321. マザーウォーター
《ネタバレ》 何がやりたいのか良く判らない。水に係る仕事の人々が互いに交流するだけで、淡々と話が進むだけで、なにか起きる訳でもない。「かもめ食道」のスタッフを集めて、同じ様なものを作りたかったのだろうけど、そもそもの脚本が全然ダメだったんだろうね。日本の映画が間を大事にするのは良く判るのだけど、間が長過ぎる部分も沢山あるよね。脚本と演出はお世辞にも良いとは言えないけど、唯一の救いは小林聡美ともたいまさこ掛け合いかな。長いこと共演している経験もあるのだろうけど、ポプラをはさんでの二人のやり取りは面白かったですね。 [映画館(邦画)] 4点(2010-11-19 03:12:01) |
322. カイジ 人生逆転ゲーム
役者の演技が良すぎて逆にカイジって感じじゃない。 [地上波(邦画)] 4点(2010-10-15 22:54:56)(良:1票) |
323. 機動戦士ガンダムSEED スペシャルエディションII 遙かなる曉〈TVM〉
スペシャルエディションpart1でも書いた通り、基本的にはこのアニメについてはあまり評価を与えられない。 [DVD(邦画)] 4点(2009-04-29 13:11:11) |
324. 機動戦士ZガンダムIII 星の鼓動は愛
多分、映像の出来は3作の中でも一番良いと思う。 映像の出来だけはね。 ただし、シナリオは、強引にハッピーエンドにしてしまったのが、釈然としない。 劇場版ガンダムZZは作らないって事なんだろう。 結局、テレビサイズのシナリオをシネマサイズに修正出来なかったのは非常に痛いと思う。 ここまでするなら、テレビシナリオに従わず、映画オリジナルで挑んだ方が評価は上がったとおもうけど、商業的にそこまで持っていけなかったという事なんだろうなぁ。 それと驚いたのは、サラの演技が良くなってる事、そういや声が池脇じゃないみたい・・・あ、池脇じゃ無くなってる。あれだけ庇った富野氏もキャストを変えたという事は、Ⅱの出来の悪さを認めたという事かな(笑)。下手であっても、総監督と音響監督は池脇を使うべきだったと思う。 [DVD(邦画)] 4点(2006-10-01 02:20:57) |
325. 花と蛇 (2003)
まぁ、見られなくは無いのだけど、なんでこんなに面白くないんだろ? 演技が下手とかいうだけの問題じゃ無いような気もする。 谷ナオミの方が明らかに杉本彩よりもスタイルは良くないのだけど 映画にしてみると、妖艶さや芸術性は完全に昔の映画の方に分があります。 [DVD(邦画)] 4点(2006-09-19 18:20:58) |
326. 宇宙戦艦ヤマト 完結篇
この頃のはもう何がなんだがあたしには良く判らないです。思いっきり消化不良を起こしました。 4点(2003-07-18 00:16:48) |
327. ジャッカル
ついに見てしまいました。やっぱり「ジャッカルの日」の方が断然面白い。 4点(2003-07-04 22:23:08) |
328. 宇宙からのメッセージ
やっぱりスターウォーズって凄く影響あったんだなぁ、と感心しますね。え、映画ですか?そんな事聞かないでヨ(笑) 4点(2002-10-18 22:39:25) |
329. 君を忘れない FLY BOYS,FLY!
