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101.  海外特派員 《ネタバレ》 
ちょっと政治的な色合いが濃すぎるのが難点と言えば難点なんだが、それでも流石はヒッチコック映画だと言わんばかりに色んな仕掛けが見られて面白い。まずは殺人シーンの場面と、その後の追いかけっこ、あの狭い空間、屋敷の中での悪さを企む連中を見ている時の新聞記者の目線といい、高層ビルでの屋上から見下ろす目線などのハラハラドキドキ感は半端じゃないぐらい恐い。何の罪もない人間が犯罪に巻き込まれるというのはもうこの監督得意の展開で、ある意味その得意のパターンが面白さを持続させたまま最後まで見れる。これも監督の上手さである。それにしてもあの逆に回る風車といい、雨の中でのカーチェイスといい、最後の海のシーンといい、もう下手な特撮なんか要らない。そんなものなくたって十分楽しませることが出来るんだというこのヒッチコック演出の妙を感じさせる映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-13 21:27:35)
102.  ザ・コミットメンツ
誰一人としてまともな人間がいない。出てくる人物が本当に変な奴きりなのが面白い。音楽をこよなく愛する姿勢、音楽に対する熱い気持ちというものがストレートに伝わってくる。映画の背景に感じられるけして、幸福でもない感じの中に一人一人が大好きな音楽、それもジャンルは色々であるけれど、全員が心から音楽を愛しているからこそ時には衝突し、殴り合い、喧嘩ばかりするけれどそれでも音楽を志そうとする気持ちは見ていて気持ちが良いし、よく解る。好きなことをしている時の人の表情ってこの映画を観ればそうなんだよという気持ちになれるし、だからこそ音楽の持つ力は大きいと感じずにはいられなくなるそんな映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-08-11 18:25:15)
103.  マダガスカル3 《ネタバレ》 
いやあ、これは思わぬ拾い物!1作目から全部見てるという友達があまりにも絶賛しているものだから、本当?全く期待もしてなかっただけに凄い面白くてあっという間に終わってしまった気がする。何しろ私は最初の二つとも見てません。だからどんな話でどんなキャラクターが出てくるのかも全く知らなかった。正直、馬鹿にしていました。謝ります。ごめんなさい。この映画、とにかくテンポが良い。絵が綺麗。美しい。そして、何と言っても出てくるキャラクター達がどいつもこいつも面白い奴きりでとにかく面白かった。序盤の動物園から逃げ出したアレックスとその仲間達とそれを追いかけるあの恐い女警官との攻防のスピード感、画面全体からおう!てもうすぐそこにあるような3Dによる映像効果も相成って、凄い凄いとただただ食い入るように見入ってしまった。途中で仲間にしてもらうサーカス軍団の他の動物達との交流、サーカスの仲間であるといことを騙していたものの、騙した方も騙された方も一度は同じように力を合わせて見にきている人間達を楽しませた事の喜びを知るが故にもう一度、力を合わせて頑張る姿は感動的である。もう、余計な突っ込み、野暮な愚痴など言わずに楽しめばそれで良いのである。アニメなんだから子供が楽しめれば自然と周りの大人達も同じように笑い、感動して楽しむことだって出来るんだということをこの映画を満員の子供だらけの映画館の中で見ていて感じることが出来た。この祭、大人も子供も男も女も全く関係ない。大きなスクリーンの中で繰り広げられるユニークな動物達の会話、やりとりを見て楽しむ為の映画だと言いたい。大人にしか理解出来ないとか如何にも子供向けで大人が観る映画とは違うとか男なら解る。女なら解るというようにそういうアニメとは全く違う誰が見ても楽しめる映画としてこの夏一番のお薦め映画である。出来ることなら、いや、絶対に3Dで観ることをお薦めします。
[映画館(吹替)] 9点(2012-08-09 22:01:23)(良:1票)
104.  のるかそるか 《ネタバレ》 
