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Dream kerokeroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 827
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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281.  ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q
正直言ってこの作品を、一つの作品として評価するのは非常に難しい。前作から次作への繋ぎになっていると感じたからである。故に料金1800円に対しての満足度として、点数を付けました。2点。かなり低いです。理由を述べます。まず全体的にかなりザックリし過ぎている。説明不足というのはこれまでのエヴァでは当たり前で、それが一種の確執を生み、熱狂の要因ともなった。ところが今回のこのQではその説明不足が過剰すぎて、作り手側の意地悪さばかりが目立つ形となってしまった。次に主人公碇シンジくん目線で物語がほぼ進行していくため、他の登場人物の心理描写が全く無く、彼女、彼らが何を思い何をしようとしているのかが、全然伝わって来なかった。新たに登場するエヴァや使徒もこれといって特別な魅力がない。とにかく私的には前作「破」が歴史的傑作だったものですから、嫌が上にも期待値が上がっての鑑賞となりました。そのため、ショックはかなり大きかったです。いよいよ次回で完結(予定?)。どうか納得のいく形で、華々しく終わってほしいものです。
[映画館(邦画)] 2点(2012-11-23 18:41:41)
282.  ももへの手紙
取り立てて特別な真新しさはなく、よくある予定調和なお話しなのだが、個人的に好きな題材なのでちょっと甘めに点数をつけました。主人公ももの多感な時期の心理描写が非常に丁寧で、島の子供たちとの交流シーン、母親とのやりとり、どの場面を見ていても感情が伝わってきて、作品の世界に引き込まれていきました。ただやはり、どこかで見たような、ありきたりな設定なのが残念なところではあります。
[DVD(邦画)] 6点(2012-11-18 17:19:20)
283.  テルマエ・ロマエ
原作は途中まで読んでいました。アイデアはなかなか面白いな~とは思いました。でもこれを映像化、それも実写でやるとは・・・。結果的に流動性である動画には向いていないんだと、静止画の連続である漫画でしか出せない「味」がこの作品の持ち味なんだと、改めて気付かせてくれました。日本人離れした端正な顔つきの阿部ちゃんですが、現地ローマ人たちと混ざると、その肌の色合いが、あ~やっぱり日本人だな~と、つくづく思い知らされました。あと、上戸彩ちゃんの実家の旅館の危機は、どうなったんでしょうね。 
[DVD(邦画)] 4点(2012-11-17 19:03:44)
284.  逆転裁判
心霊ホラーが苦手なので、OPにはちょっとぞっとした。美術が凝っていてビジュアル的に楽しめる。中盤から後半にかけてややテンポが悪くなる。元ネタがゲームであり漫画ちっくだからか、被害者の解剖記録が、弁護側になんの報告もないまま改善されるなんて非常識さも、まぁ~目をつぶりましょう。このゲーム自体はプレイしていたので、主人公の成歩堂が、もう打つ手はないのか~て窮地に立たされるたび、プレイしていた時の気持ちを思い出させてくれた。しかし全編を通して感じられるのは、いくら漫画チックとはいえ、血の通った生々しいさ、人間らしさが全く伝わってこなかったということです。キャラも中途半端な印象。演出と演技の相乗効果が上手に発揮されなかったのでしょう。
[DVD(邦画)] 3点(2012-09-09 10:04:48)
285.  ロボジー 《ネタバレ》 
多少粗い部分もあるが、良くも悪くも丁寧な作りになっている。そのためか、これといった特別な感情の起伏を与えてもらえず、ただ何となくなままエンドロールを迎えてしまった。まあこんなもんか、がこの作品に対する印象です。アイデアはいいと思う。しかしそれを上回るほどのモノが本編にはなかった。もうちょっと社会風刺的要素を取り入れても良かったのかも。にしてもラストのすり替わりには無理ありすぎだろ!丸見えじゃん!
