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おーるさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 307
性別
自己紹介 基本的に評価は甘め。
9点は映画としてほぼ文句の付けようの無い映画。
そして10点は多少アラが有ろうと個人的なツボに入り、人生に影響を与えた程の映画。
0点の映画は逆に怒りを通り越し尊敬の念さえ覚える映画。

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21.  スカイ・クロラ The Sky Crawlers 《ネタバレ》 
本作はこの世界観を好きになれるかどうかで、かなり賛否が分かれる作品だと思われる。 メッセージに共感出来る云々ではなく、台詞の言い回し、抑揚のない展開、冷たい雰囲気など、この映画に自分が溶け込めるかどうか。終始違和感を感じたまま観終える人も多いのではないだろうか。 圧倒的に美しいCGと、悲しげな音楽は、この映画特有の虚無的な美しさを際立てていたと思う。ラスト、明確に問題は解決しないが、僅かに希望が示唆される。そんなに簡単に世界は解決しない、もしかしたら絶望しかないのかもしれない、でも闘ってみる価値はある。そんなメッセージを感じた。 ただ、少し抽象的な表現が多すぎて、監督のメッセージが伝わりづらい気がしないでもない。とにかく観る人を選ぶ作品だろう。 
[DVD(邦画)] 7点(2010-09-16 21:18:07)
22.  キル・ビル Vol.1(日本版)
「タランティーノがやりたい放題やった」という本作ですが、期待していたより突き抜けたものを感じなかったというのが正直なところです。アニメのようなプロットで、映画の新しい方向性を感じないわけでもないのですが・・。 唐突にアニメを挿むセンスは凄いし、映像と音楽の使い方は相変わらず滅茶苦茶カッコイイ。 ただ従来のタランティーノ節をあまり期待しすぎてはいけない気がします。 片言の日本語は笑えましたけど、全体で見るとあまり笑えるポイントが少ないし、こちらの予想を裏切るような、驚くような展開が無かったように思います。 アクションも期待を上回るようなものではなく、とにかくタランティーノにしては「刺激」が少ない印象の作品でした。 Vol.2に期待します。
[DVD(字幕)] 6点(2010-09-16 18:56:46)
23.  20世紀少年 -第2章- 最後の希望 《ネタバレ》 
これは酷い。中だるみもいいとこ。 作りの荒さばかりが目に付くのは、原作既読だからだろうか・・。  俳優陣に関しては、自分が与えられた役を本当によく演じていると思う。 トヨエツ、ユースケ、カンナ役の子、小泉響子役の子(ビックリするぐらい似ていた)の熱演も、こんな適当な作りの映画じゃどうやっても生きてこない。  原作を読んだ側としては、オッチョの監獄シーンの怖さや緊迫感が全く描かれてなかった事(重要な役どころであるはずの囚人13番に関しては何の説明もない)、個人的に原作一番の泣き所だと思っているサダキヨの辛い過去が一切描かれず、全く感情移入出来ない意味不明な存在になってしまっていることなど・・・・まぁツッコミ出したらキリがありません。  もう堤監督は映画を撮らずに、大人しくドラマに徹するべきだと思う。 駄作映画を量産するこの監督に本作を任せたこと自体が間違いの根本であると思う。  総製作費60億・・・ 1章、2章を観る限り、製作費に見合わない大コケ映画であるが、 ここまで観てしまったからには第3章も根性で観ようと思います。
[DVD(邦画)] 1点(2010-09-05 11:11:24)(良:1票)
24.  20世紀少年 -最終章- ぼくらの旗 《ネタバレ》 
