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Dream kerokeroさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 827
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 前情報を出来るだけ仕入れずに観ることを心掛けています。評価の基準は、その時々によって変わります。辛めだったり甘めだったりと。なので広い心で受け止めてやってください。

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141.  信長協奏曲 《ネタバレ》 
現代の高校生が戦国時代にタイムスリップして信長になっちゃう。タイムスリップものは数多くあるけれど、歴史上の有名人になってしまうというパターンは面白いアイデアだと思う。しかしこの設定で一番ネックになってくるのが、戦国時代という舞台であり、それはすなわち戦=殺し合い=人を殺すということ。要するに現代の高校生が刀持ってバッサバッサと人を斬れるのかってこと。でもテレビではうまいことやってましたね。殿様であり大将である信長ことサブローは、戦場の一番後方にいて指示を出すだけという、当時の戦闘スタイルを再現し、現代人サブローの戦闘介入を回避できた。また、乱戦・混戦・その他不意な襲撃でサブローが戦闘に巻き込まれても、逃げるか殺られそうなところを間一髪助けられるかで、これまたうまいことやっていた。あとは戦わずに終わるというパターンもあった。なんだかんだで、現代の高校生がめったやたらと人を直接殺すことを回避し、さんざん本人が口にしている、争いのない平和な世界を、本人自身が体現することによって、この「信長協奏曲」という作品の世界観を、実に巧妙に構築していた。まあでもいくらなんでも戦国時代、いずれはその時がくるのもやむ得ないと思ってました。  思ってましたよ、はい。思ってましたけどいくらなんでも唐突すぎでしょ。年月がっ立てるのかもしれない。厳しい鍛錬をしてきたのかもしれない。テレビ版と映画版の空白期間に戦があってすでに経験済みなのかもしれない。でもね、たとえそうであってもやっぱり唐突感は否めない。何よりもサブローくんの剣さばきが尋常じゃないくらい達人と化しているし、躊躇なくバッサバッサと殺しまくって、もはやテレビで観ていた”あの”サブローくんはどこへやらです。この時点でテレビ版「信長協奏曲」でのサブローは全否定され、彼の言っていたことは綺麗事、絵空事になってしまいました。まぁ逆を返せば、世の中そんなに甘くはない!というのがこの作品の真のメッセージだったのかもね。  帰蝶に自分は未来から来た、いずれは死ぬ運命だ、と告白したんだけど、本来なら偽物だった騙しててごめん、というのが自然な流れなのに、そこを知ってる体で進めてっちゃうからなんか拍子抜けです。  主人公が死ぬわけがない。でも歴史は絶対に変わらない。この二つの事柄から導かれる答えはもう一つしかない。死んだら現代に戻る。もうね、観ている間中、いやぁ~そんなんいくらなんでもな~、きっと別のエンディングがあるはず・・・、てどれだけ思ったことか。それなのに・・・(o´∧`o) 開いた口が塞がりません。  かっぱくんは現代のサブローの住所をどうやって調べたんだよ!家康の時代が来るまで結構年月たってるのに、帰蝶ちゃん全然老けてないやん!  女性が原作の漫画。結局は純愛ものだったのね。なんだかな~でした。  信長だったサブローが明智光秀にされちゃう。ここだけはナイスアイデア!でした。  以上。
[DVD(邦画)] 4点(2016-11-05 07:04:23)(良:1票)
142.  デスノート Light up the NEW world 《ネタバレ》 