収益あげる為なんだろうけど、やはりキムタクを出すべきではなかった。演技は上手いし、表情も豊かであたしゃキムタクは好きなんだけど、やっぱり顔がいまどきの日本人なんだよ。キムタクの長髪や松村の様な太った飛行兵が現実に居たって事はあたしも知っているけど、長髪の意味や太り方が違うよね。セットとして使われた模型は凄いのだけど、最後の編隊組んだ時の模型は頂けない。 4点(2001-08-16 19:06:39) |
330. 超時空要塞マクロス ~愛・おぼえていますか~
やっぱりTVが良すぎたから、映画はね・・・まったくの別物と考えればそれほど悪くは無いのだけど、短い時間の中で輝とミンメイと美佐の3角関係が希薄になってしまってはじめて見た時は困惑しました。板野サーカスはさすがなんだけど、落ち着いて見ると、かえってそれがストーリーをつぶしてしまったのかなぁ。 4点(2001-07-18 19:40:46) |
331. 涼宮ハルヒの消失
《ネタバレ》 これ、微妙だね。基本的に原作かテレビアニメを見ていないと良く分からない作りになっているし、原作かアニメを見ている人からすれば、キョンというキャラクターが大幅にアニメ等とは思考や行動に異常があるという風にしか見えない作りになっている。京アニが作っているからとか、原作が人気だからという部分でこうした作りに気がつかない人が多いけど、正直まともな出来の映画では無いですよ。ファンは気にならないとかいうのも違いますよ。僕もこのシリーズの小説やアニメは面白いと思って読んだけど、この映画についてはあまり感心しません。むしろ、視聴者を馬鹿にしているんじゃないかという気さえしました。 [DVD(邦画)] 3点(2012-01-03 01:45:30) |
332. 20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗
語るにも及ばないというのは、こういう映画に使う言葉なんだろうなぁ。 [ビデオ(邦画)] 3点(2011-10-11 21:05:55) |
333. 学校をつくろう
まぁ、専修大学の創立の記録を映画化しただけの話なんで、話を膨らませるような事もないから、こんなもんだろうね。しかも一々丁寧にナレーションが入る次点で、映画としてのドラマ性みたいのがかなり失われているから、別に映画館で見ることも無いかな、という気がします。役者もなんか中途半端でしたね。 [映画館(邦画)] 3点(2011-09-06 12:53:19) |
334. さや侍
《ネタバレ》 うーんとね、この映画は松本人志のネタのひとつと見るか、映画と見るかで大きく別れてくる様な気がします。この映画の監督が松本人志でなければ、ここまで評価する人がどの位いるかというのがあたしには疑問なんだよね。多分、松本人志という看板が無ければあそこまでシュールなネタで笑えるかという疑問があたしにはあります。あたしは正直言ってあまり笑える所がなかったんだよね。彼の追求している笑いには素人の偶然の笑いを狙った様な所があるのだけど、それを映画に持ち込むにはかなり難しいのかな、という気がします。それと映画的に見ると結構ギャグに無駄も多いんだよね。例えば、火の輪くぐりの本番のシーン、雨で日の輪が消えてる所で落としても十分なのに、敢えて輪をくぐらせる。2段で笑いを取ろうとしているのかもしれないけど、どうもあそこは笑いが変に分散してしまっている様な気がします。これが意図的なら分かるのだけど、他ではそうしてない所もあるから、意図的とは思えないんですよ。そう考えた場合に笑わせかたの内容自体では無く、映画そのものの撮りかたとか、脚本のチェックが甘いのではないかと考えざるを得ない訳です。脚本協力に松本のブレーンである構成作家や芸人がいるのは良いけど、全体を精査出来そうな人がいなかったのか?という気がします。こういう細かい所を丁寧に処理していかないと才能があっても面白い映画は出来ない気がします。個人的には「大日本人」とか、あたしは嫌いではなかったので、一度、ギャグなしの普通の映画を作ってから、こうした笑いの映画を作ったほうが良い映画が出来るんじゃないかな?現在のまま似た様な映画を作っても、次も笑って貰えるかと言われたら結構苦しい気もしますね。 [映画館(邦画)] 3点(2011-06-27 01:57:32) |
335. もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら
《ネタバレ》 えーと、何からツッコミを入れれば良いのか…先ず、この映画はアイドル映画だよね、前田敦子主演の。なのに彼女の下手な小芝居以外は彼女が引き立つ要素が全く無いというのが致命的。原作の小説の欠陥云々を今更掘り返しても仕方ないけど、少なくとも映画での主役は前田敦子なんだから、彼女をもっと引き立てる様なシナリオを作るとか、目立つ様な演出をしなければ、駄目でしょう。なんか、見ていて同じマネージャー役の峯岸みなみの方がはるかに目立っているし、オマケに峯岸みなみは演技も上手かったりして、誰の為の映画なのかが全く分からないですね。それと、根本的な話なんだけど、ドラッカーの"マネジメント"が全く活かされていないよね。身内に高校球児が居たから分かるのだけど、劇中でやっていた練習方法(複数のチームに分けての競争)なんてのは普通に採用している高校なんて沢山あるし、それがマネジメントを読んで気付いている様では普通は甲子園になんか行けません。ピッチャーが全然投球フォームが出来ていないし、ストライクに絞って球を打つとか言っているのに、試合では思い切りボール球に手を出しているし、オマケにラストで程高が勝つシーンでは全然マネジメントに関係無くなっているし。コンセプトが中途半端なのかもしれませんね。デートムービーにもなってないし、アイドル映画としても中途半端、ついでにコメディ要素や泣きの要素も持たせているくせに全然笑えないし、泣きも出来ない。そういう映画になっいるのがこの映画だと思います。 大泉洋と峯岸みなみの演技は中々良かったのでこの2人分の得点が全てという感じです。 [映画館(邦画)] 3点(2011-06-18 01:13:31) |
336. UDON
同じうどんの文化を持つ県民としてはこういった類の映画は応援したい所なんだけど、微妙だなぁ。 時間が長い、二部構成する意味が分からない、やたらと他の映画の真似が多い。こういうコメディ系の映画って、スパッと笑って、所々でホロッとさせて、さっさと映画館を出てもらって「なんだかうどんが喰いてぇな」って言える様でないといけないと思うのだけど、そうなってないのがこの映画だよね。他の映画の真似はオマージュとしてやるのなら見ている側としても大歓迎だけど、全然オマージュになってなくて、笑いのひとネタにしかなってないのも辛い所だよね。良い役者もたくさん使っているのに、ユースケ・サンタマリアのお陰で結構台無しにしている部分も大きいかな。彼の起用って端から目的が分かっている分、期待も少ないし、演出上も全く予想から外れる事の無い演技(というか、芸風を変えてすらない)というのはちょっと安直では無いかと思います。それが上手くて面白ければまだ納得がいくのだけど、そうでは無いわけだし。 いい意味でも、悪い意味でもテレビ局主体の映画であるというのを見せ付けられた映画だと思います。 [DVD(邦画)] 3点(2011-05-22 14:21:29) |
337. ワラライフ!!
えーと、沖縄映画祭というのが出来て、その主催が吉本興業で、吉本が出資してくれて、映画を作るのは悪いことでは無いと思います。勿論、吉本の芸人が出るのも何の問題も無いよね。 でも、監督に吉本の芸人を使うというのが正しいのかと言えば、ちょっと疑問を持たねばならないと思う訳ですよ。木村祐一という人は料理が上手くて、放送作家も出来る凄い芸人だと思うけど、映画監督としては少し疑問が残るよね。 正直、この映画に関して言わせてもらえば、何をしたいのか、何を言いたいのか全く判らない。多分、ラストの主人公の一言というのが全編に掛かってくる木村監督の言いたい事だとは思うのだけど、全く判らないんだよね。 物語がコラージュの様に断片的に出てきても、それが物語と完全に繋がっている訳では無くて、話が急に変わってしまったり、物凄く思わせぶりに出てくる人も大して使われることも無く消えたりしてね。 脚本とは別に物凄く不快だったのは、登場人物が全然歳相応に見えなかった事。吉川晃司も鈴木杏樹も演技自体は悪くない(むしろ、好演している)のだけど、なんだか年齢から見た主人公のとの関係が親子というよりは、少し歳の離れた兄弟程度にしか見えない。ついでに言えば、時代設定もかなりいい加減で、過去のエピソードで出てくる年代というのは恐らく監督の子供の頃である70年代中盤から80年代なのだけど、映画の中の現在が2005年だとしても、主人公の推定年齢と差が開いている。こういうところこそ丁寧に作らないと、どんどんとボロが出てくるような気がします。 あと、吉本の芸人さんって、比較的演技が上手い人が多いのだけど、主役をやった芸人さんの中では、村上純は物凄く演技が下手だと感じました。確か、しずるってコントがメインじゃなかったっけ?その割には・・・って感じがしますね。 [映画館(邦画)] 3点(2011-03-09 12:46:16) |
