41. 浮雲(1955)
切りたくても切れない腐れ縁とは、こういうものですかね。女心とは、こうも可愛く、いじらしい複雑なのを高峰さんが見事に演じてくれました。 [CS・衛星(邦画)] 8点(2009-01-11 11:10:23) |
42. ごめん
子供から大人になりかけて大抵の人は異性に対してどうしょうもないくらいに興味を持ち始める不思議な感覚を上手に描いていて大変面白かったです。セイ君が前半子供、子供して頼んなかったのが好きな人が出来てからグングンと成長して後半から男らしくなっていく姿に自分のことのように応援したくなりました、若いって素晴らしい!! [CS・衛星(邦画)] 8点(2008-12-17 12:06:23) |
43. おにいちゃんのハナビ
《ネタバレ》 若い人が死を迎えるのはとても辛く悲しいもので、これはかなり泣けます。ラストは「遠い空のむこうに」を思わせるような爽快感がありました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-07-12 23:10:23) |
44. 恋するトマト
大地康雄が役者の枠を超え全力で製作に挑んだような素晴らしい映画です。善良な仕事を地道にする事の幸せや、楽しさ、尊さを教えられました。 [地上波(字幕)] 7点(2012-06-07 00:45:46) |
45. 一枚のハガキ
久々に骨のある映画に出会いました。新藤監督といえばあまりにも多くの作品があるのでレビューしにくくて、もしかすると初めてかもしれませんが「人間」を見たときのような感覚が生々しく甦ってきた事だけは確かです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-22 22:22:58) |
46. クロサワ映画
現代の「悲しきクラウン」ともいうべきお笑い芸人の実生活をリアルタッチに描いた秀作。女芸人の哀愁がせつないほどに滲み出て黒沢さん大変良かったです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-12-08 00:24:29) |
47. 秋深き
近年の日本映画はあんまり最後まで見ることが出来ない性質の自分ですが、これは舞台が大阪という事もあって楽しく鑑賞できました。軽いのりながらも身近な人の死の辛さはよく伝わってきました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-10-24 22:48:56) |
48. 銀座カンカン娘
のどかでほのぼのとした平和な時代の昭和日本の庶民の暮らしぶりを覗かせてもらって得したような気分になりました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-07-31 00:08:52) |
49. くちづけ(1957)
増村保造さんの初監督らしく制作年代のわりにはテンポも良く古さも感じなくて楽しめました。三益愛子といえばお婆さんというイメージが強いんですが、ここではハツラツとした自信たっぷりの大人の女性を演じていて、それだけでも見る価値がありました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2011-07-07 00:47:51) |
50. ヴァイブレータ
こうゆう感覚、好きです。寺島しのぶさんの映画はこれまで一度も観たことがない事に気付きましたが全身で体当たりの演技は色香が内面からにじみ出るようないい女優さんでした、他の作品も観るように勤めたく思います。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-12-20 23:57:25) |
51. 幸福(1981)
エド・マクベイン原作の米TV映画「87分署」シリーズからの一編を市川崑が雰囲気を損なう事なく巧く舞台を日本に置き換えて演出した良作。「熱中時代」の北野広大先生がそのまま刑事さんに転職したような水谷豊の役柄には好感。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-06-06 09:34:12) |
52. 秋立ちぬ
「三丁目の夕日」のような、いい時代の昭和の日本での、のどかな生活を子供側の視点で描いた良作。三角ベースの草野球に当時流行ったダッコちゃんなども出てきて懐かしいあの頃に戻ったような気分に浸れました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-04-11 11:13:04) |
53. ヨコハマメリー
一見、変わった人と思われていたハマのメリーさん。確かにまぎれのない熱い人の血と心を持って、生きた証を残したメリーさん。一度合って抱きしめてあげたい衝動に駆られました。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-03-19 23:36:58) |
54. 次郎長三国志 第八部 海道一の暴れん坊
森繁が出ているということで何気なく見ていましたが、実に素晴らしいの一言です.これ程に熱い人情味に溢れた映画とは思いませんでした。身受山という名前からして面倒見の良さそうな親分を演じた志村喬との迫真のからみ具合は惚れ惚れするほど見ごたえあり! [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-03-12 23:27:15) |
55. 石中先生行状記(1950)
東北地方の素朴な田舎町で起こった三つの話をオムニバスで描いた、成瀬巳喜男の作品にしては暗い部分が全くない明るく微笑ましい映画でした。中でも三話の三船敏郎と若山セツ子のあどけない恋物語はほのぼのとして大変心地よく楽しいものでした。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2010-01-10 12:22:04) |
56. 天国はまだ遠く
この映画は自殺なんていう行為がどれ程愚かで馬鹿げてるかを教えてくれています。ほんの二時間程度です!!死のうと思ってる人はこれを見てからでも遅くないんですがね!?心を癒やす良作。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-11-25 23:03:50) |
57. 歌行燈(1943)
歌に三味線その上、舞いまでと三拍子そろつた芸の達人、喜多八を演じたどこか長谷川一夫を思わせるような二枚目花柳章太郎に山田五十鈴と柳永二郎の絡み合い加減の程よさは心地よく、この落ち着いた映画が戦時中の作品とは驚きです。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-11-06 13:33:55) |
58. 大魔神
佐々木投手が大魔神とは、よく言ったもんですね。難問を解決するのには、魔神様に頼めば一発で解決!実にスカッとした痛快大映特撮娯楽映画です。 [映画館(邦画)] 7点(2009-11-06 00:37:35) |
59. ぼんち
市川雷蔵の気の抜けたような飄々とした演技を筆頭に男優陣も頑張ってましたが、それにも増して、この時代のトップクラスの個性豊かな女優陣が豪華に勢ぞろいした、とっても楽しい映画でした。中でも老舗の信用を盾に意味をなさないような下らないしきたりの数々に泣かされる、今では想像も出来ない位可愛くていじらしい若き日の中村玉緒には驚くばかり!! [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-10-14 23:15:11) |
60. はたらく一家
今の核家族なんて嘘みたいに、良くも悪くも貧乏で金のやりくりに明け暮れる毎日、お爺さんもお婆さんもいて子供は五人か六人はいるのが当たり前の時代の微笑ましくて、暖かい戦前のいい家族の姿を描いた佳作。出演者みんなが気のいい人ばかりの中でも徳川夢声のお父さんが特に良かった。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-10-04 11:10:25) |