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コメント数 811
性別 男性
自己紹介 今年は映画見れてないです。

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1.  君の名は。(2016) 《ネタバレ》 
非リアの皮をかぶったリア充が大嫌いです。 これは自分が非リアだと吹聴するリア充の事です。 この映画はそんな層にウケそうな印象がありました(まあ何を言っているか分からないでしょうけど・・・)。 バンプオブチキン風の音楽がまさにそれを物語っています。  見る気がしなかったのはもう一つ、 男女の体が入れ替わるというシチュエーションに古さを感じたからです。 それと若いリア充カップルがこのシチュエーションを見てお互いがくすぐったくなるんだろうなと思っただけで嫌悪。  しかし見た瞬間で印象は吹き飛びました。 神アニメです。 僕はオタクではありませんがこれは神アニメです。 「凪のあすから」「あの花」と同じくらい神アニメです。 そしてウケる層が広いと思います。 どんな年齢層が見ても楽しめる広い導入口が用意されていると思います。 ある程度の人の心の琴線に触れるあざとさがあります。 全体的にスピーディー、軽やかで綺麗でした。 全体的に若い感覚ですが古い文化も描かれており、 田舎が描かれたと思えば都会が描かれてます。 可愛い妹が出てくるかと思えばBL好きが喜びそうなメガネをカチャっていわすシーンもあります。 変態だ思えば清々しかったり。 ロックフェスのような一体感というか昂揚感が感じられました。 全てがクライマックスシーンでした。 アニメオタクではないので深海さんの作品は当時見たデビュー作以外に見たことはありませんが、 絶妙な距離感が当時見た作品と少しだけリンクしました。  オタクの特権を一般人に晒したという感じがします。僕はそこらへんオタクじゃないのでわかりませんが。 オッパイを揉むシーンは自慰行為でありエッチシーンでもあるので 家族と見るのは恥ずかしいし、両親が「君の名は。面白かった」とか言ってたら少し嫌です。  それから、あのDQN崩れはそれ自体がフラグだったから隕石に潰されたよね? 喫茶店のシーンみたとき「あの花」思い出しました。 40歳のオッサンがこんなに瑞々しい若い感覚で物語を描けてることが32歳おっさんの自分にはうれしいですが、 作品として良いところだらけで少しあざとい感じがしました。
[映画館(邦画)] 9点(2017-04-15 00:10:28)
2.  奇跡の人(1962) 《ネタバレ》 
教育と愛のせめぎあいを描いた映画だと思う。 一人の少女を闇から救い出すのは教育であるか愛であるのか。 そこに至るまでの壮絶さを見事に描き出しているとこが素晴らしい。 決して簡単なことではないというのがひしひしと伝わる迫真の演技だった。 迫真の演技とはたぶんこの映画のことを言うんだと思った。 恐らく最近の映画では見ることができないであろう迫力の演技は、 (変な例えですが)あのエクソシスト以上の凶暴さだったかもしれない。 一切の世界を与えられなかったヘレンケラーの心は不条理だ。 そんな彼女の心理状態を見事に伝えた名演技だ。 ヘレンケラーがそんな状態だったなんて知らなかったから驚いた。  正直、この映画を見る前はヘレンケラーの世界は闇だと思っていた。 しかしそうではなく彼女は光を得たのだとこの映画で知ったので安心した。  ヘレンケラーが世界を得た瞬間はとにかく感動的だった。 そしてこの映画は最高のヒューマン映画だった。   当時障がい者の置かれる状況の酷さをこの映画はまた伝えている。 サリバン先生の過去の記憶のシーンは怖かった。 この映画は誰もが光の世界を生きる権利があるということも教えてくれる。    
[DVD(字幕)] 9点(2013-01-01 23:56:04)
3.  キル・ビル Vol.1(日本版) 《ネタバレ》 
