Menu
 > レビュワー
 > サムサッカー・サム さんの口コミ一覧。7ページ目
サムサッカー・サムさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 211
性別 男性
年齢 34歳
自己紹介 日本は公開日が世界的に遅い傾向があるので、最近の大作系は海外で鑑賞しています。
福岡在住ですが、終業後に出国して海外(主に韓国)で映画を観て、翌日の朝イチで帰国して出社したりしています。ちょっとキツイけど。

Filmarksというアプリでも感想を投稿していますので、内容が被ることがあるかもしれません。ご了承ください。

これからも素晴らしい映画に沢山出会えたらいいなと思います。よろしくお願いします。

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順12345678910
投稿日付順12345678910
変更日付順12345678910
>> カレンダー表示
>> 通常表示
121.  アメリカン・ギャングスター 《ネタバレ》 
期待していた通りの重厚な犯罪ドラマで見応えは十分だ。主演二人は渾身の演技をみせ、美術や音楽は申し分なく脇を固める俳優も渋い。ただ演出的なトコロでフランクについてはもう少し残酷な面を強調してもよかったと思う。フランクが商売を始めてからは彼のスマートさの方が強く印象に残ったように感じた。それでもフランクの言葉に滲む狂気や恐ろしさまで感じさせるデンゼル・ワシントンの演技力は凄まじい。特に終盤、リッチーとフランクが渡り合うシーンは二人の演技が素晴らしく、息詰まる緊張感を醸し出している。リッチーが他の警官のように汚職にまみれておらず正義というルールに厳しい「男」だということに気付き始めたフランクの苛立ちや焦り、コーヒーを叩き落として激情するも、自分のコーヒーを静かに差し出してきたリッチー。この瞬間にフランクは「男」としてリッチーに完敗したと悟ったのではないか。静寂の中に一触即発の危険さを持つ、「男」と「男」の闘いはあの部屋の中で決着した。ドラマティックで鮮烈すぎる「男の世界」が体感できる緊迫の一幕だ。 実話物なので出来事をただ見せ続けられる展開はやや単調ではあるが、ラッセル・クロウとデンゼル・ワシントンという二人の巨人の圧倒的な存在感とリドリー・スコット監督の演出の力業には最後まで魅せられる。必見の一作。
[映画館(字幕)] 8点(2008-09-12 23:36:54)
122.  幸せの1ページ 《ネタバレ》 
アビーちゃんの魅力で成り立つ作品。子供向けの作品なので「動物と一緒に」で危機を乗り切るファンタジー的なところは気にしないにしても、映画的にこの展開はどうよ?という場面がちょくちょく・・。ジョディが島に着いたときにはすでに親父待ちで、その親父もほとんど自力で帰ってくるなんて豪快すぎる。ってかホーム・アローン?
[映画館(字幕)] 5点(2008-09-12 23:04:20)
123.  ハンコック 《ネタバレ》 
「嫌われ者のヒーロー」から「愛されるヒーロー」に変わるという非常にユニークなキャラ設定とプロットで序盤は楽しませてくれるが、明らかに練りこみ不足。意外とすんなりと更正してしまい、そのあとは軸ブレブレの迷走状態に。ド派手なアクションは見せるだけで、話の面白さが伴っておらず興奮するまでには至らなかった(画はすごいんだけどね)。面白さもストーリーも予想通りだけど、笑えるところもあるし、ジェイソン・ベイトマン目当てで鑑賞したので個人的に満足。
[映画館(字幕)] 5点(2008-08-31 17:45:01)
124.  ハムナプトラ3/呪われた皇帝の秘宝 《ネタバレ》 
