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Dream kerokeroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 827
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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121.  ひるね姫 ~知らないワタシの物語~ 《ネタバレ》 
昨今のアニメで流行ってる聖地巡礼を意識した作りや、これ見よがしと言わんばかりのスポンサー広告。どこにでもいるような普通っぽい女子高生に、巨大ロボや愛くるしいキャラクター。夢と現実をリンクさせて話を半ば強引に盛り上げる演出。作ってる側が、これ絶対にウケるよね、といった姿が安易に目に浮かんできてしまうほど、とにかく全体的に安っぽい。作画のクオリティが非常に高いだけに実に勿体無い、可哀想な作品でした。  それに結局主人公の見ていた夢と現実世界との関係性に、なんの回答も示さないままだったのが一番、なんだかな~、でした。
[DVD(邦画)] 4点(2017-10-20 06:16:22)(良:1票)
122.  チア☆ダン〜女子高生がチアダンスで全米制覇しちゃったホントの話〜 《ネタバレ》 
この映画、バカにできないです。人生の縮図を、高校生活の部活動の中で、実に巧みに見せてくれます。登って落ちて。落ちてまた登って。どこまでが実話に忠実なのかは分かりませんが、とにかく、貴重な青春時代に間違いなく、貴重な経験を彼女たちはしています。泣かせる演出や笑わせる演出が控えめなのもいい。総合的に、過剰な演出に走らなかった点を高く評価したい。演出といえば、顧問の先生のエピソードを終盤に持ってきたところも良かった。ああすることによって目標を持つこと、高みを目指すことへの意義が明確になり、まるで難問を解き明かした時のような、実に清々しい気持ちになれた。キャラクターの掘り下げもほどほどにしているので、サッパリとした後味の良い仕上がりになっている。メインのチアダンスのシーンは、相当量練習したんだろうな~、が伝わって来るくらい素晴らしかった。優勝発表の瞬間がの演出もこれまたにくかった~。あれはズルイ( ´ ▽ ` )
[DVD(邦画)] 6点(2017-09-24 18:41:27)
123.  阪急電車 片道15分の奇跡 《ネタバレ》 
原作本を読み終えたタイミングでの鑑賞です。別に原作本が面白かったわけではなく、契約しているサイトにたまたまあるのを見つけたので鑑賞しました。なので、活字を映像化したことの確認作業的ニュアンスが大半です。結論から言えば良く出来ていると思いました。それは映画としてと言うより、原作が持っている様々な要素を余すことなく表現できている点です。これなら原作ファンも納得出来るんじゃないでしょうか。正直言ってお話自体は原作もこの映画も、マンガ、マンガしすぎている気がして、ちょ~っと現実味に欠けるな~なんですが、まあ逆に言えば、マンガなんだ、と割り切ってしまえば、それはそれで良い味わいになります。それとキャスティングが絶妙!もうね、これに尽きます。とにかく天才か!て言いたくなるくらいキャスティングが素晴らしすぎ。みなさん演技が達者すぎて、マンガチックな世界に、リアリティの風を運んでくれています。ほんと、名演技の品評会みたいでそれだけで楽しめました。あと有村架純ちゃんがまだ初々しくって、超絶可愛かったです。  エンディングに出てくる「生」の字は、原作知らないとチンプンカンプンでしょう。
[インターネット(邦画)] 4点(2017-09-16 08:32:30)
124.  トリガール! 《ネタバレ》 