●デスノートが地上に6冊落とされた。いったいどうなるんだ!?ていう期待はあっけなく裏切られた。6冊という設定は単純な回収作業となり、そこにはこちら側の想像以上の驚きはなかった。●Lを超えると豪語していた後継者くんは、超えるどころかまったく大したことなく、ミサミサに殺されなかったのも単に運が良かっただけ。逆探知にいたってはもう話になりません。●キラに子供が!?いやいやちょっとそれはないっしょ!設定が曖昧すぎで母親の素性すら分からず終い。強引にもほどがあるよ。●短い時間の中であれやこれやと詰め込みすぎ。女刑事の復讐劇とかいらんでしょ。●この作品の魅力はなんといっても、キラとLの頭脳戦。その頭脳戦がとにかく期待はずれ。派手なアクションに頼るようじゃ、本質を見失うのも無理ないか。●デスノートにアーマていう女死神が名前を書いて、その書いた死神が砂みたく消えちゃったけどさ、デスノートって本来死神の使うものでしょ。なんで消えちゃったんだ?あの死神さん?それに前作じゃリュークがキラの名前書いたしね。どういうことかよ~分からんかった。●菅田くんの新生キラはデスノートを3冊保持してたけどさ、他の死神さんたちはどこいった?●竜崎はデスノートを所持してたんだから、デスノートに触ると死神が見えるって分かってたはずじゃん。なんだよあのリアクションは?初めて死神見ましたはおかしいだろ!●CGのクオリティだけは良かった。●5点ですが厳密には4.5点くらいです。
[映画館(邦画)] 5点(2016-11-02 15:05:42)
143.  ぼくのおじさん(2016) 《ネタバレ》 
クス、とか、ニヤ、とか、そういったジャブのような笑いを小気味良く提供してくれるもんだと思ってたら、予想をはるかに超えたつまらなさだった。そもそも小学生の作文のコンクールに、副賞でハワイ旅行とかってあんのかよ!これはないですよ。  松田龍平のおじさんはなかなかいい味出しまくってただけに、非常にもったいない出来で残念。
[試写会(邦画)] 2点(2016-10-30 21:45:28)
144.  殿、利息でござる! 《ネタバレ》 
予告編や宣伝ポスター等から連想するのは、昨今流行りの時代劇コメディ。ところがたしかにコミカルな箇所はあるものの、その全貌は胸の熱くなる人情話。まあ実話だから仕方ないのかもしれないけど、だったら宣伝の仕方を変えて欲しかったよ。別に人情話でも、お上に金を貸して利息を取る、という実際にあった話自体に興味がわいて観るんだから。映画の出来としては別に悪くないし、一つの雑学としても楽しめる。だから別の内容を期待してガッカリした観客がいたら、損だな~って思うよ。勿体無いね。ただあれね、散々お上に圧政を強いられてやがて村はおしまいだ~、て言ってたのに、終盤に殿様本人が現れて、お上が店を潰したとあっては面目が立たない、ってオイオイ、なんかよ~分かりまへ~ん(笑) あと現在の風景が出ちゃうと個人的には興ざめしちゃうんで、あれはやめてほしかった。意図は分かるんだけどね。  にしてもキャストだけは豪華でんな~。  山崎務さんがお金をチャリンチャリしてると、どうしても「マルサの女」を思い浮かべちゃうよ。
[DVD(邦画)] 5点(2016-10-27 18:14:21)
145.  あやしい彼女(2016) 《ネタバレ》 
テンポが悪い。無駄なシーンが多い。若返ったおばあちゃんの面白さをもっと掘り下げて欲しかった。結局世間受け狙いの、曲売り、な映画で残念。ホロリとさせようとするのは悪くはないけど、どうしても説明調になりがち。  多部未華子ちゃんのばあちゃん演技は良かっただけに残念。  てか今どき病院に血液一通りないってあるのかね?  ・・・あ!これリメイクだったのね。本家は観てないのでなんとも言えないが、点数は変わりません。(笑)
[DVD(邦画)] 4点(2016-10-26 19:54:38)
146.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