家族みんなで楽しめる笑いあり、ロマンスあり、冒険ありの無難かつ爽快なつくりのアドヴェンチャー映画に仕上がっている。世界観の構築や映像世界が面白く、中国、兵馬俑、イエティなどの要素をうまく「ハムナプトラシリーズ」に盛り込んでいる。ただ、「もの凄く興奮した!」とまでは行かないのが残念なところか。ロブ・コーエンのような二流、三流以下の監督よりソマーズに監督して欲しかった! 余談ですが舞台をエジプトから中国へと大きく移して、ほんとにシリーズの共通点はタイトルでもある「MUMMY」だけ。そろそろ「ハムナプトラ」という邦題をつけた人も引くに引けずアセってんじゃないのかな?どうでもいいか。「マミー3」の方がヤバイ気もするし。そういえば反皇帝ミイラはミシェル・ヨーの英語の語りかけで蘇る程、インターナショナルなマミーだったな。どうでもいいか。気持ちが大事ってことか。
[映画館(字幕)] 6点(2008-08-16 21:47:57)
125.  ダークナイト(2008) 《ネタバレ》 
クリストファー・ノーラン監督の描く新生バットマンシリーズ第二章。ヒース・レジャーは最期の最期にとんでもないモノを残していきやがった!!ただ事ではない異様な緊張感がみちており、ジョーカーが次々と仕掛ける生と死、善と悪の究極の選択からなる連続するクライマックス、怒涛のアクション、畳み掛ける音楽に終始引きこまれる。ノーラン監督の下で全く妥協を許さない姿勢が本年度最高の大傑作を誕生させた!クリスチャン・ベールを初めとする実力重視の超豪華俳優陣の演技も見応えがある。だが何といっても本作最大のみどころはヒース・レジャーの最期の怪演!!知恵と力、強固な意志で常人を超越した存在となったバットマンに対し、全ての規律を捨て去る事で常軌を逸した怪人、ジョーカーを爆発的な存在感と悪のカリスマ性で演じきった。必見だ。彼の名演は間違いなく映画史に刻まれるだろう。この映画はもはや単なるアメコミの映画化作品ではない。本格クライムアクション映画でありながら、スタイルは違えど自身のやり方で正義を貫こうとする三人の男達のドラマでもある。前作「ビギンズ」からさらにゴッサムの闇が掘り下げられており、正義の追求、希望とは何かを考えさせられるストーリーも秀逸。腐敗を一掃することをゴッサムに誓い、闘った正義漢であったデントですら闇に堕ちる。どんな人間でも心の底には悪を抱えていることを証明したいジョーカーの勝利に見えたが、バットマンが無法者の自警市民として罪を被りジョーカーの勝利を打ち砕く事で、デントを信じたゴッサムの人々の希望を守った。希望を絶やさないためにデントが自身をバットマンだと言ってブルースをかばったように。偽ることが時に正義、希望へと繋がることもある。希望を信じ闘うブルース自身すら最愛のレイチェルがデントを選んだことを知らないのも深く考えさせられるところだ。三人の男が求めた正義とはどれほど大きな犠牲を払おうと、たとえ偽りを伝えようと、人々に希望をついえさせないようにすることではないだろうか。三人の関係は、デントの死で変わってしまったが、正義をもとめる姿勢は変わることはない。バットマンはたとえ無法者として警察に追われても、決して日の光があたることがなくても自分の正義を貫きゴッサムの平和のために死力を尽くし闘い続けるだろう。それこそが彼がダークナイトと呼ばれる由縁ではないだろうか。
[映画館(字幕)] 10点(2008-08-05 01:21:13)(良:4票)
126.  インクレディブル・ハルク(2008) 《ネタバレ》 
テンポを損ねる要素をばっさり切り取ってエンターテイメントに徹した作りは好印象。バナーやエミールも魅力的なキャラクターになっている。娯楽作としては安心の出来。 スターク・インダストリーが軍の武装に関わっていて「芸がこまかいなー、さすがMARVELやなー。」とか思ってたらラストに出た!アイアンマン!!ご本人登場!!スタン・リーもばっちり出てるし(ヒクソンも出てるし)今後のアメコミヒーローの連携に期待。
[映画館(字幕)] 5点(2008-08-03 18:58:36)
127.  ハプニング 《ネタバレ》 
冒頭の異常な光景(怖かった。マジで。)からラストまで突発的なハプニングでグイグイ引きこんで離さないみせ方は評価したい。またジョン・レグイザモとマーク・ウォールバーグが撮影の妙もあり演技が際立っていたのもいい。なので個人的にジョンが途中で退場してしまうのが残念。あっけない感じもあるが死のリスクを負ってまでエリオットがアルマのもとに向かうシーンも良かった。アルマが「彼は絶対諦めない。」と言っていたが、エリオットが外にでたのは絶望的な状況で「生きること」を諦めたのではなく、妻を愛することを諦めたくなかったからであろう。できすぎなシチュエーションと展開、凄まじい幕開けの割りに妙にあたりさわりのないラストなど確かによくないと感じる部分もあるがそんなにこき下ろす必要もないかな。
