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パブロン中毒さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 914
性別 女性
ホームページ http://ameblo.jp/cluttered-talk/
自己紹介 After shutting down my former blog, I'm writing some boring stories at new site. Anyone who's interested in, come along if you'd like to.

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101.  マイ・プライベート・アイダホ 《ネタバレ》 
ネタ元などの前知識はゼロのうえフェニックスの演技を初めて見ました。 うまい、というより全然芝居をしているように見えないですね。このテンションで何カットもテイクさせられても平気なんだろうか。 フェニックスが芝居していたとしたら大したものです。そして、いくら美形とはいえ何に出てても「セリフ言ってます」的なキアヌ(もうこれはしょうがないんだよな)とぶつけたことが…「?」となる。 どこまでも自然なリバー・フェニックスに対し、どこまでも大根なキアヌ。ん~この配役は~どうなの~。 この監督ってさ、薄幸の美少年に異様なほど関心があるわけでしょう。グッドウィルハンティングのときも「ヤバいなあ」と思いましたけど、要するに悲惨な育ち方をした美少年に大人の男が手を差し延べるというパターンにしつこく捕らわれているわけで、自分を差し延べる側に模しているのですね。 まあヘンタイなんでしょう。この作品では、ウド・キアの車のパーツセールスマンが己の分身というところで、それをとても露悪的に描いていますね。「グッドウィル」のカウンセラーのリッパさとはエライ違いです。 全体的には、ほかのレビュワーさんもおっしゃっているように冗長に感じられるシーンがあまりにも多すぎて、かなりツラいです。ドラマを排してリアリティに行きたかったということでしょうが成功しているとはいえません。 サントはナチュラルと冗長を間違えていたように思われてなりません。 内容はですね、「アメリカには〝女〟が存在しない」という強烈なメッセージを感じます。 まわりになんとなく女がいても、それはマイクやスコットにとっては全く「女」を意味していなかったのです。唯一意味のあるセリフをいうアメリカの女は枯れ木状態のバーさんだけです。 そして、二人とも「母」とか「妻」とか「恋人」とか「姉妹」とかいう意味のある女性体験を欠いていまして、それすなわち「アメリカには〝女〟が存在しない」をあらわすのです。 だから「スコットはヨーロッパで初めて会った女と恋に落ちた」になるので、それイコール「初めて女性というものに出会った」であって、彼らにとってやっぱり「アメリカに女はいない」なのです。特殊な建国の成り立ちによって形成されたアメリカ人男性の女性嫌悪が強く感じられる一作です。可愛さ余って憎さ百倍的な方向の怨嗟です。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-10-02 15:33:31)
102.  ザ・レジェンド・オブ・ルーシー・キーズ 《ネタバレ》 
そんなにひどい出来ではないです。 演出はまじめだし、おばけを出すことによって話が壊れるのをギリギリまで抑えているあたりは工夫していると思います。 ただまあジュリー・デルピー自身が女性の共感を得にくい女優さんなので、ぜんぜん応援する気持ちにならないところが…母性愛路線に乗っかったB級サスペンスとしてそれなりの満足感が得られないという結果に。 あとなあ、過去も現在も、姉の立場が無視されているところがかわいそうじゃないですか。姉関係のフォロー全くないですね。 姉というものは妹を妹たらしめるためにただ存在さえしていればよい的な扱いです。ちょっとヒドくないですかね、姉のみなさん。妹ばっか注目するんじゃないよほんとに。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-10-02 15:21:46)
103.  タロットカード殺人事件 《ネタバレ》 
