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141.  用心棒
三船敏郎の魅力、個性的な脇役たち、電光石火の殺陣、効果的な音楽。ストーリー的には王道の娯楽映画ですが、個人的には、人物の立ち振る舞いから宿場町のセットまで、すべてが「美しい」映画という印象が残っています。余談ですが、60年代アメリカの学生運動のパンフレットに、『用心棒』の三船敏郎風のイラストが使われていたのを見たことがあります。この映画の美しさと力強さが世界共通であることを実感して、なんだかうれしくなりました。
[CS・衛星(邦画)] 10点(2009-02-13 23:30:50)
142.  ゲド戦記 《ネタバレ》 
意図の感じられない遠景、ひねりのない台詞と棒読み(とくにテルーはひどい)、無理矢理盛り上げてる感全開の音楽がひたすら続いたなあという印象。そもそも「父殺し」という最初の設定すら必要なのかわからない(原作がそうだから?・・くらいの理由しか思いつかない)。ずっと鬱モードで進んできた物語が、終盤、突然ヒーローキャラ展開していく変わり身の早さには怒りすら覚えた。最後には、明るく「国に帰って罪を償いたい」なんて言い出す主人公にいったいどうやって共感しろというのか。そんな主人公に「命の尊さ」なんて語ってほしくない。あと、冒頭、王妃が登場するシーンで、台詞のあとに意味ありげな下アングルからゆっくりと人物を映し出すシーンがあった。そんな登場の仕方をするのであれば、ふつう、きっとこの王妃がアレンの苦悩や「父殺し」にも何か絡んでいるのかな、と考える。しかし、王妃の出番はそれっきり。こういうちぐはぐした演出からも、監督の力量不足は明らか。こんな監督を起用した制作者も、自分の力を把握できない監督自身も厳しい批判にさらされて当然だし、「新人監督」だから許されるほど映画とは甘い世界ではないはずだ。もう二度と監督業には手を出さないでほしい。
[DVD(邦画)] 1点(2008-09-15 16:38:22)
143.  アフタースクール 《ネタバレ》 
飛行機で鑑賞。まったく事前情報なしで見た分、楽しめました(内田監督の前作も未見)。物語全体のどんでん返しそのものはちょっと大がかりすぎてピンとこなかったのですが、探偵と中学教師の立場が逆転する瞬間、そして、田畑智子演じる女性の役割がわかったところは「おお~」という感じでした。「アフタースクール」というタイトルもいいですね。本当に「学校」の呪縛から逃れられないのは誰なのか、という問いはなかなか深いなあと思いました。そして、エレベーターの種明かしのシーンも最高。ただ、ほかの方も指摘するように、物語としての魅力にやや欠けるため、何年かたつと内容も忘れちゃうかもしれない。関係ないけど、個人的には伊坂幸太郎の小説の読後感に似てるなあという印象。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2008-08-08 12:18:26)(良:4票)
144.  フラガール 《ネタバレ》 
ストーリーはベタだが、キャラを絞って丁寧に描いているので、安心して「王道」ぶりを楽しむことができました。何よりも寂れつつある炭坑の町を舞台にしながらも、「自分のために踊りたい」というフラガールたちのまっすぐなところが気持ちいい(これも映画的には非常にベタな設定だけど)。不満は、必ずしも練り切れていない台詞と、クライマックス・シーンの演出。蒼井優のダンスにフォーカスした発表会になってしまっていて、最後にどんなふうに登場人物たちの気持ちが重なり合うのかっていう部分が弱かった。エピソードの積み重ねで盛り上がった自分の気持ちを持って行く場がなくなって消化不良な感じ。これは、他の「・・ボーイズ」やら「・・ガールズ」の類似作品全般に言える不満だけど。俳優がいかにがんばったのかは、DVD特典あたりで見せてもらえばいいものであって、映画本編ではやるべきではないように思う。
[地上波(邦画)] 7点(2007-10-09 13:25:40)
145.  ラフ ROUGH 《ネタバレ》 
なんでこういうキャスティングになってしまったのでしょう。圭介、仲西、緒方のそろいもそろった棒読みのオンパレード。エピソード消化優先で亜美と圭介の関係が少しずつ変化していく過程を丁寧に描こうという態度も皆無。「今度おぼれた二ノ宮を助けるのは絶対に俺でありたい」という名セリフもボソボソで聞き取りにくい。そして原作ではあえて描かれなかった勝負の決着もあっさりと描いてしまい、何の余韻も残らない。これでも、同原作者のもうひとつの映画よりは「まし」らしい。東宝はいったい何がしたいのやら。
[CS・衛星(邦画)] 2点(2007-07-30 02:05:12)
146.  嫌われ松子の一生 《ネタバレ》 
見てて「疲れる」映画だった。ただ、松子のモノローグ部分が実は「光GENJI」の内海君へのファンレターだったことがなんだか妙に切ない。でも、人間が生きていくためのエネルギーなんて、所詮そんなものかもしれない。誰かが自分のことを見ているに違いない、理解してくれるにちがいないというのが幻想に過ぎないとしても、その幻想に浸って生きることの幸福感を表現したHappy Wednesdayはとても美しい。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2007-07-18 10:05:03)
147.  博士の愛した数式 《ネタバレ》 
