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プロフィール
コメント数 538
性別 男性
自己紹介 30年以上前の映画に興味があるので、
ベテランレビュアーの方々のコメントは楽しみにさせていただいております。

基本的には洋画中心で、好きなジャンルはヒューマンドラマ系。
それからどんでん返しモノ。
真面目映画ばかりだと肩が凝るので、昔ながらのSFなどもたまに観たくなります。

レビュー採点は、このサイトにある「参考」の文言にできるだけ従うようにしています。

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21.  プロメテウス 《ネタバレ》 
わざとそのように作っていると思うのですが、古典的作品が描く近未来SFといった雰囲気。 これはこれで悪くなかったのですが、如何せん出来事が唐突すぎるうえに登場人物の個性が薄いため、作品に入り込めない。 当初は「2001年宇宙の旅」に「エイリアン」のテイストを加えたような印象をもって見ていましたが、違いました。 「エイリアン」に「2001年宇宙の旅」のテイストを加えて大幅に劣化させた、といったところではないでしょうか。 「実はエイリアン作品」ということは事前に知っておくべきでしょう。 知らないと、マニア受けするネタに興味がない私のような者にとっては、ガッカリ感が半端ないです。 超巨額な資金を投じて先のみえない宇宙旅行に出かける設定は、多額な資金を投じて駄作を作る映画監督に通ずるものがあります。 息絶える前にヨボヨボ社長が言った言葉「すべて、無駄だった…」。   ”人類は、どこから来たのか”という壮大なスケールの宣伝文句に踊らされた私としては、この言葉をそのまま監督さんにお返ししたいです。
[ブルーレイ(字幕)] 3点(2013-01-12 08:00:23)(良:2票)
22.  シベリア超特急
私は、またまた「つまらないとわかりつつ鑑賞して低い点数をつける」という行動をとってしまったことを、ここに反省します。 初っ端から、エンディングの後に何かが起こると自ら発表しちゃったのに、まずビックリ。 フルコースのお品書に「デザートのあとに2品出るのでお帰りにならないでください」と書かれているようなものです。 それでもって料理を食べてみたら味がしない。無味乾燥な演技の役者に唖然。 そんな中に唯一の高級食材(かたせ梨乃)を加えたところで素材の無駄遣い。 そしてデザートのあとに追加の2品が出てきたのですが、0に0を足しても0なのであります。 しかしながら、監督さんが「どうです凄いでしょう♪ 凄い仕掛けでしょう!驚愕のラストでしょう!」と得意気に出してきた以上、スタンディングオベーションせざるをえません。 これもひとえに監督のお人柄。ブラボー!  これはまさに水野監督の水野監督による水野監督のための映画ですね。 大真面目に作っているのが伝わってくるだけに駄作は駄作でも愛すべき駄作・・・そういった意味で「デ○○○ン」とは一線を画していると思います。
[DVD(字幕)] 0点(2013-09-08 18:18:21)(良:2票)
23.  アマルフィ 女神の報酬 《ネタバレ》 
美しい風景とともに、殺害シーンがなかったこともあり、画的にきれいだった点は良かったと思います。 ただし、これだけでは薄っぺらいので、謎解きなり、人間ドラマなり、アクションなり、何か秀でたものが欲しかったところですが、特に見所はありませんでした。 特に謎解きにはもう少し印象に残る仕掛けを期待しましたが、怪しげな人物が佐藤浩市しか登場しておらず、そのまま主犯・・・そこに絡む意外な人物もなければ、どんでん返しもなし。 また、クライマックスの大臣襲撃があまりにも茶番。 怨念をもって犯行に及んでいるはずなのに、大して説得力があるとも思えない説得で、あっさり大臣殺害と自害を思いとどまったのには拍子抜けでした。 こんな犯人役では佐藤浩市の無駄使いとしか思えません。 舞台を大きくした割には、事件のスケールがとても小さくなってしまった印象です。 主演の織田裕二にしても中途半端な存在感という印象でしたが、こちらはテレビドラマで挽回の場があるので、いい方向へ化けることを期待しています。