338. SPACE BATTLESHIP ヤマト
《ネタバレ》 なんで、こんなに好評なんだろう? 元のアニメの出来を引き合いに出して「原作もああだったから」というのは違うんじゃないかな?むしろ、あれから35年が経って、実写として良くなっているのなら分かるけど、そうではないって事でしょ?それが良いなんて言えるですかね? 別にヤマト世代だからって訳ではありません。勿論、比較してしまう部分ではあるのも事実ですが、この際、その辺を抜きで感想を書く事にします。 先ず脚本が所々変ですよね。 二人のキスのタイミングは必然性を全く感じない。言葉遣いも滅茶苦茶で、軍隊敬語と敬語が混同されていたり、敬語そのものの使い方に不自然な部分があったりと、ちゃんと校正してるのかと疑いたくなるほどです。 演出もダメ、古代を現代風のちょっと突っ張ったリーダー的な風体にするのは良いけど、全然リーダーシップを感じられない訳ですよ。多分、キムタクのイメージをまんまキャラクター化しただけでしょ?もっと別の演技プランにしても、キムタクであれば出来た筈だけどね。 また、14万8千光年をはるばる越えてイスカンダルに辿りついたという割に、その苦労感が全く表現されていなかったですね。イスカンダル星での戦いにしたって、なんで輸送車の改造をするのに装甲に銃眼を付けないのかとか、それ以前になんで密閉型の装甲車両を最初から搭載してないのかとか、この辺の設定の良い加減さを見て、本当に軍事考証されてるのか(小川和久は戦略が専門だから、戦術の分かる他の軍事評論家に協力してもらった方が良かったね)と考えてしまいました。 VFXが凄いなんて話もありますが、動きに不自然さを見せる物もあったし、なによりヤマトがウェザリングを施していない出来立ての模型の様に見える箇所が多かったのも気になります。 また、デスラーを思念体みたいな物にしたのも分からない。地球に遊星爆弾を落としてまで、可住惑星にする理由が無いんですよ。そして放射能除去装置があの形と言う所で絶句しました。この映画、SFとか言ってたよね、ファンタジーの間違いじゃない? 最後に、映画そのものの問題では無いのだけど、なんで主題歌をタイラーに発注したのか分からないですね。映画では日本を強調しているのに、何故、主題歌に外国人を使うんだろう?この辺の良い加減さも腹が立ちます。 あ、ヤマト世代では無い方へ、これを「宇宙戦艦ヤマト」の実写リメイクだと思わないでね。 [映画館(邦画)] 3点(2010-12-10 12:51:29)(良:3票) |
339. ファイナルファンタジー
あたしはFFはⅢまでしかやってないから、全く別物っていう感じがあるのだけど、どうなんだろう?CGで作る事に何か意味があるのかというと、多分 あまり大した意味を感じないんだよね。元ネタがコンピュータゲームだからというのはあまり大した理由では無いんじゃないかな。 [地上波(字幕)] 3点(2010-12-05 11:06:50) |
340. SP 野望篇
《ネタバレ》 これ、明らかにテレビドラマ版の延長でしょ?映画から見る人は完全に置いてきぼりですよ。内容もちゃんと盛り上げてはみせてはいるけど、物語はどうだったかと考えると、中途半端なんだよね。結局、次回作へのブリッジでしかなく、この映画単体として奇麗に纏まっているとは思えませんでした。これを次を観たいと思わせる為の前振りと考えるか、次は絶対に観ないと思わせる程のお粗末な脚本と考えるかは難しい所です。あたしは多分観る事になると思うけど、決して前向きな観方ではなくて、単に評価をする為になりそうな気がします。連続ドラマとして観れば良いかもしれないけど、それって映画だけを楽しみにしている人を馬鹿にしている気がしてならないんだよね。CGについてもあまり効果的な使い方をしているとは思えなかったですね。ハリウッドの流行みたいなものを真似していないで、もっと独自の方向性を考えた方が良いんじゃないなぁ? [映画館(邦画)] 3点(2010-11-14 17:31:56) |