老いてからのウッディ・アレン作品をいくつも見ていますと、ある知人の言葉がよみがえります~。 その人は広告デザインの仕事をしていましたけど、「人のクリエイティビティは20代で終わる。30代以降は、20代に貯めたアイディアをアレンジして食いつぶしていく」ものなのだそうです。 なんだかこの言葉が最もあてはまるのはウッディ・アレンなのではないでしょうか。 そら、「マッチポイント」のような異色作も出しましたが、アレとて「20代の遺産」だと思います私は。70過ぎて思いついたものではなかろうて。 さて、金髪で若くてガタイのいい女と絡むというマンネリパターンを繰り返しているここ数年ですけども、いいかげん飽きてきた感じは否めない。それなりに面白いですよ。もちろん他の作り手のものとは一線を画していますけど、ハッとするような場面もありますけども、この先何本撮ろうとももう「新しいもの」は出てこないということに今さら気がついたのでした。 アレン作品を見るたびに期待していたのだが、悲しいけれどもカレには一応の見切りをつけるしかない。70過ぎれば「20代の遺産」を食いつぶしても当然ですよね。 ジョー・ストロンベルのパートだけは非常に面白かったです。逆にヨハンソンとヒュー・ジャックマンが絡みだすと極端にスピードが落ちたうえつまらなくなりました。最も寒かったのはヨハンソンとアレンの絡み部分で、見た目がどうとかいうよりも「無理」という言葉が浮かんだ。 ジョー・ストロンベルを前面に出してカレを主役にしたらよかったのでは~?カレだけがキャラ立ちしていてあとは霞んでいましたね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-30 15:26:38)
104.  ライフ・アクアティック 《ネタバレ》 
さて異常なほどのキャストの豪華さをどう考えたらいいのか困ります。これって彼らがなだれを打って出たがるほどの作品なのか? 正直いうと私はロイヤルテネンバウムスよりは見やすかった、マシだと思いました。 それでこの唯我独尊おやじが突っ走る話を単なるストーリーと思っていいものかどうか、迷います。作り手は単に面白がっている(見ているほうは面白くないが)だけなのでしょうか。 おやじの行動はどうもどこかの国を思わせずにいられない。人のものは自分のもの。やられたら相手の本拠地に乗り込んでいって倍以上やり返す。何事も深く考えない。困ったときは暴力。反省自省の欠如。いつも子分をぞろぞろ連れていないとイヤな性分。 やっぱ…アメリカを揶揄しているとしか思えないんだけどなあ。 といっても、この作品はアメリカを皮肉るためだけに作られたとは思えませんし、そういう意味では皮肉が不足している。 ストーリー自体はとてもつまりませんし、百歩譲ってもおやじの身内でもなければ面白くはないでしょう。 やっぱりこの監督さんとは合わないなあ。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-24 13:30:18)
105.  ノーウェイ・アップ 《ネタバレ》 
低予算B級のわりにはそんなにひどくないです。 ただなあ、こういう映画はスジが命だと思うので、脚本の練り不足というか常識の範囲を出られないというか、ここが限界ならばあまり才能ある作り手とは言えないと思います。 ギャビン及び若い方の警備員が殺された時点でおおむね犯人の目星がつき、トランシーバーでの会話の怪しさで決定的になってしまううえ、5時過ぎに訪れた駐車場の客が思ったとおりの人物だというサービスの良さ(?)、想像力の無さ、人の良さ。 もっと振り回してくれよう。あっと言わせてくれよう。 ワタシは最初のほうで、「もしかしてギャビンは実在していなくてトムの想像の産物で一連の犯行はトム本人?」というビューティフルマインドオチというかエンジェルハートオチを考えていたのですが、そういう楽しい展開はなくてごくごく常識的に進んで終わってしまったのでした。悪くはないけど平均点で、密室ならではの閉じ込めスリルも足らないし努力が必要だと思います。  
[CS・衛星(字幕)] 6点(2009-09-24 13:15:34)
106.  刑事グラハム/凍りついた欲望 《ネタバレ》 
02年のブレット・ラトナー監督作のほうを先に見ていたために、あまりにそのまんまで役者が違うだけ、というシーンに思わず笑ってしまいます。つまりはラトナーがまんまで撮った(部分が多い)というだけのことですが。 もちろん、ラストは違いますけど、これはこれでリアリティを重視した結果であって、その件だけじゃなく実は私はマイケル・マンのほうに軍配を上げたいと思ったです。変ですか。 まあまず、レイフ・ファインズをフランシスに配したことが…比べてみてはじめてわかるラトナーの通俗さ、というか志の低さの最たるものだったことだなあ。 ラトナーは通俗メロドラマが得意であって、それはそれで楽しいものなんですが、マイケル・マン作のほうを見てしまうと「ダメだファインズでは」ということがはっきりする。…かっこよすぎるじゃんレイフ・ファインズじゃ。 