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かたゆきさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1885
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 自分なりの評価の基準は、
10・超大好きな作品。完璧。映画として傑作であるばかりでなく、自分の好みと見事に合致している。
9・大好きな作品。完璧に近い完成度。手放しに歴史に残る傑作といっていい。
8・好きな作品。本当に面白い。欠点があるかもしれないが、それも含めて好き。
7・少し好きな作品。普通に面白い。欠点もあるかもしれないが、そんなに気にならない。
6・普通の作品。可も無く不可も無く。最後までストレスなく観られる。面白いけど、心に残るものはあまりない。
5・少しつまらない作品。最後まで観るのにちょっとストレスを感じた。面白い部分も多少はあった。
4・つまらない作品。最後まで観るのが苦痛だった。ほとんど面白いところが感じられなかった。
3・かなりつまらない作品。最後まで観た自分を褒めてあげたい。観終えた後に、怒りのあまりDVDを割りそうになった。
2・超つまらない作品。時間と金を返せ。観終えた後に、怒りのあまり製作者全員を殴りに行きたくなった。
1・絶望的につまらない作品。最低。観終えた後に、怒りを通り越して死にたくなった。
0・死霊の盆踊り。

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1041.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 
過去に起きた内戦の教訓から、年に一度、民衆の不満を晴らすためにハンガー・ゲームなる競技が開催される未来社会。それは全国から若者を24人選抜し、最後の一人になるまで殺し合いをさせるという凄惨なものだった。妹の代わりに自ら志願した、平凡な女の子だったカットニスはそんな過酷なゲームに奮然と立ち向かってゆく。という、もう設定のおかしなところや中2病全開のストーリー展開などを本気で突っ込みだしたら、怒りのあまり鼻血が出るんじゃないかというくらいお馬鹿な映画でありました。都合よく変更されていくルール(国家が運営する大会なのにゆる過ぎだろ!)、74回も開催されているのに女の子が死んだことで今さら怒り出す黒人たち(遅いって!)、四六時中ライブ中継されている映像をひたすら見守るヒマ人ばかりの未来の人々(仕事しろっつーの!)、こっ恥ずかしい恋愛要素(トホホ…)。観終わって、なんだか山田悠介の某なんとか鬼ごっこといういまや伝説と化しているカルト小説を読み終えたときのような気分になりました。「いったい此処は何処やねん!」っていう、リアリティ皆無な未来世界の雰囲気も似ております。あと、なげーよ!!さすがにこの内容で2時間20分はないだろー。90分でサクッと終わってくれたらまだ見れたかもしれないのに。原作はアメリカの小説らしいけど、覆面で実は山田悠介が書いてたりしてね。
[DVD(字幕)] 3点(2013-10-02 16:54:04)(良:2票)
1042.  ゲットバック 《ネタバレ》 
超一流の銀行強盗であるニコラス・ケイジ演じる主人公ウィル。ある現場で痛恨のミスを犯してしまった彼は、警察に捕まり刑務所に服役することに。8年後、ようやく出所した彼の元に復讐に燃えた元相棒が現れ、そして最愛の娘が誘拐されてしまう。犯罪者ながら正統派な主人公、分かりやすい悪役、娘との確執と和解、そして綺麗でセクシーなヒロインとの甘いロマンス…、冒頭からもう絵に描いたようなベッタベタな展開が続く恥ずかしいくらい超王道なアクションエンタメ映画でした。確かに、後半になるにつれ、明らかにストーリーが破綻しているけれど(あんな簡単に億単位の金塊が盗めるんだったらみんなやってるっつーの!)、テンポよく描かれたアクションシーンの数々はけっこう楽しめたかなー。何故か誘拐した娘をタクシーのトランクに閉じ込めて街を徘徊し、案の定、簡単に逃走を許してしまうお間抜けな悪役の元相棒には笑っちゃいましたけど。最近のニコラス・ケイジ主演の酷い作品群のなかでは良かったと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2013-10-02 10:05:55)(良:1票)