笑った!笑った!笑った!面白かった! テレビドラマはあまり観ないので、土屋風太自体が新鮮だった。非常にコミカルで愛嬌があり、女性なのに鈍感なところが何とも微笑ましい。 そんな彼女を見ているだけですでに腹八分目。あとはこの、人力飛行機で空を飛ぶ!という競技に対する期待感や高揚感がほしいところ。なんだか部活動をやっていて、その延長線上にあるコンテストみたいで、まあコンテストなんですが、目標とかライバルチームとか、飛んだ後の”次”が見えなかったのが残念。なんかあてもなく飛んでる感じ。結果的に優勝したのかどうなったのか、そこらへんが不明なのもスッキリしなかった。あとナダルはキャラが濃すぎて、この作品の中で思いっきり浮いてた。正直いらない。そもそも「鳥人間コンテトスト」ってずいぶん昔に見ていたけど、あんなに飛行したかな~・・・?記憶が~・・・。
[映画館(邦画)] 6点(2017-09-03 17:35:33)
125.  関ヶ原
 ハッキリ言って、関ヶ原やそれにまつわる諸々の歴史について、ある程度知っていないと、半分以上わけ分かりません。断言します!   分からなくても合戦シーンで血湧き肉躍る興奮を味わえるかも?いえいえ味わえません。血しぶきたいしてなし。痛さ怖さゼロ。  どこで誰と誰が何やってるのかさっぱりわからん。今どういう状況かもわからん。そして呆気なく終わる。ええ!?です。   字幕が欲しい!とく方言は聞き取りづらい。   原作本1996年初版の当時の歴史資料のまま映画化されているため、最新の歴史資料とは異なる箇所がある。意図的なのかな?     滝藤賢一さんの演じた太閤秀吉は圧巻!マジであの時代の人にしか見えなかった。   
[映画館(邦画)] 5点(2017-08-27 21:38:26)
126.  恋妻家宮本 《ネタバレ》 
初監督作品ということで気合が入りまくって空回りしているみたい。言わせたいセリフが多すぎるのと、ベタな演出のオンパレードで、いい加減食傷気味に。「正しいことよりも優しいことのほうが大事」というとっても深いこの台詞は、個人的には好きなのですが、多分原作にもあると思われ、すなわち原作者の手腕によるところなわけで、なのでこの映画自体の評価の対象からは外しました。てか正直言ってこの台詞があまりにも強すぎて、その後の奥さんとの和解に至るまでの数々の台詞や行動が、割りを食ってしまった感がある。  原作のタイトルは「ファミレス」というそうだが、この映画の中でそこまでファミレスが、効果的に機能しているようには見えなかった。むしろ”お弁当”の方が活躍していた。その辺原作ではどうなのか?逆に気になってしまいました。
[DVD(邦画)] 4点(2017-08-15 13:23:25)(良:1票)
127.  海賊とよばれた男 《ネタバレ》 
会社というのはやはり人なんだな~、ということを改めて実感した。そして、トップに立つべき器のある人物には、自然と人が集まってくるんだな~、としみじみ感じた。  敗戦して、日本がアメリカにいいように手懐されていく中で、日本人の誇りを最後まで捨てずにいた主人公に、素直に胸が熱くなったし、今の日本において一体どれだけの人がその誇りを持っているのか、そんなことも考えさせられた。  時代背景的にどうしても体育会系のノリになり、言葉使いも仰々しくなってしまうのは仕方がない。けれど、もう少し抑えても良かった気もします。映画というより舞台劇な印象。  岡田くんは悪い俳優ではないが、特殊メイクによって実年齢よりもかなり高い年齢の容姿となり、高齢者の演技をしていましたが、どうしても身体全体から滲み出てくる哀愁を感じられなかった。特に90歳になり、ユキのことを告げられ号泣するシーンは、半世紀近い歳月の憂愁さを醸し出せず、ごくありきたりな号泣になっていた。まああそこのシーンは、かなり難しいとは思いますけどね。  歴史に詳しくないので良く分からなかったのですが、日章丸が我国は独立国家で云々とイギリス海軍に通信を送っただけで、どうしてさんざん危険だ!危険だ!と騒いでいたのを回避できたのか?あそこんところがイマイチあっさりな感じで、どうもしっくりこなかった。勉強しろって言わないで、映画の中だけで納得したかったな。  CG,VFX,特殊撮影、かなりレベルが良くって、自然と映画の世界に没頭できた。うん、なかなかどうして、日本の技術も捨てたもんじゃない。
[DVD(邦画)] 6点(2017-08-15 00:49:26)
128.  本能寺ホテル