んでリーバとのシーンなんかはほとんどおんなじなんですけど、作り手が違えば違うのでして、「明らかに醜い」役者を配したことによって、リーバとの一夜が明けたあとのフランシスの涙の意味が観客にちゃんと理解される。ああ、カレはその醜さゆえに己の肉体が他人に愛されることなんて想像もできない人生を歩んできたんだなあ、と。んでまた戻りますけど、ファインズではこの味が出せなかった。だってそこそこかっこいいんだもの。ここらへんはマイケル・マンの圧勝だ。 残る問題はピーターセンなのかもしれないが、意外とマッチョではないうえかなりのO脚だったカレは、今では立派なメタボおやじとしてCSIドラマの専属と化しているのだが、「顔」以外の要素がマイナスばかりの主役ということになるわけだが…可も無く不可も無くとしておこう。今回は完全な脇役だと思う。 マイケル・マンがピーターセンを起用したのはもしかして、ヒーロー然とした役者がイヤだったからかもなあ。ぶよっとしたボディにO脚って、アメリカの男優じゃなかなかいないからなあ。…なんかまとまらないけど、ラトナーのは「物語」としてはよく出来ている、マイケル・マンのは説得力があるような気がします。比べて見ることをおすすめします。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-09-03 16:40:38)
107.  ダークネス(2002) 《ネタバレ》 
「本国スペインでは大ヒット」という前ふりが全然ウソに思えるほど、な~んの新味もない話です。 こんな使い古された話を、どう料理すれば大ヒットになるのかというと、それはひたすらに、ああひたすら~に「演出」です。そして、ホラーに対してあまり目の肥えていない観客(スペインの人たちごめん)も必要だ。 レナ・オリンなどというクセのあるベテラン女優を起用したワリには「べつに彼女でなくてもよかったのでは…」との疑問が。なにかもったいないという気がする。 んでまあ、本編はこれでもかの「演出」責めでして、まーこれだけなんでもないフツーの話(ホラーとしては)ならここまで「演出」しなければ見せようがないよなあ、と納得もしたくなる。 最後はどうしようもなくなって、とにかく暗くしてなにも見えない攻撃で〆るという無謀さだ。 …たいしたことない話を演出の腕前だけでどう見せるか、というのもひとつの醍醐味なのだろうが、この作品はそこが突出しすぎ。いくらなんでもやりすぎ。ソースかけすぎ。 や、話のつまらなさゆえにこんなに演出に凝らなければならないくらいなら、最初からもっと面白いストーリーを使ったらどうなのよ、という素朴な疑問を消せないよなあ。 ともかくスペインの観客のホラー沸点は相当に低いと言わざるを得ない。日本や香港のホラーは怖すぎてとても見られないだろうなあ。これって自画自賛かな(違うだろ)?
[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-09-02 19:35:33)
108.  恋とスフレと娘とわたし 《ネタバレ》 
これがダメ出しせずにいられるものか。ダメだってこんなもんを輸出しちゃ~。 邦題がダメだというようなダメさはもうどうでも良くなるというすごいレベルのダメさである。あまりのひどさに、とーても長く感じる102分。 はい、長く感じる映画はもうそれだけでダメな映画です。そして、コレはダイアン・キートンの盲目的なファン以外に面白いと思う人はいないでせう(そんなファンがいるかは別にして)。 私はこんなつまらんものに嬉々として出ているキートンを見て、ハタと気がついてしまった。 もしかして、本当はキートン自身はそんな大したもんじゃなくつまらん女優だったのではないか? …ウッディ・アレンというウルトラ演出家が演出したから、アニー・ホール(その他)が魅力的に見えたというだけではないのか? 考えてみると、他の監督作品に出ていた彼女を見て特に良かったと思ったことがあるだろうか私は。 …たぶん、ない。ああ今になってこんなことに気がつくなんて~。 ダイアン・キートンてさ、超水増し女優だったのよ要するに。そういう意味でウッディ・アレンて罪な監督だ。 百年変わらない外巻きおかっぱ頭にメガネに首のつまった服着てさ、あれって全部ボロ隠しじゃないですか。たぶんメガネをとって髪の毛を上げたら、普通に貧相なバーさんに見えるはずだし、胸を出したらペタンコで見られないということです。 何に出てても少女っぽくふるまってハイテンション、他に芸がないってことじゃないですか。 だいたいキートンにケーキだのスイーツを合わせようとしたところが無理だって。そんなタマじゃないでしょ。そのケーキだってさ、ケーキ通(誰だ)からすると何の魅力も感じられないただデコレーションが派手なだけの代物でしょ。それに料理が仕事なら、フツーは髪の毛結わくでしょう。たとえ役柄のためであっても、髪型を死守するところが…レッドフォードの女版ともいえそうだ(軍人役でも風になびく金髪)。 ああ~、悲しみの水増し女優ダイアン・キートンの真実が割れてしまっただけというこの駄作。なんで作ったんだこんなもの。なんで出たんだ墓穴を掘ってまで…。中野翠が絶賛するものはほとんどダメであるという仮説がまた裏づけられたことだなあ(中野は大のキートンびいき)。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2009-08-31 15:12:41)(笑:1票)