まさにアクションエンターテイメント。 チャンバラ、カンフー、ウェスタン、さらにはアニメなどの要素がミックスされ、 高水準のエンターテイメント作品になってます。 僕にはタランティーノの作品は激しいけど何か捉えどころのないという印象ですが、 他の映画よりも一線を越えた感じがとても面白いと思います。 カメラの配分とか時間軸の使い方からするとほんとに器用で頭のいい人なんだと思いますが。 音楽の使い方も面白いですし。 たぶん人を驚かせることが大好きな人なんだと思います。 子供向けではない独創的なエンターテイメントを作ることなら右に出る者はなかなかいないと思います。 日本の粋な感じとオタク要素とがミックスされてとても変だけどなんかサイコーでした。 外人の作る日本映画って面白いです。  栗山千明はセーラー服が良かったですし、武器を美しく使いこなしていて素敵でした。 ×××(ザ・ブライド)さんすごくセクシーです。 僕にもお尻ぺんぺんしてください。
[DVD(吹替)] 8点(2014-03-09 15:46:30)
4.  凶人ドラキュラ 《ネタバレ》 
これぞ本来のドラキュラである、とでもいうかのような迫力のあるドラキュラ役が好評価。 名優クリストファー・リーが演じるこのドラキュラを正統派といわずしてなんといおうか。 ドラキュラの復活のシーンがよくできている。 儀式がオカルトらしくていい。 この映画の牧師さんはかなりワイルドだ。 聖典の代わりに銃を担いでいる。 ドラキュラの最後って大体の想像はつく。 心臓に杭を打たれるか日の光を浴びることでその呪いの歴史に終止符を打つドラキュラ映画は多いと思うけど、 この作品のドラキュラの最後は少し独特なのかも。 本来のドラキュラの恐怖が味わえる希少な映画であると思う。
[DVD(字幕)] 8点(2013-12-11 21:58:02)
5.  吸血鬼サーカス団 《ネタバレ》 
かなり面白いハマーホラー。 その昔、シュテッテル村では少女が次々と行方不明となっていた。 犯人はその土地の城主で彼は吸血鬼だった。 村人は結束して吸血鬼を倒した。 しかし村は吸血鬼によって呪われてしまった。 十五年後、黒死病の蔓延する村に奇妙なサーカス団がやってきた。 彼らの正体はおおよそ吸血鬼だった! 村人と吸血鬼サーカス団との大戦! 従来のハマーホラーのヴァンパイア映画と比較すると エンターテイメント色が強く怪奇色は減ったのかもしれないが、 しかし中世ヨーロッパの雰囲気は色濃く、サーカスと吸血鬼の組み合わせによって怪しい雰囲気は増した。 物語がすすむテンポは良いと思う。 美男美女が多いだけでなくキャラクター性が凄く高い。 キャラクターだけで楽しい映画だ。 ドーラがめちゃくちゃ美少女。 黒豹の男がイイ表情してる。 森で獣に襲われる悲惨なスプラッタ描写が強烈。 怪奇映画とエンタテイメントとが見事に一体化した傑作怪作ヴァンパイア映画。  
[DVD(字幕)] 8点(2013-04-12 00:04:55)
6.  ギャラクシー・クエスト 《ネタバレ》 
これを見ると大人になっても夢を持ち続けてないとなと思った。 全てのオタクの人に見てほしい映画だった。 長年のやってきたことが報われたような感動。 ファンを大切にする気持ち。 自分の仕事と夢にプライドを持つこと。 脇役俳優でも主役級になれる。 みんなが見た夢はどこかで確実に実在しているんだという素晴らしい話。 「夢がかなっちゃった」映画ではたぶん頂点に来る映画。 「ネバーギブアップ 望みを捨てるな」という台詞のごとく夢を与えてくれる映画だった。 スターウォーズファンやスタートレックファンでこの映画を見てない人はいないと思うけど、 もしいたら無理やりにでも見せてほしいと思った。
[DVD(吹替)] 8点(2013-03-16 01:17:38)
7.  キートンの蒸気船 《ネタバレ》 
三大喜劇役者の一人としてキートンの名は知っていたものの、 なかなか見る機会に恵まれなかった。 チャップリンの映画でさえあまり見る機会が少ないのに、 三大喜劇役者の中ではキートンよりもチャップリンの方が圧倒的に一般的に有名なものだから、 どうせキートンの映画は普通のコメディなのか(失礼すぎる!)、なんて酷い偏見も少し持っていた。  しかし、単なるコメディとして終わっていないところが素晴らしい。 父と息子の親子愛を強く感じるのだ。 前半では父と息子はうまく行っていないようではあるが、、、期待はずれの息子に対する父親のイライラが伝わってくるのであるが、 しかしそういった場面からですら、父親の息子にかけるささやかな気遣い(?)