今、隠された真実が明かされる-って宣伝文句、何が明かされたのかさっぱり。さっぱりではあるものの、それでも結構いい感じに観ることができた。それはおそらく、やりたいことがいまひとつ見つからない主人公=観客と、やりたいことのために命以上のものを見出した信長との、わかりやすいくらいストレートな主題に、これまたわかりやすいくらい共感できたからでしょう。これくらいわかりやすいと、ほんと、気持ちいいですね。取り立てて、アッと驚くような展開があるわけではないですが、飽きずに観れちゃいました。褒めることもけなすこともない、私にはある意味、不思議な映画でした。あと、堤真一と綾瀬はるかのコンビは、どんなジャンル、どんな役でもきっと、めっちゃウマが合うと思うな~。好きです、このコンビ。
[DVD(邦画)] 5点(2017-08-06 19:42:03)
129.  ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 《ネタバレ》 
原作者である荒木飛呂彦先生が太鼓判を押した、という情報を入手したこともあり、それでも期待値は低めで鑑賞しました。  結果的には観て良かったかな。まぁDVDでもいいのかもとは思えますが、虹村形兆のスタンド、バッド・カンパニーは、大スクリーンで見てこそ意味があると思えた。うん、あそこのシーンはなかなかだった。  ただ全体的に、ちょ~っとスタンドそのものの描写に物足りなさを感じたのもまた事実です。実写であることへのリアルさを出すためにきっと、あの有名な擬音文字を封印したせいかも。また、スタンドの単体でのショットも少なかったせいかも。  杜王町という架空の町の雰囲気は良く出てたと思う。ジョジョの世界観にマッチしていました。  億泰のスタンド、ザ・ハンドをどうやって倒したのかがちょっと分かりにくかった。  伊勢谷友介の空条承太郎はたしかにオッサンすぎるけど、そんなに悪くはないんじゃないかな。顔立ちが欧風よりで。  正直言って今後の続編も楽しみです!そして・・・だれがジョセフを演じるのか?だれが岸辺露伴を演じるのか?楽しみ多すぎ。
[映画館(邦画)] 5点(2017-08-05 18:20:22)
130.  湯を沸かすほどの熱い愛 《ネタバレ》 
最後までイッキに観せてしまう編集の巧さや、役者陣の芸達者ぶりなど、たしかに観て損はない作品。ただ、宮沢りえのお母さんがあまりにも自分勝手というか、私が絶対に正しいみたいな、あの強引さはちょっとどうなのかと感じた。いつまた発作が起きるか分からないのに、子供たちを乗せて車を運転するとか、いじめられてるのを知ってるのに半ば無理強いをしてに学校に行かせたり、新しい人生を歩んでいる人の所に出向いて、自分のエゴを押し付けたり、とにかくすべて自分本位。結果的に丸く収まってったから良かったものの、最悪の場合だってありえたわけで、そこんところがどうも、都合良すぎた感は否めません。それと登場人物のほとんどが親となにかしら離別しているっていうのも、ゲップが出るほど腹一杯で飽和状態。さすがに盛りすぎでしょう。  ただ、ここまでダメ出しをしてきましたが、それでもこの映画は今の社会で失われつつある、人とのつながりを再認識さてくれたし、なによりも昭和の肝っ玉母さんを思い出して、古き良き時代を垣間見れたことは、個人的には良かった点でもある。まあ昭和の時代の作品て、けっこうハチャメチャでしたからね。  奇しくも、良かった点と悪かった点が同じという、なんとも奇妙な現象が起きてしまいましたが、それだけある意味、一筋縄ではいかない作品だったということなんでしょう。
[DVD(邦画)] 6点(2017-06-16 06:32:02)(良:1票)
131.  少女(2016) 《ネタバレ》 