まあまあ。これが典型的ハリウッド映画なら、日常に疲れて人間不信になったシングルマザーの家政婦が記憶が80分しかもたない「博士」と出会い変化していく、みたいなストーリーだったんだろうなあ、などと関係ないことを考えながら見ていた。そんな妄想ハリウッド版と比べると、登場人物どうしでこれといった衝突も起こらず(出会って1日で博士との「つきあい方」を心得てしまう家政婦、クビになってもすぐ復帰、親子ゲンカもすぐ仲直り、教師の思い出話を素直に聞き、適切すぎる反応をする生徒たち)、予定調和的に淡々と進んでいく物語は、良くも悪くも「日本的だなあ」という感じでした。
[地上波(邦画)] 6点(2007-05-20 10:34:45)
148.  ALWAYS 三丁目の夕日
最新技術がくすぐるノスタルジーっていうのはなかなか面白い。内容はベッタベタの人情ベタドラマ。エピソードは明らかに詰め込みすぎで、繊細な心情描写なんてものはほとんどなく、トントン拍子に話が進むので退屈はしない。あまり深く考えずに、お約束シーンの数々にパブロフのイヌ的に反応するのが正解かなあという感じ。ただ、多少強引だけどうまくまとまってた話だっただけに続編はいらないと思うけどなあ。
[地上波(邦画)] 5点(2007-02-22 18:14:00)
149.  ナースのお仕事 ザ・ムービー
これはあまりにひどすぎた。コメディ作品ほど細部の作り込みが重要であることを教えてくれたのは、他ならぬ本作の初期ドラマシリーズだったのに・・・。
[地上波(邦画)] 0点(2007-02-18 01:33:53)
150.  県庁の星 《ネタバレ》 
ぼくは前半のほうが楽しめた。イヤ~な織田裕二のキャラと安売りスーパーの対比が面白かった。キャストが豪華な2時間ドラマ(にしては長いが)だと思えば、まあまあ。ただ、後半の挫折以降は、主人公のキャラ変わり過ぎ。それと、エリート1人が心入れ替えたぐらいでトントン拍子にスーパーの問題が解決してしまったのもなんだか興ざめ。しかも、お約束の主人公の演説で性善説をかましたかと思えば、ラストではそれを自らひっくり返してしまうので、結局この映画が何を言いたいのか、よくわからなくなってしまった。意識改革で民間は変われるけど、お役所は変わらない? それこそ資本主義ってものをなめている。あの高級弁当は、やっぱりスーパーでは売れないと思う。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2007-02-17 19:24:30)
151.  マリー・アントワネット(2006)
ソフィア・コッポラの映画はまあまあ面白いんだけど、決定的な何かが欠けている。『ロスト・イン・トランスレーション』で「日本」との接点をまったく描かなかったように、今作では「男」をまったく描いていない。頼りないルイ16世やら愛人を囲うルイ15世やらプレイボーイの北欧の貴族やら・・・。彼らは、マリーの孤独を際だたせるためだけに存在しているキャラで、それは『ロスト・・』での「日本」の役割とまったく同じだ。ぼくが気に入らないのは、ソフィア自身、それを確信犯でやっているっぽいところ。「日本のことなんてわからないけど、何か?」「男なんてわからないけど、何か?」という開き直った態度の上に彼女の映画は成り立っている。こんなガーリーで自己中な哲学はインディーでやってるぶんには新鮮で楽しいけど、もうそろそろ飽きてきました。
[映画館(字幕)] 4点(2007-02-05 14:50:57)(良:2票)
152.  理由(2004)
ミステリーではあるけれども、謎解きよりも、事件周辺の人間関係を丁寧に描くのが『火車』あたり以降の宮部作品の魅力だと思うけど、その点は原作に忠実に作られている。たくさんの登場人物が語るそれぞれの人生が、個々の身勝手だけれどもちょっぴり優しい思いの積み重ねで成立する「人間社会」なるものの輪郭を浮かび上がらせる。でも、それも、映画というよりは原作の魅力なわけで、逆に大林監督が「映画的に」撮ろうとした部分には違和感を感じた。とくに、棒読みの台詞回しと、小説家→映画化という妙な楽屋落ちは、それがこの映画の表現方法として効果的だったのかよくわからない。少なくとも、こういう奇抜な手法を使うのなら、映画全体の時間は短くするべきだったんじゃないかな。さすがに、あの色のトーン、台詞回しで160分はキツかった。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-11-03 08:01:08)
153.  交渉人 真下正義 《ネタバレ》 
この映画に期待されるのって、中途半端な不条理感じゃなくて、娯楽映画としてスッキリ終わらせることだと思う。ある意味、この映画をこれだけヒットさせる「イベントとしての盛り上げ方」は見事。だけど、そのエネルギーや才能を肝心の映画本編を面白くするほうにつぎ込めないものなのかな・・・。
[地上波(邦画)] 2点(2006-10-16 08:06:08)
154.  ローレライ
予算の割にアレコレ詰め込み過ぎ。キャストを年末年始のスペシャルドラマ並に豪華にする必要があったのか? 正直、役所さんと香椎さん(彼女の風貌と稚拙なせりふ回しで本作が戦争映画ではなくてファンタジー映画だと確信できた)以外は誰でもよかった。原作ありきとはいえ、太平洋戦争末期の日本を舞台にする意味もよくわかんない。この映画でやりたかったことって、美少女、潜水艦メカ、大胆不敵な戦略、自己犠牲、国際的な陰謀・・・ってことでしょ。「日本の戦争」と「戦後民主主義」にについて一言言いたかった? だったら、もっとちゃんとした(有名かどうかではなく演技ができる)役者をそろえて、ちゃんとした時代考証をしてからにして下さい。最近の邦画って、娯楽性とかスケールとかメッセージ性とか立派なことを言う割には、肝心の脚本と演技がまるで素人な作品多くないですか?