さて、今度の日曜日は宝塚記念!ちょっとその前に観ておくかぐらいな感じでの観賞となるわけですが、タクシーの運転手である主人公が乗せた客同士が八百長を計画しようとしているのを聞いてそれにのる。そして、その通りとなり、大金を手にする。そんな実際にはまあ、なかなか遭遇しないであろうお話をテンポよく描いている。後半の泥棒に間違えられて慌てるリチャード・ドレイファスの演技が面白い。泥棒から何とか逃げ切ってやっとの思いで馬券を買おうとしたら馬券売り場の戸が閉まってしまい買えずガッカリしたかと思うと、その馬券は外れ、それからはどんどん当たりまくるという強運の持ち主、そんな状況なんて普通は考えられない。だからこそ面白いのである。この映画を見たからといって宝塚記念が当るかどうかは分らないし、馬券を買う上では何の参考にもならない映画ではあるが、競馬の知識など無くても十分楽しめる映画である。
[DVD(字幕)] 8点(2012-06-19 23:04:06)
105.  青い珊瑚礁(1980)
十代の若い男女の姿、眼を通して性とは何か?愛とは何か?親になることとはどういうことなのか?とまあ、色々と深いテーマを美しい海、景色によって描かれている。そして、扱っているテーマこそ重たい上に一歩間違えれば嫌らしくなりそうな所をそうは全く感じさせない雰囲気で描いている点がこの映画の素晴らしさであって、ラストシーンのを観ると幸せだった二人のその後のことを思うと何だか切なくなってくるほどこの映画の最後は何とも哀しい。面白いとかつまらないとかいうような映画なんかではないけど、凄く印象に残る映画になっているのは主演の二人の初々しさあればこそであり、特にこの映画の中で若くして母親となる運命を演じているブルック・シールズのあどけなさ、美しさはこれから何年時が経とうが絶対に失われることはないと思う。この映画一本でブルック・シールズという女優を忘れられなくなった映画ファンが果してどれぐらいいることか?私もそんな中の一人です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-06-09 21:11:02)(良:2票)
106.  ヘルプ 心がつなぐストーリー 《ネタバレ》 
まず最初に日本じゃ絶対にこういう映画は作れないであろう!二つの人種、白人と黒人が同じ国の中で同じように1つの家の中で生活する。アメリカだからこそより強く感じられる人種差別問題と人種を超えた友情、そういうものが丁寧に描かれていて感心させられた。タイトルにある「ヘルプ」という本を書くことになる白人女性、ヒステリーな白人女性と金髪姿に巨乳を意識させるかのような馬鹿女全開の白人女性、いずれも全くタイプの異なる3人の白人女性の存在があるからこそそれとは対照的な黒人のメイド達の白人女性に対する接し方の難しさというものを大きく感じられる上にこの映画、白人にも黒人にもそれぞれ共感出来るようにきちんと描かれているのがこの映画の良い所である。黒人だというだけで白人の警察官に逮捕されてしまうエイビリーン、そんな中でもめげずに頑張ろうとする姿、そして、無事に帰ってきたエイビリーを優しく向かえる同じ黒人達大勢の姿に仲間意識、仲間を思いやることの素晴らしさを教えてくれる。色んな意味で考えさせられる映画になっていて見応え十分!ほとんど女性の視点的な雰囲気の映画ではあるけれど、男諸君も見て損のない映画である。それにしても見ている間、やたらと腹が減ってきて困った。そういう意味でも「ヘルプ」な映画でした。暗くなりがちなテーマなのに笑える部分もあったりと単なる暗いだけの人種問題映画になってないという意味でも評価したい。
[映画館(字幕)] 8点(2012-04-06 21:44:51)(良:2票)
107.  ヒューゴの不思議な発明
近年、やたらとCGというものに便り、何でもかんでも3Dで撮ろうとする監督が今のアメリカ映画界には多い。そんな中でどう考えてもCGとは無縁、しかも3Dなんて全く考えられない監督であるマーティン・スコセッシ監督が初めてCG、3D映画というものに手を出したと聞いた時は、えっ?嘘でしょ?スコセッシまでもがとうとう3Dに手を出したか!やっちまったな!ぐらいにしか思わなかったが、待てよ?この監督が3Dで映画を撮るとどうなるのか?他の監督とは絶対に違う何かがあるはずだと。その何かが見たくて見て来たけど、やはりこの監督は他のそこら辺の監督とは違う。3Dというものをもしも俺ならこうする。こうやって描いて見せてやるというものが伝わってくる。監督自身が初めて映画というものに触れて感動した時の気持ちというものが伝わる映画になっている。動く機械、スクリーンの向こうから飛び出してきそうな列車の動きなど映画の中で語られる映画を初めて見て驚いている人達、その姿を通して映画というものの面白さ、映画を撮ることの面白さなどを美しい映像によって見ている私達に伝えたいという監督の映画に対する映画愛的なそんな映画です。はっきり言えば観る人を選ぶような感じの映画だと思いますがこういう3Dの使い方なら嫌いではないし、むしろ大歓迎です。