前2作を観て、あまりのクオリティの低さに愕然としながらも、後に引けなくなり本作も鑑賞。 全3作通して、そっくりさんを集め、原作を荒削りになぞって行くだけの映画。 特に際立って酷いのは、音楽とCG。円盤やロボット、トヨエツのバズーカシーンはまさに噴飯ものだった。  原作とは違う形のエンディングが用意されているということで、そこにだけ期待したのだが、結局より分かり易く描いただけで、オチはほぼ同じと言っていいだろう。  エンディング(エピローグ)に関して。カツマタ君が未来のケンヂに説得され、お面を取り、ケンヂと友達になる、そこまでで良かった。 しかしその後の、カツマタ君が「グ~タララ~♪」の歌を思いつくというエピソードを付け加える事で、おそらくより感動を強めたかったのだろうが、この展開は有り得ない。  なぜなら、カツマタ君が「グ~タララ~」をケンヂに伝えることが出来たのは、大人になったケンヂが過去の世界でカツマタ君に謝罪したからであり、 にも拘らず、それ以前の現実世界でケンヂは「グ~タララ~」を歌いまくっている。 一番重要なシーンでこんな矛盾は有り得ない。堤監督は、真剣に映画を作っているのかとさえ疑ってしまう。  俳優陣は本当に頑張っていただけに、さらに痛々しい。ARATA、小池栄子は出番は少なかったがかなりハマっていたのではないだろうか。 前2作も含め、トータルで1点。稀に見る駄作です。
[地上波(邦画)] 1点(2010-08-28 05:17:44)
25.  20世紀少年
原作既読のため、この複雑な漫画を映画化するのは無理があると、あまり期待をせずに鑑賞。 まぁよくもここまでそっくりさんを沢山集めたもんです。その点だけは笑えて良かったが、いくらハードルを下げて観たとしてもあとはもう悪い点しか見当たらなかった。  原作の全てを再現しようとして、それを映画の2時間程度の短時間の中に無理矢理凝縮させようとするもんだから、ひとつひとつの場面がおざなりになっており、感情移入が出来ないし、原作が持つ怖さや危機感が伝わってこない。 竹中直人など、本当に一瞬しか登場しないキャストも多数おり、明らかに再現する必要の無い、タレントを映したいがために作ったようなシーンがいくつもあった。 その辺を巧く端折って物語の主軸になる部分をもっと丁寧に描いて欲しかった。 そして何より酷いのはCG。大金かけてこの出来は・・。 ラーメンの湯気には思わず失笑しました。  そんな酷い環境の中でも、唐沢をはじめ俳優陣は本当に頑張っていて、ある意味感動的でした。
[地上波(邦画)] 2点(2010-08-13 23:32:39)
26.  殯の森
言いたい事はとてもシンプルで全く難解な作品ではない。だが「生きる、死ぬ」というシンプルなはずのテーマを、やたらと小賢しく、芸術的に見せようとこねくり回しているのが見え見えで、観る側の感情移入を妨げている気がしてならない。それと台詞にいちいち深い意味を持たせようとしているせいで、会話中の言葉選びが非常に不自然に聞こえた。  主演2人の演技は素晴らしいし、河瀬監督の映像は相変わらずため息が出るほど素晴らしいので、海外受けするのも頷ける。言葉の壁のお陰で、映像と芸術的な雰囲気だけで作品を評価するだろうから。 「萌の朱雀」から観て、この監督の映像美には本当に感動させられるが、物語が何だか薄っぺらい。深みの無い純文学のような、そんな感じを受ける。いっそ完全に映像のみの作品(サイレント)を撮って欲しい。
[DVD(邦画)] 3点(2010-08-13 20:34:33)
27.  容疑者 室井慎次
シリアス路線ということで期待していたのだけれど・・ あまり感情移入出来ないストーリーだった。 哀川翔の出演している他の作品を観たことが無いが、こんなに演技力の無い俳優なのか。。? 
