81. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
これはこれは皆さんおそろいで好評ですな~。アニメでは久しぶりぶりに感動したぞ~。カーチャン、トーチャン、娘で5、6回見てしまったぶりぶり。子供の強制力強し。娘よ、チョコビーは買えないんだよ。たぶん。 7点(2002-05-26 04:43:08) |
82. ウォーターボーイズ
みずみずしい面白さに点数アップ!演出も演技も実に実に稚拙なものがあるのですが、出演者の若さに、サービス精神にかき消されてしまいます。楽曲の脈絡のなさが学生ぽくって素敵です。あれをヘンにまとめてしまうと、つまらないお・と・な。 7点(2002-04-14 10:43:25) |
83. さまよう刃(2009)
少年たちのズルイ残酷さと、父親の清い愛情を両極端に引っ張って、弾けて感動するものだったと思うが、両方の表現力が弱かった。警察署、別荘地、駅前など映像表現の弱さもある。重みと緊迫感が薄い。学校で見せる教育映画に近いものを感じた。題材としては良いものなので+1点。正直に言えば、犯人2人なんてこの世から消えて当たり前。 [映画館(邦画)] 6点(2009-10-19 18:27:50)(良:1票) |
84. カイジ 人生逆転ゲーム
最初のトランプはまだ許せるとして、後は緩い仕掛け。5000万の投資に至っては、コレは無いでしょうとなる。SM趣味の映画。マゾの人が金銭的生命危機の抑圧の快感を感じるのには良い作品かも知れません。罵倒されるのが好きな貴兄に御すすめ。でも昨今の会社員はこの映画の会社に近いカルト教育を受けている感じもする。エコノミックアニマルという言葉の復活を希望する。 [試写会(邦画)] 6点(2009-10-14 22:00:03) |
85. 隠し砦の三悪人 THE LAST PRINCESS
黒澤作品に、「インディジョーンズ」とトレンディドラマをミックスした様な映画でした。若者をすごく意識しています。マツジュンのキャラが、途中からガラッと変わってしまうので少々戸惑いました。 [映画館(邦画)] 6点(2009-09-29 20:24:02) |
86. 容疑者Xの献身
《ネタバレ》 四分の三位までは、献身ぶりに涙が出そうになりました。手紙から天井四色までは本当にいい。堤真一の眼差しが切ない。ひたむきっていいよね・・・みたいな。しかし、トリックの解明になると、その非人道的な所業に気持ちがさめてきてしまう。自分たちだけの世界に入りすぎて、他人(浮浪者)の人生を潰すなよ。そこからの出演者の涙は、浅く傲慢に感じます。ストーリーの構成は大好きなパターンなので、本当に惜しい気がしました。数学と物理学は、全体的に関係薄です。冒頭のシーンはその為の味付けでしょう [映画館(邦画)] 6点(2008-10-17 20:57:49) |
87. 名探偵コナン 戦慄の楽譜
《ネタバレ》 初めて、このシリーズを拝見。推理劇と思い鑑賞させていただいたが、なんとこれは驚くべき不条理アドベンチャーだったのですね。犯人である、あの仕事一途な人が、いつ大量の爆破を操作する術を見につけたのか。動機やトリックなどが、デビットフィンチャーもびっくりの荒唐無稽さ。私としては、逆に感動しました。癖になりそうです。 [映画館(邦画)] 6点(2008-05-04 22:45:16) |
88. 天然コケッコー
「ぼくのなつやすみ」的ですね。落ち着いた可愛らしいリズム。小気味いいとい えばいいのですが、台詞やストーリーにパンチが足りない感は否めないです。人物にも自然にも、もっとズームして、もう少し綺麗に撮って欲しかった。 [DVD(邦画)] 6点(2008-05-04 22:40:52) |
89. 狂った果実(1956)
有閑ブルジョワジーのけだるい不満が、夏のひと時の中でよく出ていました。お互い我がままな人間関係を、愚かな行動を絡めて描いた作品。苛つくけど可愛げもある津川雅彦の演技は良かった。目がグリグリさが純真な嫉妬の怖さを感じさせる。 [ビデオ(邦画)] 6点(2008-05-04 22:12:56) |
90. 幻の光
演出から暴力、激高、爆発、セックス、超常現象などを排すると、こんな形になるのかなという映画。落ち着かされる感じで心にしみます。少々人間らしくないかなとも思いますが、このくらいの平静な心持ちで生きていけたら良いなとも思います。 [ビデオ(邦画)] 6点(2008-01-28 20:28:19) |
91. 股旅
「おひけぇなすって」。これを丁寧に冒頭のシーンで描くことで、つかみはO.K。ATGの低予算・辛気臭さが、当時の股旅の乱暴さ・滑稽さ・不衛生さを表すのに合致していた。娯楽性でいうと、少々退屈なところもあり。もう少々ユーモアも欲しかった。尾藤イサオは今でもこの役が似合うと思う。ショーケンはこの頃が一番光っていたかも。小倉一郎、祝:結婚。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-02-23 19:49:04) |