[映画館(字幕)] 8点(2012-03-31 20:21:26)
108.  ドノバン珊瑚礁
これまた愉快、愉快、いや、愉快というよりは痛快というべきな如何にもジョン・フォード監督らしく喧嘩のシーンとその後のすっきり感が何とも楽しくて良い。この島の住民達の人柄の良さ、ジョン・フォード監督の映画に出てくる人達はいつもどこか温かみを感じさせてくれる。大笑いするとかいうようなドタバタコメディではないけど、そこは何を撮らせても外れがないジョン・フォード監督らしく人情味のあるコメディ映画として楽しむことが出来る。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-21 22:26:56)
109.  カラー・オブ・ハート 《ネタバレ》 
まず何と言っても色の使い方が巧みであるし、面白い。兄と妹がテレビのリモコンの奪い合いしている時、そのテレビに映っているものがこれまた同じようにチャンネル争いして、リモコンを奪い合っているのが面白い。テレビの中の出来事が今、そこで二人して行なわれてる。そんな二人が突如、テレビの中の世界へと引きずりこまれてからの展開も面白い。登場人物のほとんどは白黒だし、景色も勿論、白黒なのにカラーになっている人もいたり、またあの木の燃えるシーン、火事騒ぎに駆けつけてやって来た消防署の人達、その時の態度が笑える。「ホースってこうやって使うのか?」ておいおい、本当に消防署の人達なのかよ?現実の世界とそうでない世界の画き方が色が違っていたり、とにかくこの映画の色分けが映画的な魅力を醸し出している。白黒の世界によって想像することの楽しさを教えてくれる。あれはどんな色しているんだろう?という想像する事を楽しむことが出来るか出来ないかによって点数が変わってくるだろう!監督の狙いはそこにあるような気がする。そんな映画的な試み、派手なストーリーなどなくても楽しむことが出来る映画として評価したい1本です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-17 21:26:58)
110.  チャップリンの放浪者
チャップリン映画の中でも笑いよりもドラマを重視しているような感じのため、笑いだけを求めて見てしまうと物足りないと思われる人の方が多いとは思う。ただ作品全体を包み込む女性への愛情表現、仕草、優しさなどそういうチャップリンらしい人間愛のようなものが感じられる作品になっていて、そういう意味では「街の灯」や「キッド」「犬の生活」などのタイプに分けられる映画だと思えるし、ただ大爆笑するような喜劇ではないし、泣けるかというと泣ける映画でもないので点数はその3本のように満点付けるような傑作でもない。ある意味、後のチャップリン映画の方向性を感じさせる映画という意味でチャップリン好きなら観て損のない作品にはなっている。それにしてもチャップリンの逃げる姿、逃げ足の速いこと。速いこと。
[DVD(字幕なし「原語」)] 7点(2012-03-04 22:04:22)(良:1票)
111.  マルクス兄弟 オペラは踊る
マルクス兄弟でミュージカルだの舞台劇だのまたまたロマンスだのって、おいおい、いくら何でも詰め込み過ぎでは?という観る前の予想を良い意味で裏切ってくれる。やはりこのマルクス兄弟が繰り出すドタバタ喜劇が私は好きだ。中でもチコが私は一番好きである。そんなチコのピアノの芸の達者ぶりが素晴らしい。他の二人も相変わらずやってることはどいつもこいつも馬鹿だけど何だか憎めない。愛すべき大馬鹿ぶりに今回も笑わせてもらった。
[DVD(字幕)] 8点(2012-03-01 20:48:51)
112.  禁断の惑星 《ネタバレ》 