109.  アトミック・ハリケーン<TVM> 《ネタバレ》 
コレはなかなか拾い物です。 どうでもいいけど田村英理子がどんな英語をしゃべるのかと思って眺めていたら、ついつい最後まで見てしまった。…こういうのがけっこう拾い物な映画です。 そして、脚本も演出もなかなか「わかってるじゃん」なのです。 1、アメリカ映画なのに、アメリカらしいヒーローを1人も出さなかった。…パニック映画でこれをやるとは間違いなく意図的であり、そしてスゴいことです。 2、「どうせB級」であることを逆手にとって、大人にも通用する笑いを目指した。 3、パニックものだからといって人間関係を単純化せず、善玉悪玉の概念を排し、ラスティとリンダの複雑な関係を軽妙な会話で彩って楽しませた。大人~。 4、パニック映画にお約束のサービスラブシーンを排した。万歳!もともと要らないんだよんなもんは。 そんなわけで、いたく感心してしまいました。B級魂とはこうあってほしいものです。 さて、リンダ役のラテン系美女ジェイミー・ルナーは10年くらい前のロングヒットドラマ「プロファイラー」の最後のほうに出た女優さんです。だいぶ体型がゆるんでいましたが、顔の小ささが変わらないところはさすがに女優。 私はけっこうこの人が好きで、ほかのドラマに性転換した元男性の役で出ていたりして腰が抜けたりすることもありましたが、雰囲気のある女優さんだなーと思っています。 あとなあ、ラスティ役の俳優さんはなかなかのものですね。善玉か悪玉かわからないという微妙さを、うま~く演じました。それに、脱いだらいきなりマッチョだったというのも…とてもアメリカの男優さんらしい。 とにかく私はこういうの好きです。自分がB級ぶんの制作費しかもらえなかったら、こんな感じに仕上げるような気がします。これからもラブシーン反対運動を続けて行きたいです(べつになにもしてないけど)。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-08-11 14:17:13)
110.  地球が静止する日 《ネタバレ》 
なにかもう私の脳裡には「やけくそ」という字のみが浮かんでくる悲しさ。 そう、「どうせFOX」なFOXだから期待をしてはいけないのです。 それは当然ですが、あまりの手抜き、というかユルさに「やけくそ」さを感じるのみですね~。ペプシマンが登場したときには、あまりのことに冗談としか思えず腰が抜ける。 やけくそなFOXがTVドラマの合間に「ついで」で作ってみた、というような位置づけが正しいのでしょうが、そんなものになんでキャシー・ベイツとかキアヌとかジェニファー・コネリーというビッグネームがブッキングされている?? そこが最大の疑問でした。 ようするに業界が(も)不景気なのですたぶん。 もうビッグネームといって作品を選んでいられる時代ではなくなったのですたぶん。 そんでなきゃなんで見るからにスタッフが低コストなFOXやけくそムービーに彼らが出るでしょう。 アメリカの一大産業であるエンターテインメント界も、「斜陽」に来ているのです。 これからは、驚くようなビッグネームがどうしょうもない作品にどんどこ出ることでしょうから、びっくりしないようにしましょうね。 それはそうと、最近はすっかりお母さんキャラが定着した(というかもうそれしか役が来ないんだろう)コネリーですが、またしても違和感を発散しまくっていました。 なにがいけないって、あいかわらずのガリガリモデル体型を維持しちゃっているところですね。 もうものすごい食事制限をしているのだと思います。白人女性がフツーに西洋食を摂っていたら絶対にあの体型にはなりません。「拒」という字さえ近いかもしれません。そうまでして体型を維持することが、かえってリアリティをどんどん損なって己の出る作品をダメにしていることに彼女は気がついていないのだろうなあ。 ジェニファーよ、必死の努力が裏目に出ることもあるのだぞ。ちっとなあ、ヨーロッパの女優の体型でも勉強して、リアリティについて考えてみたら。だいたいあーたのキャラだとSATCみたいなシングル女性の役はまわって来ないんだし、モデル体型維持するメリットあんまないと思うし?  