92. 裸の島(1960)
ひたすら土と生きる。動物的行動に焦点をあてた映画。夫婦の目に動物的恐ろしさがあった。芸術的なのかもしれないが、私凡人には退屈さを感じさせる時も多々ありました。もう少し人生楽しもうよ、と言っては不謹慎か。こういう映画はどこかの公立映画センターで粛々と見なければいけませんね。一杯やりつつ尻掻きながら、就寝前何気に観るものではありません。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-02-23 16:58:01) |
93. 橋のない川(1992)
理不尽な差別を、生活感ありで描いていました。このような映画を見ると、差別の根源、、成り立ちを描いた映画を見てみたくなります。どのようにしてこのようなことが生まれたのか。現代のイジメもそうですが、根源を探らなくては対策にならないと思います。 [ビデオ(邦画)] 6点(2007-02-23 16:56:49) |
94. バブルへGO!! タイムマシンはドラム式
《ネタバレ》 泣き濡れてバブル。当時のトレンド(死語?)や、有名人が面白かった。特に某新人アナウンサーは笑えますよ。バブル崩壊問題より、1990年の紹介のほうが大切なのですね。ズラッと並べています。映画自体も1990年あたりの作りみたいで少々退屈さを感じましたが、なにか憎めない可愛らしさがあります。2007年の言葉を阿部ちゃんがいじるのも良かった。「ありえなくない?」はどっちだ。「これ、やばい」のティラミスは、息が長いね。 広末涼子(母)に現代っ子(死語?)は似合わなかったが、スタイルはいまどきのナイスバディ(死語?)です。 [試写会(邦画)] 6点(2007-01-30 20:32:39) |
95. 鉄コン筋クリート
映像はすごい。映像はすごい。並々ならぬ努力と根気を感じます。しかし、ストーリーはと見ると、強くない悪役、唐突な暴力のつなぎ合わせ、オチが自分探し等、中途半端で斬新なものが無いと思った。 [試写会(邦画)] 6点(2007-01-30 20:28:26) |
96. 大奥(2006)
なんとOL。私(男)は、TVシリーズや過去の大奥映画をしっかり見たことはなかったのですが、女性がこの物語に食らいつく(下品な表現で失礼)意味が分かったような感じがしました。そう、女性の戦いはチクリチクリなんですよね。現代でもたくさん見かけるでしょう?。蛇や毒殺までは、なかなかいかないでしょうけれど。この映画、後半のほうが良い。結局、ほとんどがさびしい思いになる戦いの末路がよく描かれています。その中でちょっと得しているのは「したたかな女」・・(そうあの人)。女性の間で、「したたか」という言葉をよく耳にするのはこの事かと、ひとり微笑む寂しい男(私)でありました・・。 [試写会(字幕)] 6点(2007-01-15 17:53:03) |
97. TRICK トリック 劇場版2
阿部・仲間の両演者は、これが一番俳優エキスがでてるかも。TVとさほど変わらないスケールなのですが、容認して映画館でのんびり見られた。片平なぎさが出ているなんて二時間サスペンスそのもの。昔の「元気が出るテレビ」を彷彿とさせるところも。優しくて、おかしな人々の制作をほのぼの感じさせる。私も仲間由紀恵にかわいい囁きツッコミを入れてもらいたい。もらいたい。 [映画館(字幕)] 6点(2006-07-24 19:45:02) |
98. パッチギ!
最初は刺激的だったんですが、後半は単調な暴力シーンでつないでるのが退屈になってきた。冒頭の戦いシーンが、ラストに持っていっても良いくらい印象的だった。ドラマもバイオレンスも巧みでなく、大まかな暴力ばかりに頼りすぎて、在日の家族模様や友人関係がぞんざいだった。それにしても、やっぱりフォークはいいですねぇ。「あの素晴らしい愛をもう一度」は好きな歌なので、もう少し効果的に使って欲しい。 [DVD(字幕)] 6点(2006-05-25 19:54:52) |
99. ゴジラ FINAL WARS
期待しないで臨んだのですが。これはいいんでない?やっと平成ゴジラの扉が開いたみたい。この路線を引っ張りつつ、一方で初代ゴジラ崇拝路線を煮詰める。初代は超リアリズムに走れば良いと思う。製作者サイドは、超娯楽 ばーさす 超現実の2極路線で。相変わらず北村一輝は迫力あります。題名も「ゴジラ対北村一輝」で良かったのでは。あっ、役名は違うか。 [DVD(字幕)] 6点(2006-05-25 19:50:34) |
100. 刑務所の中
刑務所というよりも、どこかの保養所を描いてるような穏やかな感じがする。これを見てると実社会より刑務所のほうが、人間らしい世界と感じてしまう。人間は無邪気だし、食事は健康的だし。実際は受刑者同士や受刑者と刑務官の、陰湿かつ苦しい人間関係などがあるような気もするのですが。贖罪の苦しみも、もちろんあってほしいけど・・・。次回は「マグロ漁船の中」などを希望。 [映画館(字幕)] 6点(2006-05-23 20:17:59) |