[DVD(邦画)] 4点(2012-08-20 21:04:30)
286.  大夜逃/夜逃げ屋本舗3 《ネタバレ》 
前の2作と比べて今回は、徹底的にエンターテイメントに徹した感を受けました。いわゆる夜逃げ屋本舗版大脱走な仕上がりです。娯楽としての面白さは増しました。しかしその結果、かなり強引さが目立ちました。下水の壁に穴を開けちゃうとか、金庫破りしちゃうとか、ちょっとやり過ぎでしょ。その後普通に会社を運営してたのが不思議。まぁ「夜逃げ」という題材で、よくもまあ三作も作ったもんです。それも工夫を凝らして。その点は評価します。ただ今作を見てさすがに限界は感じましたね。
[DVD(邦画)] 5点(2012-07-31 18:30:39)
287.  夜逃げ屋本舗2 《ネタバレ》 
1作目が割と大人しめに作られていたのに対して、今回の2作目はかなりハードな仕上がりになっていました。娯楽要素を減らしたぶん、よりシリアスさが増しました。その結果今回は死人が出ます。イジメや解雇もあります。自己破産した人間に対して執拗に嫌がらせを仕掛けて、精神的に追い込み、返済させようと目論みます。結婚披露宴で、自己破産おめでとうとスピーチします。前作よりも今作の方が、なんとか返済しようと努力はしたがどうにもならず、死ぬとこまで追い詰められた男とその家族の再生だったので、共感は持てた。せちがない世の中、いい人が生きていくのって大変なんだな~・・・。ああ~やだやだ。
[DVD(邦画)] 6点(2012-07-31 18:13:58)
288.  夜逃げ屋本舗
軽いノリで作られたウケ狙いの映画かと思ったが、意外としっかりと作られていて驚いた。 なかなか奥深いテーマを扱っているのに、肩が凝る事なく楽しんで鑑賞できた。夜逃げを単なる逃げに終わらせずに、新たなる再出発の足掛かりとして描いているところは好感が持てる。がやはり、世間の厳しさをもう少しスパイスしても良かったかな。重くならない程度にね。にしても救急車、一体どうやって調達したんだ?不思議?大竹しのぶの観客を惹きつけるパワーは半端ない!やっぱり彼女は大物だ!あと、レオナルド熊さんの姿が見れて嬉しかったです。
[DVD(邦画)] 6点(2012-07-31 17:51:26)
289.  アンノウン(2011) 《ネタバレ》 
なんだか昔、似たような内容の映画を見た気が・・・。まぁ記憶をなくしたスパイや暗殺者の話なんていくらでもあるからな~。●ツッコミどころ。その1.主人公が眠っていた4日間、いくらでも殺せただろうに暗殺集団よ。その2.記憶が戻ると性格まで変わっちゃうのね。その3.暗殺集団のくせに論文を発表しようとしたのか!?その4.黒人を殺す理由が分からない??その5.向こうの映画、というか生活での七不思議。どうして相手の確認もせずに簡単にドア、開けちゃうんですか?いっつもそう!どの映画でもそう!THE・危険な国なのに、まったくもって信じられません!!よっぽど日本人の方がドア、開けないけどね。  文句は言ったけど、めちゃくちゃつまらなかったわけでもなく、そこそこ楽しめはしました。
[DVD(字幕)] 5点(2012-07-28 16:22:31)
290.  friends もののけ島のナキ 《ネタバレ》 
単なる「泣いた赤鬼」と思って見ないでいると損をします。かく言う私もそうでした。 悲しみは怒りを生み、怒りは悲しみを生む。負の連鎖を断ち切る勇気。人の歴史はこれの繰り返し。だからこそこの映画のテーマに、普遍的な重みを感じずにはいられない。 ●OPのアトラクション的主観が気持ちいい!●水の表現が尋常ではない!●編集のこだわりに愛を感じる。●ゴーヤがいい味出しまくり!ナイスキャラ!●CGアニメの新たな可能性を開拓した意欲作。●日本の良さが全編を通して、いい具合ににじみ出ていて好感が持てる。●ラストの止まれのサインが、これ以上ないくらい憎いぜこのの野郎!でした。●英語の歌はやめてほしかった。とことん日本にこだわってほしかった。●香取慎吾は頑張っていたが、勢いで押し通した感が否めない。山ちゃんが上手すぎちゃうからなおさら。●これぞアニメ!これぞ映画!これぞ日本!もっと評価されてもいい作品です。是非観て下さい! 