当初はDVDでいいかな~、と思っていたが、未だに熱が冷めやらず良かった良かったの絶賛の嵐で、そこまで絶賛される理由を、今この旬な時に知りたいという気持ちになり、映画館へと足を運びました。  で観た感想。あ~なるほどね~こりゃあたしかにうけますうけます。サイエンスフィクションにラブストリーにコメディと、笑って泣いて感動して、とにかく観客を楽しませる創意工夫が半端ない!作品の世界にドップリと浸かれます。  大ヒットした理由も分かりました。分かった上で言わせてください。この国もまだまだ捨てたもんじゃないなと。なぜならみ~んな純粋な人たちばかりだから。物事を斜めに見たりしないから。真っ直ぐで実直な人たちが多いんだな~って感動しました。  だってこの映画たしかに面白いし良く出来ているとは思いますよ。思いはするけどそうとう心がピュアじゃないと手放しで絶賛はできないですよ。異性に対してものすごく興味が沸く思春期に男女の体が入れ替わっちゃうという男的にはニヤニヤな状況を、爽やかな草原の風のごとくまとめちゃってさ、おっぱいをモミモミするくらい全然可愛いもんですよ。まあ設定上、主人公の男の子はうぶで純粋なことになってるから、過剰な考えがないにしてもだ、トイレ事情はどうなる?見るし触るよね。着替えだってあるし、体育の時はどうすんの?そこを女の子側から特になんの注文もないのはちょっとね~・・・はい、いかがなものかと。  それとこれを言ったら身も蓋もないんですが、3年前と3年後で入れ替わった。高校生ですよね。毎日学校に通って授業を受けてるわけで、普通さ、どこかしらにカレンダーあるはずだし、ないにしてもスマフォのダイアリーにメモってるんだから、何年何月って分かるでしょ。それともなに?SF的設定で記憶が曖昧になるから云々・・・てことですか?でもな~、なんかそこは詰めの甘さな気がしてならんのです。ずるいです。 それに三葉の父親が心変わりするところが、見せなくても想像してください、でこれまたなんかずるいな~って思った。そういえば歴史を改変しても何の弊害もないのも、よくよく考えるとずるい気がしてきた。てか相当数の人間の運命を変えちゃったんだからね。分かってんのかな~。 それからいくら肉親とは言え、あんなにも簡単にダイナマイトを持ち出せるのってどうよ?保管甘すぎやろ!田舎で穏やかだから、とかいう能書きは勘弁です(゜´Д`゜)  とまあ、なんだか重箱の隅をつつくみたいになっちゃいましたが、決してつまらなかったわけじゃないんです。十分楽しめたんですよ。ただ私はそこまでピュアなハートを持っていなかただけなんです。はぁ~、みんなが羨ましい・・・。
[映画館(邦画)] 4点(2016-10-20 20:47:27)
147.  永い言い訳
この監督らしい変化球の効いた作風ではなく、直球勝負な仕上がりになっていて、趣向の変化に戸惑いつつも楽しむことができた。今作もまた、人間の抱える闇の部分にスポットを当てており、観ているこちらの内面を剥き出しにされた。自分の醜いDNAを持った子供を持つのが怖い。子供と接すると自分の醜い部分を帳消しにできた気がする。多少言い回しは違うかもしれませんが、これらは私自身にも当てはまり、ほんとうにこれは女性の監督が作ったのか?と疑わしくなるほど男性の心理を的確に表していた。凄い人です、ほんとうに。  竹原ピストルさん。いやぁ~なかなかどうして、いい味出しまくりです。子役の二人も非常にいい!特に妹役の白鳥玉季ちゃんは恐ろしい程ナチュラルで、演技とは思えないほど自然体でした。将来が楽しみです。  上映時間が2時間30分近くあると知って正直長いな~と思った。ところがどっこい!あっという間にエンディングで、むしろ全然足りない!もっともっと観せて~!て逆に短く感じてしまいました。それほどまでに作品の世界にハマってしまったということです。  ただ個人的には変化球の効いた作風の方が好みではあるので、点数は7点で。
[映画館(邦画)] 7点(2016-10-16 18:19:36)(良:1票)
148.  CUTIE HONEY TEARS 《ネタバレ》 