[地上波(邦画)] 3点(2010-08-13 19:55:33)
28.  ゆれる 《ネタバレ》 
香川照之の演技がとにかく素晴らしい。 台詞の無い部分でも充分に彼の内のドロドロとした思いが伝わってくるような、まさにその役が憑依しているかのような演技。胸が締め付けられました。  強く引っかかっているのは、智恵子の爪跡が兄の腕にあんなに深く刻まれているにも関わらず、裁判でその事が全く取り沙汰されなかった事。死体から出た精液のDNA鑑定までしているのに、あんなに深い傷を負わせた爪には何も無かったのだろうか・・。  本作のような深いテーマを扱う映画だからこそ、こういう細かい点がいちいち気になってしまった。 それとあくまで個人的にだが、観る側に解釈を委ねるやり方が強く出すぎていて、深く感情移入できなかった。  
[DVD(邦画)] 6点(2010-08-13 19:42:39)
29.  フラガール
ウォーターボーイズとか、スウィングガールズとか、その手の個人的に苦手な映画かと思っていた。しかし実際観てみると、松雪泰子、蒼井優をはじめ役者陣の演技、ストーリー展開ともによく出来た映画で、充分に感情移入出来た。ジェイク・シマブクロの音楽も素晴らしい。
[地上波(邦画)] 8点(2010-08-13 19:27:07)
30.  Kids Return キッズ・リターン 《ネタバレ》 
金子賢と安藤政信の演技が思いのほか凄く良かった。 ラストシーンには、救いも感じられるが、 何だかんだ純粋なふたりは、汚く厳しい大人の世界に結果的に染まることが出来ず、 かといってマジメにも生きられない中途半端な存在で、 マサルの「まだ何も始まってねぇじゃねえか」という言葉が、校庭に空しく響くような、そんな切なさを感じた。 
[DVD(邦画)] 8点(2010-08-13 19:25:06)
31.  ラヂオの時間 《ネタバレ》 
三谷作品の中では一番好き。というかとにかく笑った笑った。近藤芳正の「ハインリッヒー!!」と前半バッキーさんの暴走ぶりが最高でした。
[DVD(邦画)] 10点(2010-08-13 17:47:31)
32.  GONIN
もっと早くこの映画を観ていれは良かった。 作品全体を貫く異様なパワーと臭ってくるような怪しい雰囲気も良いし、とにかく目を離せないジャストなテンポ。素直にとても楽しめた。  今となればかなり豪華なキャストだが、映画の内容はやりたい事やりまくり、終始アンダーグラウンドな臭いが漂う。  佐藤浩市も、根津甚八も、鶴見辰吾も(ヤクザ役が意外とかなりハマっていた)良かったけれど、やはり特筆すべきは総出演時間がおそらく10分にも満たないビートたけしの存在感でしょう。 たけし演ずる殺し屋は、個人的には「ノーカントリー」のアントン・シガーばりの不気味さ、狂気を感じた。演じたたけしも素晴らしいけど、このキャラ設定自体が素晴らしすぎる。本家北野映画を含めても、おそらく一番怖いたけしが本作の京谷であると思う。  邦画でここまで心地よい刺激を得られる作品も少ないのでは。  
[DVD(邦画)] 8点(2010-08-13 16:48:47)
33.  崖の上のポニョ
あくまで子供向け映画と割り切って鑑賞したが、さすがに本作のエンディングの強引さ、雑さ加減には閉口・・。  ストーリー全体を見ても、環境破壊などのメッセージがやたら押し付けがましく感じられた。押し付けがましいといっても、子供に伝わるぐらいの強烈さや親切な分かりやすさも無く、何だか消化不良な感じは否めない。 「ナウシカ」や「もののけ姫」は、メッセージが散漫としておらず力強いものであったから、子供にも充分理解できるし大人にも楽しめる深みを持った作品だった。  それといちいち盛大に音楽を流しすぎ。  とにかく全体を通して、過去のジブリ映画中一番感情移入出来ない作品だった。 色んな意味で、もっとピュアなものを期待していたのだけれど・・。  手書きのみのアニメーションは今見ると逆に新鮮味を感じられ、迫力もあって良かったことと、宗介とポニョと赤ちゃんポニョの可愛さに3点。
