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プロフィール
コメント数 623
性別 男性
自己紹介 風刺的作品や史実物が好きだが批判されがちな単純なエンターテイメント映画も正当に評価したい。常用でない言葉を並び立てるのではなく単に日常会話程度の感覚の文章でレビューを行いたい。
無名作品には基本的に特攻しないのでハズレを引くことが少なく平均点が高くなっています。

目安
10
大傑作のうち、社会的に意味がある、圧倒的なオリジナリティ、何度見ても楽しめる等の要素がある傑作
9
上には及ばないが大傑作。ほか万人には勧められないが個人的に大好きな作品もここ
8,7
単純に傑作、佳作。8は万人に勧められる傑作、7は個人的に好きな作品が多い。
6
面白いが傑作というほどでもない。面白いが万人ウケはしそうにない
5
そこそこは楽しめるが2度は見ない
4,3
まあ見れるが面白くはない
2,1
つまらない、見る価値なし
0
もはや伝説的な糞

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41.  ロード・トゥ・パーディション 《ネタバレ》 
自らもマフィアの世界に入り、そして復讐を遂げるゴッドファーザー(パート2)に対するアンチテーゼ。話の大筋自体は良いのだが、それを肉付けする細かなセリフ回しの水準が低い。中学生が大人の真似をして書いたというレベルの脚本。I'm glad it's youなんて誰でも想像するようイカニモな臭いセリフで名シーンを台無しにしたり、He was my fatherなんて子供向けの絵本に使われるような使い古された逃げの表現をラストに…ニューシネマパラダイスじゃないんだからもっと作風考えようよ。作風といえば、殺し屋をソウやセブンに出てきそうな変態写真家にする必要も無かっただろう。ターゲットを絞りきれず色々盛り込みすぎた上での失敗か、いや、ターゲットはアカデミー賞だったんだろう。
[DVD(字幕)] 7点(2005-11-16 15:12:06)(良:1票)
42.  ブレーキ・ダウン
途中まで単なる『激突』のパクリだと思ってたが、途中からまさかの怒涛の展開になり、最後はダイハードに。ほんとについていけないほどノンストップでバカバカしいけど面白い。こんないろんなもんパクって寄せ集めたようなB級映画ですらこのレベルの出来になるからアメリカ映画は凄いw
[DVD(字幕)] 7点(2012-04-24 00:54:00)(笑:1票)
43.  マイアミ・バイス
無駄に人が死んだり無駄なベッドシーンがあったりと何の足しにもならないハリウッドガンアクション映画の典型。これだけのガンアクションの名優使って、またヒートと同じ失敗犯しますかこの監督は。スコセッシやタランティーノの真似事したってその部分の才能は無いんですよ彼には。世紀の珍続編M:I-2を更に安くしたような代物。
[DVD(字幕)] 3点(2007-01-18 18:02:43)(良:1票)
44.  THE 有頂天ホテル
三谷作品らしいゆるい笑いが続くコメディだが、これだけの個性派俳優を揃えながら、キャスティングの妙が無いキャラクター設定と、延々続く必然性の無いストーリーでは、いくらなんでもゆるすぎではないか。さらにクライマックスに近づくにつれ尻すぼみしていく様は出来の悪いネタ切れコントのようだ。グランドホテルをオマージュとした展開も各ストーリーの必然性の無さから陳腐でただの監督の自己満足に成り下がっている。いくらなんでも70年経っているのだから進歩が無いのはマズイ。日本にも内田けんじ作品のような出来の良いものがあるので比較してしまうと余計に陳腐さが際立ってしまう。
[DVD(邦画)] 4点(2012-03-09 05:41:40)(良:1票)
45.  スラムドッグ$ミリオネア