[地上波(邦画)] 4点(2011-01-04 10:19:13)(良:1票)
24.  グランド・イリュージョン 《ネタバレ》 
皆さん書かれているように、あまり細かいことは気にせず純粋な気持ち(^^;)で見ることが本作を楽しむ方法かと思います。 私は色々考えていなかったせいか、オチにはけっこう驚いた幸せ者です。 主要な人物の誰かを黒幕にしなければならないわけで、そういった意味では考えられる最大限のサプライズになっているのではないでしょうか。 正直、中身は浅かったと思います。 復讐と言ってもどこか逆恨みの要素が濃いように思えたし、銀行、保険会社や金庫の繋がりにしても相当こじ付けのように感じました。 集まったメンバーにしても個性が弱かったような気がします。そもそもそれぞれに何のドラマもありません。 というわけで、そこそこ面白い程度でした。  マジックのようにパッと沸いてハイお終い…といった印象です。
[ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-03-29 18:56:43)(良:1票)
25.  ラヂオの時間
人を笑わせるというのはエネルギーを使うことなので、面白いコメディというのはなかなかお目にかかれませんが、本作のようなタイプの作品は数多く世に出てきてほしいと思いました。 三谷監督に味のある俳優10数人と狭い空間を預ければとりあえず何とかしてくれそうですが、これまでの実績を見るにどうやらできるだけ狭い空間のほうがいいようです。 流行のゴリ押し俳優は無用のようです(もちろん味のある俳優10数人も集めてる時点で贅沢なんですが…)。 それに加えて本作のように業界に対する風刺が利いていてこそ面白みが増すというもの。 本作や「12人の…」のような作品を21世紀に蘇らせてほしいと思いました。
[DVD(邦画)] 7点(2013-12-23 18:04:00)(良:1票)
26.  陽気なギャングが地球を回す 《ネタバレ》 
この主要キャストなら安心だろうと若干の期待を寄せての鑑賞です。 オープニングとともにスタイリッシュな流れでなかなかの滑り出し・・・しかし残念ながらここがピークの出落ち状態でした。 テレビの戦隊モノにも劣るような映像の陳腐さ加減に嫌な予感がしたのですが、悪い方向で的中。 せっかくのキャラクターはほとんど生かされず、中途半端に真面目なストーリーや恋愛ドラマを組み込むことでテンポが悪すぎたように思います。 どんでん返し的な要素も実にしょぼい。アイツが黒幕・・・「だから?」といった感じです。 疲れたときに気楽に見るにはいいかもしれません。爽快にはならないと思いますが。
[DVD(邦画)] 4点(2015-04-30 22:08:50)(良:1票)
27.  セッション 《ネタバレ》 
これぞセッション! いや パッション!! なりっ!!
[ブルーレイ(字幕)] 9点(2015-10-28 21:36:17)(良:1票)
28.  カウボーイ&エイリアン 《ネタバレ》 
まさにこれは異種格闘技戦。それもプロレスVS柔道なんてレベルではありません。 (格闘技ではないですが)野球VSサッカーのような異質なもののぶつかり合いです。 その異質感は「戦国自衛隊」を超えるのではないでしょうか。  出だしを見るにオーソドックスな西部劇にしても成立するような雰囲気だったのですが、これをあえて崩しまくったチャレンジ精神に敬服します。 この勇気に応えて鑑賞する側も大胆な気持ちで鑑賞すれば、突っ込みどころやご都合主義のオンパレードも不思議と許せてくるというもの(笑)。 何はさておき、気の遠くなるような宇宙の彼方から小ぢんまりとしたことをやりに来た異星人にも敬意を表します。 スケールが大きいのか小さいのか?頭がいいのか悪いのか?強いのか弱いのか?・・・最後までつかみどころがありませんでした。 でも、異星人に対しては人類はいがみ合いを超えて団結できる!この王道は忘れてなかった。これで良しとしましょう!