新たな”キューティーハニー”を創造したいのは分かった。西内まりやの起用も、演技力はさて置き、ビジュアル的にはOK!ただいかんせん暗い。キャッチーでポップなキューティーハニーの世界観がない!代名詞とも言えるエロさも足りない!ただただ暗い!おまけに脚本がお粗末すぎて開いた口が塞がらない。空中元素固定装置が汚染された空気を濾過できるのなら、最初からそうしてればいい話じゃん。わざわざハニーに埋め込まなくてもいいし、どうしても娘のアンドロイド化に必要不可欠だったとしても、また別に作るか、ハニーに負担のかからないよう少しずつ濾過するとか、とにかく方法はあったはず。さらにハニーにAIの管理が出来ないからってジルを作ったけど、すごい技術力がありながら簡単に反乱しちゃうようなアンドロイドを作るってどうよ?そもそもこの世界の管理システムがジルとAIだけって、設定に無理あるでしょ。政府はどうした?極めつけはただの一介のジャーナリストが、それもほんの数人で、世界を救うって・・・もうね、こっちがTEARS、泣けますわw   ハリウッドのアメコミ映画がここ最近、シリアス路線なのに感化されたんでしょうかね。シリアスなキューティーハニー。別に悪くないと思うけど、結果がこれじゃあ何も言えません。
[映画館(邦画)] 2点(2016-10-01 15:57:29)
149.  真田十勇士(2016) 《ネタバレ》 
映画なのにまるでテレビのスペシャル番組を観てるみたい。とにかく酷い出来。生死をかけた合戦なのに、全くもって高揚感が沸いてこない。スローモーションの多用とクサすぎる台詞の数々。ショボイCGにカメラワークの迫力のなさ。お気楽なB級テイストで茶化そうとしているのが鼻につく。霧隠才蔵がホタルから秘密を知らされたシーンがあったせいで、ラストのどんでん返しがもうバレバレ。それも長い。同じように首もとしか切ってない時点で秘密を知るシーンなかったとしてもバレるよ。   「キル・ビル」と「スティング」が脳裏に浮かんだが、両者には到底及びません。
[映画館(邦画)] 3点(2016-10-01 12:43:22)
150.  エヴェレスト 神々の山嶺 《ネタバレ》 
山に取り憑かれた男たちのロマンを格好良く描こうとしているが、中二病丸出しのダサい仕上がりになってしまった。最大の要因は、とにかく台詞が仰々しいこと。クライマックスシーンで羽生のメモ書きを引用するところは、正直言って赤面MAXでしたw よくまあ恥ずかしくもなく作ったもんです。逆に凄いわw  あとその台詞でちょいちょい聞き取りにくい箇所があった。ボソボソと小声で喋るから、何言ってんだか分かりゃしない。DVDに字幕機能があって助かりましたw   登山に関しては全くの素人で何も分かりませんが、羽生が7年間準備してきたって一体何の準備で、どういった内容なのか漠然すぎて理解できなかった。もう少し専門的要素を取り入れても良かったんじゃないかな。くどくならない程度に。  原作は知らないけれど、ヒロインの存在感の無意味さと言ったら・・・(^_^;)  総評してこの映画は、日本映画の悪い部分を濃縮した見本市ですねw
[DVD(邦画)] 3点(2016-09-25 08:11:33)
151.  HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス 《ネタバレ》 
前作で免疫が出来てしまったので衝撃度は減少してしまった。しかしこの映画に求めるのは単純にバカバカしさだけ。衝撃はなくても、いい意味でバカやってることに称賛の拍手を送ることができればそれでいい。ほんとうにただただそれだけ。結論から言うとちょっと物足りなかった。それは敵。前作ではいろんな○○仮面が登場して楽しませてくれた。極めつけはニセ変態仮面。彼の存在が変態のバロメーターを一気に上げることに貢献した。だが今回の敵は変態ではない。単なる恋敵。変態してるのが変態仮面だけという寂しさゆえに、物足りなさが生まれてしまった。師匠でおじいちゃんのアノ人は敵じゃないし、もはや殿堂入り変態役者(褒め言葉)ですからw あとやたら戦闘員たちとの戦闘シーンが多いのもマイナス要素。せっかくの鬼モードも、もう少し活躍して欲しかったな~。三作目は宇宙生物に・・・www
[DVD(邦画)] 5点(2016-09-19 17:44:24)
152.  テラフォーマーズ 《ネタバレ》 