[映画館(字幕)] 6点(2008-07-31 15:05:21)
128.  近距離恋愛(2008) 《ネタバレ》 
最近、この手の作品としては、見知らぬ二人がベガスで出会ってその勢いで結婚して離婚したいんだけど偶然カジノで大当たりした大金のために一緒に生活したりする映画や、イケメンならぬアゲメンという男が本気で女の子を好きになってしまい「ヤったら破局しちゃう!」とか悩んでる映画とかがあったと思うんだけど、ティーン向けの感覚やセクシーなヒロインが売りで、決して面白くないわけではないんだけどなんていうかロマコメ本来の魅力が希薄な感じがしたんだよね。だからこの映画を観た感想は「久々に手応えがあるというか、本当のロマンティック・コメディに出会えた」感じ。展開はロマコメの王道を行ってて新鮮さは見受けられないけど逆に安定感があるし、主演二人がチャーミングでとても良かった。正直ミシェル・モナハンって超美人!とか言えないしむしろ庶民派なルックスだと思うんだけど、映画の中ではメチャクチャキュートにハンナになりきって、パトリック・デンプシーもプレイボーイなんだけどハンナがいないとダメダメなトムをセクシーかつコミカルに演じ、二人とも魅力たっぷり!大親友だからこそ気付かなかった感情やすれ違いを切なく切り取った演出もお上手!面白かった!そしてやっぱりオアシスは切ないね。近くに上映館がなくて、わざわざ朝4時に出発して高速乗って辿りついた見知らぬ映画館で朝一の回観ただけあったね。
[映画館(字幕)] 8点(2008-07-23 22:57:35)
129.  スピード・レーサー 《ネタバレ》 
あの「マトリックス」の監督の最新作は日本のアニメの映画化!極彩色の奇抜な視覚効果に主演は若手青春スターのエミール・ハーシュ!!それに加えてぶっ飛んだトレーラー映像からいろいろ期待して鑑賞。そしてその期待をはるかに超える体験になった。話はベタベタシンプルだけどメッセージがストレートに伝わってくるし、むしろ狙いすましたベタベタ感が心地よい程。疾走するマシンやサーキットには目を見張る個性と演出に興奮させられ視覚的な面白さも十分!気が付けば観客やレーサー一家と一緒にスピード君を応援している自分が!ほんと映画ってオモシロイ!素晴らしい!!
[映画館(字幕)] 9点(2008-07-09 04:09:27)
130.  ラスベガスをぶっつぶせ 《ネタバレ》 
まさに優等生のようなストーリーだがブラックジャックが加わることで一風変わった印象をうける。実話だというのだから驚きである。テンポもよく描写もおもしろいのだが、いまいちメッセージが伝えきれておらず感動が薄いのが残念なところだ。でもこんな話を「これが僕の経験です。」とか言われたら、誰だって唖然となるんじゃないだろうか。ケヴィン・スペイシーはやっぱり巧い。今度は教授になりきった。
[映画館(字幕)] 7点(2008-06-21 22:48:32)
131.  JUNO/ジュノ 《ネタバレ》 
結論からいうと良質な人間ドラマだと思う。あっさりとした描写、個性的な人物など好感がもてる。エレン・ペイジの演技も良かった。でもなんか話が淡々としすぎていて問題が問題と思えない感じもした。シニカルで個性的な作風も最後の方は優等生な感じにまとまってしまうのが残念。
[映画館(字幕)] 6点(2008-06-21 22:32:52)
132.  インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国 《ネタバレ》 