原作を読んですぐに鑑賞したせいか、どうしても活字の持つ力の前には、映画の表現力の許容の狭さを痛感せざるを得なかった。とくにこの原作本は、全編にわたって登場人物たちの心理描写を独白という手法で繊細に描いているため、限られた制約の多い映画で、そのすべてを伝えることは至難の業以外の何ものでもない。私はてっきり映画の方でも、多少なりともモノローグを活用するもんだと思っていたんですが、この監督さん、あろうことかバッサリと切り捨ててしまっちゃったんで、驚きました。敢えて違う表現方法を選んだことには敬意を評したいが、結果を見た限りではその選択は間違っていたとしか言えない。そうとう演出や演技力に確固たる自信がない限り、このやり方は無謀としか思えない。  キャスティングミス!国語教師役のアンジャッシュ児嶋。正直やめて欲しかった。飛び込み自殺なんかコントにしか見えない。おっさん役の稲垣吾郎。冴えないおっさんに全然見えない。刺された時の演技もなんだかな~だった。子役の二人。正直演技下手。哀愁感皆無。主役の本田翼。思春期にありがちな世界中が敵みたいな雰囲気は良かった。ただ私服姿が女子高生にはどうしても見えなかった。  描ききれてなかった点。なぜ由紀が子ども会のボランティアに、なぜ敦子が老人ホームで働くことになったのか。そこの理由がスッポリと抜けてしまっている。死の瞬間を見たいという理由で、この「少女」という作品にとって一番カナメになるとこなのに。転校生の紫織の友人の星羅が自殺した原因がおざなり。故に因果応報という裏テーマが生きてこない。  雰囲気作りのミス。小児科病棟。はっきり言って病気の子供たちがいるような空気感が全く伝わってこなかった。ただの児童施設みたい。  とにかく総評して残念な点が多すぎました。できる限り原作に忠実に作ろうとした熱意は読み取れましたが、たった2時間の中でそれをやるにはスタッフ・キャスト含め、力不足、だったとしか言いようがありません。何度も言いますが、ほんと、残念でした。  PS:山本美月さん。綺麗でした。ちょっと良いな~・・・と思いました。
[DVD(邦画)] 4点(2017-06-03 06:17:30)(良:1票)
132.  ワイルド・スピード/ICE BREAK 《ネタバレ》 
●この映画を観る前にあらかじめ予習をしておくことをオススメします。そうでないと、え!誰?どういうこと?てかなりハテナが頭の中をグルグル回ることになると思います。かくいう私もそうでした。  ●でもまあ本来の目的は、でっかいスクリーンで、バカでかい音響で、思いっきりノー天気なアクションを楽しむ!ただただそれだけでしたので、その目的は十分に達成できました。街中の車を遠隔操作して暴走させるところが、とにかく動く大渋滞状態でまあ面白すぎた。あと赤ん坊を抱いたままのアクションシーンも楽しめた。おもらしのとこもウケたw  ●あれだけハイテクに精通しているサイバーテロの組織なのに、機内に仕掛けられた発信機に気付かないって・・・。ドム兄さん、一体いつ色んな人たちと連絡とったんだ?どうやって?通信機器とか監視されてないの?てかさ、だったら仲間に連絡せいよ!めっちゃ気になっちゃいましたよ。それと神の目を使ったて、一体いつ使ったんだよ!わけわからん。  ●いやぁ~ついにジェイソン・ステイサムの兄貴もファミリー入りですか。ロック様と言いコンビニなりそう。なんだかこのシリーズもエクスペンダブルズ化してきましたね。次は、今ノリにノってるマーク・ウォールバーグあたり出てきたりして。あそうそう忘れてましたがこの映画、御大イーストウッドの息子さんが出てるんですよね。いろんな意味で感慨深いです。
[映画館(字幕)] 6点(2017-04-30 14:41:00)
133.  SCOOP! 《ネタバレ》 
実はこの映画、めっちゃ重たいテーマを投げかけています。監督が意図したかは分かりませんが、いわゆる、戦場写真についての論争です。主人公は中学生の時にたまたま目にした1枚の写真に心を奪われ、カメラマンを志します。その写真がロバート・キャパが撮った戦場写真。やがて主人公は念願かなってカメラマンとなります。しかし戦場へ行くことはなく、芸能人のケツを追いかけるパパラッチへと成り果てる。中学生の時に自分の運命を変えたような写真を撮るこなく、日々下世話な写真を撮り続ける。ところが皮肉にも、親友の手によって彼自身がまるで戦場写真の中の兵士、死にゆく兵士のごとく被写体となってしまう。  問題はここから。倫理観・道徳観・モラルや秩序、とにかく人としての采配が試されます。人の、それも同じ仲間、恋人、友人の死の瞬間をとらえた1枚の写真。