[DVD(邦画)] 7点(2012-07-25 14:06:15)
291.  RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語 《ネタバレ》 
夢を追いかける男はかっこいい!同じ男なら誰もがそう思う。でも実際には、夢をつかめる人間はほんのひと握りだ。努力努力とよく言うが、それだけで自分の描くことが叶うほど、世の中は甘くない。でもだからこそ、エンターテイメントの世界のおとぎ話に、ひと時の夢を見る。一時の現実逃避。お金を払う側の特権だ。 しかしこの映画は、夢を追いかける男の話なのに、全くもって夢を共感できなかった。作品の中で主人公が言うセリフ「自分のことしか考えない奴がエリートなわけない」て、ちょっと待てよ!あんた今夢追いかけて自分のことしか考えてないやんけ!なんか母親の病気や、友人の死を、上手いこと夢にすり替えてるだけにしか見えない。 それともう一つ共感できない最大の原因は、とにかく恵まれすぎている。母親、妻、娘、仕事仲間、上司、その他出会う人たちみ~んないい人ばかり。典型的なステレオタイプですね。だからハラハラドキドキ、この先どうなるんだ的展開はゼロ。はいはい、て感じ。 それに、田舎は良くて東京は良くないみたいなニュアンスも好きじゃない。息が詰まりそうな都会のジャングルの中で、面白くもない仕事に日々汗水流している人たちはたくさんいます。そういった人たちのおかげで私たちは生活を営んでいるんです。 恵まれた環境の中で、自分の好きなことを仕事にして、豊かな自然の中でのんびりと過ごしている主人公にどうして共感できましょうか。 悪いことばかり書きましたが、主人公の中井貴一は、相変わらず安定した演技力で見ていてホッコリさせられます。それに比べて娘役の子はダメダメでした。喋っている言葉がセリフにしか聞こえない。表現が乏しい。手がブラブラしていて気持ち悪い。ちゃんとオーディションしたんですかと疑いたくなる。 まぁ結論を言うと、日本人が大好きな典型的日本人感動ステレオタイプ映画でした。 
[DVD(邦画)] 4点(2012-07-14 09:09:25)
292.  鬼神伝 《ネタバレ》 
60年代、70年代のアニメを思い出させてくれるような内容。ラストは怪獣大決戦で、なんじゃこりゃ~状態に。 ものすごい妖術使いの僧侶が、現代にいる、唯一ヤマタノオロチを復活させることのできる少年を平安時代に連れてきて、共に鬼たちと戦おうて話なんだけど、まぁこの僧侶、強い強い。正直ヤマタノオロチがいなくたって、十分一人で鬼たちを倒せるくらい強い。 だからもう話に説得力が全然なくてダメダメです。 もののけ姫的なものを期待していましたが、ただの子供だまし映画でした。
[DVD(邦画)] 2点(2012-07-12 13:06:52)
293.  アンフェア the answer 《ネタバレ》 
カメラワークや照明・編集に工夫があり、最後まで飽きずに鑑賞できた。 篠原涼子のほぼノーメイクな演技にも、鬼気迫るものが感じられ見応え十分。 しかしそれだけの作品。最後に犯人も分かり大逆転となるのだけれど、だから?みたいになってしまった。 原因はこのアンフェアシリーズが、いいかげんマンネリ化しすぎてしまったせいだろう。 犯人は意外な人物!て言われても結局は主人公のすぐ近くにいる人間だし、おおよそこいつだろうと検討がついてしまう。なによりもこの映画の悪いところは、殺害された最初の三人に対する扱い方だ!彼らを殺した犯人も黒幕も分かっていながら、犯人は逃走、黒幕は平然と過ごしている。一応主人公が、黒幕連中から国家秘密を奪い取るというオチだったけれども、だからといってどうこうなるとは思えない。 だって考えてもみてくださいよ、相手は国家、ですよ。ほぼ味方のいなくなった雪平一人でなにができるというのですか?国家相手に。 だからね、風呂敷を広げすぎちゃったんですよ。畳めないほど。 まぁ一応完結編らしいからいいけど、もうちょっと頑張ってほしかったです。