1043.  エレベーター(2011) 《ネタバレ》 
とある高層ビルのエレベーターに乗り合わせた様々な人たちが、とある事情により49階で閉じ込められてしまい、とある事情により二時間後に爆発する爆弾と一緒であることを知り、そしてとある事情により密室での息詰まるような人間ドラマが展開されてゆく。という、よくあるシチュエーションスリラー。こういう作品って安価に作られるし(セット代かかんないしね)、気軽にハラハラドキドキしたいという需要もけっこうあるから、昔からほんとに沢山作られてきたのだけど、そういう作品ってほとんど場面の画が変わらないから観客の興味を持続させるために練られた脚本力と誰も見たことがないような斬新なアイデアが不可欠なのだけど、この作品にはそのどちらも弱い気が…。このラストだと、あの可哀相なおばあちゃんの無念が結局晴らされていないからとっても消化不良感強し。これなら、あの会長を太った設定にして、最後、自分の強欲の象徴のような太った身体のせいで爆死したのは実はあの会長でしたってオチにしたほうがすっきりして良かったと思うのだけど。それでも、後半の腕チョンバシーンとおばあちゃんの死体解体シーンの「ひえぇぇ…」なグロさはなかなか見応えありました(笑)。
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-30 22:45:37)(良:1票)
1044.  裏切りのサーカス 《ネタバレ》 
あのゲイリー・オールドマンが念願のアカデミー賞候補になった(取れなかったけど)、東西冷戦期の英国諜報部内での二重スパイを巡る重厚なサスペンス劇。ということで、大嫌いな「ぼくのエリ」を作った監督の作品だったのだけど、けっこう期待して鑑賞。うーん、やっぱり僕の感性とは全く合わないのか、あまりのつまらなさに途中で寝てしまったエリ同様、今作も僕には単純につまらない作品としか思えなかった。観客のことなど一切お構いなしに進む分かりにくいストーリーに、それをさらに助長するかのような無駄としか思えないシーンの数々、意味不明な回想シーン……。溜息混じりに「つまらない映画だなぁ」とゲンナリしながら、なんとか最後まで観たのだけど、最後の最後までその思いは一切変わりませんでした。 事前に原作を読む、ある程度ネットで調べてから観る、相関図を用意して適宜確認する(映画館では不可能でしょ)、そんな事前準備がなければ理解できない作品て、やっぱり映画としては失格だと僕は思うのだけど。
[DVD(字幕)] 2点(2013-09-29 21:28:36)
1045.  007/スカイフォール 《ネタバレ》 
007シリーズって個人的に興味なくて、今まで一切観てこなかったのだけど、それは何故かというと「どうしてジェームズ・ボンドというスパイが時代も俳優も超えて今でも第一線で活躍してるの?彼は何年かに一回整形してるわけ?てか若返りの秘薬でも飲んでいるの?それとも輪廻転生を繰り返してるん?」と観る前から突っ込んでしまうからで、だからおれの好きな監督が製作していてもひたすら観てこなかったのだけど、今作は、今まで後味の悪い映画ばっか作ってきたサム・メンデスが監督ということで、「えぇー、あのエンタメ映画とか全く無縁のあいつが007ってどんな感じなんの?」と興味を惹かれ思わず鑑賞。なるほど、エンタメ映画の枠を借りながら、よく観れば相変わらずアメリカのホワイトカラーな中間管理職の悲哀と閉塞感(嫌味な上司にはイジメられ、新入社員からは旧世代の遺物扱い、必要がなくなればすぐにでも首を切られる、いったい自分は何のために働いているんだー!みたいな)が巧妙に埋め込まれた、やっぱりヤな感じな映画でありました。でも、相変わらず極彩色の映像美とバルデムの嫌らしい悪役っぷりが良かったので6点。
[DVD(字幕)] 6点(2013-09-28 22:34:05)
1046.  人生の特等席 《ネタバレ》 