いやあ、確かに「禁断の惑星」だ!地球上ではあんな短いスカートで男の嘘に騙され、キスされたり、抱きつかれたりする場面なんてそうは考えられない。ミニスカ姿で馬鹿な男どもの要求?いや、欲求と言う方が正しいかもしれない?この惑星ではキスすることが習慣であるとばかり騙されて男達とキスするアン・フランシス演じる若い美女、それを見て、何だか良いなあ!怖いけどあんなミニスカ姿の美女とキスできたり、抱き合っても文句の1つも言われないのなら一度ぐらいは行ってみたい。なんてお馬鹿な妄想を描きたてられる。男が男らしくある為の教育的な映画という見方も間違ってない?いや、それは絶対にお前がおかしいという答えが返ってきそうで怖い。怖いと言えばとにかくこの映画不気味です。音楽が物凄く恐い。恐怖という意味で考えればイドの怪物もその登場シーンの見せ方の不気味さ、恐さ、SF映画としてもホラー映画としても見られる映画になっている。それにしてもやっぱり羨ましい。この映画というよりこの惑星の男達はスケベの固まりである。そんなスケベだらけの男と女、更にロボット、怪物、映像的には古臭いけど、昨今のCGだけが売りのような大作にはない人間ドラマ的なものと手作り感によって感じられる映画製作というものの有り方についても考えさせられる。
[DVD(字幕)] 8点(2012-02-28 21:36:23)(良:2票)
113.  モンキー・ビジネス
これはもう明らかにアイデアの面白さ、馬鹿馬鹿しさ楽しむ。そして、マリリン・モンローの可愛さを見る為のような映画という気がしてならない。ケイリー・グラントの馬鹿ぷりとジンジャー・ロジャースのはじけっぷりも悪くない。はっきり言って中身のある内容じゃないし、ある意味、大馬鹿映画として許そうという心意気で楽しむ映画である。あのチンパンジーの演技も見所である。それにしてもここでのマリリン・モンローはやっぱり馬鹿ぽいけれど演技というよりはマリリン・モンローそのもののような感じがしてならない。「お熱いのがお好き」のマリリン・モンローはもう別格として、その次に可愛く見える。
[DVD(字幕)] 7点(2012-02-19 21:33:57)
114.  カメレオンマン 《ネタバレ》 
これは凄い。何が凄いって?見たものと同じ姿に変身出来るなんてある意味、羨ましかったりするし、その変身するものがこれまた面白い。そして、そんな姿を変えられるカメレオンマンについてあれこれと研究するミア・ファローの凄まじい奮闘ぶりを見ているのも面白い。カメレオンマンが病院から逃げ出したり、色んな所に現れてみたり、ヒトラーの演説している所に現れる場面の凄さ、とにかく面白い。笑える。ウディ・アレンの映画でこの映画が一番好きです。
[DVD(字幕)] 9点(2012-02-06 22:03:39)
115.  キャンディ(1968) 《ネタバレ》 
やばい!あまりの馬鹿馬鹿しさに笑いが止まらない。あのマクフィスト教授のいかれぷりとスマイト将軍のいかれぷりが最高である。キャンディと二人だけになった車の中で突如、キャンディに対しムラムラきて「欲求を拒むな」とか言いながら襲い掛かるシーン、それを草むらからのぞき見している男がこれまた名前がエマニュエルってなんちゅう、ふざけた名前だ。将軍の「私の子供を産んで欲しい」も思わず吹き出しそうになるし、キャンディのあどけなさといやらしさ、男たちに対して襲われながらもけして、嫌な態度はしない。言葉では欲求を拒みつつも身体は反応して拒む所か受けて入れる。もう、この映画には理屈などいらない。私にとってはただただひたすらキャンディの可愛さとエロイ身体とエロイ男たちの大馬鹿コメディとして楽しむ。それで良いのである。「バーバレラ」「裸でごめんなさい」と並ぶノーテンキなエロ万歳!な映画として忘れられない映画になった。やたらお堅いクソ真面目で小難しい映画なんかよりもこのノーテンキさが私は好きです。それにしてもほとんど見えてるんだけどあとちょっとで全部見えそうな感じのキャンディの裸、くそう!長い前髪が凄く邪魔だ。
[DVD(字幕)] 8点(2012-01-21 21:13:02)(笑:1票)
116.  スタンド・バイ・ミー
あれ?何か変だぞ!初めて見た時には凄く好きだったはずなのに、それが歳を重ねてしまった今、久しぶりに観ると素直に楽しめない。何故だろう?少年達が探し求める者への違和感が残る。どうもスティーブン・キング原作の映画は「ショーシャンクの空に」を除くとそんなには好きにはなれない。ノスタルジックに浸りたい。大人になってしまったらもうあの頃のようにこの映画の少年達のように同じ仲間を求めて何かを探そうなんてことよりも自分のことで精一杯でそれどころではない気持ちが先走ってしまいます。音楽はいつ聞いても本当に良い音楽だと思います。ただ、二度、三度と観ていると観る度にこの映画に対する自分自身の気持ち、評価というものが下がっていく気がしてならない。これ以上この映画に対する評価を下げない為にはここらでもう終わりにしようかと思いました。