というものが微かに感じられる気がするのである。  実際に父と息子なんてなかなか上手くいくものでもない。 お互いに相性が悪い父子の方が多いと思う。 しかし、だからこそこの作品中の親子関係に自分は感じるものがあった。 “父と息子の関係なんざこんなもんよ”と見せられてるみたいに。  喜劇の主人公は滑稽だから良い。 だからこそ自分と重なり合うし、感情移入が出来る。  しかしキートンはなかなか体を張っている。感心した。 チャップリンもそうだったとは思うが、キートンも負けてはいないようだ。  そして、モノクロ・サイレント映画の中ではなかなか迫力がある。 アクション性がハンパない。 崩れる町の連続といったら大迫力で、臨場感ではハリウッド映画のCG表現を楽々と超えると思う。  ヒューマンドラマがちゃんとあり、ロマンありと、決してチャップリン映画には引けを取らないと思う。 チャップリンは自ら監督もやっている天才アーティストという意味で強くリスペクトするが、喜劇役者としてはキートンは同じくらいに素晴らしい。 ただ、安物のDVDなのか、サイレントだからといっても、音楽もない無音なのにはビビッた。 音楽無しのリアルサイレント!自分には合わぬ。 なので1点マイナス。 (でも好きな音楽とあわせて鑑賞すれば、不思議と映像と音楽があってくるものだ)
[DVD(字幕)] 8点(2011-01-31 01:17:45)(良:2票)
8.  禁断の惑星 《ネタバレ》 
3度くらい見ているのかな?結構お気に入り。 何度見ても、物凄くヤバい、見てはいけないものを見てしまった感じが残る。 凄い不思議な感じのする映画だ。 SFは初心者だけれど、これは面白いと思う。 独特の浮遊感がある。 日本庭園からの影響を感じさせるようなセットもあり、それが静的であり不思議な感じもして良い。 ロボットが面白い。このデザインは秀逸といわねばならないでしょう。 しかし最初の穏やかな雰囲気と違い、後半からは博士もロボットも研究所も不気味さと暗さを増してゆく。不安だ。 その効果が素晴らしい。 イドの怪物は姿を現すときには、いかにもアメコミ風で子供っぽい印象であるが、それでも少し迫力が感じられたと思うので良しとしましょう。 シュールな雰囲気が好き。このシュールさは惑星ソラリスとも通じるところがあるか? 音楽が独特の浮遊感と脱力感があってゆったりと心地よい瞑想気分。 「彼こそ 人類は神ではないと教えてくれたのだ」って、上手くまとめたな、おい! 
[DVD(字幕)] 8点(2010-05-01 04:46:44)(良:2票)
9.  吸血鬼ノスフェラトゥ(1922) 《ネタバレ》 
素晴らしいです。 冒頭から、暗鬱で重苦しい空気が漂っている。そして白黒のコントラストが美しい。 セリフがなんだかナルティシズムで、美しい余韻を残す。 大胆な身振りや表情が良い。狂気が伝わってくるようだ。 たとえば、本を投げつけるときの大胆な動きは美しいと思う。 食事を待っている時に、「早く食事を!」と激しく机を叩くが、その激しい動きにも何か歪んだ狂気が宿っているように思えて印象に残る。 表情にしても、レンフィールドの笑顔は凄まじいほど(あの人おかしいんです!)。ジョナサンは主人公であるがそのジョナサンの笑顔にでさえ狂気が宿っているように感じてしまう。 そして奥さんの背が高くて無表情な存在感も独特。 音楽もどこか欝で静かな感じで素晴らしく、居心地の良さを感じる(サイレント映画の音楽は基本的に良いです)。 怪物は鼻がワシ鼻で指が長くてノッポでとても人間離れしていて、 なんだかとてもシュールだ(そして不気味!)。 不吉な存在感でもあるが、メルヘンチックなグリム童話に出てきそうな妖精のような存在にも思えた(悪い妖精ですよ)。 なんだか森が深くて山が高い、その深い森林には神秘的なものを感じる。 僕は森を神秘的なものだと思っているから森がでてくる作品は好きなのです。 この作品には森に深い陰が存在しているように感じた。 その森に生息する「狼」がとても不気味に映されている。 病魔が町を埋め尽くし、太鼓叩きがそれを警告をする場面がとてもシュールです。 多分、この作品にはまともなものなんて一つも無いんです。
[DVD(字幕)] 8点(2008-01-22 00:17:11)(良:1票)