メジャーリーグのスカウトマンとして長年活躍していたのだけど、緑内障を患ってしまい引退の瀬戸際にいる老スカウトマン・ガス。ガスの娘でいまは敏腕弁護士として活躍するミッキー。過去の出来事が原因で今も確執を引き摺るそんな親子が、とある事情により田舎へと選手をスカウトするため旅にでることに。最初は反発していた二人だったが、のどかな田園風景が拡がる田舎で一緒に仕事をするうちにお互いの心のわだかまりが解きほぐされていく。正直、こんなベッタベタなお話は苦手だし、野球にも全く興味がないのだけど、グラントリノでも見せたイーストウッドの頑固ジジイっぷりが良い感じにさまになっていて、最後までけっこう楽しんで観れました。やっぱり格好良いよ、イーストウッド!シブいぜ!!だからこそ、彼の出ていないシーンのところどころに正直「うぅ~ん」てトコはありましたけど(特に都合よく出てくるダイヤの原石ピッチャー笑)、イーストウッドのシブさに免じて+1点。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-28 18:57:13)
1047.  ユニコーン・キラーを追え(前・後編)<TVM> 《ネタバレ》 
私生活は碌でもないのだけど、人を惹きつけるカリスマ性だけは異常に高い男とその恋人。十数年にわたる彼らの同棲生活と、その後に起こった彼女の失踪事件、そして男にかけられたある疑惑をテンポよく追った作品。だが、事実を基にしているとはいえ、あまりにもカタルシスに欠けるのではないか。恐らく残忍な方法で女を殺しておきながら、ありとあらゆる方法で逃亡を続け、しかもいつも傍らには女の姿がある酷い男の逃走劇を延々見せられても不快感しか湧いてこない。この男に何らかの形で鉄槌が下されるか、もしくは遺族の魂の叫びのようなものがなければ、やっぱりもやもやとした後味の悪さしか残らないと思う。「だって実話だもん」って言われれば、それまでかも知れないけれど。ヒッピー崩れで女にだらしなくて徹底的に自己中心的な髭もじゃ男のいやらしさだけは充分に伝わってきたので5点。
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-26 09:08:39)
1048.  推理作家ポー 最期の5日間 《ネタバレ》 
19世紀半ば、酒に溺れて書けなくなってしまった、落ちぶれたかつての天才作家エドガー・アラン・ポー。そんな彼の謎に満ちた最後の五日間を妖艶に描き出すダーク・ミステリー。というなかなか魅力的な題材なんだけど、どうも僕が期待していたポー像とは掛け離れた、愛する女性を助け出すために刑事と力を合わせて奮闘する姿が違和感ありまくりでいまいち乗り切れず。やっぱりポーって酒浸りで破滅的で、小説を書く以外は碌でもない人格破綻者であって欲しかったんですけど。あと、細部の演出も冴えてなかったかな(特にエミリーがさらわれるシーンが描かれてなかったトコ)。それでも石畳の道路に夜霧が濃艶に漂い、暗い夜空には漆黒の鴉が不気味に啼き、繰り返される身も凍るような残虐な殺人といった、ダークでおどろおどろしい雰囲気は(既視感満載とはいえ)そこそこ楽しめました。あと、どうでもいいんですけど、このセンスの欠片もない邦題はどうにかならなかったんでしょうか。
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-23 09:40:00)
1049.  フランケンウィニー(2012) 《ネタバレ》 
「フランケン・ウィニー」この同じ名前を冠した映画を、20年以上の月日を隔てて再び鑑賞出来たことに思わず感傷的になってしまった。まだ無名だったころのティム・バートンが撮った、白黒実写映画である前作を知ったのは、映画館での「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」鑑賞時に同時上映されていたのをなんとなく観たから。その、社会の多数派と上手く馴染むことが出来ないマイノリティの視点から描かれる、暗くグロテスクでありながらどこかにピュアな切なさを感じさせる独特の世界観は、まだ十代だったころの僕の感性を見事に揺さぶってくれました(僕も社会と上手く馴染めず登校拒否児だったもので)。そして、今ではすっかりメジャーになった彼が、最大限の愛着を持ってクレイアニメとして自らリメイクした今作もやっぱり楽しい。普段は猫派な僕でも、スパーキーの可愛さにはキュンときました。でも、期待が高かったせいか、ほんのちょっと不満もあります。それは、スパーキーがいまいち活躍してなかったこと。もっとあの亀のモンスターとかシーモンキーとかを、コミカルに颯爽と倒していくスパーキーの雄姿を見たかったなー。それでも、相変わらずの唯一無比のグロメルヘンな世界観は充分楽しめました。スパーキー、ほんと可愛かったしね。それに、部屋に引きこもって独りぼっちで映画ばかり観ていたあのころの自分のことを思い出して、ちょっぴり泣きそうになっちゃいました。久し振りに、オリジナルの実写版のほうも観てみようかなー。