[DVD(字幕)] 5点(2009-08-10 19:01:26)(笑:1票)
111.  Q&A 《ネタバレ》 
怪演といえばニック・ノルティ。ニック・ノルティといえば怪演。 選んでいるとしか思えないほど異様な役どころばかりやるノルティだ。というか本人も異様な人物らしいので当然か。 そんなノルティの出演作の中でもひときわ異様さが光る本作のブレナン刑事。なんといってもそのゲイ志向が…強烈です。 フツーに男が好きならどうということはないのに、ゲイを軽蔑しているのに実は好きであるという屈折したところが…ブレナンの人間くささを感じさせる。 が、本作はブレナンにノルティを使ったことで根本的に失敗してしまったと思う。普通にノルティを使ったらそれは「野獣」に見えてしまうのです。悪徳刑事ブレナンが野獣だったらあまりにもあたりまえじゃないですか。 だもんだから最後に刑事部屋でキレてあっけなく死んでしまうあたりも「まあそんなことだよなあ」という感じでいまいち感慨を呼ばないし、それどころかゲイを襲っても「野獣だから」で済んでしまったりする。だっていかにも野獣だし。 それではつまりません。ブレナンはもっと複雑でしぶとい男でなければ。 女のことでメソメソ悩み続けて島まで追っかけていって終わってしまうティモシー・ハットンは自分で言っているように「弱さ」の象徴なのでしょう。「社会」とか「悪」とかから逃げて行き着くところが必ず「女」のとこだというのがアメリカ人らしいですね。クインのような悪人が当選して政治家になろうが関係なくて、それよりも女とよりを戻すことや母親の遺族年金や父親の名誉のほうが重いのです。 彼は一言でいえば志の低い男です。ある意味ではブレナンよりもダメなやつといえるかもしれない。なので、ライリーをあまり美化するべきではなかったでしょう。ハットンの見た目的なものも手伝ってなんとなくウブなお坊ちゃんに見えていますけど、本当はクイーンズで育った下層階級出身のアイルランド系アメリカ人なのです(ブレナンだってアイルランド系ですね。)。なんかごまかされている気がしますね~。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-05-28 16:11:48)
112.  心臓を貫かれて<TVM> 《ネタバレ》 
この極度に病人顔の男優さんは、「ヘブン」でケイト・ブランシェットの相手役をつとめたあの人だったんですね~。 ここまでして目の下のクマを強調する必要があったのかという疑問が。そりゃ病人顔が似合っているけどもさあ。ちょっと疲れるんだよなあ。 とても不思議な作品で、たぶんアメリカ史という目線で見れば重要な作品であることはまちがいないと思います。インディアンの呪い、ユタ州、モルモン教、家庭内暴力、不倫、犯罪、メディアと金、死刑と、アメリカならではの問題がてんこ盛りに詰まっているのだ。 けれど、賢明なのはそれをみんなの問題にすりかえて「社会が悪い」という方向に持っていかなかったことで、それが作品の質の低下を防いだ。あくまで「ギルモア家の問題」として語っていながらそれでいて、どうしても「ザ・アメリカ」というふうにしか思えないところ、すごいかもしれません。 ここの家族はよく考えればすっごくヘンですよ。「家族だから犯罪者でも死んでほしくない」と泣きながら、誰一人嘆願書に署名しないうえ死刑に立会いもしない。ヘンでしょう。 結局「兄の意向を尊重する」という言い訳で済ますわけなんですが、ここらへんがきっと、「とてもアメリカ的」な部分であり日本人にはなかなか理解しにくいところで、しかも「アメリカの本質」をすごく突いていると私は思います。 「どんな形の自由でも侵害するのはよくない」というのが、アメリカにあって日本にない理念で、驚くことに宗教を超えたところにソレは位置するらしい。「武装する自由」はもちろんのこと「死刑になる自由」というものまで尊重してしまうところが、「とってもアメリカ」なのです。私が思うアメリカ人の「クソ真面目、バカな真面目」さです(でも特定の自由は平気で侵害するところが矛盾しているよね)。 結局ゲイリーは一家の不幸を1人で背負って墓の下に持っていったようなことですね。家族はそれを知りながら黙って見送っているというのが、ブキミであり怖いのです。 それにしてもベッシーは義理の息子(前妻の子)と避妊なしでセックスしてバレずに不倫の子を生んで夫の子だと言い張って平気で一緒に育ててすごい女性です。フランクシニアは「孫」を「子」として育てたことになるのですねえ。ゲイリーよりも母親のほうに興味があります。エイミー・マディガンとサム・シェパードの迫真のバトルシーンは一見の価値あり。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-05-12 19:08:32)