10.  禁じられた遊び(1952) 《ネタバレ》 
何度観ても素晴らしい映画だ。 少女ポーレットが牛を見て泣いちゃうところが面白かった。 場面場面で流れる音楽がとてもいい。なんかとても優しいし、暖かい、懐かしい。 登場人物に人間味があり、とても暖かいものとして描かれている。 とても人間らしい暖かさだが、しかしその裏で大人達は醜く争っている。 人間は暖かいとは簡単には言えないけど、人間は暖かいものと信じたくなる作品かな? 農家にも暖かさがある。 ミシェルとポーレットの語らいが良かった。 風車小屋の中に十字架を並べたところなんて夢のように美しい雰囲気が漂っていた。 あれはミシェルとポーレットの二人だけの世界で、あの二人の雰囲気なんだと思う。 父親がミシェルをお仕置きしている場面が、なんだか凄い本気で怒っているのが面白かった。 ミシェルが十字架を盗んじゃうのを観るととても腹が立つが、 でも、大人は嘘吐き!ミシェルとポーレットが可哀想だ! 昔の映画を観ると、飾り過ぎないで描きたいものをシンプルに描いていると思う。 伝えたいことをそのままやっている。  戦争という凄惨なものを背景に描いているが、なぜか僕はそれよりも暖かいという印象が残る。なんだか暖かい作品。 
[DVD(字幕)] 8点(2007-09-16 01:41:23)
11.  吸血ゾンビ 《ネタバレ》 
ゾンビの原点ともいわれるハマー・ホラー映画。 恐怖城ホワイトゾンビのような、ブードゥーの魔術でゾンビを生み出すみたいな映画だ。 恐怖城ホワイトゾンビほど不気味な演出や恐怖表現は成功していない。 働くゾンビがたくさん出て来た。 本来ゾンビとは主人に仕えて働くものだったらしい。 そんなゾムビーのメイクはけっこう迫力ある。 いきなり最初のゾムビ―が出てきた場面はびっくりした。たぶん名場面だ。 アフリカ系の太鼓のサウンドが呪術っぽい迫力はあるけど時にバカっぽい。 恐怖城ホワイトゾンビはベラルゴシという怪奇名優の怪演がマニアにも喜ばれたが、 この吸血ゾンビはおどろおどろしいゾムビ―以外に目立った点はない。 アンダーグラウンドな不気味さはあるが、吸血鬼映画のような幻想性はない。 ハマーホラーの怪奇な雰囲気はまあ楽しめるか。 ジェームズフォーブズ卿はひとりで活躍し過ぎだ。
[DVD(字幕)] 7点(2013-04-03 23:41:08)
12.  巨人ゴーレム(1920) 《ネタバレ》 
某ゴス系な怪奇雑誌の特集にこの映画が少女映画と絡めて紹介されていたので鑑賞。 凄く昔のモノクロサイレント映画です。  占星術や魔術、錬金術のように神秘的な色合いが強い映画。 背景がまた美しい。 特に素晴らしいと思ったのは螺旋階段です。とてもグロテスクで生物的な内臓にみえた。 あまりに神秘的な冒頭のシーンから「ネバーエンディングストーリー」の一場面を思い出した。  巨人ゴーレムが「お手伝い」をしている場面はとてもシュールで面白い。 巨人ゴーレムの表情が怒りの形相に変わる場面が凄まじくて面白い。 男の空きっ歯が残念だ。 少女が秘めるパワーとは絶大である。 昔から少女っていうのはそういう存在なんだと思った。 ゴーレムと魔術、、、ダークファンタジー好きには溜まらない。
[DVD(字幕)] 7点(2012-03-01 01:37:51)
13.  恐竜100万年 《ネタバレ》 
なんだか「恐竜」というよりも「巨大生物」って感じがした。 この作品を観て「映画にセリフはいらないかも」とか思った。 そのくらいセリフ無しでも、物語がちゃんと進行して行き、そして退屈させないのは凄い。 でも映像に違和感があるっていいですね。なんだか迫力があります。 巨大亀と戦闘するシーンは「横スクロールアクションゲーム」をしているようだった。 地底人みたいな生物もとても不気味でよかった。 なにより「恐竜」が「怖いもの」として描かれているのが良かった。 こういう衣装は肉体美を引き立たせる。黄金色に輝くとても健康的な肉体美。 衣装デザインもとても良いと思う。 木に登って怯えている子供が喜んでいるようにしか見えなかった。 女性たちがエロ過ぎる! やっぱ恐竜って夢がありますね。 『これだと思ったんだけど、僕が探していた作品となんだか違うんだよね。僕が観たかったのは昔に観たもので、この作品と似ているんだけど違う。冒頭の場面で「太陽崇拝」の儀式みたいな事をしている。そんな作品を何方かご存知じゃありませんでしょうか』 
