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121.  長い長い殺人
へたな演出、ぱっとしない画面、めりはりのない話。
[DVD(邦画)] 3点(2009-01-04 22:42:53)
122.  明日への遺言
 これまで小泉堯史作品を観てきて、この作家が実に誠実で、良心的で、真面目な人だというのがよくわかった。けれども、そういう人がこういう主題で撮ると、作品は避けがたくこうなってしまうのか、と悲しい気がした。なにを隠そう、小生も戦後東京裁判史観は明らかに偏っていて、おかしいところがあったと思うし、戦後の進歩的知識人たちの自己欺瞞的といえる自虐史観にはうんざりだけれども、かといってこれを単に真逆にしただけの、ニュー・ライトのナルシスティックで手前味噌的な主張にもついてゆけない。こんな描き方ではニュー・ライトがのどを鳴らすだけだ。この主人公のような非常に立派な君子も、上官に一人や二人はきっといたにちがいないが、どんな戦争にも必ずあるはずのきたならしいところは、ここに限ってはまるでありませんでしたと言わんばかりに、画面の外にうっちゃってあるのが、まるわかり。部下の兵士たちも、生真面目一辺倒の好青年ばかりというのは、なんとも不自然。これを観ていて、勝新太郎と田村高廣コンビの、『兵隊やくざ』シリーズがもう一度観たくなった。あのフィルムは多少不真面目かもしれないが、軍隊の実態とおぼしきものが描かれてあったと思う。
[DVD(邦画)] 3点(2008-11-20 00:58:31)
123.  椿三十郎(2007)
 今時の役者と今時の空気でリメイクすれば、森田芳光じゃなくたって、どうしたってこの程度。オリジナルと比べれば、上等の学芸会並み。まあ、これが呼び水となって、オリジナルに進む人が出てくれば、それで立派に役目は果たしたといえるのだろう。しかしまあ、よくも無謀にもリメイクする勇気があったものだ。
[DVD(邦画)] 3点(2008-10-13 04:07:19)
124.  HERO(2007)
話の造作がイマイチなうえに、演出は浮ついているし、やたらと配役を色どって観客を呼び込もうとする魂胆が透けて見える。キムタク・ファンでもない限り、高い入場料払って観るような映画でない。
[DVD(邦画)] 3点(2008-07-23 08:44:39)
125.  天然コケッコー
うわーっ、しょんべん臭い青春映画。このしょんべん臭さは新鮮だ。監督の力量も認める。だが、わしゃあ、こんな映画好かん。2時間もつきあわされてしもうたわい。
[DVD(邦画)] 3点(2008-04-15 03:02:29)
126.  パッチギ! LOVE&PEACE 《ネタバレ》 
在日+岸和田愚連隊+このごろの戦争映画への反発+難病もの......、で、全体として深みのないうすっぺらな映画ができました。もうちょっとまとめようがなかったものか。残念ながら、悪いことにこの監督の思考の浅さが出てしまったように思う。
[DVD(邦画)] 3点(2008-02-29 04:07:32)(良:1票)
127.  市川崑物語
延々と字幕文字を読ませられ続ける映画なんて、映像美を特徴とする映画作家を語るには、まったくふさわしくない。字幕の連続にはうんざりする。映像で語れ、といいたくなる。
[DVD(邦画)] 3点(2008-02-24 08:36:20)
128.  地下鉄(メトロ)に乗って 《ネタバレ》 
 レンタル店のパッケージのうたい文句から、昭和三十年代の貧しいが古きよき時代をうたいあげる『三丁目の夕日』路線かと思いきや、『バック・トゥー・ザ・フューチャー』や『12モンキーズ』のようなタイムスリップによる問題解決ものでした。どうやら、息子が父親を理解するにはタイムスリップが必要だ、と言いたいものらしい。それはともかく、原作を読んでいないので、どちらを責めていいのかわからないし、この手のもの全般にいえることだけれども、過去の歴史事象に介入してその後を変更してはならないというタブーは守ってほしかった。このタブーを破ったトリックは、ドラマ作りを途中で根底から御破算にする自爆的トリックであって、文芸も映画も自由とはいえ、つきあわす観客に失礼だと私は思う。なので高い点数はあげられません。それでも、田中泯は現在の日本映画のピカイチのバイプレイヤーだと感じ入りました。そこが唯一のみどころかな。 