113.  ユマ・サーマンの運命の人を探して<TVM> 《ネタバレ》 
これ最近「ユマ・サーマンの運命の人を探して」というタイトルでCS放送されたHBO製のTVMですが、邦題をつけなおしたんでしょうかね。どっちにしてもひどい邦題ですからどうでもいいですけど。 TVMのわりには女優が豪華です。なんたって国宝級女優のジーナ・ローランズだし、ジュリエット・ルイスもいつものようなちょっとオツムが軽い役で出ている。そしてユマ・サーマンなのですが、私は彼女にとてもひっかかる。 「下流の女たちの生態」というテーマでつくられたらしいのですが、ユマ・サーマンが下流の女。 …しっくりこないのです。安い格好をして安い店や安いインテリアにいくら彼女を置いてみても、顔と身長が逆らっている。本人はどう思っているのか知らないが、サーマンについては「ガタカ」の謎の美女役が最もしっくりくると思います。かつ、あんまり映っている時間が長いとダメなタイプの女優さんだと思うのです。エグみが出すぎてしまうというか…。 ジュリエット・ルイスの自然な下流さとどうしても比べてしまうので、サーマンはほんとうに浮いています。とても不自然で奇異な感じです。 脚本もあんまりよくなくて、ありがちな「誰かの突然死」で大団円で〆るあたりとか、シンディ・ローパーでみんなで踊ってごまかすエンディングとか、適当につくっている感じが大です。 ジーナ・ローランズをウェイトレスにしてコーヒーのサービスを運ばせてしまうとはう~ん、友情出演だったのでしょうなあ。あの美しかった彼女が樽のようなプロポーションをさらしているのを見るのはつらいです。 全体的には豪華な女優陣で適当なものをつくったという感じで、TVMだからそれでいいのかもしれないけど「下流の女」の実態に迫っているとはとてもいえないです。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-05-07 15:03:07)
114.  誘惑のアフロディーテ 《ネタバレ》 
まあ失敗作だと思います。でも彼はほかにも失敗とかイマイチが山のようにありますから、そんなにおどろきません。私の中ではいまだに「アニー・ホール」が最高傑作なので、あれを超える作品はもう生きているうちに作らない可能性が高いです彼は。 そう思いつつやっぱり見てしまうアレン作品ですが、すでに裏切られる確率がかるく半分を超えている。でもいちおう見てしまうので本当に悪い男です。 ミラ・ソルヴィーノはこの後ガタイの良さで売ることはなく、もっともっと痩せて神経質お嬢さん系の役などが多くなります。そいう意味でここでの役は稀少価値がある。 コロッセウムのボロボロ衣装をまとった人々は、これだけの回数出すのならボロボロ衣装ではイカんかった。そのボロさに飽きる。見て楽しいということがない。「また出たか」で終わってしまう。 アレンは彼らを自分の引き立て役と考えていたようですが、本作では引き立てるほど彼自身が光っていない。お互いにボロい感じになっているというトホホ。 あとなあ、性根の優しい娼婦幻想は私はいただけないんだよなあ。こないだ「リービングラスベガス」を見たばかりでうんざりだし。 自分が出るならとことん自分が光らないとコケてしまうというのがウッディ・アレン作品の特徴でしょうか。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-05-06 15:12:37)
115.  11:14 《ネタバレ》 
ものすごくダメなわけではないです。 が、「あざとい」部分が目立ちすぎているので作品としてはあんまり評価されないしできなくなってしまう。 あざといというのはもちろん観客の生理的部分に訴えるようにショッキングなシーンを複数入れてきたことで。私はこういうのは基本的に認めない。そんなんナシで勝負してくんなきゃダメだわ。 だからチ○チ○の部分とエッチの最中に頭の上に石像が落ちてくる部分ナシでも記憶に残るかどうかで考えてみなきゃならない。だとするとたぶん、1ヶ月もしないうちに見たことを忘れているだろう。 こういうのってたぶんリドリー・スコットの悪影響なのかもしれません。駆け出しの新人映像作家たちが安易に飛びつきがちな方法ではあるでしょう。どうすれば観客の記憶に残るか。 しかしリドリー・スコットはもともと変態でして、目立ちたくてそういうことをやってきたわけではないのですたぶん。そういうシーンが無くても、というか無いほうがカレの作品は素晴らしい。そして本人は顰蹙を買っていることにあんまり気がついていないわけです、自分がどのくらい変なのかってよくわからないですから。 ですから新人が安易に真似をする傾向は苦々しいものです。そんなんで記憶に残してはあげませんので残念でした~。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-05-01 15:34:43)(笑:1票) (良:1票)