[DVD(字幕)] 7点(2008-02-09 02:55:28)
14.  ギャング・オブ・ニューヨーク 《ネタバレ》 
時代背景に惹かれるものがあります。 陽気さと野蛮さと埃っぽさが開拓時代のアメリカっぽくて楽しいです。 構想30年を要したといわれるだけあって 人間と時代のドラマに壮大さが感じられました。 キャメロンディアスの赤髪は自分的になしなのですがやっぱ彼女は素敵だと思います。 憎むべき敵に慕われ、またその敵に自分の父親の姿を投映してしまう複雑な心境が見どころでした。 運命あるいは宿命的なものを感じさせる展開が時代の渦とともに 巨大なものと化していく感じが男としてはたまらない要素です。 正直細かいところはよく分からなかったんですが。 登場人物のキャラクターが洒落ています。ゲームやファンタジーに出てきてもおかしくないキャラもいました。 ビルが印象的でした。
[DVD(吹替)] 6点(2016-05-05 23:01:15)
15.  恐怖のロンドン塔 《ネタバレ》 
ある番組の特集でこの映画のモデルとなったリチャード3世の骨が駐車場の下から出てきたというのを見て登録してみた。 ヴィンセントプライスとロジャーコーマンによるモノクロの怪奇映画。 あまり面白くない。 ただ、ヴィンセントプライスの演技が良くて、 まるで闇の帝王といった感じ。 彼の声の響きは相変わらず素晴らしい。 ジルドレイやブラド卿に代表される黒歴史ロマン。 そういった悪の帝王の肖像みたいな映画だ。 こんな感じで破滅してくれると悪人として偉大な人に思える。 B級ホラーの帝王ロジャーコーマン監督の作品。 幻想的な雰囲気はいいのですがB級から抜け出る内容ではない。 ヨーロッパの古城や幽霊、拷問など、暗黒的な雰囲気はメチャ良いのに、 地味な作品になってしまったのが残念だ。 それにしてもたいへんスケールの大きな自業自得劇です。  
[DVD(吹替)] 6点(2013-12-11 21:58:12)
16.  キャットウーマン 《ネタバレ》 
猫好きを魅了するミステリアスなオープニングムービーが秀逸気味。 猫という神秘的な動物に魅了され続けてきた人間の歴史だ。 その猫の神秘さと女性のセクシーさはたぶん相性が良い。 ずっと昔からあったかもしれない女性が美を巡る壮絶な物語。 でも社長夫人はババァだから若い乙女に美で張り合おうなんて図々しすぎ。 嫉妬深さと現実逃避さが醜い。まさに悪女。  野生の力を借りたヒーローアクションもの。  猫好きな陰謀が平均点+1点くらいありそうですが自分も猫好きなので+1点差し上げます。 バスケシーンは大人気ないなぁと思いました。  セクシー・アクションをスタイリッシュな映像と織り交ぜて見せているところが良い。  スピード・アクションが非常にエロス。 正直、外人のセクシーさって強すぎてどうも自分はキモく感じてしまう。 もし外人女性好きでボンテージファッション好き、さらにSM鞭プレイ好きならこの映画はおススメです。  銀行強盗の場面は少しだけマスクみたいだ。 全然違うけど復讐劇と、夜のビルの飛び移りは少しクロウみたいだ。 主人公の同僚は日本語吹き替えだと良いキャラしてる。 2年ぶりの鑑賞です。2度目の鑑賞だったけど楽しんで観れる作品だった。  
[DVD(吹替)] 6点(2012-12-28 22:41:34)
17.  キャビン・フィーバー(2002) 《ネタバレ》 
たまたまこのレビューを読んでですねぇ、「パンケーキ少年!?よっしゃ、絶対に観たる!」、と。  「キャビンフェーバー」ってタイトルもなんだか良いですね、「トビーフーパー」みたいで、、。  B級ホラーはあまり観ないのですが、これはなかなか。 怖いとかよりも、生理的に不快な感じがしました。 病気が感染する系の映画は好きです(生理的に不快な感じが)。 いや~怖い部分もありましたよ。 小屋で倒れているガールフレンドを足でひっくり返す場面、あの醜い表情で生きているのですから、その心理といったら、とても怖かったです。  適度に意味の分かんない感じも良し。 始めはまだ狂気が足らんなと思ったのです。 しかし、豚が吊るされている屠畜所の場面はちょっと普通じゃなかった! 