[DVD(邦画)] 3点(2007-06-25 02:51:10)
129.  出口のない海
前に観た同じ監督の『半落ち』は、つめが甘いうえに、やたらと感傷的な作風が気に入らなかった。本作も同様で、さらにそれ以下の評価しかさしあげられないのは、戦時下の張りつめた緊迫感がまるで感じられなかったことだ。はっきり言わせてもらえば、凡庸な監督による凡作。
[DVD(邦画)] 3点(2007-05-22 03:38:42)
130.  日本沈没(2006) 《ネタバレ》 
 新作を観てから旧作を観直してみた。なるほど、みんなの言うとおり、旧作の方がずっといい。新作はCGも使えて映像はレベルアップしているのに、作品全体がまるで幼稚なガキのつくった映画。これに比べれば旧作は大人のつくった映画で、特撮はCGもなかったのに、かえって現実感をただよわせているのは不思議だ。往年の東宝スタッフの実力を再確認させてもらった。それにラスト、旧作では日本人はかつてのユダヤ人のように世界の漂流民と化すが、新作では.......。無理がありすぎるうえに、これではまるで愛する同胞のために死んでゆく特攻精神の安っぽい礼讃とちがうのか? そうか、これはあの安っぽい活劇『ローレライ』の監督が作ったのだった。監督から俳優まで、この20年あまりのうちに日本映画もガキっぽくなってしまったものだ、と痛感しないわけにゆかなかった。
[DVD(邦画)] 3点(2007-04-16 09:11:10)
131.  マークスの山
 はっきり言って、崔洋一という人の映像は悪趣味だ。悪趣味な猟奇的場面の映像がいくつか強く印象づけられて、それだけが観た後に残った。何年か前に観た時そうだった。このたび原作を読んだので、もう一度観てみたが、やはり同じだった。わかったことは、原作ではこのように猟奇的シーンが強調されているわけではないということだ。たしかに事件は凄惨だし、警察内部のややこしい対立につきあわされるけれども、それでも高村薫の文章には不思議とさわやかなものに裏打ちされているところがある。ところが、この映画にはそうした隠れた清涼感がまるごと抜け落ちて、かわりに悪趣味なシーンがこれでもかと加えられている。話も二時間強にまとめるためだろう、適当に削除、単純化してあるのはしかたがないとは思うが、長い年月のあいだの複数の平行する出来事がひとつに結びついてゆく感興はなくて、ただやたらと人が死んでゆく話になってしまった。
[ビデオ(邦画)] 3点(2006-07-23 04:56:01)(良:1票)
132.  亡国のイージス
もっと硬派な映画かと期待したところが、ちゃちで御都合主義のアクション、女剣劇師の登場、お涙の親子の葛藤パターン......、意外とガキ向け(失礼)でした。『ローレライ』といい、この原作者ものはどうしたものか。むしろ『機動戦士ガンダム』のほうが、大人の鑑賞に十分堪えました。
[DVD(字幕)] 3点(2006-04-01 04:21:48)
133.  世界の中心で、愛をさけぶ
TV版と比べて、主人公たちに好感がわかず、うじゃじゃけた感じがして、こちらも突き放して観ることができる。こちらのほうがある意味現実的なのかもしれない。なので、TV版を観てどうしようもなくやるせない気分をひきずりながら、すぐあとでこの劇場版を観ると、「なぁんだ、本当はこんなんだったのか」と思うことができて、救いになる。けれども、こちらはもう一度みたいとはとうてい思わない。
[DVD(字幕)] 3点(2005-08-29 06:56:16)
134.  どら平太
市川崑の軽快さに黒澤明のいかんところが加わって相乗された駄作。黒澤明のいかんところとは、『用心棒』に顕著な荒唐無稽さ。『用心棒』も痛快なおもしろさ、興業成績の良さにかかわらず、やはり駄作だった。