[DVD(邦画)] 4点(2012-07-11 08:10:09)
294.  探偵はBARにいる 《ネタバレ》 
見はじめて途中までは「お!これは当たりか」て思わせてくれるほどテンポも良くて、グイグイ引き込まれた。しかし中盤から急に「え?まだ終わんないの?」ていう気分に変わってしまった。もう少しコンパクトにまとめられてたら良かったのに。その一点が悔やまれる。 いくつかのクエスチョンも気になった。まずは霧島殺害事件。この事件、当時どうやって解決されたの?少女を助けようとして殺されたっていうのは分かってるんだよね。目撃者の証言かもしれないけれど、目撃者がいたってことは捜査上大きな手掛かりに繋がるわけだし、犯人グループの目星もつくはずだよね。なのに作品の中でそこのところには一切ふれようとしない。主人公の探偵でさえもだ。一番大事な所がおろそかになってしまっていて残念だった。 あとアクションシーン。ちょっと多すぎ。げっそりした。 だけど拾いモノもあった。大泉洋。正直バラエティで見る彼はそんなに好きではなかった。けれどこの作品を見て考えが変わった。いい役者じゃん!なかなかいいよ。キャラがいい感じに出ていて。ちゃんと感情移入できた。自分のせいで人が死んだときの怒り方は特に良かった。松田龍平との掛け合いも見てて楽しいし、このコンビでシリーズいけるんちゃうん?て。て、思ってたらエンドロール最後に来たよ来ました、はい!続編決定の告知が。 結構楽しみな自分だったりします。 
[DVD(邦画)] 6点(2012-07-07 10:10:34)
295.  王様ゲーム 《ネタバレ》 
ホラーは苦手であまり見ないけれど、最近ハロプロファンになったので見てみました。 アイドル映画だから、まぁ軽く作っているのかと思ったけれど、意外と真面目に作られていて好感が持てた。 ハロプロメンバーも、お世辞にも名演技とまでは言わないまでも、それなりに頑張っていてこれまた好感が持てた。 しかしそこまで。映画全体としての評価は低くなります。ホラーなのに全く怖くない。ドキドキもしない。投票結果を黒板に書いていくシーンなんか、票数や票に書かれた名前のアップがなく、ただ引き画で見せられるから退屈。 そう!この映画、とにかくメインキャラ以外のアップがほとんどない!表情を捉えにくいから感情移入もしづらい。演技をごまかすためなのか?にしてもねぇ~・・・。 まぁハロプロが好きな人が、趣味の一つとして見ておくくらいが丁度いいでしょう。 
[DVD(邦画)] 4点(2012-07-03 14:15:38)
296.  コクリコ坂から 《ネタバレ》 
別に悪くはないんだけど、途中からずーっと「冬のソナタ」が頭の中をチラついてしまい、あまり感動することができなかった。 作画は文句なしに綺麗ですね。CGでないアニメには、やはり温か味を感じますね。世界に誇れる日本の伝統文化ですよ。 ジブリ作品の良いところは、ものすごく生活感があるとこですね。普段使われているモノいないモノのリアリティが半端ない!!アニメなのに実写よりも空気感が伝わってきます。 すごいですよ本当に。 ただやはりお話が「冬のソナタ」を連想させてしまって、ちょっと残念でした。宮崎親子が冬ソナを知らなかったとしても、偶然だったとしても関係ありません。 私は「冬のソナタ」を知っているのですから。
