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アングロファイルさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 1000
性別 男性
年齢 60歳
自己紹介 レビュー数が1000に達したということで、活動を停止します。(今のところ)仕事がひじょうに忙しいので、映画を楽しむゆとりがありません。落ち着いたら再開するかもしれませんが、とりあえず未定です。

皆さま、ありがとうございました。縁があったらまたお会いしましょう。

※変更要望は出すかもしれません。

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【製作年 : 1960年代 抽出】 >> 製作年レビュー統計
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1.  赤穂浪士 《ネタバレ》 
最初は忠臣蔵と関係なさそうな話なので「?」と思っていましたが、次第にそれらしくなってきました。それにしても、テンポが遅い。松の廊下まで40分、大石が登場するまで60分、城の明け渡しまでさらに30分かかっているので、ちゃんと時間内に討ち入りするのかと思ったら、それからはあっという間に話が進んでしまいます。その間の見せ場は立花左近とのご対面ぐらいで、正直肩すかしを食わされました。映画の場合時間の関係上「名場面集」のようにならざるを得ないと思いますが、それにしても偏りすぎではありますまいか。2年後にNHKでドラマ化されたのもうなずけます。堀田隼人は原作では重要人物のようですが、本作では正直「いらない人物」と思われてもしかたがないのでは。吉良が柳沢とつるんでいたりして、完全に善悪がはっきりしているのは、やはり時代を感じさせます。  科白回しや所作に舞台的な要素があって、こういう「歌舞伎風時代劇」はけっこう好きですし、豪華オールスターキャストは嬉しいのであまり低い点数もつけたくないのですが、中身はあまり豪華とは言えませんでした。  それにしても、3月の公開で「正月映画」と呼んでいいのでしょうか。かなり疑問です。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2017-01-02 16:10:33)
2.  荒鷲の要塞 《ネタバレ》 
要塞に乗り込むまでの前半、要塞内での中盤、脱出後の後半に分かれていますが、中盤がなかなか面白い。「観客に情報を渡さず混乱させる」という手ですが、スパイがいるということをあらかじめばらしているので、より効果的でした。黒幕の正体も含め、探偵小説の国イギリスらしい内容で、アクションよりそちらの方が楽しめました。  アクションものとしては、爆弾を大量に爆発させたりマシンガンを撃ちまくったりと、派手。この頃英米では、映画はすでにテレビに押されていたことでしょうから、テレビに対抗して派手なアクションを連発したのかもしれません。爆発・銃撃の連続ですが飽きが来ず、長時間も気にならず楽しめました。ロープウェイ上での戦いが、地味でむしろ違和感を感じました。脱出計画も用意周到で面白い。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2016-08-08 18:16:29)
3.  赤ひげ 《ネタバレ》 
基本的にエピソードの連続なので、時間が長くても長さを感じません。また、各エピソードにそれぞれ凄みのようなものがあり、引き込まれて飽きているヒマなどありません。前半は科白回しや場面設定、語りを中心とした物語ということで、ちょっと舞台劇っぽい印象を受けました。黒澤明の映画としては意外です。もちろん、映像的な演出にも見るべきところは多いと思います。しかし、全体としては語りのうまさ・巧みさが光り、そのあたりが私の好みに合っているように思います。  物語としては、まあ文句のつけようがないですし、たいへん感動的でありました。難を言えば、赤ひげ先生があまりにも完璧すぎるところでしょうか。とはいえ、ユーモアもあって面白いキャラクターになっていました。あと、冒頭で江原達怡が加山雄三を案内するというのは、当時の観客はニヤニヤしながら観てたんでしょうねぇ。こういう遊び心が、余裕を感じさせます。終始オーケストラで攻めた佐藤勝の音楽もマル。
[映画館(邦画)] 10点(2015-10-20 20:39:27)
4.  アパートの鍵貸します 《ネタバレ》 