[DVD(邦画)] 3点(2010-08-13 16:17:19)
34.  幻の湖
スタンリー・キューブリックも、デヴィッド・リンチも真っ青。 真の奇才は日本にいました。
[DVD(邦画)] 0点(2010-08-12 17:55:11)(笑:1票)
35.  踊る大捜査線 THE MOVIE
良くも悪くもテレビの勢いそのままな映画。「踊る~」映画シリーズではこの作品が一番楽しめると思う。
[地上波(邦画)] 5点(2010-07-31 22:27:42)
36.  交渉人 真下正義
ムダに詰め込み過ぎ、リアリティ無すぎで、とにかく緊迫感に欠けた。國村隼と寺島進のキャラは好きです。
[地上波(邦画)] 4点(2010-07-31 22:24:29)
37.  八月の狂詩曲
メッセージを全部語らせすぎているからか少し説教臭く感じた。子供達の演技、台詞が不自然極まりないため、おばあちゃんの名演や印象的なシーンも浮かばれず、どうも映画に感情移入出来なかった。 黒澤映画でここまで低い点数をつけるのは初めて。
[DVD(邦画)] 3点(2010-07-13 11:48:09)(良:1票)
38.  まあだだよ
黒澤監督が、自分の遺作になると自覚して作っていたことは明らかでしょうね。 何だか、監督が「先生」に自分を重ね合わせている気がします。  作品としては、少し大袈裟過ぎる台詞がどうも馴染めませんでした。  黒澤映画は、映像だけで充分過ぎるほどの力がある(本作では個人的に、掘っ立て小屋で四季が巡るシーン、猫が怒りを表すシーンが印象的でした)ので、教訓じみた過剰に美しい台詞が多くて、感情移入を妨げられた気がします。  所ジョージ、井川比佐志などは凄く良かったと思います。  しかし、先生の酒豪っぷりは圧巻ですね(笑)  
[DVD(邦画)] 4点(2010-07-13 11:41:34)
39.  一番美しく
ストーリーは当たり障り無く、キレイ事で埋め尽くされているが、戦争高揚映画ということで敢えていちいち突っ込んではいけない。敗戦後に監督は「わが青春に悔いなし」という痛烈な反戦映画を撮っているので比較して見るのも面白いかもしれない。 寮母先生の美しさが印象に残りました。
[DVD(字幕)] 4点(2010-07-13 11:35:46)
40.  ゆきゆきて、神軍 《ネタバレ》 
奥崎氏にとっての立派な人間とは、神の法に従って、人間が造った法律を恐れず、 刑罰を恐れず実行する人間であると氏は強く主張する。  この主張は絶対的に自分の正義を信じて疑わないまま突き進む、まさに彼そのものであり、真相究明は彼にしか出来ないと嫌でも思わされてしまう。  しかし大きな問題はその「神の法」を、奥崎氏自身が全て定めていること。 さらに彼を突き動かすパワーは異常とも言えるもので、相手への配慮など微塵も無く、 信じる正義のためなら暴力行使も厭わないという一般的には本当に危険な人物である。  戦争を題材にしたドキュメンタリーだが、あくまで奥崎謙三という濃すぎる人間を追いかけた映画で、単純でありがちな反戦プロパガンダフィルムでは全く無い。 奥崎氏の過激さはある意味魅力的で、次に何が起こるか分からない緊迫感を生み出しており、脚色せず第三者的視点から撮影しただけでも、立派にドラマが映し出されている。 これぞ正真正銘のドキュメンタリー。  そしてラストの流れで一気にこの作品が「映画」として昇華される。 ただ奥崎氏を追うだけでなく、見応えのある映画作品として仕上げているところに、この映画の凄さがある。ドキュメンタリー映画としては個人的に満点。  ただ残念だったのは、あれだけ正義をモットーとしていた奥崎氏が、結局実際関係ない元隊長の息子に発砲し重症を負わせるという結末。 これじゃ結局はブチ切れたら「神の法」も正義も関係なくなる単なるテロリストと呼ばれても仕方ない・・ 映画の出来云々ではなく、この奥崎氏のあまりに残念な結末に-1点。 
[DVD(邦画)] 9点(2010-07-13 11:27:15)
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