116.  THE SALTON SEA ソルトン・シー 《ネタバレ》 
なかなかいいですねえ。このセンス私は好きです。 カルーソっていうと、「テイキング・ライブス」なんてどうにもならん駄作しか知らなかったが、いいじゃないですかこの感じ。これが本領ならなんで「テイキング…」なんて暗~い路線に走ったのだか。 この感じでいいんですからこの人はこれで押していったら固定客がつくはずです。道を間違ってはいけない。 アラを探せばいろいろあるだろうが、とりあえず妻の復讐という手垢のついた動機を持ってきたことはバツである。アメリカ人はなにかというとそれなのだ。よっぽど妻に先に死なれることが怖いらしい。 「復讐の話にしよう」「で、動機は」「そりゃ妻か子の殺害しかない」というノリで企画をするのはもうやめましょう。インディアンはもう襲ってきませんから。 それはそれとして、工夫に富んだ独特の見せ方は良いです。この作り手はボケと突っ込みが良くわかっていますね。ヴァル・キルマーがひたすら突っ込み役としてリアクションをし続けるので、ドノフリオをはじめとしたジャンキーたちがどんなに行き過ぎても観客を置いていってしまうことがないのです。これがなかったらかなりツラい映像になっています(ゴンドリーの「ヒューマンネイチャー」のようなことに)。 そしてまた、キャストの渋いことといったら、通好みの2番手スターがいっぱいです。 アクが強すぎて映っている時間を短くされがちなドノフリオ、言わずもがなのガスマン、ブレイク前のサースガード(といってもブレイクしたのかどうか微妙)、陰のある女といえばのデボラ・カーラ・アンガー、最近はTVドラマで活躍の遅咲きヒーローのアンソニー・ラパリアなど、「う~ん」と唸らずにはいられない俳優陣だ。 特にドノフリオをセーブさせず思い切りやらせたうえ使いこなしたところは見事。これもヴァル・キルマーのリアクション芸があってこそ。 ただしキルマーは減量に失敗したと思われ、どうにもこうにも健康的なガタイの良さが気分を下げてしまう。ドクロの指輪とかモヒカンとか、パンクが似合わないんだよなあキルマーは。 役柄に合わせてちゃんと体重管理しましょう。クリスチャン・ベールほどやれとは言わないけどさ。
[CS・衛星(字幕)] 8点(2009-04-30 21:12:05)
117.  シッコ 《ネタバレ》 
私はアメリカに行ったことも住んだこともないが、アメリカ製の映像コンテンツはくさるほど見ているのでもしかすると実際に住んでいる日本人より部分的には詳しくなっているかもしれない、それはいばれることではもちろんない。 それでまあ最近、アメリカの貧乏人に同情する気持ちがどんどんなくなってきまして、もうほとんどゼロと言ってもいいでしょう。 その理由はアメリカが前提としている〝前借り借金文化〟に対するものです。 借金=前借りすることによって実際の身の丈より良い生活をするということを前提としている文化に感心しないし、それどころか〝自業自得〟と思ってしまう。 たかが90万円(9000ドル)の医療費自己負担が払えなくてホームレスになる中年夫婦とは、いったい今までどんな経済生活をしてきたのでしょうか。…そらまあ借金まみれの貯金なし、ですわなあ。 同情する気にはなれないのです。ウチの亡父などは60過ぎてから現金で自宅を購入し、生涯借金をせず死んでいったものですから。 マイケル・ムーアは貧乏人の味方ということになっていますから、彼の作品では登場人物は「被害者」という扱いになっています。けどなあ、そういう見せ方をされればされるほど、「貯金してなかったのかよ」とか「医療費は払えなくても肥満するだけの食料は買えるわけね」とか、意地の悪~い突っ込みが止められなくなるのであった。 なによりも、アメリカという社会が〝是〟としているものが「より大きなリスクを引き受けて成功したヤツを尊敬する」ということで建国以来この点は動いていないわけですから、その裏には「敗者」がいっぱいいることが当然なわけで、あそこの国民はそれでいいと思っているわけです、本心では。 よくないのは「自分のとこが敗者」であることに対してであって、基本的には上記の理念がみんなのコンセンサスでしょ。 …だからアメリカの貧乏人のグチって、まともに聞く気がしないんですよ。たまたま〝あなた〟の運が悪かっただけなのね、というレベルの話に聞こえる。 つまりは、「国を良くしていこう」というコンセンサスはまだ、あの若い国にはできてない、と私は思っているし、みな「勝ったもんがやり放題」でいいとホントは思っているみたいだし。自分が勝ってないことに対する文句は言うけども、という話でしょう。違うの?ムーアさん?