その写真を報道するのかしないのか。プロの仕事人なら当然報道して当たり前。この映画も結局はそこに落ち着きます。 でもそれで良かったんでしょうか。なんか越えてはいけない壁を越えてしまったような気がするんです。きっとあの編集部はもう何も怖いものなしでしょう。怖いものがないことほど怖いものはない。歯止めがきかなくなっていきます。  この衝撃的な1枚の写真に対しての扱い方がゆるい。もっと鋭くえぐってくれれば良かったのに。でもそうすると作風が変わっちゃうんですよね。勿体ないです。  二階堂ふみのキャスティングは良い。マッチしていた。ただ演技力は、別の話です(笑)
[DVD(邦画)] 5点(2017-04-20 21:58:54)(良:1票)
134.  日本で一番悪い奴ら
車やバイクを運転したことある人なら一度くらい、キップを切られた経験があるのではないでしょうか。その時おそらく、この点数稼ぎ野郎が、と内心思ったはず。この映画はまさにそれを証明してくれてるかのようで、所詮警察もサラリーマン、成績がものを言う組織だということがよく分かります。ま、一応フィクションらしいですが。  どうでもいいけどこの映画を観たら、誰も警察官になりたいなんて思わなくなっちゃうかもね(笑)
[DVD(邦画)] 5点(2017-02-05 17:46:27)
135.  秘密 THE TOP SECRET 《ネタバレ》 
題材そのものはとても興味深いしいくらでも面白くなりそうなのに、勿体ぶった演出の連続で、間延びしてとにかく疲れる。2時間以上もそのダラダラに付き合わされ最終的に、美しい世界はきっとある!という希望がまさかの犬目線って!?バカにしてんですか?作中にリリー・フランキーが、どいつもこいつも仮面を被っていやがる、みたいなことを言ってたんだから、犬から見た人間の世界なんて仮面だらけじゃないですか。犬には優しい人間でも心の闇はいくらでもあるからね。そもそも脳をスキャンしてモニタリングできるんだったら、わざわざ直接繋がる必要ないんでは?あと死人だけでなく生存している容疑者の脳とかスキャニングできないのかね?その辺がちょっと曖昧。  なんだか全体的に説明不足のせいもあって、消化不良な作品でした。残念・・・。
[DVD(邦画)] 3点(2017-02-05 10:09:42)
136.  劇場版タイムスクープハンター 安土城 最後の1日 《ネタバレ》 
歴史上でない名も無き人物にスポットを当てるというアイデアに1点。上島竜兵が意外にもハマってて、なんかその時代の人間に見えちゃったとこに1点。改変されてしまった歴史をいちいち直しに行かなければいけないという、ハイテクノロジーな割にアナログなところに好感が持てたので1点。ダイヤル式の鍵を開けるシーンと、80年代の懐かしい風景(ヤンキー&スケバン含め)を見れたことに1点。で合計4点。あとは特に語ることなし。
[インターネット(字幕)] 4点(2016-11-24 16:38:11)
137.  ミュージアム 《ネタバレ》 
ん~・・・違う、こうじゃない!こうじゃないんだよな~。なんかもっと観ているこっちを、精神的に追い詰めてくるような、最悪なものを期待してたんだけどな~。「SAW」や「セブン」のようなやつ。結局主人公もその家族もみんな助かっちゃってさ。なんだかな~ですよ。どうしても禁断の領域に踏み込めないんですかね、今の自主規制か何かで?分からないけど。もしそんな自主規制があるならこういった類の作品は、作らないほうがいいよ。中途半端になるだけだから。 最悪なものを期待してたって言ったけど、たしかにあの終わり方はその後の悲劇を想像は出来ますよ。でもそれってあくまでも”かもしれない”じゃないですか。主人公の子供は犯人と同じ道をたどる、かもしれない。無実の人間を死に追いやってしまったと奥さんは精神を病む、かもしれない。どちらも断定はできないですよね。まあね、あやふやさが逆にジワジワとした怖さとも言えなくはないけど。 怖さという点においても、この作品はちょっと、映画というよりTVドラマみたいで臨場感が薄れまくりですね。カメラアングルしかり、ライティングしかり、編集しかり、そしてなによりも一番見せるべきカエル男の作品(遺体)そのものの見せ方が中途半端。