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プロフィール
コメント数 698
性別 男性
年齢 55歳
自己紹介 観た映画はできるだけ褒めたい。

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41.  死霊館 《ネタバレ》 
実話だから仕方ないけど、娘が多いよ。 二家族合わせたら6人もいるから、誰だっけ?ってなってしまうじゃないか。 しかし恐怖シーンは充実。 後ろから白い手が出てくるところなんて最高。 天井に逆さ吊りになってから、解放しろって言っちゃあそりゃ垂直落下のブレーンバスターになるだろってドキドキしてたら見事な受け身。 御都合主義感は否めないけど、終盤のスピード感は心地良い。 そしてファーミガ様。 今回は気品のある感じで。 そこも観る価値あり。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-02-22 23:23:00)(良:1票)
42.  サイド・エフェクト 《ネタバレ》 
自分勝手な女が自らの欲望と自身を守るために裏切りを重ねていく、という筋立てとしてはさほど目を引くところはない映画。 トイレで吐くシーンあたりから、なんだかわざとらしいなあと思っていたが、そもそも夫への殺意が理解しづらいので、種明かしをされても共感もできないし驚きも感じられなかった。 しかし、この映画を観たのは、ひとえにルーニー・マーラが観たかったから。 彼女の女優魂は相変わらず徹底していて、見事な脱ぎっぷり。 ラストに至るまでは暗い表情ばかりでげんなりしたものの、最後はキュートな笑顔を見せてくれて、大満足。 彼女になら騙されても許せる。 ということを再確認できた映画。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-02-25 23:22:59)(良:1票)
43.  女は二度決断する 《ネタバレ》 
もしあの夫婦が正しく裁かれていたら、残された母親は生きていけただろうか。 映画を観ている我々もカタルシスを得られた? いや、そんなはずはない。 テロのその後に救いなどあるはずがない。 どうしようもない、虚しさだけが残る。 それを痛感させられる映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-03-22 21:20:01)(良:1票)
44.  白い恐怖(1945) 《ネタバレ》 
前半の筆跡を見て偽物と気づくあたり、やはりサスペンスとしては出色の出来。 ヒッチコック監督のカメラアングルも、今観てもやはり斬新。 後半のカミソリ越しに博士を見せるシーンなんて唸ってしまった。 そして白黒映画ならではの陰影の使い方が絶妙。 イングリッド・バーグマンの輝くばかりの美しさを引き出し、善人か悪人か判断のできないグレゴリー・ペックの表情に戦慄する。 タイトルだけ知ってて観たのは初めてだったけど、21世紀の今でも色褪せない映画。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-11-14 20:54:46)(良:1票)
45.  影の車 《ネタバレ》 
映画にはいろんな楽しみ方があると思うが、美しい人を観るのも楽しみの一つ。 この映画はまさにそういう一本。 岩下志麻は年を重ねてもその美しさは微塵も揺るがないが、若い頃も気が遠くなるくらい美しい。 エプロンをさっと付けて料理する姿も可憐だし、湯船につかってこれからの情事を思う表情なんて、もう言葉が出ないくらい美しい。 筋立ても松本清張だけあって、サスペンスとしても充分楽しめるのだが、正直そんなことはそっちのけで志麻様の神々しいまでの美しさを堪能する90分。
[インターネット(邦画)] 8点(2020-09-26 23:20:17)(良:1票)
46.  ホテル・アルテミス 犯罪者専門闇病院 《ネタバレ》 
犯罪者専用の闇病院。しかも銃持ち込み禁止等厳格なルール有り。 ジョディ・フォスター扮する「ナース」のヤサグレさ加減が小気味いい。 そして最強の医療従事者、「エベレスト」。 ってな感じでワクワクが止まらなかったのは、正直最初の15分くらい。 ナースの過去とかほじくるのやめて、クールな闇病院物語的なお祭り映画にしたらもっと楽しめたのではないかと。 とにかくナースの人格がブレブレで、ヤサグレ切ってないのが残念。 ナースとエベレストのコンビ、良かったのになあ。 ジョディの変貌ぶりに、特殊メークであってくれと祈りながら観て、ここのレビュー観て安心しました(笑)。 永遠の女神、ジョディに加点。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-01-11 11:49:21)(良:1票)
47.  アジャストメント
サスペンスアクション大作!っていう紹介のみの、ほとんど予備知識なしで観たのが良かった。 少なくともアクション大作ではない。 ほぼロマンス。 いや、でもこれが良かった。 先が気になって気になってワクワクしながらヤキモキしながら観ることができて満足。 そして何よりエミリー・ブラントが魅力的。等身大で飾らない女性役が完璧にハマっていた。 顎割れてるし、絶世の美女って訳じゃないけど、素敵な女性。デートしたら楽しそうだなあ。
[インターネット(字幕)] 8点(2020-09-29 00:02:58)(良:1票)
48.  心と体と 《ネタバレ》 
こんなおっさんのどこがいいの?と思いながら観ていたら、いつの間にか味わい深く思慮深いエンドレの魅力に引き込まれていたのだが、友人の妻と寝るシーンでやっぱどこがいいんだこのおっさん、となってしまった。 どこまでも純粋で透明なマーリアは、危なっかしくて見ていられない。引き出しを開けるシーンで、ナイフではなく金づちを選んだことにホッとしたのに、次の瞬間その金づちでガラスを割っちゃうんだもん。ああ…それは勘弁して欲しい。あんなおっさん以外にも愛せる人はいるのに。 どこで思い止まるんだと思っていたら、エンドレからの電話。手首から血を溢れさせながら会話するマーリアが痛々しくて切ない。 人との身体的接触を克服したマーリアだけど、エンドレにはもっとマーリアへ真剣に向き合う誠実さと包容力が欲しかった。少なくとも私にはそれが伝わってこなかったので、ラストシーンで楽しそうに笑うマーリアを手放しで喜べなかった。そこが残念。 映像は独特。牛を屠殺するシーンは容赦ないが、雌雄の鹿が森の中で逢引するシーンは空気まで透き通って美しいことこの上ない。 カメラワークも秀逸。ピントの合わないカットに、横からマーリアの美しい顔が現れるシーンには唸ってしまった。 以前から観たかった映画で、観てよかった。満足の一本。
[インターネット(字幕)] 8点(2021-12-30 01:15:16)(良:1票)
49.  ハンガー・ゲーム 《ネタバレ》 
設定は興味深いが、その設定を活かしきれていない。 原作がそういう流れなのかもしれないが、映画としては致命的。 だって、参加者で生き残れるのは一人だけっていうゲーム自体が異常なのだから、そこを緻密に描いてくれないと、観ている方は疑問符しかつかない。 ドナルド・サザーランドが出ていることで、映画の重厚さがかろうじて保てている感じ。 ジェニファー・ローレンスと同郷の男との関係もよくわからなくて、気持ちの持って行きようが難しい映画。そして予想外に長いのよね。 シリーズ化するって決めてから作ると、ロクな事にならないっていう映画の典型になってしまった哀しき映画。
[インターネット(字幕)] 6点(2020-07-26 21:16:35)(良:1票)
50.  パシフィック・リム:アップライジング 《ネタバレ》 
映画館で観た時の印象は、前半長いな、ということ。 改めて観直してみると、怪獣が出てくるまではそんなに長くは感じなかった。 が、パイロットが子供であることが今回は気になった。 青年、なんだろうけど、扱いは完全に子供。 しかも一名死亡。 いや、それはいかん。 怪獣から地球を守るために命張るのが子供では、ちょっと申し訳なくて、燃えるものがない。 こんな映画おっさんしか観ないんだから、死んでもいいおっさんをパイロットにして欲しかった。 そしてマコを早々に退場させちゃったのね。 三作目があったとしても、もう一作目からの馴染みの顔が博士二人だけなんて、つまんないな。 しかもジプシーまで破壊。 こういうヒーロー物には、レジェンドの存在が必要なんだよ。 そこが残念。
[インターネット(字幕)] 7点(2021-01-23 09:58:27)(笑:1票)
51.  エイリアン2/完全版 《ネタバレ》 