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-04-28 14:38:42)(良:2票)
118.  デジャヴ(2006) 《ネタバレ》 
デンゼル・ワシントンを使いジェリー・ブラッカイマーが製作でトニー・スコットが監督するという、なんというかハリウッド的には渾身のオールスタースタッフで贈る一品というべきなのであろう。 そんなありがたい(?)一品なのだがまず、金がかかっとる!スタッフキャストに費やした金だけでもすごいのにあの港のシーンには湯水のようなドルが注ぎ込まれていると思われる。なんか非常にバブリーである。 しかし、内容は…イカんかった。 私はエネミー・オブ・アメリカを思い出しましたけど、あれとて面白くはなかったが、今回も負けず劣らず面白くはありません。私が脚本書くならダグがラボに呼ばれるシーンから「ビューティフルマインド」オチにもってきます。そっちのほうが面白かったと思うけどねえ。 トニー・スコットにはいわば「監視妄想」みたいなのがあると推測されるが、それが映画になるとちっともうまく生かされない。今回は有り得ない方向(SF)にまで行ってしまって、観客はとーてもついていく気になりません。やー、デンゼルはよくこんな脚本で出演する気になったものだー。 ラボでの気の抜けた論争で有り得ないSFをタラタラ説明させるあたりも非常にうまくない。 全体的に監督のやる気のなさが伝わるのは気のせいだろうか。 オールスターで贈ってこの程度では、「今の」オールスターはもう行き詰っているということの証明のようにもなってしまったと思う。特にブラッカイマーはいいかげん引退の潮時である。 そして、ブラッカイマーに取り込まれず逆に「使いこなした」という点で、スコット兄の偉大さがわかる。偉大さというか異形さで、やはり優れた作品を生む監督は異形の一匹狼でなければならず、弟は秀才かもしれないが凡才であって決して異形ではないのだということを再認識す。
[DVD(字幕)] 4点(2009-04-25 17:26:41)
119.  ブレードランナー/ファイナル・カット 《ネタバレ》 
ファイナルカット版がCSに登場。 やたらな日本語の看板が前にも増して強烈。 「コルフ月品」はいつ見ても笑ってしまうけどCGでなんとかしないのだろうか。 以前ここのレビュワーさんが「銀シャリ映像」と表現していたのに感心したことがあるが、今回、その銀シャリ感は低下しているように感じた。 キレイな映像で見ているうちに、ある妄想がめばえた。神は自分に似せて人間を作ったというが、それが事実かどうかは置いて、もしかして神は人間よりショボくてダサかったりするのではないだろうか? そう、タイレルとロイのご対面シーンでまさにひらめいたのだった。タイレルはロイの20倍の寿命があるというだけで、見た目も頭脳(チェスに象徴されている)も己の創造物よりはるかにショボいのである。 神は人間を自分よりも上等に作ったのではないだろうか?けれども儚い寿命で。 キレイな映像はそんなことを思わせました。 また、俳優たちがいかに自由にやらせてもらっていなかったか、つまり細部にいたるまで監督の思い通りに動かされていたかもよくわかる。「何をしているかもわからず駒のように動かされていた」と怒っているハリソン・フォードや「暴力的で屈辱的なラブシーンだった」と憤懣やるかたないショーン・ヤングの言葉が実感として感じられる。 ガフがデッカードたちを黙認して逃がした理由は、デッカードの寿命がもう長くないためではないだろうかと思った。そうすると、レオンやロイが死の恐怖を繰り返しデッカードに迫ったシーンが生きてくる。 タイレルは「人間を超えるスーパーレプリ」を目指してレイチェルを作り、デッカードはたぶんそれより前に開発された「退治用レプリ」のはずで、それにしても弱っちくみえるけれど全体で考えるとデッカード型のレプリは「まず射撃能力(逃げるゾーラや回転するプリスを確実に撃つ)」「細部の認識能力と因果関係類推能力」などを優先して設計されているみたいだ。 鳩のシーンは何気なく見逃しがちだが、人造物たるロイに魂が宿っていたこと+魂が不滅であることを作り手が肯定していることになるから本当はもっと驚くべきなのだろう。 最後に、ロイとの対面シーンでタイレルがしゃべっている内容は、最近話題の「動的平衡」概念にかなり近いです。福岡伸一が本を書き出したのは最近ですから、ブレードランナーの場合はシェーンハイマーの影響によるものだと推測されます。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-04-04 15:15:43)(良:2票)
120.  愛しのジェニファー 《ネタバレ》 
登場人物たちは決して笑わないけれど、見ているほうはゲラゲラ笑ってしまうタイプのエログロコメディ。 そうですコメディと呼ばせてもらいたい。冒頭のシーンで、すでに主人公のラストシーンが想像できてしまうというオチ割れ甚だしい話であるのだが、それでも見せてしまう、途中で笑えるから、アルジェントってばすごいやつ。 しかしまあ、ジェニファー役の女優さんはよく引き受けたものだと思いまスだって、どんなに演技をがんばっても誰にも顔を覚えてもらえないじゃないですか。出るだけ損だと思いますけど、あのピンと張ったバストだけはみんなの記憶に残るでしょう。 1時間もらってホラーを作るとして、これくらい面白いものを作ってくれたら私は満足です。アルジェントはもっとコメディに精を出してもらいたいです。素晴らしいです。満点にしたいけど短時間ということで。
[CS・衛星(字幕)] 9点(2009-04-01 16:43:20)
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