インドの社会(特に子供を取り巻く環境)をクイズミリオネアを「味付けに」描いた社会派ヒューマンドラマの傑作。その異質なプロットに、てっきり実話だと思ってたが実話じゃないことに逆に驚き。なんで思いつくの。インドの空気が感じられる映像と、とにかく話の作り方と盛り上げ方が巧い。客に様々な感情を与える要素が絶妙のバランスで組み合わさっている。エンターテイメントだね
[DVD(字幕)] 8点(2011-06-01 04:40:20)(良:1票)
46.  レイダース/失われたアーク《聖櫃》
ハリウッドには珍しい破綻してないアドベンチャー。ただオカルト的な要素を含む。スピルバーグの成功以来一気にムーヴメントとなったエンターテイメント映画の走りだが80年代ならドラえもんのほうが普通に面白いなぁ…日本の子供は幸せですよ
[DVD(字幕)] 5点(2007-08-07 05:41:05)(良:1票)
47.  アフタースクール
わかりやすい映画が好きという監督らしい丁寧な作りこみよう。1度目はしっかりとしたちょっと新感覚のサスペンスとして、2度目はコメディとして見れるようなバック・トゥ・ザ・フューチャーのように随所に散りばめられた遊び心が大好き。2回目見たときの「泥棒でしょ!ねえ泥棒でしょ!」の笑撃だけで+1したくなるわ。「運命じゃない人」も傑作だったが、あの1本だけで次作にこの名優揃いってのがこの監督の評価を表してる。次も期待したい
[DVD(邦画)] 9点(2011-10-07 02:50:26)(良:1票)
48.  ジュラシック・パークIII
迫力とか自体は1とも2ともそんなに変わってないだが、恐竜パークの説明からストーリーが始まった皮肉SF的なストーリーの1が最高峰としてその後2作はどうもドタバタパニックでしかない印象。前々作、前作でほとんど目立たず不満だったプテラノドンをしっかり描いてくれたのは良かったのだがストーリーはやけに短いし、陳腐なアメリカン家族愛なストーリーは少し寒かった。標準以上の映画だと思うが不満に感じるのは少しマンネリか。あと個人的にティア・レオーニの役が利己的な上に煩く不快だった。これも演技力があるということなのかもしれないが…
[DVD(字幕)] 7点(2005-08-27 17:13:20)(良:1票)
49.  しあわせの隠れ場所 《ネタバレ》 
原作はマイケル・オアーの物語の下地となったアメフト業界の構造が主題で、どちらかというと「エニイ・ギブン・サンデー」こそこの原作の映画と言ったほうが近いような内容であったが、マイケルにスポットを絞った構成は正解。事実は小説より奇なりを地でいくストーリー。アメリカの社会構造を考えると信じがたい内容で、実際共和党支持者で全米ライフル協会会員というバリバリ保守派のリーはかつて黒人差別主義者だったようですが、そんな彼女とマイケルが出会ったことも奇跡、家で養うと決断したことも奇跡、マイケルの才能も奇跡、才能を開花できたことも奇跡、まさにいくつもの奇跡が重なった結果NFLまで上り詰めるという奇跡の結末。映画がどうかという以前にストーリー自体に興味を引かれ感銘を受ける久々の体験でした。唯一心残りは「ザ・ブライドサイド」というアメフトファンが聞けば心躍るタイトルをわけのわからない邦題にしてしまったことか。素人にはとっつきにくいアメフトというスポーツの映画はファンのほうが見る比率が高いであろうことを考えるとマイナスでしかない。
[DVD(字幕)] 9点(2012-03-12 11:44:29)(良:1票)
50.  ドラえもん のび太の大魔境