DVDで観るには丁度いい!その程度の出来。原作の漫画もアニメもどっちも見ていないので、まあそこそこ新鮮さは感じられた。ただどうしてゴキブリを火星に送ったのか、その辺がスッキリと理解しにくかった。あと気になったのは山田孝之の絶対に死なない能力ね。あれって身体バラバラにされたら流石に死ぬよね、いくらなんでも。それともくっついちゃうのかねw あとゴキブリってたしか単体行動じゃなかったけな~・・・う~ん・・・。
[DVD(邦画)] 5点(2016-09-03 22:51:03)
153.  心が叫びたがってるんだ。(2015) 《ネタバレ》 
いやぁ~恥ずかしくなるくらい青春してますね~。うんうん、若い若い。思春期の頃って、もがいて苦しんで、探して探して探しまくって必死に答えを見つけ出そうとするんですよね~。世の中にあるたっくさんの情報をなんとかまとめようとしたりもしますね。そんでもって分かった気になったりして。自分は、世界は、こうなんだと。でもそれって結局は主観が大半で、そこに客観性の要素はほんの数パーセントしかない。他人と触れ合って他人の言葉に耳を傾けてそこで初めて気付くこともたくさんある。そして人は成長していく。  この映画は、思春期の少年少女たちが心の中の殻を破いていく姿を、ミュージカルという題材を借りて描いた青春映画です。ミュージカルに奇跡はつきもの。青春時代に起きる様々な出来事も長い人生からしてみたらきっと、奇跡みたいなものなんでしょう。そういった点では非常に良く出来た脚本だと思います。ヒロインが舞台本番当日に逃げ出しちゃうのも、高校生だってまだまだ子供だな~って思えたし、その後絶妙のタイミングで帰ってくるのもドラマチックだしまさに奇跡で、わたし的にはアリでした。大人だって自分のことしか考えられない人ばかりなんだから、彼ら彼女らが自分の恋愛のことを優先しちゃうのも無理のない演出でしょ。  ただね~、出来ればもうちょっとミュージカルのシーンそのものを見せてほしかったな~。セル版のDVDかBlu-rayに特典として入ってるのかと思ったけど、調べてみたら入ってなかった。残念。  全体的に説教臭くならないギリギリのラインだと私は思えたし、青春を感じられて満足しました。
[DVD(邦画)] 7点(2016-08-28 09:00:32)(良:1票)
154.  家族はつらいよ
こういった映画を作ってくれる監督って他にいないのかな~。いいんだよな~こういうの。この味はハリウッドには出せないもんね。日本人による日本人のための日本映画。万歳!とてもほっこりできました。  ただラストがちょっと私はう~ん・・・でしたね。だってあれじゃあまるで東京物語を観て、その中のセリフに感化されたみたいで、他人の作品の力を借りるの?ってちょっとモヤモヤした。そりゃね分かりますよ私だって、山田洋次監督がめっちゃ尊敬している人のだっていうことくらい。ただね、それはそれこれはこれ、でキチンと分けて欲しい。作中に出すのはいいけど一番重要な役目として出すのはいかがなものかと、はい。  まあでもね、この映画の持つ独特の空気は、今の日本映画には貴重ですね。
[DVD(邦画)] 6点(2016-08-16 23:12:30)
155.  シン・ゴジラ 《ネタバレ》 
この映画そのものは良い映画だと思います。監督のこだわりも十分伝わりました。そしてゴジラに関しては、ケチのつけようがないほど最高の仕上がりでした。 その上で言わせてください。好みではないんです。どんなに名曲と言われる音楽でも、好みでないものは誰かにとっての名曲でしかないんです。この「シン・ゴジラ」も多くの方々にとっては名作なんでしょう。それは良いことだし、私だってできればそこに入りたかった。この映画を自分にとっての名作にしたかった。でも好みではなかったんです。悔しくて仕方がありません。めちゃくちゃ楽しめた人たちが羨ましいです。  では何が好みでないのか。それは喜怒哀楽。怒ったり笑ったり泣いたり。現場にも会議室にも怒号や悲鳴はなく、血や汗もない。ゴジラも人間もあまり感情的でない。めっちゃとんでもないほどの破壊活動をしてもなんかクールで冷静。まるでゴジラも人間もどっちも優等生みたい。優等生なのは別にいいけど、もうちょっと感情の起伏があったっていいじゃないですか。そこが結局好みの問題なんですね。  でもね、この映画は本当にすごい映画だし間違いなく歴史に名を残すと思いますよ。ただ・・・ただただ、好みではなかったな~・・・(^_^;)  私は『怪獣王ゴジラ』が好きなんだと、改めて知る結果と相成りましたとさ。ちゃんちゃん。