「評判はいいけど、たいして面白くないんだろうな」と思っていたら、予想通りでした。どうもビリー・ワイルダー監督の作品は、サスペンス/ミステリー系はいいのですが、それ以外だとたいして笑えないし面白くもない。  本作の場合、まずジャック・レモン演ずるバクスター氏が、上司におもねってまで出世を願っているように見えない。どうもジャック・レモンという人は、お気楽でノホホンとしたイメージがあるのですね。さらにフランをめぐる一連の行動を見ていると、惚れた女のためとはいえ、かなり誠実で実直な人間性を感じさせます。なので話が進むにつれて、ますます印象がちがってきて、かなり違和感を感じます。  そもそも、上司に部屋を貸すというのが理解できない。これは時代性やお国柄もあるのかもしれません。しかし当時のアメリカでは、実際にあんなことをする人がいたのでしょうか。このあたりも何とはなしに嘘くさくて、面白味を削いでいると思います。  物語の展開のさせ方とか、小道具の使い方はやはり素晴らしいのですが、どうもそれだけという気がします。悪く言えば、技巧に走っただけで肝心の中身が本物らしく見えず、空虚な感じがするのです。一応コメディとされていますが、笑えるところも全然ない。魅力にとぼしい作でした。
[CS・衛星(字幕)] 6点(2015-09-14 22:25:35)(良:1票)
5.  嵐の勇者たち 《ネタバレ》 
何の説明もなく意味ありげなシーンが続いたと思ったら、パーティー会場から女性が消えるという発端はなかなかいい。島地一味がダイヤのネックレスを盗む計画で、そのやり方は『ルパン三世』のようでなかなか面白いです。しかし、誘拐された亜紀子をめぐっての話は、いかにも日活らしいギャング(というかチンピラ?)の張り合いで、それほど盛り上がりません。その後のアクションもボートやヘリを使って大がかりなものの、大味。本作の場合、話よりも次から次へと顔を出す日活スターの競演をながめるのが楽しみ。そういう意味では、正統派の「オールスター映画」かもしれません。ヒロインとして浅丘ルリ子が出ず東宝から浜美枝を引っ張ってきてるんですが、たしかにこの役はルリ子さん向きではないですね。 あと特筆すべきは、やはり3人娘のかわいらしさ。パジャマ姿もちょっとだけ披露してくれるのですが、その時梶芽衣子が髪をツインテールにしていて、それがまためっぽうかわいかったです。梶芽衣子のイメージがかなり変わりました。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2015-05-18 22:07:21)
6.  網走番外地(1965) 《ネタバレ》 
ヤクザだろうが殺人犯だろうが、人の子であり親は恋しいという、単純ながら深い真実を鮮やかに描いた作品。そのための、脱走までの展開(伏線)がとてもうまい。それ以外にも、人としてのやさしさ、人情を感じさせるエピソードがいろいろ。橘も権田も鬼寅も妻木も、観客であるわれわれと同じ人間であると感じさせ、そのことによって感動を生み出す。これは人気が出るはずです。モノクロで撮影されたのは予算の関係でしょうが、それがかえってリアルな味を生み出して、成功していたと思います。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2015-05-01 21:38:24)
7.  アルプスの若大将 《ネタバレ》 
冒頭、スキーをしたあと歌う若大将が延々と映し出されます。これだけ見れば、加山雄三のプライベートフィルムと言ってもおかしくない。ヨーロッパの観光地巡りなども、よく見ればドキュメンタリーっぽい作りなのですが、それがドラマとあまり相容れないです。若大将が歌うのはいつものことですが、今回は脈絡もなく歌いすぎという気がしてきました。見ているこちらが飽きてきたのかもしれませんが。後半のスキーの場面では、空撮でずっと追っていくのは面白いのですが、どうしても単調にならざるを得ません。スミちゃんのライバル2人は出番が少ないし、松原光子はちょっと華がない。ということでマイナス面も多いのですが、いつものパターンなのでそれなりに楽しめます。よかったのは、赤田を出して青大将がスミちゃんを襲わないようにしたことと、前作に続き、スミちゃんが自ら身を引く展開にしたこと。こうする方が、最後への流れがうまくいっていると思います。ただし前半のスミちゃんは、同じ人が監督した作品と同じく、わがまま勝手ぶりが目立ってこれも残念でした。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-11-22 16:54:21)
8.  赤い夕陽の渡り鳥 《ネタバレ》 
NHKでの放送順が変則的で、これを3番目に見たのですが、あまり影響はないでしょう。どれも似たような話ですから。とはいえ、前作に続いて「もうひとりの殺し屋」が登場。途中で伸次が生死不明になるというのは、変化をつけようということでしょう。そういえば、宍戸錠も途中で行方不明になったりします。黒幕の大坂志郎が裏切られて悪党になりきれないというのも新しいパターンで、俳優の個性を生かした展開でした。白木マリの恋愛話とか、いろいろ味付けを変えようという工夫が目立ちます。ただ、基本的な話はあいかわらずなので、効果がないといえばないのですが。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2014-09-22 22:37:29)