[DVD(邦画)] 5点(2012-06-28 08:15:30)
297.  さや侍 《ネタバレ》 
北野武監督は、死を死として扱った。無機質で冷たく、突然やってきて突然去っていく。だからこそインパクトがあり、強く印象に残る。しかし松本人志監督はこの作品で、死に対して『逃げ』というやってはいけないことをやってしまった。ハリウッド映画のようなハッピーエンドを避けたかったのかもしれないが、観客の期待をいい意味で裏切る、を履き違えてしまったようだ。媚を売る必要はないから、もう少し吸引力のある、観ていて引き込まれてしまう、そんな作品を作って欲しいです。次回作に期待します。
[DVD(邦画)] 3点(2012-02-23 07:36:53)(良:1票)
298.  プリンセス トヨトミ 《ネタバレ》 
正直期待はずれでした。面白い設定なのに、全くもって説得力がない。大阪にいるのは大阪人だけじゃないんだよな~。だいたい肝心のプリンセス、野放しじゃん。綾瀬はるかが止めなかったら、ヤクザにボコられてたかもしれないのにさ。こんな映画でも手を抜かず、最高の演技してくれた堤真一と中井貴一に拍手。
[DVD(邦画)] 2点(2012-02-19 22:08:08)
299.  大奥(2010) 《ネタバレ》 
男女が逆転するという設定は、古今東西特に目新しいものではないが、時代劇、それも大奥を舞台にしているところに斬新さを感じた。肝心の映画の中身だが、意外にも飽きることなく最後まで観賞できた。制作に力が入っているのか、とにかく美術が素晴らしい。ほんのワンカットしか写らないようなシーンでも、小道具の一つ一つがものすごく丁寧に作られていて感心した。柴咲コウは相変わらず目力だけ。二ノ宮くんはヒョロヒョロしすぎ。大奥を金魚に例えたのはGOOD! カメラワークは大作感を出すために引き絵を多用しているのも良い。男女逆転による江戸時代での日常を、もっと見てみたいと思った。TVシリーズ化すればいいのに。
[DVD(邦画)] 5点(2011-05-04 16:36:42)
300.  ドロップ 《ネタバレ》 
高校生かと思って観ていたら中学生だと知ってビックリ!でも役者がいい演技してるんで全く気にならなかった。喧嘩して友達になっていく過程がとても自然で好感が持てる。笑いもさりげなくて良い。ただどうしてもヒデの死だけは違和感を感じてしまう。おそらく狙いは「人は簡単には死なない」というセリフに対して、いやいや実は人は簡単に死んじゃうんだよ、という教訓なのだろう。しかしもしこの映画をプロの鳶職人が観たらどう思うだろう。おそらく「鳶職をなめるな!」と言うに違いない。たとえ本人に心の油断があったとしても、現場監督がそれを簡単に見過ごすなんてありえないだろう。いくら漫画的な内容とはいえ、こういった人の生き死にが関わるような仕事の描写は、もっとちゃんと描くべきだ。あとラストで主人公がカッコつけて町を出て行くシーンもありきたりでヒネリがない。一番の親友が見送りに来てなくて後でおいしく登場、な~んても~鉄板すぎ。カメラアングル、照明、編集、どれをとっても平均値で、唯一個性を感じたのはセリフ位かな。そう考えると品川ヒロシは映画作家ではなく、職業監督なんだな。だから観ていてみょ~な安心感があるのかもしれない。なので点数は平均点の5点プラス1点で6点です。
[地上波(邦画)] 6点(2011-04-26 01:50:53)
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