前作、「最後の聖戦」から19年ぶりにスクリーンに登場するインディ。僕は今年で19歳になりますがもちろんインディとの出会いはテレビなので、今回初めて映画館の大スクリーンで彼と冒険を共にできることが非常に感慨深く、嬉しく思います。リアルタイムでインディを観てきた方にとっても喜ばしいことだと思います。またこのシリーズで一番好きだった女性キャラクタのマリオン(ケート・キャプショーも好きですが)が再出演することと、シャイア・ラブーフ、レイ・ウィンストンと贔屓の俳優さんたちがでてるのも嬉しかったです。それで作品の方はというと正直評価が難しいといった面もあったと思います。オックスリーとかマックの人物描写が足りない気もするし、宇宙人出てきてSFで決着が付く方向性や内容も気になるかもしれません。でも、僕は今までの作品でもオカルト要素を「ほんとにアークには超常的な力があるのかぁ。」って思いながらもインディだから許せる、だって楽しいからと思って観ていたので、今回宇宙人が出てこようが冷蔵庫から生還しようが十分に楽しめたです。実際、インディがジャングルカッターを破壊するところからのスカル争奪戦では剣、ターザン、絶壁チェイスなどの怒涛のジャスト・ライク・インディなアクションでニヤニヤしっぱなしでしたから。じつは今回が先週につづき二回目の鑑賞なんですが、すごく楽しめました。やっぱりこれほど胸を躍らせてくれる冒険はインディアナ・ジョーンズだけです。また観にいきます。
[映画館(字幕)] 8点(2008-06-21 22:09:19)(良:2票)
133.  ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛 《ネタバレ》 
正直前作は子供向けな感じがして楽しめなかったので本作は「どんなバカ映画になってんだろな」とか思いながら鑑賞した。そしたら「これナルニア??」って感じで楽しかった。子供4人にも魅力が出てきたと思う。今回は敵として人間が大量に出てくるので合戦シーンにCGだけでは描けない迫力が加わった。前半の見せ場のテルマール奇襲でナルニアの民が犠牲になるなど戦いの残酷な面を見せたのも良かったと思う。ナルニア国王とテルマール国王の一騎討ちも面白い。ただ残念な点もいくつかある。アスランの行動や考えには疑問がのこる。ディズニー(アスラン)的には信じることの大切さを教えたかったのだろうが、アスランが来た瞬間ナルニア勝利なので余計にアスランが分からん。メインキャラが死なないというのはやはり緊張感にかける。原作がそうだからしょうがないのかもしれないが、ちっちゃい人とネズミが両方とも瀕死状態から薬のんで全快はやり過ぎた気もする。
[映画館(字幕)] 7点(2008-06-06 14:59:38)
134.  ランボー/最後の戦場 《ネタバレ》 
映画雑誌で酷評だったし、スタローンの歳も気になってたけど映画的にはとても楽しめた。この映画は軍事政権による少数民族の迫害とかハードなものを取り扱っているので、描写が激しいのは確か。実際ミャンマーの軍事政権は世界的に注目を集めてるので政治的な目で観ると「なんだこれ?」ってなるのかもしれない。でもジャングルを疾走したり、弓矢うったりとランボーを通して、真っ向から描き監督スタローン的メッセージを伝え、闘うことの意味をといかける作品を作り上げたスタローンはスゴイなって思った。
[映画館(字幕)] 7点(2008-06-06 14:31:05)
135.  最高の人生の見つけ方(2007) 《ネタバレ》 
人生の期限を言い渡された者が余生をどのように過ごすか、こういった設定は何回か聞いた事があるが、名匠ロブ・ライナーが監督し、二人の老人をジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマンが演じるとなれば期待が高まる。結果、親友同士の人生のクライマックスを感動的に綴り、最高の人生を描いた良作となった。重苦しくないコメディ・タッチなのもおもしろい。スカイダイビングしたりマスタングで走ったりとやりたかったりできなかったことを楽しみ、家族への感謝や今まで目を背けていたことを考えたりと、彼らにとっては最期の冒険はとても充実したものになったと思う。二人の名演に笑わせられ泣かされる感動作。
[映画館(字幕)] 8点(2008-05-24 19:23:23)(良:1票)
136.  ミスト 《ネタバレ》 