[映画館(邦画)] 6点(2016-07-29 21:50:47)(良:1票)
156.  なくもんか 《ネタバレ》 
もっとシンプルな内容のものを想像していた。ところが結構複雑で、一筋縄ではいかない話なので正直面食らった。面食らいはしたけれどなかなかどうして、曲者脚本家のクドカンらしく受け止めるこちら側の裁量が試されるような仕上がりで、けっこうボディーブローが効いてきますw 単なる喜劇・悲劇ではなく、その本質は純文学のような繊細さを持ち合わせている。それを大衆活劇というオブラートで包み、誰でも気楽に楽しめるものへと転換している。たいしたものです。 作品自体は結局答えらしきものを提示することなく終わってしまうが、それが逆にこの映画の本質を剥き出しにする結果となっている。阿部サダヲはこの先も本音を隠しながら生きていくだろうし、空き巣事件で出来てしまったご近所との溝は決して埋まらないと思う。内面では。弟の祐介も今後の芸能活動は決して明るいものではないだろうし、心の中の闇はそうそう晴れはしないだろう。またなによりも自分勝手な父親は結局自分勝手なままだろう。これこそがこの映画の本質である。体験してしまった悲惨な出来事は決して消えないし変えられない。ならば阿部サダヲのようにそいつにフタをするか、弟のように肥やしにするか。とにかく変えられないものにどう向き合っていくか。それがこの作品から発せられるメッセージなんでしょう。 連れ子の子達も本当は陣内孝則の父親の方がランキング的には上のはず。でも山ちゃんを慕っていくことも処世術として自然と身につけていくんでしょう。 正直言ってこの映画、喜劇や悲劇というよりはホラーと言ったほうがいいかもです。だって誰も彼もが素顔を隠してなに食わぬ顔で飄々としながらも、いつ何時隠し持ったナイフを取り出すか分からないんですから。怖いです、マジで。  恐ろしい映画です。はい。
[DVD(邦画)] 6点(2016-07-24 14:30:41)(良:1票)
157.  TOO YOUNG TO DIE! 若くして死ぬ 《ネタバレ》 
天国より地獄の方が楽しそうって・・・(^_^;)  この映画、面白い面白くないの前に好きか嫌いかで分かれると思う。自分は嫌いだけど面白いでした。(笑)  嫌いな理由はつまらんモラルの問題。どうも年のせいかそういうことが気になってしまう。地獄が楽しそう面白そうじゃん!ていうイメージがおっさんには手放しで受け止めきれんのです。たかだかフィクションと言ってしまえばそれまでなんですが、やっぱ親目線になるとそうもいかんのですよ。子供に悪影響を与えなければいいんだけど・・・てなっちゃうんですね。なんか悔しいです。そういう自分が。 でもエンターテイメントとしては面白かったんです。故人の有名ギタリストの手が売ってたり、天国が図書館+カプセルホテルみたいだったり、勘違いで自殺と判断されたり、いきなりのCharとよっちゃんのギター対決とか、地獄にだけある裏コード”H”とか、とにかく飽きないしマンガマンガしていてバカバカしく、そして愛おしくなる。ズルイっすよ!こんな親目線泣かせで面白い映画なんて!  あぁーくっそー!どうせならもうね、いっそのことシリーズ化して欲しいわ~。もっともっと色んなキャラで色んな地獄を見せて欲しい。色んな地獄グッズを見てみたい。それからCOZYと邪子のサイドストーリーとかもアリだよね。あぁ~やっべぇ~、完全ハマったなこりゃ。  追記1・・・天国と地獄は同じ「H」のイニシャルじゃ!←さりげないけどなんか、深いな~・・・σ(-ω-*)  追記2・・・天国にあった「SEX」のボタン。あれ押すとどうなるんだ!? すっげぇ気になったぞい!