[DVD(字幕)] 7点(2013-09-21 23:24:54)
1050.  ミミック 《ネタバレ》 
子供にだけ感染する致死性の高い伝染病がニューヨークに蔓延。未来を担う子供たちが次々と犠牲になるなか、菌を媒介するのは実はゴキブリであることを突き止めた政府は、女性昆虫学者スーザンに事態の打開を要請する。遺伝子操作を駆使し、ゴキブリの天敵となる新たな昆虫〝ユダの血統〟を作り出したスーザン。それを使って地下に蔓延るゴキブリどもを一掃し、街は再び平和を取り戻したのだった――。3年後、恋人と共に平穏な日々を過ごしていたスーザンだったが、ある日、繁殖能力がなく既に滅んでいるはずの〝ユダ〟の幼虫を発見してしまう。事実を確認するため、恋人と共に地下へと潜り込んだスーザンは、そこで“ミミック(擬態)”という特殊な能力を極限まで進化させたユダたちのグロテスクな真実を目の当たりにするのだった…。いまやハリウッドで大活躍する大物監督であるギレルモ・デル・トロが、まだほとんど無名だったころに製作したパニック・ホラー作品。低予算で作られたB級ホラーということで、さすがに画面のチープさは否めないですけど、その徹底的にグログロな巨大ゴキブリ(?)のみをテーマに映画を作りあげたその姿勢(アホかって声があがりそうだけどッッ笑)はなかなか良いっすね~。終始響き渡るカサカサという虫の羽音、粘液ぐちょぐちょの大量の卵、脂身たっぷりのテカテカ光る黒い翅…。そんな超気持ち悪いやつ等が群れをなして襲ってくるとこなんて、「ひ、ひええ~」って感じでした。もう、これまで僕がお金と愛情を惜しみなく貢いだお高くとまっている高慢ちきな性悪キャバクラ女たちに無理やり見せてあげたいわ(時計じかけのオレンジ風に!笑)。確かに、「一度迷い込むと二度と出られない広大な地下道というわりには主人公たち偶然に出会いすぎだろ!」とか「最後、火花で大爆発を起こしたのに水に飛び込んで逃げる暇なんてあるかー!」っていう、突っ込みどころはあるかも知れないけど、ギレルモ・デル・トロの記念すべきハリウッド・デビュー作ということで、甘めに8点!
[DVD(字幕)] 8点(2013-09-18 17:49:34)
1051.  マーガレット 《ネタバレ》 
世の中に蔓延する理不尽な現実に我慢がならない大学生のリサ。ある日、そんな彼女が街中で何気ない理由で運行中のバスの運転手に話しかけたら、その運転手が誤って一人の女性を轢き殺してしまう。罪悪感から、最初は運転手に有利な証言をしてしまったのだが、遺族や友人から話を聞くうちにそんな理不尽な現実に我慢がならなくなり、運転手に制裁をくわえるためにリサは一人立ち上がる。はっきりいってこの題材に二時間半は明らかに長すぎ。母親のオナニーシーンや主人公のグダグダな初体験のシーンなど、映画製作には全くの素人の僕でも「ここはばっさり切ったほうが良かったんじゃ」と思えるシーンが多すぎる。もっとすっきりと二時間弱くらいに小さく纏めていたらもっと良い映画になっていたんじゃ……否!!やっぱりこの映画の最大の欠点は、主人公に全く魅力がないということ。見れば見るほど、このリサという女が大嫌いになってしまうのだから致命的だ。「そもそもテメーが運転手に話しかけなければ、事故なんて起こらなかったし、人が死ぬこともなかったんだから、お前が一番悪いんだろ!そうやって自分勝手で独善的な正義を振りかざすんだったら、最初にテメーが責任とって死ね!」と終始、キレそうだったし。最後も、とってつけたようにオペラが出てきて、「どう?高尚で芸術的でしょ」と言わんばかりの最悪のラスト。久し振りに、映画を観ながら「どうでもいいけど、時間が勿体ないから早く終わってくんねーかな」とムカムカしちゃいました。
[DVD(字幕)] 2点(2013-09-05 00:31:37)
