いけど、やっぱりマイケル・パレがカッコ良いね。冒頭からボルテージ上がりまくり。けれど、そこからちょっとずーつテンションの下がる仕組みに。デフォーも迫力無くてなぁ。展開もキャラも食傷気味になるくらいやりすぎても良かったんじゃないかな。 [DVD(字幕)] 5点(2010-02-21 10:34:07) |
75. フェイク
《ネタバレ》 どアップの表情のみでの演技において、ここまでの深みを持たせる事が出来るのはやはりパチーノしかいない。またもう一人レフティという愛すべきキャラが僕のお気に入りに加わりました。 あ、アン・ヘッシュもエロいです(笑) [DVD(字幕)] 7点(2010-02-13 14:23:18) |
76. Mr.&Mrs. スミス
《ネタバレ》 あれれ?おもろいなぁ。当時観た時にはあまりに有り得なさ過ぎな展開にウンザリだったんですが、歳とって頭が柔らかくなったのかな。こんなにゴージャスな作品という印象を持ってなかったのでそこが新鮮だった。キャストだけじゃなく、衣装だったり会話だったり。キャストに関しては「容姿・コメディ演技・アクション」の条件を満たす主演2人でピッタリハマってます。特にアンジェリーナが車で突進する時の顔最高。 [地上波(吹替)] 9点(2010-01-20 06:02:57) |
77. 3時10分、決断のとき
《ネタバレ》 全体的に「?」が多すぎる作品だった。ラスト、クロウが手下全員を殺した時にその「?」は頂点に。素直にどうして殺しちゃうの???と。冒頭で掟を破った手下をクロウが射殺するシーンがありますが、それを伏線としていたとしても乱暴かと。まぁリメイクなので仕方ありませんが。 主演の2人はとっても輝いていました。ベールは哀愁を漂わせ、クロウは殺気とセクシーさを兼ね備えていて改めて良い役者だと実感しました。 [DVD(字幕)] 5点(2010-01-20 05:53:01) |
78. ワールド・オブ・ライズ
《ネタバレ》 悪い点があるかと言われれば特に無く、良い点を挙げるならばディカプリオが拷問されるシーンがやけに気合い入っていたなぁ・・・くらいの印象。ラッセル・クロウは相変わらず作品ごとに全く異なるキャラで登場するので楽しませてくれますが、中途半端な印象しかない。これは最近のリドリー・スコットに対する印象と同様で。 [DVD(吹替)] 5点(2010-01-06 23:23:11)(良:1票) |
79. グラン・トリノ
《ネタバレ》 中盤までの流れは良い。人種差別者の頑固オヤジがお隣のアジア人と打ち解ける。オヤジが変わるだけじゃなく、お隣のタオだってオヤジのおかげで強くなり始める。本当はこれだけで良いと思う。十分明るさを残してラストを迎えられるハズ。 なのにイーストウッドは終わらせない。仕返しされる事は予想範囲内だった。しかし、レイプまでする必要があるのか?殴る蹴るの暴行を受けてあのように顔を腫らしているで良いのではないか。イーストウッドの作品は家族のあからさまにヒドイ態度など、わかりやす過ぎる悲劇の表現が溢れている。 生き様は十分伝わったしシビれた。しかし、ベクトルが余計な程に負の方向に向かい過ぎている印象。 [DVD(字幕)] 7点(2010-01-01 16:25:07)(良:1票) |
80. ハートブルー
《ネタバレ》 パトリック・スウェイジが渋い。人を惹き込む強引さがうまく出てる。そこにやられたのか、キアヌが甘すぎる。振り回されっぱなし。けれどこの映画は単なる「強盗vs刑事」っていう構図じゃなく、もっと奇妙なもの。それは伝わってきた。ゲーリー・ビジーが死んでしまったのは残念。 [DVD(吹替)] 7点(2010-01-01 16:00:06) |