[ブルーレイ(字幕)] 4点(2013-11-24 19:45:15)(良:1票)
29.  アヒルと鴨のコインロッカー
よくオチを知るとつまらなくなるドンデン返し狙いの作品がありますが、この作品はネタバレ自体が面白いのではなく、伏線を見返すことが面白いと思いました。 そういう点では何度みても楽しめると思います。 気が早いほうの私としては、みなさんお書きのとおり、前半(開始後ちょうど1時間辺りまで)のマッタリ感は拷問でした。 さらに主役の濱田岳のとぼけ面がそれに拍車をかけること・・・(^^;  後半の組み立てはよかったと思いますが、扱う内容がけっこうドギツイ割にあっさりした雰囲気で無難に終わったため、佳作(6,7点)止まりで。   
[DVD(字幕)] 6点(2012-09-09 18:05:42)(良:1票)
30.  ギルバート・グレイプ 《ネタバレ》 
身内に対して愛情はある、でも正直負担でもある・・・ 状況は違いますが、私の家庭は介護を抱えつつあるので、冒頭の「長く生きてほしい日もそうでもない日もある」には共感できました。 若くしてろくに楽しむこともできず、献身的なギルバートの姿がとても健気に映り(不倫はいかんですけど^^;)好感を持ちました。 楽しむことができない、というより、自分のことは諦めているという感じでしょうか。 そんな彼がようやく外の世界に旅立てる、というラストが嬉しかったです。 若い美形キャストがメインで安い青春ストーリーと隣合わせのような作品ですし、バックに流れる音楽にも騙された?感はありますが、ここは素直に高得点で。 
[CS・衛星(字幕)] 8点(2010-10-13 20:20:14)(良:1票)
31.  最強のふたり 《ネタバレ》 
実に心地よいストーリー。 言動はまったく「心地よい」ものではないのですが、日本じゃまず作れないだろうと思うようなタブー無視は心地よかったです。 一方で、心地よさばかりが続き、話にこれといった起伏がないため、無難な作品とも言えるのではないでしょうか。 これは実話に基づいているから・・・ということで致し方ないのかもしれません。 また、この実話自体がもはやファンタジーゆえに、あくまでも"よくできたコメディ"。   障害者とはいえ、そこには”お金が十分にある”という大前提がありますので、いわゆる"感動作"ではなく、あくまでも"よくできたコメディ"として楽しめました。
[DVD(字幕)] 7点(2013-07-27 16:41:54)(良:1票)
32.  ダラス・バイヤーズクラブ 《ネタバレ》 
 飾り気のない正直なストーリーだったと思います。 そこにはドラマチックな展開はなく、無理に涙を誘うような演出もなし。 相棒が亡くなったことすらさり気なく処理されてしまいました。 とにかく、主人公の人物そのもので勝負し、その人物象を前面に出し切った感があります。 それと相乗効果をもたらすように、耳鳴りのような音や揺れる画面…といった全編に漂う不健康さ加減。 それだけに最後の仲間のささやかな拍手の出迎えに、さり気なくホッとさせられました。 終わり方も地味でしたが、彼があのラストカットまで辿り着いて良かったと心から思います。
[映画館(字幕)] 7点(2014-04-19 22:40:25)(良:1票)
33.  ミスト 《ネタバレ》 
見えない霧の中に得体の知れない何かが潜む恐怖・・・つかみはOK   あっさり異様なイカの足?のようなものが出てきた時点でちょっとがっかり・・・ この時点でビジュアル面に目がいってしまい、どうしようもないグロテスクホラーに感じてしまいました。 しかし、見ていくにつれ、この作品に潜む恐怖とは、"怪物"ではなく恐怖に陥ったときの人間自体であることに気付きました。 思えば、最初に出てくるモンスターぺアレント的なおばさんからして、すでに人間の見苦しい姿にほかなりません。 そして、最後のどうしようもない絶望感での終わり方はなかなか個性的。 こういうラストはなかなか持ってこれないと思います。 問題は収束し、主人公は生き残ったのに、主人公にとって最悪の終わり方・・・言ってみれば死んでいたほうがまだマシ。 面白かったですが、正直、広く一般には薦められない作品です(^^;
[DVD(字幕)] 5点(2012-08-19 17:46:15)(良:1票)
34.  フェイス/オフ 《ネタバレ》 
クライマックスに持ってきてもいいような冒頭のアクションシーンは見応え抜群。 顔を入れ替えたトラボルタが現れたときの絶望感の描写には背筋がゾクゾク。 その後もこれでもかという銃撃戦に、人間ドラマ・・・そして飛び交う個性派俳優2人の顔面(^^;  残念だったのは、アーチャー、キャスター、サーシャらが拳銃を突きつけあった緊張感あるシーンから決着がつくまでちょっと引っ張りすぎたことです。 アクションを盛りたかったのかもしれませんが、ちょっと詰め込みすぎではないでしょうか。 これだけ盛りだくさんだと、さすがに見終わった後の疲労感が半端ないです(^^; いや~疲れるおとぎ話だった・・・
[DVD(字幕)] 7点(2012-12-22 20:16:12)(良:1票)
35.  スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐
単純に楽しめました。1、2でどうかと思いましたが、3は浅いファンでもわかりやすいストーリーだったと思います。むしろ、3をメインに1、2短縮の1本映画で充分なのでは・・・?  たしかに、往年の「スターウォーズ」へのつなぎ以外何物でもない作品だと思いますが、単体作品として主人公がどうしようない悪のまま終わる作品(当たり前ですけど^^)というのも珍しいのでなかなか新鮮でした。最後のエピローグはもう少し丁寧に終わって余韻をもたらしてほしかったです。この場面に限りませんが、シーンの切り替わりのスクロールの仕方がどうも目障りで(監督のセンスかもしれませんが)演出がいまいちという印象でした。 シリーズ通して全体的にキャラの薄さ、ストーリーのアッサリ感は否めませんでしたが、旧作の4以降を改めて楽しみたくなる、そんな気にさせてくれました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-14 06:10:05)(良:1票)
36.  十二人の怒れる男(1957) 《ネタバレ》 
みなさんの評価が非常に高い作品でしたので、かなり評価のハードルを上げて鑑賞しました。・・・が、期待に違わず充分に楽しめました。最初から最後まで飽きることなく、あっという間に終わったという感じです。 最後まで粘っていた陪審員が折れたシーンでは、序盤に自分の息子の写真を見ながら恨み節を言っていた場面が伏線になっていて、無理なく終わったという印象を受けました。 また、主人公に老人が最後に歩み寄り名乗って握手するのですが、そのままサラッと別れていく。それだけでなく、あれだけ熱く喧嘩腰に言い合った連中が、何事もなかったかのように日常に戻っていくというのが印象的でした。こういった匿名性や中立性が陪審員制度では重要なんだと改めて感じました。
[DVD(字幕)] 10点(2010-03-09 09:54:41)(良:1票)
37.  ホテル・ルワンダ
どの国も自らにとって重要な拠点でもなければ力を貸してくれない…ということを改めて思い知らされました。 映像自体のインパクトはそれほどないものの、メッセージのインパクトは物凄い。 主人公がありとあらゆる手段を繰り出し命懸けでやっと救えた1200人と殺された人々の数を比べたとき、ただただ絶望的な空しさが残りました。 ルワンダ虐殺という事実に世間の目を向けさせたことに大いに意義がある作品だと思います。
[DVD(字幕)] 7点(2014-08-16 23:49:24)(良:1票)
38.  探偵はBARにいる3 《ネタバレ》 
過去の2作、何となくヤサグれたいい感じの雰囲気を醸し出しつつも・・・ 肝心の事件がつまらない、展開に意外性がない、松田龍平の無駄遣いでは?といったネガティブな感想しか残らず、 まさに雰囲気倒れで終わってしまった印象でした。  今回、第3弾にしてこれらの点に関してほぼ不満はなく、頭抜けて最高の出来になっていると思います。 大泉は相変わらず、松田龍平の見せ場のバランスも良かったですし、ヒロイン北川景子が予想以上に輝いていました。 立ち位置は違いますが、どこかカリオストロのルパンとクラリスを連想させるような関係、、、 オジサン、こういうのに弱いなぁ~。  「最後の事件」とうたっているだけに集大成の渾身の一作なんでしょうか? やっと良くなったので、「4」も是非見たいです。
[DVD(邦画)] 8点(2018-07-07 22:02:17)(良:1票)
39.  カオス(2005) 《ネタバレ》 
タイトルそのものでハードルが上がっていると思いますが、仮にハードルが上がってなかったとしても落第点だと思います。 「あ~、あそこのシーンはこういうことだったのね!」とう感動もなければ、そもそも印象に残ったシーンがありませんでした。 結局、オチで一泡ふかせてやろうと思ったのかもしれませんが、主人公が途中で消えた流れであのラストを持ってきても、面白くも何ともありません。    
[DVD(字幕)] 4点(2012-11-03 15:17:29)(良:1票)
40.  キャプテン・マーベル 《ネタバレ》 
ストーリーは平凡で、アベンジャーズ次作が待ちきれない者のガス抜きにちょうどいいレベルといったところ。 終盤の、ウーマン・オブ・スティールかと思わせるハチャメチャさ加減は凄まじく、最後に撤退する相手の「ポカーン」顔には笑わせてもらいました。 しかしながら、ストレートすぎて、もう一つ面白みに欠けたと言わざるを得ません。 良かった点は、主人公のキャラクターが、非常に魅力的なところ。 エンドゲームで主要メンバーの”卒業”が噂される中、この茶目っ気ある個性は、今後の柱として期待してしまいます。 ソーでさえ反則気味なところに、それを上回る破壊力・・・ この反則的な強さをどのように他のメンバーと融合させるのか? 不安と期待を感じつつ、4月を待ちます。 そもそもこの人だけで今までの争い全部止められたんじゃ・・・という禁句はあえて胸にしまおう
[映画館(字幕)] 6点(2019-03-17 23:53:36)(良:1票)

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