1052.  ミッシング ID 《ネタバレ》 
ただなんとなくな日々をぼんやりと遣り過ごし、頭の中は女のことばっかり、でも世の中は不公平で、イケてない自分は女の子に見向きもされないのに周りを見渡せばどいつもこいつもリア充しやがってー、くそぉぉ!あーあ、そんな僕が実は両親とは血が繋がってなくて、本当の両親は凄腕スパイで、そのせいで超一流の殺し屋とCIAとに急に追われる羽目に陥って、そんな僕を心の底から助けてくれるちょー可愛い彼女と一緒に全米をまたにかけてカッコ良く逃走してみたいなぁー。っていう、多くのティーンエイジャーが一度は夢見るであろう願望(童貞男子限定)をものの見事に叶えてくれる映画でした。主人公の童貞臭い顔つきもなかなか良い感じ。でも、全体的にちょっとアクションにキレがなかったのが残念だったかなー。クライマックスもいまいち盛り上がらなかったし。
[DVD(字幕)] 5点(2013-09-02 01:30:59)(笑:1票)
1053.  Virginia/ヴァージニア(2011) 《ネタバレ》 
愛する娘をボート事故で亡くしてから、酒に溺れ書けなくなってしまった落ち目のオカルト作家・ボルティモア。偶然通りかかった田舎町で、彼は夢とも幻想ともつかない蠱惑的な世界へと迷い込む。そこで出会ったのは、怪しい美しさに満ちた美少女Vだった…。正直、雰囲気はむちゃくちゃおれ好みで良いのだけど、いかんせん、ストーリーがあまりにも雑。個々のエピソードを放り投げっぱなしのまま一切回収せず、かなり強引なオチで幕引されてしまいました。コッポラも年取ったのかなぁ(あと、ヴァル・キルマー太ったなぁ)。おどろおどろしいながらも、全編に漂うゴシックで美しい(ゴスロリっぽい?)雰囲気はかなり良かっただけに残念!
[DVD(字幕)] 5点(2013-08-30 00:38:52)
1054.  トータル・リコール(2012) 《ネタバレ》 
戦争によってほとんどの地平が居住不可能になってしまった未来の地球。鬱屈した毎日をただぼんやりと遣り過ごしていた主人公は、ストレス発散のためにとあるバーチャルリアリティを提供する会社へと足を向ける。そこで彼は、隠されていた本当の自分を知り、そして世界を揺るがす巨大な陰謀へと巻き込まれていく。バーホーベンが作り出した濃ゆ~い前作とは打って変わって、今作はワイズマンらしい薄味へといい感じにリメイクされていて、前半(エレベーターチェイスまで)は結構楽しめました。確かに、後半になるにしたがって、これってもろ『インセプション』じゃん!ここはもろ『スターウォーズ』やし!えぇー、これってもう『マイノリティリポート』やんけ!ってところが出てきて、さらに明らかにストーリーとして破綻しているけれど、個人的に好きな設定と俳優陣だったのでぎりぎり及第点かなー。ワイズマン、次はもっとオリジナリティのある作品を作ってね。
[DVD(字幕)] 6点(2013-08-29 14:31:25)
1055.  THE DAY ザ・デイ 《ネタバレ》 
何らかの理由により、社会秩序が崩壊してしまった世界で、あくまで人肉食を拒む主人公たちと、そんな彼らを狩り食料にしようと目論むグループとの息詰まるような攻防を描いたSFアクション。なのだけど、終始、どこかで見たことがあるようなシーンが延々と続き、新しさというものが一切感じられなかった。低予算で作られたからだろうけど、画面のいちいちに華がなくて、それならそれで誰も見たことがないような斬新なアイデアで勝負して欲しかったんだけどなー。残念ながら、僕には退屈な映画でした。
[DVD(字幕)] 3点(2013-08-27 04:04:31)
1056.  それでも、愛してる 《ネタバレ》 
父親から受け継いだ玩具メーカーでCEOを務めていたウォルター。何不自由なく暮らしていた彼の生活に、鬱という突然の病魔が襲い掛かる。何もかも失い、失意のどん底で自ら死を選ぼうとしていた彼は、ふとしたことからビーバー人形という別人格を手にいれ、それをきっかけに再起を図ろうとする。そんな難しい主人公の役にメル・ギブソンを抜擢したのは明らかな失敗だと僕は思う。やっぱり、ジム・キャリーとかロビン・ウィリアムスとかが過剰なユーモアを伴ってそんな壊れた男をエネルギッシュに演じていれば、もっと彼の狂気と悲愴感が上手く表現できていただろうと思うのに。それに全体的な雰囲気が無難で上品に過ぎるところもちょっと不満かなぁ。興味深い題材と設定だけに、僕にはちょっぴり残念な作品でした。ジョディ・フォスター、昔から好きなんだけどねー。
