1. ザ・リング
日本版よりもストーリーをまじめに見せ過ぎてて怖がらすポイントが分かりやすい。ホラーというよりスリリングな展開よかった。菜々子よりナオミがスクリーン栄えするのは否めないが、井戸は日本版の方がうまく使われている。 6点(2004-12-13 18:15:04) |
2. リング(1998)
全体的に怖さを漂わせてて中々楽しめた。押入れの中の死体が出てくるとこがびっくりした。 7点(2004-12-13 00:49:44) |
3. 或る女(1954)
《ネタバレ》 羅生門で京マチ子に魅力を感じて主演の本作品を観たんだけどこの映画でもそれは感じられた。作品の中身は確かに或る女の男にまつわる波乱の人生を描いててこの時代にして凄い生き様。ただ旦那と決別~ラストの砂浜で偶然ある男に再会するまでの中間が一人一人の男との逸話に若干魅力が乏しく記録映画を観ている感覚すら覚えてきて若干不満足だった。 4点(2004-09-24 00:09:37) |
4. 暴力教室(1976)
結構前の年末だか正月だかにTVでやってたのをピンポイント狙いで観て盛り上がったハードな一品。細部のストーリーは覚えてるほどの印象はないけど演者が全て本物っぽくって映像がなんとなく頭に残っている。こんな物本な映像を作り上げた監督はある意味ですばらしい。教師松田優作の本気の拳、女優業廃業覚悟かのような学校・不良達からの本気のバイオレンスの標的になるほとんどの美形な女優陣、そしてなんといってもチャンプは本気の悪(アク)の匂いがきつ過ぎる舘ひろし。こんなに意味のある学園舞台のハードバイオレンスは映画・TVドラマを通じて観たことがない。中学生でこの作品を拝んでHに開眼した上に人の痛みにも気付けるのならこの作品の存在価値、教育的価値は更に上がる。もう一度観て評価したいんだけどビデオ屋に見当たらないから7点、以上は堅い。 7点(2004-09-23 20:25:40) |
5. 夏服のイヴ
これはすごい映画だ。実際の松田聖子も羽賀研二もこんな恋愛感で成長したんではないかと思わせる程リアルな偏ったキャラクター、特に羽賀。そしてこの二人の学芸会感覚の演技にもびっくり。彼らに挟まれて演じる近藤正臣が名優に見えた。 2点(2004-09-16 16:13:16) |
6. 王様の漢方
漢方というよりも気持ちの持ちようと言う感想を持った気がする。この人達は何で笑ってるのか理解不能な場面も多々有った。 3点(2004-09-15 13:33:47) |
7. 姿三四郎(1943)
清廉潔白な姿三四郎は気持ちいいが無難な展開に惹かれなかった。 4点(2004-09-15 12:36:16) |
8. 冷静と情熱のあいだ
非常にフジテレビっぽいラブストーリーで嫌いじゃないけど展開上期待に反したエンディングだったので印象的な映画にはなり得なかった少し惜しい一品。 6点(2004-09-15 12:27:17) |
9. 羅生門(1950)
欲望を感じさせない、3人・他の思惑が飽きさせない侍風味のメロドラマ。90分の時間配分に無駄が無い。 8点(2004-09-15 12:14:48) |
10. 白い刻印
一面の銀世界、社会不適合父子に掻き回される町。母、元妻、娘、恋人関わった女性達が不幸な結末を迎える度に気分が冷めていった。燃え盛る納屋を見つめるラストでなく自分も納屋で一緒に燃えて終えるくらいの潔さが欲しかった。親父が悪いという結論は見せたが主人公自身の責任感が伺えない。重たい雰囲気と裏腹に内容には重みがない一品。 3点(2004-04-29 04:08:53) |
11. 男はつらいよ 寅次郎紅の花
12chの全作放送企画で寅さんシリーズ何作か観たけど寅さんの元気の無さがはっきりと解るとっても寂しいシリーズ最後の一品。寅さんの失恋が無くハッピーなラストで終えるまさに完結編、ハッピーで終わるのに寂しいのはヤクザな兄貴の終わりでもあるからだね。 8点(2004-04-29 04:03:22) |
12. ビー・バップ・ハイスクール(1985)
深夜の12chが放ったビーバップ第一弾。ノブオがマンガのイメージとかけ離れてショボ過ぎる。ヒロシの頭は男気。戸塚水産は有り得ない、準急戸塚行き。 3点(2004-04-29 03:07:18) |
13. ビー・バップ・ハイスクール 高校与太郎哀歌
深夜の12chが放ったビーバップ第二弾。前作よりキャラが確立されて分かり易くなっている。ね?き~くりん、じゅんりぃ~ん。愛徳番長の顔崎太さんだ~ぞ。テル語録、カァ~ト~ゥ、ヌァ~カ~マ、カンロクやね~etc。清水宏次朗のヒロシは無理がある、一人だけ体が出来上がってる。仲村トオルに照れがある。 4点(2004-04-29 03:06:40) |
14. ルパン三世 カリオストロの城
ルパンの男気にクラリスのやわらかさ、そして銭形の粋な計らいにあの台詞。素敵な一品に仕上がってると思います。 9点(2004-04-29 02:52:32) |
15. 黄泉がえり
バンドのキーボードの彼が黄泉がえったのがやっと理解できた。黄泉がえった人たちが消えたり消えかかってくとこにちょっとお金かけてやればなかなか観れる映画だと思う。草ナギ君の公務員役はとってもリアル、RUIのあの1曲は映画で聴くといいね。最後は2人して境界線に向かって走り続けて欲しかった。 7点(2004-04-29 02:47:09) |
16. 踊る大捜査線 THE MOVIE
アクション・サスペンス性は計測不能、コメディでしょこれ。極軽いタッチの刑事物として悪くない。アクション・サスペンス性は続編の方が優れている。 6点(2004-04-29 02:45:21) |
17. フランケンシュタイン(1994)
18世紀にして優れた人間科学だ。ヘレナ・カーターの思い切った特殊メイクには相変わらず感心した。恋・愛部分が添え物みたいでいただけない。デ・ニーロ・・・ 5点(2004-04-29 02:44:31) |
18. 火垂るの墓(1988)
話が進むにつれ目頭抑えるばかりになった。妹の声が何ともたまらない。あの兄妹が彼に作られたのがまた何ともたまらない。卑怯な程にたたみ掛けてくる不遇に涙を止められなかった。感動・笑い・恐怖等の感情を無視して、泣くという生理現象の一点においてここまで強制された映画は初めて。 8点(2004-04-29 02:26:56) |
19. 木曜組曲
なるほど、やられた。展開に着いていきながらラストが読みようが無い。サスペンスの醍醐味が面白い。 9点(2004-04-29 02:22:48) |
20. 私は貝になりたい(1959)
ドンパチやりあう戦争映画とはまた違ったずっしりくる重み。戦争が引き起こす悲惨さ・理不尽さをフランキー堺からひしひしと感じた。国家間の感情的な裁判になすすべの無い徴兵隊。「私は貝になりたい」の台詞、彼の表情がやるせない一品。 9点(2004-04-29 02:20:24) |