警官もちょっとブッ飛んでいて良かった。 そして、皆様の仰られた「パンケーキ少年」!少年の「パンケーキ!パンケーキ!」、そしてあの動きには鬼気迫るものを感じました。狂気です!ちょっとヤバいです。  ハシゴが腐っていて落ちちゃうのも、ホラー中級者の僕としてはとても上手かったんじゃないかと、、、  「そこで待ってろ、、、今○○を呼んでくるから」みたいな台詞が沢山あって、それがこの作品ではとても信用できなくて、、、それがなんか気になった。  ちょっと普通じゃない作品かな? 面白くは無いが、(、、、!?)ちょっと魅力を感じる。  もしかしたらもしかすると、オークションで安くでてたらDVD買っちゃうかも、、、 「パンケーキ少年」を買うんです。 
[DVD(字幕)] 5点(2008-07-05 01:47:16)
18.  CUBE2 《ネタバレ》 
まぁ、B級にしては面白かったかなという感じです。 1作目がかなり良かったので酷評されるのも分かります。 キューブシリーズと見せかけて実はぜんぜんキューブとは関係ない映画を以前見ましたが、 これはその点では一応はキューブ(しかもハイ・キューブ)だったので安心しました。 序盤から中盤はなかなか面白かったと思います。 当時流行のシチュエーション映画を軸にした異次元体験が面白かったです。 1作目よりもB級な内容を中盤まではなんとか誤魔化せました。 しかし後半ではショボさ、B級らしさが露呈します。 キューブが崩壊してゆく場面が最悪でした。 衝撃の展開はベタで面白いです。 ハイキューブという高知能、高次元をテーマにした話は、アイディアや題材はなかなか面白かったのですが、 製作者側のセンスの無さでその多くが台無しになってます。
[DVD(字幕)] 4点(2015-01-15 22:33:00)
19.  ギニーピッグ 悪魔の女医さん 《ネタバレ》 
ギニーピッグ4の内容はオムニバス形式です。 悪魔の女医さんピーターが患者の変な奇病を治療?していくブラックコメディ。 スプラッタもありますが、「1」のような暗さは皆無です。 とにかく奇病がアホらしくて笑えます。 面白いんですが、このナンセンスさをどう評価したらいいのか困ります。 一番印象に残るのは人肉の試食会。モンド映画みたいで、社会とのズレがたまりません。 悪名高いギニーピッグシリーズですが、 ピーターをはじめ久本雅美さん 、柴田理恵さん、こぶ平、竹中直人など豪華俳優陣を見ると、 ぜんぜんアングラって感じがしません。 まぁ当時はこの方たち皆さんアングラ劇団の団員か何かだったのでしょうけど。 エンディングの”地獄のパイ投げ”ですが 血の塗料が耳に入ったら中耳炎になっちゃうと思います。 見終えた後、ピーターの地獄の診察に掛かってみたいような、みたくないような、、、そんな感じです。  
[DVD(邦画)] 4点(2012-12-15 23:02:57)
20.  ギニーピッグ 戦慄!死なない男 《ネタバレ》 
ファミコンやアニメ、音楽が好きなごく普通のオタク会社員だった男。 しかし大都会の中、会社にも人間関係にも溶け込めない男は精神に異常をきたし、アパートの自室にこもって自殺を図ります。 しかし男の体にはある異常事態が起こっていました。 ギニーピッグ3は”何をしても死ねない男”。 最初は暗い物語だと思ったんですが、なんですかこの明るさは。 スプラッタはグロいんですが、最後はサイコ―の爆笑コメディになってます。 前作、前々作での悪名を挽回するかのように笑いを誘ってきます。 「ギニーピッグってそんなに悪じゃないぜ」と、ダジャレの連呼で親しみやすさをアピールします(でもグロい)。 後輩は人が良いです。 後輩は何気に先輩が大好きみたいです。 この後輩が後半でかなり笑えます。 OL役に柴田理恵さんが出てます。 みんなから忘れられた男は自分の体をバラバラにすることでみんなから優しくされたみたいです。 健康な体を持て余し自室に籠っていた男は、首だけになってやっと「明日からオレ絶対に会社行く!」って、面白すぎます。 あと、パンクロックがなんかカッコいいです。
[DVD(邦画)] 4点(2012-12-15 23:02:47)
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