[映画館(邦画)] 6点(2016-07-03 20:23:28)
158.  仮面ライダー×仮面ライダー ドライブ&鎧武 MOVIE大戦フルスロットル
ここ最近の「MOVI大戦」は、昭和ライダーや東映の懐かしきキャラを登場させたり、話や作り方がシリアスなものが多かった。それはそれで楽しいし個人的にはアリなので問題ない。しかし今作はそれらのモノとはちょっと一線を画している。鎧武はシリアスに。ドライブはコミカルに。その両者がいい感じにまとまっていて非常にバランスの良い仕上がりに。特にお互いの変身アイテムを交換しての変身は最高にバカバカしくも、絶妙な楽しさを提供してくれた。ラスボスの本陣に突っ込んでいく過程での漫才みたいな掛け合いも、他のMOVI大戦ではあまり見られなかった光景で、そうそうこういうのを見たかったんだよな~、てすっげぇ歓喜しちゃいました。本当に面白かった。  まあね、重箱の隅を突けばそりゃあいくらでもアラは出てきますよ。でもね、私は先にも述べた楽しめた要素だけで十分腹八分目になれたので、これ以上言うことはありません。
[DVD(邦画)] 6点(2016-06-04 20:35:09)
159.  ギャラクシー街道
何一つとして笑えなかった。三谷幸喜にしては下品なネタが多かった。いろんな星の宇宙人たちが集まるダイナー。ていう面白そうな要素を全く生かしきれていない。何でも可能なトンデモな設定が逆に裏目に出たのかな?あと、とにかくテンポが悪い!痛快なBGMも流れないし、ただただ登場人物たちにダラダラと話させてるだけ。期待して損した!
[映画館(邦画)] 2点(2016-05-07 18:32:16)
160.  バクマン。 《ネタバレ》 
●アニメ版「バクマン」全話鑑賞済み。  ●良かった点・・・出演者全員が良かった。ほぼ全ての役者さんたちの演技力、ハマリ具合いが素晴らしい。特に佐藤健と神木隆之介のコンビは文句なく最高!高校生ってこうだよな~、な感じを無理なく自然に演じていて、ビックリするぐらい高校生そのものでした。小道具からセットまで、美術のこだわりが半端ない!エンドロールの単行本のアイデアが秀逸!そうきたかってやられました。  ●悪かった点・・・入院中の最高と亜豆のシーンが少々だるい。それにカット割りも単調で変化に乏しい。高校生で未成年の最高が入院した先に、保護者らしき人物が一人もいないのは不自然すぎる。アニメ版では母親が編集長とやり合うシーンがあった。上映時間の都合上省いたのだろうが、もう少しうまいことやってほしかった。  ●総評・・・元ネタを知っちゃっているので正直分からないが、新妻エイジのキャラは観客に伝わったのだろうか?元々はスカウトされて上京してきていて、その上京する条件も「自分が『ジャンプ』で一番人気の作家になったら、自分の嫌いな漫画をひとつ終わらせる権限」を要求したトンデモない奴だって。『バクマン。』という作品の魅力は、この裏主人公な存在である新妻エイジの魅力であり、天才として高い位置にいる彼を、知恵と努力で立ち向かう最高と秋人の魅力に他ならない。なのでこれ1作品で『バクマン。』の魅力を語るのは非常に難しいですね。  難しいですが、一つの作品として生を受けてしまったからには評価しなければならないわけで、まあやっぱりどうしてもエイジのキャラが満点でないのと、その代わり最高と秋人は素晴らしかったので結局差し引きゼロの平均点ですね。はい。
[DVD(邦画)] 5点(2016-04-24 10:47:34)
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