[DVD(字幕)] 5点(2013-08-22 00:42:18)
1057.  エクスペンダブルズ2 《ネタバレ》 
超高級食材である松坂牛ばかり集めて作られた、こってこての脂身たっぷりの〝肉しか入ってないすき焼き〟のような映画。「見た目もゴージャスだし、最初のうちは旨いし、確かにお腹もいっぱいになるのだけど、やっぱり春菊も食べたいし白菜も食べたいし豆腐だってうどんだって椎茸だって欲しいっつーの」という前作を観た人たちの多くが感じたであろう不満に応えるかのごとく、今作では春菊的存在であるマギーが満を持して投入!でも……、やっぱり周りの濃い~~肉汁にあっという間に染められて、ほとんど彼女の存在感ゼロ。ほんじゃまか石塚とか三瓶とか内山くんみたいな特殊な食癖な人にはうけるんだろうけど、僕みたいなもともと食の細い人間にとっては「やっぱ肉ばっかのすき焼きは美味しくねーって!」。
[DVD(字幕)] 4点(2013-08-17 21:06:54)
1058.  遊星からの物体X ファーストコンタクト 《ネタバレ》 
SFホラースプラッタ映画界という決して広くはないが強固な地盤を持つ地平に、いまだ燦然と異形の光を放ち続けるあの伝説のカルトムービーをまさかのリメイク!カーペンターの作りあげた、テイストはB級ホラーでありながら哲学的で深淵なテーマをも感じさせる唯一無比な前作と比べると、確かに見劣りする部分も否めないけど、でも単純にB級ホラーとして観れば普通に面白いよ、これ。あの最新技術を駆使して造り上げたぐちょぐちょドロドロのクリーチャーの造形は個人的にツボでした。ここまで同じような展開にするなら、もうリメイクだと開き直って、首チョンバされた人間の生首から蜘蛛みたいな脚が生えてきて床を縦横無尽に這いずり回るという、子供が見たら必ずその後の人格形成に尋常ならざる悪影響を与えるであろうあの有名なシーンも見せて欲しかったなぁ。取り敢えず、真夏の熱帯夜にビール飲みながら頭空っぽにして観るには最適な映画だと僕は思いまーす。
[DVD(字幕)] 6点(2013-08-14 12:32:49)(良:1票)
1059.  最高の人生のはじめ方 《ネタバレ》 
長年連れ添った妻を亡くした孤独感から酒に溺れ、周囲から孤立してしまった老作家。ふとしたきっかけで片田舎の友人の家で一匹の老犬と共にひと夏を過ごすことになった彼が出会ったのは、シングルマザーに育てられる育ち盛りの三姉妹だった。隣人同士という関係から、少しずつ交流を重ねていくうちに、互いの凝り固まった心がだんだんと解きほぐされていく。冒頭部分こそ、イーストウッドの「グラントリノ」を彷彿とさせるのだけど、こちらはどこまでも薄味。根深い人種差別も理不尽な暴力も一切出てこず、徹頭徹尾、善人ばかりが登場し、そして心温まるハートフルなお話がひたすら綴られていく。そんな映画を作ろうというスタッフの潔さは好感が持てるのだけど、僕にはちょっと物足りなかったかな。これは好みの問題なんだろうけど。
[DVD(字幕)] 5点(2013-08-13 12:16:05)
1060.  ホビット/思いがけない冒険 《ネタバレ》 
ロードオブザリングの興奮再び!と期待しながら鑑賞したのだけど、さすがに原作のボリュームを考えればこれも同じように三部作にするには無理があったのでは。確かに映像的にも素晴らしいし、ストーリーもRPG世代にはワクワクするものだけど、いかんせん前三部作に比べたら、登場人物の多彩さ、物語のスケールの大きさ、悪役たちのゾクゾクするような恐ろしさなど、どうしてもやっぱりこちらは小粒感が否めないかなー。番外編ということで一作に纏めたほうがすっきりとして良かったんじゃ…、との思いが否めないけど、それでもエンタメ映画としては相変わらずの安定感。三時間近くあるのに、普通に面白いしね(特にゴブリンの洞窟のあのごちゃごちゃ感が良かった!)。次作に期待を込めてということで6点!
[DVD(字幕)] 6点(2013-08-12 15:34:00)
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