9.  あいつと私(1961) 《ネタバレ》 
当時の学生って、本当にこんな風だったんでしょうか? なんとなく嘘くさいというか、作り物くさい。原作の初出は判然としないのですが、石坂洋次郎は1900年生まれなので、還暦近い時に発表されたとみていいでしょう。それで大学生の生態が描けるのかどうか、ちょっと疑問です。とはいえ、冒頭の授業風景からして石坂洋次郎らしいのですが、どうもそれが頭の中で作っただけのように思えます。あんなにズケズケというか、あけすけにものを言うものなのか。現実的だったのは、デモの部分くらいでした。 見どころはもっぱら裕次郎・芦川いづみの同級生で、吉行和子・高田敏江・中原早苗・伊藤孝雄、さらには小沢昭一まで登場。あと妹役で吉永小百合に酒井和歌子と、大人の役者も含めて贅沢なキャストです。ほとんどそれだけを楽しんでしまいました。
[CS・衛星(邦画)] 5点(2014-07-22 22:54:46)
10.  赤いハンカチ 《ネタバレ》 
前半はかなりよかったのですが、後半グダグダになってしまいました。恋愛ドラマにしたのがまずかったのか? しかし製作年代を考えたら、致し方ないですね。春吉の死も、あまり生かされていなかったと思います。『太陽にほえろ!』世代としては、(元)刑事の名前が三上と石塚で、演じているのが石原裕次郎と二谷英明というのが魅力的です。そういえば、小川英氏が脚本に参加していますね。かなり7点に近い6点。
[CS・衛星(邦画)] 6点(2013-08-27 22:22:02)
11.  ああ結婚
一応コメディ・タッチですが、お国柄や時代を反映してか、そんなに笑えない。フィルメーナが結婚にこだわるというのも時代を感じさせて、今なら結婚せずにすませるかもと思います。ドメニコにどれほど惚れているのか、映画を見ただけではあまりよくわからない。マストロヤンニの軟派ぶりは面白かった。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2012-04-08 16:58:37)
12.  荒馬と女
評判は聞いていたけど、本当にダメですな。馬追までは本当に退屈ですが、それでも序盤はセルマ・リッターの存在でなんとか保ちました。彼女がいなくなるとどうしようもない。なんかモンロー自身がモデルらしいですが、個人的に関心はないし、どうでもいい。結局作者の自己満足ということでしょう。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2010-09-27 20:25:04)
13.  秋日和 《ネタバレ》 
同じ監督の『晩春』と似たような話なので、どうしても比べてしまいますが、そうなるとあちらの方が好みです。本作はユーモアもあって面白く見ましたが、母親の結婚話が出てくると、ちょっとゴチャゴチャしてきたなぁ、という感じでした。佐分利信を筆頭にした3バカトリオは愉快。昨今では、他人の結婚話にちょっかいを出すような人は少ないですね。それは人間関係が希薄になっただけでなく、そんな余裕がなくなってきたのかもしれないなどと思います。ちなみに、誰が岩下志麻かわからず、ちょっとくやしい。
[CS・衛星(邦画)] 7点(2010-05-25 21:04:55)
14.  明日に向って撃て!
これも『世界名画劇場』以来です。脚本は緩急をつけていて悪くないと思うのですが、ちょっと退屈。音楽垂れ流しの場面、特にボリビアへ行く前あたりはかなり退屈。総じて演出がいまいちという印象です。主役2人に負うところ大でしょう。しかし全盛は過ぎたという設定ですから、少々苦しいかも。キャサリン・ロスも、こうやって見るとそれほど魅力的とも思えない。「当時はよかった」という意味で、典型的なニューシネマだと思います。
[映画館(字幕)] 6点(2010-02-14 09:27:52)
15.  甘い生活
セレブな方々のお話では、貧乏人の私にはピンと来ません。酒は飲めないしバカ騒ぎは嫌い。それと長い。スタイナーや父親とのエピソードはよかったので、その辺を中心に2時間程度に収めたら、印象が変わったかも。
[CS・衛星(字幕)] 5点(2009-11-03 17:34:18)
16.  アラバマ物語
人と人が理解し合うのは困難だが、理解し合えたときにはそれ相応の素晴らしいものがある、などと感じてしまいました。いい映画ですが、グレゴリー・ペックのお父さんは格好よすぎるかも。 それにしても、昨今では一見すると罪がないような人間が、とんでもない犯罪事件を起こしたりするわけで、この映画のような理想は実現しがたい。見るからに「狂犬」みたいな人間って、そんなにいるわけないよね。
[CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-29 19:48:37)
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