[映画館(字幕)] 6点(2012-01-16 22:49:19)
117.  続・激突!/カージャック 《ネタバレ》 
爺さん、前見て運転しなさい。高速道路でゆっくり走るなんてのは他の車に迷惑なのでやめなさい。何の為の高速道路なんだと言いたい。たった二人の逃走犯相手に(警官一人を人質)あんなにも大勢のパトカーで出動するって、しかも、あれだけ大勢で追っていながらちっとも捕まえられないというのはやはりアメリカって国、アメリカ人は変わってるなあ!数が多ければ良いってもんじゃないでしょ?逃走犯と警官が仲良くまでなって、日本じゃ考えられない。この映画はアメリカという国とそこに住む人達の変な人間性というものを描き出した映画として観れば文句なしだろうけど、サスペンス映画なのに妙にまったりしている。1対1で逃げる。追う前作の「激突」のような緊張感の持続に欠ける。近年の説教臭くて、賞狙い見栄見えのスピルバーグよりはずっとずっとましだけど、それでも私としてはそんなに手放しで絶賛することなど出来ない。まあ、普通に楽しめた程度の評価です。
[DVD(字幕)] 6点(2012-01-14 18:23:34)
118.  上海特急
マレーネ・デートリッヒという女優は特別に美人というような顔ではない。しかし、見ていると凄く美しく思えてくるから不思議である。大人の女の色気と怪しさに男たちは皆、狂っていく。この映画のマレーネ・デートリッヒにしてもそうである。とにかく美しい上に怪しげな態度で男を魅了する。サスペンス映画としてのワクワク感よりは一人の大人の女の美貌と怪しげな魅力で見せる映画と言って良いぐらい本当にマレーネ・デートリッヒが良い。あの煙草の吸い方、持ち方といい、一人だけの空間になっている時には他の男達の前ではけして見せない恐怖に怯えているような表情といい、その演技力の凄さを見るだけでもこの映画は見て損のない映画になっている。マレーネ・デートリッヒ演じる上海リリーという女性の名前から想像するに山田洋次監督はこの映画が好きなのかもしれない。いや、それ以上にマレーネ・デートリッヒのファンなのか?とも思える。
[DVD(字幕)] 7点(2012-01-09 21:22:32)
119.  愛と追憶の日々 《ネタバレ》 
最初のうちは何だか退屈な映画だなあ!ぐらいにしか感じなかったのに、見ているうちに段々と面白くなっていく。シャーリー・マクレーンとジャック・ニコルソンの演技が素晴らしい。自分に対してちょっかいばかり出す嫌な男なのに何故だか惹かれていくシャーリー・マクレーン、そこには女である以上、年齢なんて関係ないと言っているようであり、またその一方では娘を思う優しい母親の姿に良い母であるなあ!あの娘の為に注射をお願いする場面は辛い。辛すぎるし、泣かずにはいられない。人間の愛の深さ、母と娘の人間ドラマとして完成度の高い映画だと思うし、アカデミー賞が本当に良かった頃の作品という気がするし、アカデミー賞受賞も納得です。
[DVD(字幕)] 8点(2012-01-07 20:20:30)(良:1票)
120.  電撃フリントGO!GO作戦 《ネタバレ》 
すげえなあ!自分の思うように好きな時に心臓を止められる。ここまで死んだふりが上手い俳優は他にいるのか?ジェームズ・コバーンの動きの面白さに加えて、そこに関わってくる女達が美女ばかりでしかもナイスプロポーション!007シリーズを完全に意識しているような内容なんだけど、そこにコメディの要素がふんだんに加わっている。完全にお馬鹿ムービーである。正月に観るに最適な映画かもしれない。それにしても羨ましいなあ!あんなにも大勢の美女、しかも皆、水着であるに囲まれてチューチューのオンパレード!美女好きならストーリーなんかどうでも良いとさえ思えてしまう映画!
[DVD(字幕)] 7点(2012-01-04 21:35:17)
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