風刺的な内容はなりを潜めているが実に教訓じみた内容。今ならジェンダーがどうのこうのとPTAから説教を食らいそうな描写だが、このジャイアンの男気としずちゃんのお淑やかさこそ我々の世代には理想とされたものであった。事実、大抵ドラえもんは映画しか見ないような我々の世代の母親はみんなジャイアンが好きである(漫画での悪党ぶりを見れば考えを変えるだろうが)。衛星からも観察できない雲に覆われた神秘の魔境「ヘビースモーカーズフォレスト」で独自の進化やらという、らしいSF設定。特にラストのオチなど見事な独創性である。海外での試写会では観客が理解するまで反応が遅かったというバックトゥザフューチャーが無条件で日本人に受け入れられたのはアトムやこのアニメによる下地があったからではないかとさえ思わせられる。子供向けアニメがインディジョーンズをやってくれるんだから日本の子供は幸せだ。
[ビデオ(邦画)] 7点(2006-08-18 20:54:19)(良:1票)
51.  CUBE ZERO<OV>
世界観が好きなので大幅に減点はしないが1の完成度とは比べるべくも無い。外部の話を出したら駄目。緊張感がそこで途切れる。物語は1の捉え方の一つ。これが答えだとも思わない
[DVD(字幕)] 6点(2006-05-04 18:14:59)(良:1票)
52.  マネーボール
常にロジカルで、場面ごとのパーセンテージやレーティングが重要なアメフトファンにとって、慣習がより重要視される野球というスポーツは不思議なスポーツだ。アメフトの戦術史や業界の内情を解き明かした名著「ザ・ブラインド・サイド(「幸せの隠れ場所」の原作だが、映画はマイケル・オアーの半生が中心で原作とは少し趣向が違う)」の著者でもあるマイケル・ルイスにとっても同じであろうか。しかしそもそもこの映画に登場するような合理的戦術の体現者を排除してしまおうという保守的な勢力はともかく、スカウトのやり取りなどは古き良きとも言える微笑ましい守ってほしいものと感じられるものもあり、戦術上MLBはNFLより30年は遅れているかもしれないが、投手は投げ、野手は打つというスポーツの本質を重視する野球と、何よりも観客に対する娯楽性とプレーの合理性を重視するアメフト、どちらに軍配を上げるのは良し悪しな気もする。ともあれ興味深い内情を明かした快作であるが、この部分でもアメフトではエニイ・ギブン・サンデー(ある意味「ザ・ブラインド・サイド」に近いのは幸せの隠れ場所よりむしろこちらだろう)のような作品が10年前に出ておりこれを思い出して懐かしい気がしたというのは皮肉である。何よりサラリーキャップ制が無いというのがメジャーリーグの体質が古い原点だろうが、野球も一方で古き良きものは残しつつ、新たな要素を取り入れる者も歓迎する多様性のあるスポーツとして見る者を楽しませてほしいものだ。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-24 02:07:29)(良:1票)
53.  アメリカン・パイ
なんて正直な脚本だ。高校生男の妄想をそのまま映画化してしまったような感じ。ムラっと来た女子学生が突然おっぱじめそれを盗撮でネット中継なんて普通映画じゃ考えられん。はっきり言ってエロビデオの「サイドストーリー」を集めてしまったような話だが、あまりにも正直すぎて逆に異様にリアルでそれほど抵抗無く普通に見られる。騙されて見るべき映画。面白かったのがオープンな家族を明らかに勘違いしてるオヤジ、あんた息子を理解しすぎ。
[地上波(字幕)] 8点(2005-12-13 03:15:21)(良:1票)
54.  さんかく
コンビニで「本当にあった 痛い彼氏彼女の話」とかいって500円で売ってそうな、身近に居たら一番関わりたくないタイプの人々のストーリーは終始背筋も凍るリアリティ。人によっては気分が悪くなることすらあるであろうストーリーはある意味タブーを破ったようなもので、こんな胸糞悪さと面白さが共存してる作品ハリウッドにもない。高校生が主役で恋人が病気で主役はアイドルの三文小説ばかりが氾濫する邦画ラブロマンス界に現れた異端児
[DVD(邦画)] 8点(2012-04-28 10:28:06)(良:1票)
55.  噂のアゲメンに恋をした!