予告編から「霧たちこめるだけでどうやって2時間以上話をもたせる気なんだ?」と思ってたら虫やら糸やら触手やらが出てきてクローバーフィールド状態であせった。クローバーフィールドとまではいかないが序盤からカットが長く臨場感やシンクロ感を盛り上げる演出が巧く十分機能していた。しかしなんといっても突然極限の絶望感に放り込まれた人々のドラマがこの映画の面白いところだったと思う。狂信者を演じたマーシャ・ゲイ・ハーデンの存在が秀逸で、危ないのは異次元から来た奴等だけでなく人間の精神もそうであると感じた。仲間において行かれ、仲間となるはずの人間から殺された軍人がその結末である。色々な意見もあると思うが、ラストは凄まじいものとなっている。スーパーからの脱出に成功し希望を得た一団だが超巨大生物との遭遇やガス欠から死を余儀なくされる究極の絶望を味わい、一転し軍隊の攻撃によって霧は晴れる。知人だけでなく守ると約束した息子まで殺すしかなかった主人公にとって霧が晴れる事は死よりもつらい経験となり非常にやるせない気もする衝撃的な終焉だった。
[映画館(字幕)] 7点(2008-05-19 11:04:17)
137.  コンフィデンス 《ネタバレ》 
そこまで悪くはない。まぁオチは何となく分かってしまうけど素直に楽しめた。映像のギミックは非常によい。キャストが豪華で特にダスティン・ホフマンのキレっぷりが観ていて楽しい。
[ビデオ(吹替)] 6点(2008-05-03 12:38:50)
138.  紀元前1万年 《ネタバレ》 
さすが監督!!といった感じ。紀元前1万年、自殺したゾウさんと助けたトラに導かれヘタレ青年がカリスマ的英雄に成長していく様を圧倒的な映像でいい加減なドラマで現代に蘇らせた。この映画からは古代特有のというか、何というか分からないけどシンプルな感情の激しさみたいなものが伝わってこない。ご都合主義なために「アポカリプト」でロナウジーニョがみせたような必死さがなかった。なんでトラがあんなに律儀なんだよ!とかツッコミを許さない凄い映像を楽しめ!というエメリッヒのいつも通りの映画。時代考証とかはわかんないけど映像は中々良かったと思うので、マンモスが好きで好きでしょうがないという方は是非。
[映画館(字幕)] 3点(2008-05-03 12:31:14)(笑:1票)
139.  NEXT-ネクスト- 《ネタバレ》 
二分間という限界があるが未来予知とは強力無比な能力であり力を使ってFBIから逃げたりする様は小気味良い。しかしこの能力のメリットばかりが目立ち緊迫感に欠ける感じもある。主人公には決定的弱点を設けた方が良かったのでがないか。「二分先が見える」というメリットとデメリットにもなりうる「二分先だけしか見えない」という二つの面があるからこそ成り立つ面白さがあまり見受けられなかったので、設定を完全に活かしきれていないと感じた。ルールが曖昧なのも問題である。結局二分先以上の未来を感知し、ニコラス・ケイジは夢の中で大冒険を繰り広げている。「彼女のことだったらなぜか二分以上みえるんだよ。」と一応の説明はあるがこの設定の描写が不足気味のままラストにもっていかれるので唐突である。また話は「デジャヴ」を思い出させるような展開であるが、エモーショナルに描けてなく物足りなさが残る。それでも監督が監督なのでこういった展開をSFに絡めた点は頑張ったなとは思う。全体的に物足りなかったが画の見せ方は独特で面白かった。ニコラス・ケイジが好きなので、ケイジ的バレット・タイムや増えるマルチプル・ケイジ、そして「間違えた・・・。」で全米を終わらせたお茶目なケイジを観る事が出来たので僕は満足。
[映画館(字幕)] 5点(2008-05-03 11:50:53)
140.  エイリアン2/完全版 《ネタバレ》 
正直なところ、オリジナル版を未見で鑑賞したのでこの作品のどの部分がどのように完全なのかは全く分からないがこの面白さは完全版。
[DVD(字幕)] 8点(2008-04-24 20:55:23)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS