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まさかずきゅーぶりっくさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 848
性別 男性
年齢 48歳
自己紹介 思春期の学生時代、何気なく見た水曜ロードショー「ローマの休日」でアン王女との運命的な出会いをしてからウン十年、ひたすら好きな映画を何十回観るような偏食家です。

ホラー&感動映画&難解映画大好き♪ホラー映画も好き!監督別にも観ます。キューブリック、リンチの2人は別格!スピルバーグも大好き!ホドロフスキーもナタリも好き!ハネケは苦手!

レビュー点は相対的に甘めです(ボーダーは6点)。期待に背き大ハズレ、虐待モノ、悪意を感じるバッドエンドな作品には低い点も付けますがよっぽどです。逆に最高点は9点に設定し、10点は人生観を変えられる程大好きな作品だけにしてます。人生であと何本10点の映画に出会えるか、ワクワクしてます♪

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1.  アルマゲドン2009<TVM> 《ネタバレ》 
製作者サイドからすれば、日本ではアルマゲドンの続編と勘違いさせて邦題付けられてるのも勘弁ですよね。気の毒です(サタシネ放映時はサブタイトルに「彗星衝突!」と書かれていました)。 低予算なのでCGは安っぽくスケールも小さくご都合主義的展開で地球を救うパニック映画ですが、最初から全く期待しないで観るとテンポだけは悪くないです。この頃はアメリカがロシアを頼って共に地球を救う展開作ってたんですね。  とはいえ、電話してた青年が電磁波くらってコメディのようなやられ顔するところ、ドラッグレースのスタート地点で前に進まず底に落ちるイケメン(偶然鉄パイプにぶら下がってる可能性あるはずなのに割愛)、潜水艦がマリアナ海溝のマグマの勢いに乗ってビヨーンと浮上する所、その他まだまだ沢山のトンデモ場面だけが記憶に残るので、結局はその程度の映画なんですかね。
[地上波(吹替)] 3点(2023-04-02 23:42:56)
2.  アンチクライスト 《ネタバレ》 
トリアーは演出家として役者の煽り方は毎回凄いと思う。この作品以外でも役者は皆とりつかれたかのような演技で観るものを圧倒します。この映画の主演2人も本当に鬼気迫る素晴らしい演技でした。ただあまり宗教的な部分を理解できていない自分としては、悪魔がどうとか森の中で異変を起こしていく過程と、息子を亡くした心情がシンクロして何故こうおかしくなっていくのかあまり繋がらなかったです。あと神とか悪魔とか人間の域を超越したテーマっぽいのに、突然生々しいセックス描写が出てきたり股間打ちつけたり性器切り取ったりする俗っぽい演出がこれでもかと入ってきた瞬間、ああ、良くも悪くもトリアーらしいなって残念な感じがしてしまって。ストーリーが難解だと言われていますが、鬱の時に作ったトリアー自体、そこまで明確なメッセージ持たずに作ったんじゃないかと思いました。点数つけるのものすごく難しいですけど、トリアーと予め理解して観たわけで、それなりに覚悟と期待をしてた自分の鑑賞後の気持ちでつけます。
[DVD(字幕)] 5点(2014-11-09 16:43:34)
3.  アポカリプト 《ネタバレ》 
捕まってから逃げるまで:逃げてから復讐始めるまで:復讐始めてから結末まで、の尺の割合が6:3:1くらい。つまり逃げるまでがひたすら長すぎる。あと結局観終わってから、この映画が結局何を言いたかったのかよく伝わってこない。民族間の対立とか奴隷とか生贄とかあるとは思うけど、これほどまでの残酷描写を見せて、結局1組の親子が逃げ切って「新しい世界を作る」って着地したけど、パワフルでスリリングな描写と膨大なエキストラやセットの割には物語のスケールが狭くて単なる追いかけっこに終始してる部分とかもったいないなーと思った。穴ぼこの中で産まれた赤ちゃん、デカかったなー(^^;金玉に葉っぱ摩り込んで悶絶するシーンは良かったです。
[DVD(字幕)] 6点(2012-01-16 11:14:21)(良:1票)
4.  アバター(2009) 《ネタバレ》 
まず3Dについて。本当に奥行きやスクリーンの手前まで来ているように感じる事に普通に感心してしまいました。てっきり昔ながらの青赤メガネで観るのかと思ってたので(笑)ただ本編前のアリスの映像も3Dだったので、本編入る前に凄さに気付いちゃったのはご愛嬌。しかもずっと見てると3Dだと思わなくなりますね。人間の慣れって凄い。将来的にはメガネをかけなくてもスクリーン側の変更で3D仕様になったらいいですね。  ジェームズ・キャメロンはやはりこういう作品上手いですね。映像も綺麗。ナヴィの世界のあの夜の森の青と緑と紫の使い方はまさにファンタジー!あんな世界行ってみたいなあって思わせます。それを破壊しようとする人間達への憎しみを倍増させるいい映像でした。その他も儀式のシーンとか戦闘シーンとか、鳥にのって飛行するシーンとか、1つ1つに圧倒されました。  話は少数民族に潜入して、交流してるうちに自分のミッションに疑問を感じ反旗を翻すというのはよくあるパターンで、その後の展開もそこまで斬新ではないんですが、うまくまとめてるなって思いました。尺の長さも気になりません。ご都合主義だとか、ハリウッド的だとかってのは、アメリカでのあの記録的な大ヒットからしたら予想つきますしね。自然への警鐘とか、キャメロンが訴えかけたい事柄もシンプルで〇。  予告では青の風貌の民族に感情移入できるのかとも思いましたが、人間的な表情もうまく見せており、最後は大佐が完全なる悪者になったので構図が非常に分かりやすく、製作者の意図どおり、大規模な壊滅のシーンに切なくなり、最後は期待通りの終わり方で胸のつかえがとれました。  12年待たせてこれかとか、ご都合主義だとか目が疲れるとか3D大したことないとか、これだけ世界中で大ヒットして大勢の方が見れば、それだけ反対意見も多く出るでしょう。でも映画館の大迫力で観れたことや、映像の綺麗さ等、今のこの初見時の感動は忘れないようにしたいと思います。  DVDや携帯端末機器でも映画が観れるようになった昨今、映画館で観る3D作品の面白さを教えてくれた画期的・記念碑的作品であることに間違いありません。こういう超大作は細かなケチをつけずに素直に入り込めたもの勝ちだと思います。神への祈りが通じて、大きな動物が挙って加勢しに来た終盤、私は何故か泣いてしまいました。
[映画館(吹替)] 8点(2010-02-12 15:15:25)(良:2票)
5.  アイ・アム・レジェンド 《ネタバレ》 
めちゃめちゃ金かかってるCGや、主演のウィルスミスもいいんだけど、全世界で1200万人しか生き残ってないというわりには色々な人との交流があり、町の中だけの危機という感じ(いざとなれば直ぐに助かる位置にいる)が怖さを減少させてしまってました。  これがキャストアウェイみたいな作品ではなく、ゾンビモノと理解してて見たのでそこらへんでのガッカリは無かったのですが、投げやりな感じがする部分のフォローが欲しかったです(人体実験の若い女性とか、ラストの爆死前後のエピソードも急ぎすぎ)。  原作もあるだろうし、それの映画化と思えば仕方ないのでしょうが、展開が浅いなあという感じが否めません。偉大な人物になりうるけど、伝説かな?伝説ってもっと生き様的な部分も劇的なイメージじゃないですか?いつでも逃げれる過疎化した町でシェパードと暮らして研究してただけって感じで・・・。もっと膨らませようがあっただろう!って感じでした。たった何人かで世界と立ち向かうっていう題材に新鮮味もなくなってきてるしなあ。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2008-12-29 02:34:24)
6.  アフタースクール 《ネタバレ》 
今年見た邦画の中では個人的にナンバー1です。多分オチを知ってから2度3度と見返すともっとジワジワ来ると思う。キャスティングも脚本もほぼ完璧で、一部強引な展開や、辻褄合ってるかな?と疑問の残る所はあるけど、非常に完成度が高いです。観客を見事に思い込ませます(騙すとも違う)し、力関係が中盤~終盤に変わってくるような気がするけど、実はスポットを当てている部分が違うだけで、最初から同じ方向に進んでいるだけというのも斬新。1カット目からいきなりそれが始まってるのが見事。「アフタースクール」ってタイトルもいいですね。選挙演説が生徒会長選挙と重なったし、理科室とアダルトショップは確かに臭いが近い気がするし、堺さん演じる木村は学生時代から今まで変わらずお人好しで憎めない(^^;  キャスティングも非常に魅力的なので、1度だけで全貌が掴めなくてももう1度観る価値があると思います。最後のエレベーターのシーンも何とも笑顔になってしまいました!  小生は男なんですが、「篤姫」で家定を観てから、すっかり堺雅人さんの虜になってしまった・・・(笑)どうでもいいけど産まれたばかりのはずなのに、赤ちゃんデカッ!!!
[DVD(邦画)] 8点(2008-12-07 21:49:01)(良:1票)
7.  アンダーワールド(2003)
ぐるぐる回りながら床に銃を乱射して、床をズボっと抜いてキチっと着地体勢を取ったベッキンセールがめちゃカッコよかった!ストーリーはありがちだけど、ヒロインの魅力とアクションで飽きさせなかったです。長いコートを着て敵に向かう主人公の絵って「マトリックス」以降急に増えましたね?カッコいいから構わないんですが。
[地上波(吹替)] 5点(2008-01-29 18:36:17)
8.  赤い月
終盤、氷室とHしてる所を見られて子供に汚らわしいと言われた時、波子は「生きるためには愛する人は必要なの」と偉そうに説教じみてたけど、お前ダンナが生きてる頃から氷室狙ってたじゃねえか!と思わずツッコミ入れてしまいました。  玉の輿に乗った女が、戦中・戦後と生き延びる苦悩みたいなものを壮大に描きたかったのだろうけど、誰にも感情移入できない薄っぺらい展開で残念でした。トキワちゃんは別に演技上手くないけど、冒頭の回想部分でのモノクロとか本当に昔の女優さんぽくて綺麗でした!イセヤとかホテイとかもう少し演技力つけないと・・・。トキワちゃんのヨコチチの膨らみに3点。
[地上波(邦画)] 3点(2007-10-01 00:05:32)
9.  the EYE 【アイ】 《ネタバレ》 
怖くて物悲しくて、それでいてストーリー的にも辻褄が合って、最後は「やっぱりそうなるか。でもその方が本人も幸せなのかな」と思わせる、極めて完成度の高い作品です。ただ怖がらせるだけのホラーや、血みどろのスプラッター映画より遥かに深みがあるし、正統派の心霊系ホラーだと思います。アジア系の作品なので、より親近感も持てるし、途中からはただ怖いだけではなくリンの心情も伝わってきて、どこか寂しい話だなと思えました。もうその時間を迎えてるのに「お前が悪いんだよー」と言って中々立ち上がらない母親に対して「早く救ってあげろや!」と叫んでしまいました。医者やカウンセラーにオッチャンがいなかったのもちょっとした客ウケを狙ったのかな?最後の大爆発も焼死体の映しとかやりすぎかな?と思う所もありましたが、盛り上がりという意味ではアリかなと思いました。主役の女の子、確かに本庄まなみにも似てるけど、ABCの赤江珠緒アナウンサーに似てませんか?スーパーモーニングを観るたびに「あ、マンだ」と思ってしまいます。
[地上波(字幕)] 8点(2007-09-11 10:45:06)(良:2票)
10.  悪魔の棲む家(2005) 《ネタバレ》 
お化け屋敷的ホラーの王道という感じです。良く言えば最低限の期待を裏切らないホラー。悪く言えば目新しさが無い。でも初見ですと、グロい描写も相まって結構ビビりました。ただあのお父さん、家にとりつかれる前から既にちょっと怖いし、連れ子の子供がサッパリなついていないし、ベビーシッターはありえない。細かい演出に疑問も沢山ありましたが、それでも高い金出して買っちゃった家がいわくつきで、逃げるに逃げられない恐怖は実感できました。それに唯一心の拠り所となるべき家族すら疑いたくなる恐怖は「シャイニング」のようで結構怖いです。お母さんを斧で刺しちゃったかのような見せ方(父が良心と闘ってる様子?)も観客を上手い事撹乱させてるし、全く期待しないで見ると「そう悪くもないよ?」というホラーだったと思います。死んだのはワンちゃんだけだったという事で、一見良かったようで実は切なくもなりましたね・・・。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2007-02-19 11:19:04)(良:1票)
11.  あの頃ペニー・レインと 《ネタバレ》 
淡々と進み、1つ1つのエピソードは悪くないし飽きないのに、観終わった後に心に残るものが薄い作品で少々残念でした。ウィリアムもピュアで主人公としては魅力的ですが、何故ロックにはまったのかという背景の描写が薄く、ペニー・レインとの出会い方もいかにも映画という感じで、展開が少し厳しかったような気がしました。最後はお約束でハッピーエンドですが、私のように60~70年代のロックにさほど興味の無い人間が1本の作品として観た場合、あらすじの説明がしにくく、印象に残らない作品に感じました。ケイト・ハドソンは健気で可愛く好演していたのが救いでした。
[DVD(字幕)] 5点(2007-01-07 17:21:46)
12.  ある子供 《ネタバレ》 
生活能力もなく、まともに働く気力もない、風貌だけ大人で中身が子供の人達が実際増えているのでしょうね、だからこそ展開をリアルに感じました。あと男女の、赤ちゃんに対する愛情の違いを痛感して、痛いなあと思いました。淡々と進む感じが、同じくカンヌを制した「エレファント」っぽいなと思いましたが、終わり方もシュールですね。結局いく所までいって、それでも愛し合う二人がいるならやりなおせば?とか思いましたが、同時にあの主人公の男はちょっとやそっとじゃ大人にはなれないだろうなとも思いました。結局最後の出頭した理由だって、自責の念ではなく、腹が減ったからとかっぽいですし。人になりきれない人が、子供だけ出来ちゃって戸惑うって結構リアルな社会が展開されたなと思いました。いい映画です。
[DVD(字幕)] 8点(2006-12-30 00:35:27)
13.  アイランド(2005) 《ネタバレ》 
娯楽大作としては中々楽しめました。画面に向かってヘリコプターやら車がぶつかってくるのは思わず声が出てしまいますね。「そりゃお前いくらなんでも助からないだろ!」というお約束の突込みも入れたくなりますが、ハリウッド映画(マイケル・ベイですしね)と割り切れば結構面白いです。少なくとも死体をも映画のネタにしてた「バッドボーイズ2」よりかは許せます。臓器複製の為にクローンを作るなんてムチャですけど、中には金儲けで考える奴もいるんだろうなあとか思ったり。スカーレット・ヨハンソンも美人で良かった。メガネをかけた人間の方のマクレガーは助平な顔してましたね(笑)ただ↓の方も仰るようにクローンの皆さんが最後、太陽の下に集まる所で終わるんですが、あの後の彼らの事を考えるとハッピーエンドではないですよね・・・。15歳程の知識しか無いハズのクローンのマクレガーがバイクを乗りこなすのは、彼のバイク好きが成せる業かと妙に納得、見事に鑑賞中公私混同してしまいました。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2006-07-31 11:15:09)
14.  アメリ
映画全体の雰囲気がオシャレ&オドレイ・トトゥの注目されるきっかけを作った&アルバトロス配給なのにいい意味での普通さに注目の映画です。音楽もいいし、このマッタリ具合、恋に恋する雰囲気に共感した方も多かったと思います。でも男としてはいまいちアメリの心情が理解できなかったかな?と思いました。とても「エイリアン4」と同じ監督とは思えず、主に監督別に映画を観る私としては発見の多かった作品です。
[ビデオ(字幕)] 5点(2006-07-11 15:14:43)
15.  アザーズ
中盤までゴシックホラーの懐かしい雰囲気を醸し出していて○。ニコールの撮り方も実に綺麗。でもやっぱり惜しいのはオチが読めてしまう所。あそこからもう一捻り何かがあったらもっとスゴイ映画になったと思うんですけどね。やはり多くの方はこの作品を観る前に「シックスセンス」を観ているワケですし「ええ?」って感じじゃなく「あ、またかあ」って驚きになってしまったのが残念でしたねー。でもつまらない映画では無いですし、オチを知ってからもう1度観ても中々楽しめるのではないかと思います。
[DVD(字幕)] 6点(2006-07-03 18:58:48)
16.  アンジェラ(2005) 《ネタバレ》 
リュック・ベッソンはアメリカ資本の作品より、こういった小作の方がいきいきとしている気がします。この作品を監督するまで「ジャンヌ・ダルク」から6年、その間アクション映画のプロデューサー等をしていましたが、最後にこれをやりたかったのかと妙に納得してしまいました。灰皿が浮く、タバコが戻る、天使の羽根等、現実的な話が非現実的になる一瞬も、スタイリッシュで淡々と進む演出へのスパイスになっていて個人的には映画の雰囲気も嫌いではありませんでした。アンジェラは男の内面の鏡であり、男が自分自身を見つめ直して自身を好きになる事により、投影されたお互いが惹かれ合っていくという流れも、先が読める分だけ安心して観る事が出来ました。主人公の男性と、リー・ラスムッセン演じるアンジェラの凸凹ぶりがモノクロ映像も相まって楽しさを助長している。但し最後、アンジェラが人間になるシーンだけパートカラーにしても良かったのではないかな?と思いました。「シティ・オブ・エンジェル」で題材は好きだけど消化不良だった方、「バッファロー'66」のようなダメ男バンザイ映画が好きな方、富樫義博氏の漫画「てんで性悪キューピッド」の聖まりあのような女性に出会いたい男性などにお奨め映画です(笑)これを観ると「ベッソン最後の実写映画」と言われても妙に納得してしまうような雰囲気があります。
[映画館(字幕)] 7点(2006-05-23 10:39:30)
17.  “アイデンティティー”
ひっくり返されるのが好きなサスペンス好き必見です、というか今見終わったばかりなのですが、ストーリーをどこまで書けばいいかってくらい特に後半は無茶苦茶です(@@;あのブライアンデパルマの「ファムファタール」もビリーワイルダーの「情婦」も驚きの壮絶な展開!この「アイデンティティ」つまり存在証明ってのが「なるほどなぁ」と思わせる凄い凄い凄い映画なのであります。  ある田舎のモーテルに、豪雨で足止めをくらった10人の男女がいます。警官、移送中の囚人、元警官で今はドライバーをしている男と、雇っている女優、新婚の若い夫婦に情婦、夫婦と無口な子供。ところが、女優が殺されたのをきっかけに1人、また1人と殺されていきます。殺された死体には必ずルームキーがあって「10」「9」「8」とカウントダウンされてゆくのです。そんな中集まった10人にはある「共通点」がある事に気付くのですが・・・。  この程度しか書けない!ネタをばらすと本当に楽しめないので!とにかく殺されまくります。誰が誰を殺しているのか?それも推理する楽しみですが、きっと推理の上をゆく展開がなされます。唸る映画を観たいなら絶対にお奨めです!!!!久しぶりに骨のあるサスペンスを観た気がします!
7点(2004-09-22 18:28:49)
18.  I am Sam アイ・アム・サム 《ネタバレ》 
裁判内容や女弁護士の側面を見せすぎたせいで、親子の絆やそれに伴う感動が薄れてしまいました、だから今一歩感動出来ない。あと一番気になったのは「撮影」これは完全に×。ハンディで見せたりグラグラさせたり、ショットの切り替え方など無駄な事ばかりしてる。ヒューマンドラマは「フィラデルフィア」みたくガッシリと撮影して内容で勝負すべきではないのか?と思った。見づらすぎです。  いいところはやはり、演技ですね!ショーンペンも頑張った。当然彼もかなり練習したようです。細部に及ぶ研究の成果は演技力として表れています。ただギラギラはしていない。7歳の感情で動いているから時には喜怒哀楽が幼く出る。大人でありながら7歳の知能という、自分の中の戸惑い、葛藤を上手く見せていると思う。ダスティンホフマン、トムハンクスもかなり凄すぎたが、彼もそれに近いところまでいってると思った。あと、女弁護士役のミシェルファイファー。やり手ながら、親子関係と社内でのやっかみに悩む気丈な役柄が見事にはまっていた。しかし上にも書いたが、彼女ほどビッグネームを使わないでこの役がもっと脇役に徹していたら、もっと本筋で感動出来たのでは?と残念にも思った。  そしてルーシー役のダコタファニング。彼女の存在でこの映画の評価は30%以上は上がったのではないか?あざとく見えるとか、おしゃまな感じで嫌だとか、作られた感じが嫌だとか、レビューに書いている人がいたが、自分の父親がああだと知ったら、例えまだ7歳の子でも、自然と自分の父をある意味「守ろう」と思い、気丈に賢く、き然と振舞うのではないのだろうか?その面でしっかりした態度で振舞う彼女のあの演技はまさに適役で、素晴らしかったと思う。ショーンペンがあれだけ凄い演技をしたのに、何故か心に残っているのは、サムを見つめるルーシーのしっかりとした(時には母親のような)目、そしてサムが保護されているルーシーの家の近所まで越してきた時に、毎日のように夜中抜け出して彼に会いに行った時の様子。1つ1つが本当に愛くるしい。ショーンペンのあの演技より脳裏に焼きついたダコタファニングの演技。やはり動物、子供とは共演したくないと言う役者の気持が分かる気がする。 ダコタファニングの天才的な演技に8点。カメラワークの無意味さに-3点。
[DVD(字幕)] 5点(2004-09-22 18:04:27)
19.  あずみ
この作品、ひたすら若手が多い。ベテラン勢では原田芳雄さんや竹中直人さんはさすがに存在感を示していたが、後は若手配役に力を入れている気がした。が・・・?  逆に言えば勢いだけの映画ともいえる。演技力ではなくその場の雰囲気の中に役がいる感じと言うか・・・。ハリウッドの演技派と呼ばれる人はまず自分が役柄を確立して演技にのぞむのだがその反対である。でもそれはまだ致し方ない事なのか。  あとラストに謳われている200人斬り。これは色々な監督の名場面をリスペクトしているなあと思い、カメラワークは中々面白かった。最後のオダギリとの対決の場面ではかなり無駄なカメラワークが入り減点だったが(苦笑)それでもCG+上戸彩の一生懸命さは伝わってきた。ただ、オレはどうも腕が吹っ飛んだり首が吹っ飛んだりを痛快時代劇として楽しめない性質のようだ。デビッドクローネンバーグやリンチの作品で猟銃や念力で首が爆発するのはあくまで「架空」と思って見るせいであろうか?あまり嫌な感じはしないのだが、日本が舞台の刀で斬るというのは、日本人として変に親しみがある分、嫌悪感も高まるのかもしれない。  まゆにしわを寄せて人を斬る上戸彩より、韓国までヨン様にオロナミンCを運ぶ彼女の方が魅力的に映る(笑)
3点(2004-09-22 17:45:26)
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