そりゃね。 土台がしっかりしてるから、誰が撮ったって面白いに決まってるんだけども。 それでも、ジェームズ・キャメロンの才能には敬意を表するしかない。 数がやたら多いし案外あっさりやっつけられちゃうし、迫力足りないぜ!って思わせといて、クィーンのご登場。 そしてリプリーが操るローダーとの肉弾対決。 これでもかという娯楽要素を詰め込みつつ、リプリーの娘を失った喪失感や、その穴を埋めるかのようなニュートへの愛をしっかり描くことも怠っていない。 一作目とは違う魅力で、新たなエイリアンの世界を切り開いたジェームズ・キャメロンと、前作以上にダイハードな活躍を魅せるシガニー・ウィーバーに感謝。
[DVD(字幕)] 9点(2021-05-08 23:36:46)(良:1票)
52.  カフェ・ソサエティ 《ネタバレ》 
夢は夢。 人生は喜劇だ。 使い古されたセリフだけど、映画のワンシーンとして観ると、あらためて胸に刺さるなあ。 陰翳のコントラストが印象的で、華のようなブレイク・ライブリーと、幻のようなクリスティン・スチュアートの美しさが際立っていた。 余韻の残るラストが、じんわり切なくていい映画。
[DVD(字幕)] 7点(2018-05-26 01:44:53)(良:1票)
53.  デッドゾーン 《ネタバレ》 
若い頃に観た映画を年取って観ると、期待を裏切られることはよくあるのだが、この映画には唸った。 まず若きクリストファー・ウォーケンの演技が素晴らしい。 哀しみと諦念と覚悟を決めた彼の表情は、寂しげで情感たっぷりで、映画の世界に引き込まれる。 タイムスリップして子供時代のヒトラーに出会ったら、ヒトラーを殺すか否か。 主治医に対する問いかけは、そのまま観ている私たちに対する問いかけとなる。 彼が救いたかったのは、世界だろうか。それともかつての恋人だろうか。 自己犠牲を伴う、決して賞賛されることのない美しい行動。 クリストファー・ウォーケンの繊細な表情が完璧にはまっていた。 クローネンバーグ監督の中でも、一番好きな映画。 そして改めて観て初めて気づいたんだけど、これ、原作がスティーブン・キングなんだね。 いや、彼の多才な才能に改めて脱帽。
[インターネット(吹替)] 9点(2021-02-20 10:38:37)(良:1票)
54.  世界一キライなあなたに 《ネタバレ》 
彼の選択には賛否両論あるだろうから、ここでは触れないでおこうと思う。 あんな素敵なプレゼントのできる男がイヤな奴のはずがない。 あのシーンは最高。 パリの街を歩く彼女に被せる、彼の手紙も胸に迫るものがあったと思う。 意気揚々、とはいかないだろうけど、彼女の今後が楽しみ。 私にはアリなラストだった。
[DVD(字幕)] 7点(2018-03-25 16:44:16)(良:1票)
55.  デッドマン・ウォーキング 《ネタバレ》 
被害者と加害者の両方の味方になることはできない。 宗教者として突きつけられたことにシスターがどう向き合うのか。 罪を告白した後の死刑囚にも誠実に向き合い、被害者の遺族にも共に努力が必要だと言い、教会で共に祈る。 被害者遺族の憎しみを解放するために必要なのは、加害者の死か、心からの悔恨か。 死刑の是非論は今でも結論は出ないけど、死刑への向き合い方を示唆する重い一本だった。 一番印象的だったのは、被害者の若い二人と、死刑囚がオーバーラップするシーン。 ガラス越しに執行を見守る二人が現れ、森に置き去りにされた遺体を俯瞰で撮る。 そこに重なる死刑囚の十字架。 当事者にならない限り、いや、当事者になっても結論は出ないのかもしれない。 ショーン・ペン、スーザン・サランドン共に素晴らしい演技で引き込まれた。
[DVD(字幕)] 9点(2019-01-02 11:14:50)(良:1票)
56.  オンリー・ザ・ブレイブ 《ネタバレ》 
森に火をつけて延焼を防ぐ、とか、防火テントを被って熱風をしのぐ、とか、ホットショットと呼ばれる山火事の精鋭がいる、などなど、山火事に関して知らないことばかりで、その点興味深く観ることができた。19人の消防士が殉職した事実も重く、結末を知らなかった私は、祈るような気持ちで現場を俯瞰するシーンを観ていたが、結果は悲惨なものだった。 この映画、2時間を超える大作となっているのだが、消防隊20人のうち、名前が出てその人となりが判断できるのは、指揮官と副官、新米1人とその相棒くらいで、あとはその他大勢に見えてしまう。 指揮官夫婦と新米の人生だけでなく、他の消防士たちの人生も可能な限り観たかった。彼らを森林消防に向かわせたものは何だったのか。それを知りたいと思った。 そこだけが残念。 ラストで、遺族が集まる体育館にただ一人生き残った新米が訪れるシーン。新米が自らに向けられる視線に耐えられずにそのまま飛び出して行った時、後を追った指揮官の妻が言う。「助かって良かった」 自らも夫を失った彼女が、彼に掛けた言葉は本当に重たく、美しい。
[DVD(字幕)] 8点(2019-08-06 22:30:14)(良:1票)
57.  死霊館 エンフィールド事件 《ネタバレ》 
あくまで少女とその家族の物語であって、ウォーレン夫妻は霊や悪魔をバシバシやっつけるぜ!的なポジションの方があんまり重たくならなくていいんだけどなあ。 オカルト映画としては、見せ方もうまいし怖いし面白かったんだけど、ジャネットがなぜ狙われてるのか、というポイントが曖昧、というかほぼ触れられないので消化不良な感じが拭えない。2時間以上あるんだからちゃんと押さえといて欲しかった。 それにしても、エドっていい奴だなあ。ジャネットもエドに父親を重ねて見てることがわかる演技で、グッときた。 エンドロールで気づいたんだけど、反オカルトの女性科学者?、フランカ・ポテンテじゃないか。 名前が出なかったら全然わかんなかったぞ。 チャーミングだったのに、ちょっと残念。
[インターネット(字幕)] 7点(2020-05-23 22:28:31)(良:1票)
58.  ザ・シューター/極大射程 《ネタバレ》 
狙撃手、という予備知識しか無い状態で観たら、これが意外な面白さ。 そんな陰謀が?という間に映画に引き込まれてしまった。 新米捜査官のメンフィスが新米らしからぬ緻密な捜査でスワガーの無実を証明するくだりも面白かった。 ただ、極大射程、なのに、最大の見せ場が大量の兵士相手の銃撃戦ってのはちょっともったいなかったかな。 そしてあのラスト。 そういう方法が必要な時もあるって、司法長官のお墨付きもらったからの展開? スカッとはしたけど、スッキリはしない微妙さを抱えたままエンドロール。 個人的に一番スカッとしたのは、雪上での指と腕吹き飛ばしと、その後のサラの怒りの3連発。 ということで、サラのキュートさに加点。
[インターネット(字幕)] 8点(2019-09-08 23:46:10)(良:1票)
59.  ビッグ・シック ぼくたちの大いなる目ざめ 《ネタバレ》 
クメイルの出番中にISISに帰れと言った若造に啖呵を切ったホリーハンターは、カッコよくて母親としてハマり役。父親のテリーもいい人だった。クメイルの両親も魅力的な人物で、この映画、やな感じの人が誰もいない。 あなたが勘当されることに耐えられないと、やり直すことを拒んだエミリーに、何で家族を捨てても君と一緒に居たいと言わないんだって思ったけど、クメイルは家族を捨てたいと思ってるわけじゃなくて、エミリーと一緒に居たいのはもちろんだけど、家族のことも大事に思ってるから言えなかったのかなと思い直した。クメイルは優しい。 それにしても、エミリーがキュートで参った。見たことない女優さんだけど、ミラ・ソルヴィーノとナオミ・ワッツを足した感じ。 そこも加点。
[DVD(字幕)] 8点(2018-12-16 02:10:08)(良:1票)
60.  護られなかった者たちへ 《ネタバレ》 
東日本大震災と生活保護をテーマに映画にしようとすると、観る方も少し身構えてしまうと思うのだが、この映画はサスペンス要素を入れることで、鑑賞者を増やし、その点で成功していると思う。 野外ステージのシーンで語られたことが何だったのか最後に明らかになるのだが、彼の人間性を表すいいセリフだった。「殺されていい人間なんていないんだ」は震災で大切な人を失ったからこそ出る言葉だったのだろう。 佐藤健という俳優を少し見くびっていたのだが、本作で見事にその印象が変わった。役柄でどんな人間でも演じることができる稀有な役者だと思う。すばらしい。 そして倍賞美津子。この人の存在感は絶大で、歳を重ねるごとに彼女の持つ包容力や安心感が増している気がする。二人の役者に加点。
[インターネット(邦画)] 8点(2022-12-26 09:42:03)(良:1票)

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