これもやはり自主規制の問題ですか?R指定の?とにかくそこに恐怖や残酷さ、おぞましさの異様さが薄い薄い。斉藤さんの頭の毛ぐらい薄い! それとね、カエル男くんは己をアーチストと豪語するのなら、芸術でもなんでもないような殺人は犯しちゃダメでしょ。主人公の相棒を屋上から落としたやつね。アレは芸術じゃないからね。貫いて欲しかったよ、アーチストとしての信念を。 ただ小栗旬の演技だけは賞賛できるね。彼があれだけ頑張ってんのがもったいなく思っちゃったよ。  終演後に観客の一人が帰り際に、原作通りだった、と言っているのが聞こえた。  でも原作は原作、映画は映画ですから。原作を知らない人でも、納得のいくものを提供してナンボだと思うんで。以上です。
[映画館(邦画)] 4点(2016-11-17 19:08:51)
138.  クリーピー 偽りの隣人 《ネタバレ》 
もっと巧妙で、こちら側の推理なんてあざ笑うくらいの至極のサスペンスを期待してたけど、無能すぎる主人公、無能すぎる警察、薬物投与による精神コントロール、至極どころかチンケで安っぽい三流のサスペンスは、バカバカしさを通り越して痛々しい。  雰囲気だけで作ってるせいで、肝心のなぜ?とかどうして?に一切答えを提示せず、むりむり力技で怖さを押し付けてくる。確かにね、分からない怖さってあるとは思うんだけど、これはそういうレベルじゃないですよ。分からない恐怖を履き違えてる。主人公が犯罪心理学者という設定なんだから、その主人公が無能ではお話になりません。一度失敗した過去があるのだから、それを踏まえたうえでサイコパス野郎ともう一度、どう心理戦を展開していくのか、そこがスッポリと抜け落ちちゃってるんじゃお話にならんです。  期待ハズレでした。
[DVD(邦画)] 2点(2016-11-10 18:35:34)(良:1票)
139.  スキャナー 記憶のカケラをよむ男 《ネタバレ》 
全くもって話題にされなかったが、このテのものは興味があるので観てみた。観てみたといっても、さほど期待しないで、である。なんとな~く、B級テイストを感じたもんですから。ところが始まって3、40分くらいして、こ、こいつあまさかの拾いモノか!?と、一気に期待値が高まり、話の中にグイグイと引き込まれていった。推理モノっていうのは、話の進行と同時に受け手側もアレコレと推理していくもんで、その推理をどう裏切れるかが、作り手側の手腕の見せ所になる。その点においてこの作品は、実に巧妙に裏切ってくれた。B級だなんてゴメンなさい。 野村萬斎と宮迫のコンビも非常に良く、シリーズ化してほしいくらいだ。  ただ、ただどうしても完璧に近い脚本にしたかったのか、辻褄合わせがかなりあり、別にそれはそれでいいのだけれど、回想シーンで補填していくため流れのリズムが悪くなり、結果的にダレルことに。このダレのせいで悪くはないけど5点止まりになりました。スキャニングを有効活用しすぎですね。てか頼りすぎかな。相棒の宮迫にもアイデアのある活躍をさせてあげれれば、作品の幅も広がったかも。  とにかくまあそこそこの拾いモノではありました。ヒットはしなかったけど続編作って欲しいわ~。
[DVD(邦画)] 5点(2016-11-09 20:48:29)
140.  ヒーローマニア -生活- 《ネタバレ》 
原作は読んでません。自分が思っていたよりは悪くはなかった。ただバカらしい世界観を壊さないためにも、鶴太郎おじさんの死は不向きに感じた。静ちゃんのレインコートが殺すじゃなくて例えば相手を丸刈りにしちゃうとか、なにかそういったほうがしっくりきたかも。どうしても人殺ししちゃうと色合いがおかしくなるし、あ~バカバカしくってくっだらなかったけれど嫌いじゃないな、ていうノリにあと一歩乗り切れなくなる。あと下着泥棒はやっぱり犯罪なんで許しちゃうのはマズイっしょ。  船越英一郎の携帯の着信音が、帝国のテーマだったのが個人的にツボでした(笑)
[DVD(邦画)] 5点(2016-11-09 07:08:34)
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