3点(2004-01-04 20:37:31)
135.  悪の教典
なんじゃこりゃ。サスペンスかと思っていると、荒唐無稽のホラー、スプラッタ、グロ、悪趣味、アクの強さ......。ああ、そういえばこれが三池崇史映画の持ち味だったな、と不覚にも途中で思い出した。それがお好きな方はどうか知らないが、しかし、それにしても内容がなさすぎる。
[DVD(邦画)] 2点(2013-11-20 04:09:22)(良:1票)
136.  闇の子供たち
 阪本順治といえば、昔はけっこうおもしろい映画の作り手だったはずだが、『KT』あたりから、どうも.....。今度はまた悪趣味きわまりない。社会派として現実に起きていることを告発したいのなら、ドキュメンタリーを撮ればいいので、こんなゲロゲロな劇映画にする必要などないじゃないか。いったい何が描きたかったのか? 臓器を買う者がいれば、子供を売る者もいる。そこには貧困と経済格差と民族の問題がある。そうした背景にはつっこまないで、ただ世の中には善人と悪人の二種類がいる、というだけの描き方。ひょっとすると原作がそうなのかもしれないが、社会派というより、政治的プロパガンダの匂いさえする。はっきりいって、この監督には幻滅した。
[DVD(邦画)] 2点(2009-12-06 06:31:37)(良:1票)
137.  緯度0大作戦 《ネタバレ》 
 明らかに存分に金がかかっているにもかかわらず、なんとも子供だましのチャチな一本。ふだんの本多猪四郎+伊福部明のかもしだす誠実で暗い雰囲気と、アメリカ側の明るいファンタジー的な雰囲気とが、不釣り合いにかみ合っておらず、全体に未消化で、どうしようもない残念な駄作となってしまった。第一、話が古風なのやら現代風なのやら、一貫してない。ラストときては、『カリガリ博士』か! ジョセフ・コットンといえば、『第三の男』や『市民ケーン』の名優のはずだが、こんな経歴汚しの出演作もあったのだ。
[DVD(邦画)] 2点(2008-09-22 03:20:32)
138.  THE 有頂天ホテル
三谷もののわざとらしい無理矢理の展開は、それでも『ラヂオの時間』では一本筋が通っていて楽しめたが、これはいくらホテル形式とはいえ、ただ散漫でやたら長いだけに終始して、わざとらしさだけが浮き上がってしまった。熱烈な三谷ファンは別としても、みなさん、この際はっきりとこれは失敗作だと正直に言ったほうがいい。たしかに個性的な俳優たちやタレントたちが、ひっきりなしに次々と登場するが、なんのことはない、これでは彼らが芸を見せあう学芸会でしかない。ひょっとすると、「有頂天」なのは演出家自身なのではなかったか。
[DVD(邦画)] 2点(2007-02-13 14:16:54)
139.  埋もれ木
小栗康平監督作品はこれまでだいたい観てきたが、またか、と思うだけ。結局観るべきは最初の『泥の河』だけだったな、と再確認しただけに終わった。「映画にある程度の抽象性を入れるのを避けられなくなった」とは監督自身のことばだが、つながりに欠けたシーンをつないでいっただけのことで、これを抽象性というのは作家のおごりであって、これからは「オゴリ康平」と呼ばせてもらうことにしたい。
[DVD(邦画)] 2点(2006-11-08 13:34:47)
140.  男たちの大和 YAMATO
 角川春樹制作・佐藤純弥監督というと、往年の『人間の証明』や『野生の証明』が思い出されて、いやな予感がしたが、案の定大衆うけを見込んだような、観客をなめたような駄作品でした。いいかげんにしてほしい。撮影も安っぽいし、久石譲の音楽もやたらと甘ったるい。レベルが低すぎる。こんなものを観る時間があれば、文庫の『戦艦大和ノ最期』を少しでもお読みになることをおすすめする。
[DVD(邦画)] 2点(2006-11-06 03:36:18)
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