[CS・衛星(邦画)] 3点(2006-09-16 11:15:59)
155.  ハウルの動く城
思ったよりは悪くないんだけど、「宮崎駿作品」として考えると、やっぱり手放しでは賞賛できない。カリオストロからトトロまでの頃は作画の美しさだけでなくて、よく練られて、わかりやすいシナリオも魅力だったんだけど、どうも最近は勢いまかせな強引さが目立つ。「天才」にしかわからない世界なのかもしれないけど、もう一度「凡人」の世界に降りてきてくれないかなあ。
[地上波(邦画)] 6点(2006-07-22 08:24:10)
156.  電車男
男の妄想ファンタジーの見事な映像化。でも、最後のおまけ映像や定期券入れのエピソードはちょっと謎でした。あと、テレビドラマ版を見たときにも思ったのですけど、掲示板の住人は、電車男とかかわることによって、何か変化が起きないといけないのでしょうか? やっぱり「掲示板の世界」は偽の世界であって「現実世界に戻ってこい」というメッセージなのかな。掲示板住人の「終わりのない日常」と電車男の暴走気味ファンタジーの対比が、まとめサイトや原作本の魅力だったなあと思ったので、無理矢理そこから教訓めいたものを見つけ出さなくてもよかったのに。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2006-07-18 08:24:23)
157.  スウィングガールズ
全体的にゆる~い空気で進行していき、ゆる~いままで終わってしまった。二番煎じの感はどうしても否めない。音楽映画というのは、やはり、最後は「コンテスト」みたいな場面で終わらないとダメなんだろうか・・・。なんかそういうベタなパターン自体にちょっと飽きてるのかも。まあ、優勝シーンみたいなのを挟まず、演奏が終わって満足そうなガールズの姿で終わっただけマシなのかもしれないけど。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2006-04-16 22:02:22)
158.  金融腐蝕列島[呪縛]
スピード感あふれる展開で、ビジネス小説の世界を見事にエンターテインメントに仕立てあげた点は評価できると思う。2時間退屈せずに見ることができた。こうゆう映画、もっと作って欲しいと思う。役所広司と椎名桔平は、ちょっと同じ世代には見えなかったけど。残念だったのは、やはりクライマックスの株主総会が、思ったよりもあっさりとまとまっちゃったこと。「呪縛」というからには、あの程度では済まないでしょ。
[地上波(字幕)] 7点(2006-01-27 02:11:50)
159.  パッチギ!
在日の問題(の扱い方)も含めて、用意されているプロットはどれもベタで、既視感のあるものばかり。前半から中盤にかけてのケンカのシーンの連続には、正直うんざりだった。なのに、それが不思議な化学反応を起こして、最後には、ものすごく魅力的な「映画」になった。最近の時代回顧的な日本映画にありがちな、妙に「ハズした」ことをやろうとするのではなく、ひたすらストレートな青春映画であることの力強さが心地いい。葬儀のシーンのおっさんの一言と、その後のクライマックスまでの流れでは、社会派であると同時に娯楽系でもあるという奇跡のような難業をやってのけた。お見事。
[DVD(字幕)] 8点(2006-01-24 09:30:14)
160.  アイデン&ティティ 《ネタバレ》 
基本的に青春苦悩系の話は嫌いじゃないので退屈はしなかったが、残念ながら、この主人公には感情移入できず。この話、時間(時代)の設定なんかおかしくないですか? 冒頭にかつての「イカ天」関係者を出してノスタルジーをあおるんだったら、80年代後半から90年代にかけての流れをちゃんと時系列に沿って構成するべきじゃないかな(ヒップホップ野郎の登場とか、あまりに唐突だし・・)。ラストのLike A Rolling Stoneも興ざめ。「歌います、アイデン&ティティ」という語りのあとで、なんでボブ・ディランが流れるのか!? それこそ、ディランへの冒涜。あれだけ、「ロック」「自分のやりたいこと」を連呼したんだから、ラストくらい自分の曲で勝負しろ!! 最後に。なぜか、僕には、劇中のディランが、マイケル・ジャクソンに見えました。マイケルもよく、あんな帽子かぶって、うつむいていたような・・・。
[CS・衛星(字幕)] 3点(2005-12-09 01:36:57)(良:1票)
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