ここで点数が低いながらもコメント自体は期待以上等そこそこいいものが目立ったので観賞。ただのお下品コメディに終わらずそれなりに練った展開とペンギンの使い方などオリジナリティも見られる。それなりにエロティックもありジェシカ・アルバもかわいいしこの手のB級ラブコメとしては上位の、もとのハードルが低いとはいえまさに「期待以上」の出来。
[DVD(字幕)] 6点(2012-03-24 17:03:58)(良:1票)
56.  モンスター(2003)
ある猟奇殺人犯をモデルとした映画という物は多数存在するが、ここまで伝記に近いものというのは画期的であった。それも題材はあのアイリーン・ウォーノスである。人間が連続殺人という猟奇的な行為に走ってしまう背景、それも女性のケースであるこの事件ほど個人的に興味深い題材というものは無い。ハードボイルド小説でもホラー小説でもない。アメリカンニューシネマでもない、実話であるからこそ漂う虚無感。理解や同情など関係ないしする必要も無い。これはこの社会の中で起きた実話なのだからもうどうしようもないのだ。彼女はモンスターではなく、社会の構成員であったがある時から構成員でいることが出来なくなった1人の女性である。自己の欲求であったりすることが多い男性の連続殺人犯のケースとは重ならないことが見て取れる。信じがたい狂演を見せたシャーリーズ・セロンはもちろんだが、クリスティーナ・リッチの相変わらずの怪演ぶりにも完敗。
[インターネット(字幕)] 9点(2006-08-12 18:50:28)(良:1票)
57.  ショウタイム
特に大きな見所があるわけでもないバッドボーイズに高得点をつけたくらい刑事モノのアクションコメディは好きなのでデニーロとエディマーフィーが組んだとなるともう盲目的に見てしまう。大根役者を演じるデニーロがケッサクで、あまりにもいつもと違うためまるでやる気の無いように取られるのも仕方が無い所か。デニーロはマフィア映画は別として、普通のアクションやるならこういうアクションコメディのほうが生きてると思うけどなあ。この系統はオキマリになりがちだが二番煎じにならないようにTVショウを絡めたストーリーも退屈しなくて成功。もっとコメディコメディしても良かったけどね。
[DVD(字幕)] 8点(2005-12-25 14:52:43)(良:1票)
58.  アメリカン・スクール・トリップ
かつて一世を風靡した青春エロ映画アメリカン・パイの系譜を踏む作品のようだが、どうもこの映画はただ下品なだけでC級の壁を越えられていない。下品でも笑えればよいのだが、下品で寒い映画ほど酷いモノは無い。
[DVD(字幕)] 3点(2006-08-09 12:03:35)(笑:1票)
59.  ステキな金縛り ONCE IN A BLUE MOON 《ネタバレ》 
コントとして面白かった。俗なコントとして作られている映画でここまで笑ったのはジムキャリーはミスターダマー以来かもしれない。何より、キャラクター設定の甘さで役者の無駄遣いの典型だった有頂天ホテルに対して、この作品での彼らはあまりにも愛らしい。このようなステージをもともと得意とする西田敏行や中井貴一は当然と言えるはまり役だが、深津絵里にとってはコメディ女優として新たなステージを切り開いたと言ってもいいだろう。ただ、コメディとして優秀で、さらにこれだけのオリジナリティをもちながらどうしても9点まではつけられないのはストーリー的な完成度、特に六兵衛の最終的な扱いだ。あれだけキャラクターを掘り下げ愛すべき存在に仕立て上げ、あまりにも存在感のあるキャラクターが突然ぞんざいな扱いに変わったら尻すぼみするのは当たり前だろう。それと上映時間である。段田譲冶の存在や市村のくだり(確かにくだりとしては面白いが映画に必要かどうかは別問題だ)を初め20分は楽々削れるに関わらずそれをしなかったことはやはりライターとして優秀ながら映画監督として今ひとつ一皮むけない大きな要因では。段田譲冶を登場させずその辺りのストーリー処理を六兵衛にさせていたらどれほど良かっただろうか
[DVD(邦画)] 8点(2012-05-15 23:25:02)(良:1票)
60.  告発のとき 《ネタバレ》 
枕流さんがおっしゃられている通りまさしく「知ってはいけないイラク戦争の秘密を知った米軍兵士の若者が殺され、彼の父親がその事件の背後には軍が絡んでいることをかぎつけて組織の闇を暴く!」みたいなものだと思い込んで見てました。結局の所戦争が帰還兵に与える影響を描いたありがちな反戦映画なのだが、個人的には上手い見せ方というよりも表現が回りくどい点が逆に鼻につき、全く心に響かなかった。「7月4日に生まれて」よりはマシであるが、「我等の生涯の最良の年」や「グラン・トリノ」辺りのドラマとしても傑作と言える作品と比較してしまうとサスペンス部分に面白みが無かったのが残念。
[DVD(字幕)] 5点(2012-04-25 16:12:07)(良:1票)

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