1. 七人の侍
作品のクオリティーがとにかく高い。 隅々に高い注意が払われていて、観ているほうも感服する。 とくにそれぞれのキャラの個性が立っていて、これもまた素晴らしい。 最後の戦闘の迫力といったら、なんとも言えない。 観賞後も余韻が続く。 娯楽映画の教科書。 [DVD(邦画)] 9点(2009-11-08 17:46:42) |
2. 風立ちぬ(2013)
本当に良い映画だった。 画は毎度のことながら素晴らしいが、今回はストーリー、演出、声、音楽も良い。 観賞後に溜まらないほどの清々しさがあった。 監督、あっぱれ! [映画館(邦画)] 8点(2013-08-23 02:10:24) |
3. 天空の城ラピュタ
壮大な世界観に幼少期から度肝を抜かれた。 地上、地下、空、宇宙と全部が舞台になってるんだから、それも無理は無いだろう。 幼少時感じた竜の巣突入時の高揚感は、今でも忘れない。 [DVD(邦画)] 8点(2010-04-16 18:50:32) |
4. ルパン三世 カリオストロの城
日本語版と英語版、併せて何回観たか分からないくらい観た。 宮崎監督と、ルパンの世界、そして素晴しい主題歌が絶妙にマッチして、飽きたと思うことがあまり無い。 時計のギミックの残酷さとが相まって、子供時代からかなり心に残っていた。 [DVD(邦画)] 8点(2010-04-16 18:35:22) |
5. うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー
この映画のストーリーは、うる星やつらのキャラがあってこそ面白いと思えたのだと思う。 シュールで退廃的な世界なんだが、キャラクターが妙に朗らかにしてくれるし、楽観的に観させてくれる。 原作から大分遠いところまで離れてしまったように感じる人もいるかもしれないが、押井守とうる星やつらのコラボレーションだと思って、両者のぶつかり具合を純粋に楽しんで欲しい。 [DVD(邦画)] 8点(2009-02-10 01:47:58) |
6. クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲
《ネタバレ》 これぞ全年齢対象映画。 ある年代にはノスタルジックに感じる映画だ。 表面上ではお笑いを提供してくれるし、根底にある家族愛や郷愁は感動を与えてくれる。 かつては当たり前だった家族とのふれ合いを思い出し、不覚にも泣いてしまった。 涙あり、笑いありの盛りだくさんの内容で、なつかしい情景の数々に胸を締め付けられる。 [DVD(邦画)] 8点(2009-02-10 01:09:05) |
7. 息子(1991)
この映画は、物語の随所に現実臭さがあるものの、それでもまだ美しいドラマの形を保っている点がとても素晴らしい。 こうやって絵に描いたように純情に生きるのも良いんじゃないかなと思わせてくれる微笑ましい作品。 [ビデオ(邦画)] 8点(2009-02-09 23:27:58) |
8. シン・ゴジラ
久々に面白い邦画を観れたといった印象。 怪獣物という括りでは収まらない、日本ならではの映画。 制作費の規模が違うハリウッドを追いかける必要は無いと声高にいっているような素晴らしい作品でした。 [映画館(邦画)] 7点(2017-08-17 00:12:32) |
9. 抱きしめたい ―真実の物語―
全然期待していなかったのに、想像以上の清清しさを与えてくれる良い映画だった。 ラストはどうでも良いが、合間合間、ヒロインが愛らし過ぎる。素晴らしい美しさだった。 [映画館(邦画)] 7点(2014-05-31 23:32:41) |
10. ウォーターボーイズ
《ネタバレ》 くだらないし、妙にギャグばかりだし、大して意味の無いことばかり・・・。 ただ、それこそが青春だと私は思うし、若さ真っ盛りの役者達の活き活きとした表情ったら! 妻夫木聡のエネルギッシュで若く、美しい姿が余すことなく撮られているし、後にも先にも、これが平山あやの全盛期だと断言できるような可愛さが詰まってる。 これに似たストーリーの映画はいくらでもあるし、完成度から言っても、言及すべき点はいくらでもある。 しかし、これほど役者の「旬」を詰め込んでいて、強烈な清々しい後味を残す映画には、滅多にお目にかかれないだろう。 是非、変に凝り固まった頭ではなく、肩の力を抜いて見て欲しい。 狂おしいほど、腹が立つほど体感したい青春が、この映画には詰まってます。 [DVD(邦画)] 7点(2010-06-22 22:29:59)(良:1票) |
11. 耳をすませば(1995)
多分大人になってから観たのでは、この面白さは理解できなかったかもしれない。 到底、自分には起こりそうもない設定とは知りつつも、登場人物達が妙にイキイキとしていて憧れの世界だった。 個人的な思い出があるからか、テレビでやってると結構観てしまう。 [DVD(邦画)] 7点(2010-04-16 18:38:40) |
12. もののけ姫
娯楽映画として、中々の出来だと思う。 アニメーションだからこそ出来た壮大な世界観に、素直に見とれてしまった。 サンの声優がちょっと痛いが。 [DVD(邦画)] 7点(2010-04-16 18:30:32) |
13. うなぎ
やっぱり今村監督っていう方は、人間の怖いところも綺麗なところもことごとくリアルに描きますね。 素直に面白いといえる作品でした。 [DVD(邦画)] 7点(2009-04-18 21:07:15) |
14. 復讐するは我にあり
緒方拳の悪人役はいつみてもぶっ飛んでいる。 狂気そのもの。 この演技を出来る俳優は今の日本には絶対にいない。 内容は今村監督らしく、どろどろ、どろどろと人間を描いている。 そのどろどろ具合がたまらなく感じる作品じゃないかな。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-04-09 01:27:51) |
15. スピード・レーサー
興味本位で観ただけに、観終わったときの満足感は一入でした。 童心に返って興奮できます。 [映画館(邦画)] 7点(2009-02-10 01:59:45) |
16. アヒルと鴨のコインロッカー
《ネタバレ》 映画化される前に原作を読んでました。 うまく原作の良さを引き出してました。某死神映画とは正反対でしたね。 ただ松田さんはちょっとなって感じでした。 [映画館(邦画)] 7点(2009-02-10 01:41:55) |
17. キサラギ
《ネタバレ》 徐々に明かされていく真相。 真相が見つかるたびにわくわくし、大変楽しめた。 役者と、脚本の勝利といった感じです。 最後の蛇足はともかく、見る価値は十二分にある作品でした。 [DVD(邦画)] 7点(2009-02-10 01:20:23) |
18. 東京物語
とても胸が締め付けられた。 原節子さんはこの物語の良心。 全ての人間の身の周りで現実に起こっているような話を、親しみが込められる撮り方で撮っているからこそ、強く心に沁みた。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2009-02-10 00:44:08) |
19. 赤ひげ
これぞ黒澤映画と言える作品。 上級の人情映画。 ただ、後半の展開がどうも心の底から好きになれなかった。 言っちゃ悪いが、日テレが作るような美談ドラマが無理矢理挿入されてるような・・・。 [CS・衛星(邦画)] 7点(2008-12-12 17:30:48) |
20. 君の名は。(2016)
《ネタバレ》 新海節炸裂。 終わり良ければすべて良しといった内容だった。 [ブルーレイ(字幕)] 6点(2017-08-16 23:59:17) |